2002年11月号
SOLE
SOLE
CPLの試験問題に挑戦
NOVEMBER 2002 70
Q1 保全性分析への主要なインプット情報として正しいの
は次のどれか?
a.運用支援概念と要求;総合的な定量保全性要求;要員
サブシステムの限界、特徴、説明;計画された施設、訓
練プログラム、ツールの即応性;コスト制約;システム
に対する研究とレポート;標準ツールと用具
b.運用支援概念と要求;総合的なパフォーマンス要求;
要員サブシステムの限界、特徴、説明;計画された施設、
訓練プログラム、スキル、機器とツールの即応性;コス
ト制約;システムに対する研究とレポート;標準ツール
と用具
c.運用支援概念と要求;総合的な定量保全性要求;要員
サブシステムの限界、特徴、説明;計画された施設、訓
練プログラム、スキル、機器とツールの即応性;コスト
制約;システムに対する研究とレポート;標準ツールと
用具
d.運用支援概念と要求;総合的な定量保全性要求;要員
サブシステムの限界、特徴、説明;計画された施設、訓練
プログラム、スキル、機器とツールの即応性;環境制約;
システムに対する研究とレポート;標準ツールと用具
Q2 次のような信頼性ブロック図で表されるシステムの信
頼度は次のどれか?
a. 0.96
b. 0.81
c. 0.90
d. 0.99
先月号で紹介したCPL模擬試験の問題は「システム設計
と開発」からの設問でした。
いかがでしたか。
Q1の正解は[c.]。
保全性は製品やシステムの設計、設 置上の本質的特性であって、保全作業(計画保全、計画外保 全)の容易性、経済性、安全性、正確性に関するものであり、 保全作業時間、システム/製品設計上の支援特性、保全作業コ ストが重要視されます。
保全性はシステムや製品の設計上の パラメータであって、保全性分析によって得られます。
したが って保全性分析へのインプットとしては保全に関する網羅的 な要素が必要です。
[a.]は計画された施設や訓練プログラムの中にスキルが抜 けており、[d.]はコスト制約が抜けています。
[b.]はパフ ォーマンス要求となっていますが、ここは保全性分析へのイン プットであるから保全性要求は必須でしょう。
Q2の正解は[d.]。
7月号で解説したように、四角いブ ロックで表示されているのはシステムを構成するコンポネント で、この図では2つのコンポネントが並列に繋がっています。
システムを構成するコンポネントのうち、どれか1つが故障し 第20回 CPLの試験問題に挑戦 今回は「調達と生産支援」からの出題です。
Q1 ロジスティクス支援解析で定義されている、予備品、 修理部品への要求を決定する要因は何か? a.交換頻度、在庫場所、修理水準、 b.テスト要件、在庫場所、修理水準 c.技能水準、修理水準、交換頻度 d.技能水準、テスト要件、修理水準 Q2 生産計画の主要目的は何か? a.もっとも低いコストで要求を充足させること b.目標コストで最大のアウトプットを生成すること c.生産コストを最小にすること d. 製品ラインを拡張すること ※今回の設問の答えと解説は、本誌2002年12月号の当コーナーでお読 みいただけます The International Society of Logistics 前回のおさらいてもシステムとしては故障となるとき、システムは直列である といいます。
これに対してシステムを構成するコンポネントの うち全部が故障しないとシステムとしては故障にならないシス テムを並列システムといいます。
直列系の信頼度の計算は各ブロックの信頼度を掛け合わせ ればよいのですが、並列系の場合、全てが故障する確率を計 算してシステムの信頼度を計算します。
故障する確率:F= 1−R(信頼度)の関係を利用して、並列系の信頼度=1− (1−R1)(1−R2)‥‥(1−Rn)として計算されます。
したがって問題では信頼度=1−(1−0 . 9 )(1−0 . 9 )= 0 . 9 9となります。
SOLE東京支部では毎月「フォーラム」を開催し、ロジ スティクス技術やマネジメントに関する活発な意見交換や議 論を行い、会員相互の啓発に努めています。
SOLE東京支部ではフォーラムの新しいシリーズを、11 月から以下のようなテーマで開催します。
会場は原則として (株)日本能率協会コンサルティング(東京都港区芝公園3丁 目1−38)の会議室です。
このフォーラムはSOLE東京支部会員を対象としたもの ですが、特定月のフォーラムのみの参加も可能です。
ご希望の 方は事務局までお問合せください。
SOLE東京支部につい てのお問合せ、ご意見などはsole_consult@jmac.co.jpまで。
SOLE東京支部フォーラム報告 R=0.9 R=0.9 2002年(平成14年) 11月20日(水) フォーラムオリエンテーション 12月20日(金) ロジスティクス技術の研究 「ビジュアリゼーションテクノロジー」 2003年(平成15年) 1月22日(水) 新春特別研究「国際競争力:コンピュータと自動車」 2月17日(月) ロジスティクス理論の研究 「サプライチェーンの進化とロジスティクスモデル」 3月19日(水) ロジスティクス技術の研究「航空機設計と信頼性工学」 4月17日(木) ロジスティクス事例の研究「物流子会社改革事例」 5月13日(火) ロジスティクス現場見学「物流事業者のファシリティ」 6月18日(水) ロジスティクス技術の研究「コード問題と識別」 7月17日(木) ロジスティクス現場見学「整備の現場」 9月18日(木) SOLE2003報告 ※以 上のテーマ、日程、開催場所については都合により変更になることがあります。
あらかじめご了承ください。
いかがでしたか。
Q1の正解は[c.]。
保全性は製品やシステムの設計、設 置上の本質的特性であって、保全作業(計画保全、計画外保 全)の容易性、経済性、安全性、正確性に関するものであり、 保全作業時間、システム/製品設計上の支援特性、保全作業コ ストが重要視されます。
保全性はシステムや製品の設計上の パラメータであって、保全性分析によって得られます。
したが って保全性分析へのインプットとしては保全に関する網羅的 な要素が必要です。
[a.]は計画された施設や訓練プログラムの中にスキルが抜 けており、[d.]はコスト制約が抜けています。
[b.]はパフ ォーマンス要求となっていますが、ここは保全性分析へのイン プットであるから保全性要求は必須でしょう。
Q2の正解は[d.]。
7月号で解説したように、四角いブ ロックで表示されているのはシステムを構成するコンポネント で、この図では2つのコンポネントが並列に繋がっています。
システムを構成するコンポネントのうち、どれか1つが故障し 第20回 CPLの試験問題に挑戦 今回は「調達と生産支援」からの出題です。
Q1 ロジスティクス支援解析で定義されている、予備品、 修理部品への要求を決定する要因は何か? a.交換頻度、在庫場所、修理水準、 b.テスト要件、在庫場所、修理水準 c.技能水準、修理水準、交換頻度 d.技能水準、テスト要件、修理水準 Q2 生産計画の主要目的は何か? a.もっとも低いコストで要求を充足させること b.目標コストで最大のアウトプットを生成すること c.生産コストを最小にすること d. 製品ラインを拡張すること ※今回の設問の答えと解説は、本誌2002年12月号の当コーナーでお読 みいただけます The International Society of Logistics 前回のおさらいてもシステムとしては故障となるとき、システムは直列である といいます。
これに対してシステムを構成するコンポネントの うち全部が故障しないとシステムとしては故障にならないシス テムを並列システムといいます。
直列系の信頼度の計算は各ブロックの信頼度を掛け合わせ ればよいのですが、並列系の場合、全てが故障する確率を計 算してシステムの信頼度を計算します。
故障する確率:F= 1−R(信頼度)の関係を利用して、並列系の信頼度=1− (1−R1)(1−R2)‥‥(1−Rn)として計算されます。
したがって問題では信頼度=1−(1−0 . 9 )(1−0 . 9 )= 0 . 9 9となります。
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SOLE東京支部ではフォーラムの新しいシリーズを、11 月から以下のようなテーマで開催します。
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このフォーラムはSOLE東京支部会員を対象としたもの ですが、特定月のフォーラムのみの参加も可能です。
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SOLE東京支部フォーラム報告 R=0.9 R=0.9 2002年(平成14年) 11月20日(水) フォーラムオリエンテーション 12月20日(金) ロジスティクス技術の研究 「ビジュアリゼーションテクノロジー」 2003年(平成15年) 1月22日(水) 新春特別研究「国際競争力:コンピュータと自動車」 2月17日(月) ロジスティクス理論の研究 「サプライチェーンの進化とロジスティクスモデル」 3月19日(水) ロジスティクス技術の研究「航空機設計と信頼性工学」 4月17日(木) ロジスティクス事例の研究「物流子会社改革事例」 5月13日(火) ロジスティクス現場見学「物流事業者のファシリティ」 6月18日(水) ロジスティクス技術の研究「コード問題と識別」 7月17日(木) ロジスティクス現場見学「整備の現場」 9月18日(木) SOLE2003報告 ※以 上のテーマ、日程、開催場所については都合により変更になることがあります。
あらかじめご了承ください。
