2007年11月号
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海外トレンド報告
NOVEMBER 2007 56
2007 年9 月発表分
米メンロー・ワールドワイド
上海の3PL企業を買収
■同社プレスリリース 9・9
アメリカのトラック輸送業者コン
ウエイの3PL部門であるメンロー・
ワールドワイドは、上海熙可ロジス
ティクスと、上海熙可サプライチェー
ンを傘下にもつ熙可ホールディング
を買収した。
未上場の熙可ホールディ ングの株式と車両やセンターなどの 資産を合わせて六〇〇〇万ドル(六 九億円)の現金で買い取った。
さらに、 今後の業績により、奨励金を加える。
上海熙可ロジスティクスは、中国 内の3PL業務とトラック輸送マネ ジメントを専門として、沿岸地域を 中心に七八都市・一三〇カ所に事務 所を構える。
二〇〇六年の売上げは、 五五二〇万ドル(六三億四八〇〇万 円)で、前年比約四〇%の伸び。
英ロイヤル・メール 労働組合との交渉決裂 ■同社プレスリリース 9・ 11 英ロイヤル・メールは、「通信労働 者組合(Communication Workers Union)」との交渉が決裂したこと で組合に対して強い不快感を表明し た。
四週間にわたる交渉のテーブルで、 ロイヤル・メールがいくつかの譲歩 案を提示したにもかかわらず、組合 側はそれを無視してさらなるストライ キに突入しようとしている。
ロイヤル・ メールは、短期的な給与の支払いや 長期的な年金の掛け金などで全従業 員のプラスになるような提案をしたに もかかわらず、組合側はこれを不十 分だとみなした。
同社は、組合側が提案を受け入れ ないのは、「大多数の従業員の意見 というより、一部の活動家たちが自 分たちの利益を守ろうとしているた めだ」と非難している。
蘭TNTエクスプレス エクスプレス便の新商品発売 ■同社プレスリリース 9・ 12 T N Tエクスプレスは九月一七 日、オランダ国内と国際エクスプレ スにおいて二つの新商品を発売する。
従来の朝九時到着のエクスプレス便 と正午到着のエクスプレス便に加え、 朝一〇時到着のエクスプレス便、正 午到着のエコノミー・エクスプレス 便を開始する。
多くの法人客を抱え るエクスプレス部門で、午前中の配 送に力を入れることで同業他社との 差別化要因としたい考え。
特に正午到着のエコノミー・エク スプレス便は、時間指定と運賃の割 引をセットにした「業界初」の商品 となる。
同社はエクスプレス商品の 品揃えを充実させることで、ワン・ ストップ・ショッピングの受け皿と なることを目指す。
ドイツポスト 補助金問題でEUが調査 ■フィナンシャルタイムズ 9・ 13 など ヨーロッパ連合(EU)のヨーロッ パ委員会は、ドイツポストがドイツ 政府からの補助金を民間の郵便企業 との競争で優位に立つために使った 疑いがあるとして、調査に乗り出す ことがわかった。
EUの反トラスト 部門のトップによると、EUはドイ ツポストが一九八九年の民営化以降 に受け取った郵便事業に関するすべ ての補助金を対象に調査を開始する。
もし反トラスト法に反するという判 断が下れば、ドイツポストはドイツ 政府に多額の返済を迫られる。
EUの法律によれば、ドイツポス トやフランスのラ・ポストのような 以前の国営郵便局はそれぞれの国か ら補助金を受け取ることができるが、 ?ユニバーサル・サービス?を維持す るためだけに使わなければならない、 また民間の同業他社の競争に優位に 立つためには使ってはならない、と 明記してある。
ドイツポストに国の補助金の使い 方について、EUの調査が入るのは 二度目のことで、二〇〇二年には郵 便の補助金が宅配貨物の配送業務に 使われたとしてEUは同社に五億七 二〇〇万ユーロ(九三二億三六〇〇 万円)の支払いを命じている。
ドイ ツポストはこれを不服として上告し ている。
今年中には新たな判決が出る。
メインフレイト 米ターゲット・ロジを買収 ■同社プレスリリース 9・ 18 など ニュージーランドの大手ロジスティ クス業者であるメインフレイト(Main freight)はアメリカの上場企業であ るターゲット・ロジスティクスを五 三七〇万米ドル(六一億七五五〇万 円)で買収する。
メインフレイトは従業員数約三〇 〇〇人で、ニュージーランドやオー ストラリア、アジアやアメリカに営 業基盤を持つ。
創業は一九七八年で、 九六年にニュージーランドの株式市 場に上場した。
同株式市場ではトッ プ二〇銘柄に入る。
二〇〇六年度 の売り上げは九億六八〇〇万ニュー ジーランドドル(八五一億八四〇〇 万円)。
同社にとってターゲットの買 収は、これまでで最大規模の買収と なる。
一方、買収される側のターゲットは、 カリフォルニア州に本社を置き、米 国内外でトラック輸送や3PL業務 を行い、三〇〇〇社以上の顧客を抱 57 NOVEMBER 2007 為替レート 1 米ドル= 115 円、1 ポンド= 235 円、1 ユーロ= 163 円、1 ニュージーランドドル= 88 円 える。
また中国をはじめとした七〇 カ国に代理店を構えている。
独DHLエクスプレス ルフトハンザと合弁会社 ■同社プレスリリース 9・ 20 ドイツポスト傘下のDHLエクス プレスは、ルフトハンザ・カーゴと、 貨物輸送の合弁会社を設立する。
株 式の所有は五〇%ずつとして、本社 はドイツ東部のライプツィヒに置く。
ヨーロッパとアジア間の航空貨物輸 送を主業とする会社となり、二〇〇 九年春に業務を開始する。
当面は十 一機のボーイング777─200L RF機を使い、両社が個別に貨物ス ペースを使って商品を販売する。
貨 物の着地は、シンガポールやバンコク、 ソウルや名古屋など。
仏ジェフコ ドイツの特積事業から撤退 ■トランスポート・インテリジェンス 9・ 21 など プジョーシトロエングループの物流 子会社であるジェフコは十一月末で ドイツ国内の特別積み合わせ貨物輸 送(LTL)から撤退すると発表した。
同社のドイツ支社は、L T L 部門 での貨物量が足りず赤字幅が大きく なったことを理由に挙げている。
赤 字は年間一〇〇〇万ユーロ(一六億 三〇〇〇万円)に上るとみられている。
ドイツを出入りするヨーロッパ間 のL T L 輸送は続けるものの、ド イツ国内のL T L 輸送からの撤退 は、同社にとって大きな打撃となる。
親会社のプジョーシトロエンの貨物 を中心に、フランスやスペインでの 業務を展開してきたジェフコは、親 会社の生産工場がポーランド、スロ バキアなどの中央ヨーロッパに移転 するに伴い、汎ヨーロッパのネット ワーク作りに力を入れてきた。
その ネットワークの要ともいえるドイツの LTL市場からの撤退は、今後、同 社にネットワーク戦略の見直しを迫 ることとなる。
英クリスチャン・サルベッセン 買収提案を受け株価高騰 ■同社プレスリリース 9・ 25 など イギリスの有力3PL・クリスチャ ン・サルベッセンの株価は、二五日 に同社が買収提案を受けていること を認めたことから、前日に比べ二五% 以上上昇した。
同社は、買収の受け 入れにいたるまでにはいくつもの条件 をクリアしなければならない、としな がらも、二社から買収提案を受けて いることを明らかにした。
買収を仕掛けた企業としては、イ ギリスのウィンカントンやスイスの キューネ+ナーゲル、TNTやドイ ツポストなどの名前が挙がるのに加え、 プライベートエクイティファンドなど の可能性も取りざたされている。
クリスチャン・サルベッセンは冷 蔵輸送を含む食品物流に強みを持ち、 イギリスを中心にヨーロッパへ事業を 展開している。
直近の売上高は、八 億九九〇〇万ポンド(二一一二億六 五〇〇万円)で、当期利益は四七四 〇万ポンド(百十一億三九〇〇万円)。
イギリスの3PL企業が次々と外 資に買収されていく中、同社は数少 ないイギリス系有力3PLの一つと される。
株式公開企業ながら、三〇% 近くの株式を創業者のサルベッセン 一族が所有しており、これまでもい くつかの買収提案を退けてきた。
ま た二〇〇四年にイギリスの同業者で あるTDGを買収しようとしたとき にも、創業者一族が反対したとみら れている。
仏ジオディス ドイツのフォワーダーを買収 ■同社プレスリリース 9・ 28 フランスのジオディスは、ドイツの フォワーダー・ロード&リーセンフェ ルド(R&L)が発行する総額九〇 〇〇万ユーロ(一四六億七〇〇〇万 円)の株式のうち七七〇〇万ユーロ (一二五億五一〇〇万円)を買収し て傘下に収める。
R&L 社は二〇〇二年からジオ ディスの戦略パートナーとなり、二 〇〇七年度の売上げは二億七〇〇〇 万ユーロ(四四〇億一〇〇〇万円) を見込んでいる。
売上高を地域別で 見ると、三四%がドイツ、一七%が 南アフリカ共和国となっている。
従 業員は七一〇人。
買収は二〇〇八年 初頭に完了する予定。
米UPS チームスターズと五年契約 ■同社プレスリリース 9・ 30 UPSはチームスターズ(全米ト ラック運転手労働組合)との間に暫 定的な五年契約を結んだ。
同社のア メリカ国内の従業員(正社員と非正 社員を含む)のうち約二四万人が今 回の契約の対象となる。
現行の契約 が二〇〇八年七月末日に切れるのを 前倒しして結ばれた今回の仮契約は、 UPSの組合員の批准を受けたあと で発行することになる。
仮契約には、給与の増額に加え、 健康保険や年金の充実などが盛り込 まれている。
労働契約が正式なもの となれば、組合員が加入している現 行の複数従業員用のプランを、共同 委託の一人用プランに変更する必要 から、UPSは税引前の利益から六 一億ドル(七〇一五億円)を支払う ことになる。
未上場の熙可ホールディ ングの株式と車両やセンターなどの 資産を合わせて六〇〇〇万ドル(六 九億円)の現金で買い取った。
さらに、 今後の業績により、奨励金を加える。
上海熙可ロジスティクスは、中国 内の3PL業務とトラック輸送マネ ジメントを専門として、沿岸地域を 中心に七八都市・一三〇カ所に事務 所を構える。
二〇〇六年の売上げは、 五五二〇万ドル(六三億四八〇〇万 円)で、前年比約四〇%の伸び。
英ロイヤル・メール 労働組合との交渉決裂 ■同社プレスリリース 9・ 11 英ロイヤル・メールは、「通信労働 者組合(Communication Workers Union)」との交渉が決裂したこと で組合に対して強い不快感を表明し た。
四週間にわたる交渉のテーブルで、 ロイヤル・メールがいくつかの譲歩 案を提示したにもかかわらず、組合 側はそれを無視してさらなるストライ キに突入しようとしている。
ロイヤル・ メールは、短期的な給与の支払いや 長期的な年金の掛け金などで全従業 員のプラスになるような提案をしたに もかかわらず、組合側はこれを不十 分だとみなした。
同社は、組合側が提案を受け入れ ないのは、「大多数の従業員の意見 というより、一部の活動家たちが自 分たちの利益を守ろうとしているた めだ」と非難している。
蘭TNTエクスプレス エクスプレス便の新商品発売 ■同社プレスリリース 9・ 12 T N Tエクスプレスは九月一七 日、オランダ国内と国際エクスプレ スにおいて二つの新商品を発売する。
従来の朝九時到着のエクスプレス便 と正午到着のエクスプレス便に加え、 朝一〇時到着のエクスプレス便、正 午到着のエコノミー・エクスプレス 便を開始する。
多くの法人客を抱え るエクスプレス部門で、午前中の配 送に力を入れることで同業他社との 差別化要因としたい考え。
特に正午到着のエコノミー・エク スプレス便は、時間指定と運賃の割 引をセットにした「業界初」の商品 となる。
同社はエクスプレス商品の 品揃えを充実させることで、ワン・ ストップ・ショッピングの受け皿と なることを目指す。
ドイツポスト 補助金問題でEUが調査 ■フィナンシャルタイムズ 9・ 13 など ヨーロッパ連合(EU)のヨーロッ パ委員会は、ドイツポストがドイツ 政府からの補助金を民間の郵便企業 との競争で優位に立つために使った 疑いがあるとして、調査に乗り出す ことがわかった。
EUの反トラスト 部門のトップによると、EUはドイ ツポストが一九八九年の民営化以降 に受け取った郵便事業に関するすべ ての補助金を対象に調査を開始する。
もし反トラスト法に反するという判 断が下れば、ドイツポストはドイツ 政府に多額の返済を迫られる。
EUの法律によれば、ドイツポス トやフランスのラ・ポストのような 以前の国営郵便局はそれぞれの国か ら補助金を受け取ることができるが、 ?ユニバーサル・サービス?を維持す るためだけに使わなければならない、 また民間の同業他社の競争に優位に 立つためには使ってはならない、と 明記してある。
ドイツポストに国の補助金の使い 方について、EUの調査が入るのは 二度目のことで、二〇〇二年には郵 便の補助金が宅配貨物の配送業務に 使われたとしてEUは同社に五億七 二〇〇万ユーロ(九三二億三六〇〇 万円)の支払いを命じている。
ドイ ツポストはこれを不服として上告し ている。
今年中には新たな判決が出る。
メインフレイト 米ターゲット・ロジを買収 ■同社プレスリリース 9・ 18 など ニュージーランドの大手ロジスティ クス業者であるメインフレイト(Main freight)はアメリカの上場企業であ るターゲット・ロジスティクスを五 三七〇万米ドル(六一億七五五〇万 円)で買収する。
メインフレイトは従業員数約三〇 〇〇人で、ニュージーランドやオー ストラリア、アジアやアメリカに営 業基盤を持つ。
創業は一九七八年で、 九六年にニュージーランドの株式市 場に上場した。
同株式市場ではトッ プ二〇銘柄に入る。
二〇〇六年度 の売り上げは九億六八〇〇万ニュー ジーランドドル(八五一億八四〇〇 万円)。
同社にとってターゲットの買 収は、これまでで最大規模の買収と なる。
一方、買収される側のターゲットは、 カリフォルニア州に本社を置き、米 国内外でトラック輸送や3PL業務 を行い、三〇〇〇社以上の顧客を抱 57 NOVEMBER 2007 為替レート 1 米ドル= 115 円、1 ポンド= 235 円、1 ユーロ= 163 円、1 ニュージーランドドル= 88 円 える。
また中国をはじめとした七〇 カ国に代理店を構えている。
独DHLエクスプレス ルフトハンザと合弁会社 ■同社プレスリリース 9・ 20 ドイツポスト傘下のDHLエクス プレスは、ルフトハンザ・カーゴと、 貨物輸送の合弁会社を設立する。
株 式の所有は五〇%ずつとして、本社 はドイツ東部のライプツィヒに置く。
ヨーロッパとアジア間の航空貨物輸 送を主業とする会社となり、二〇〇 九年春に業務を開始する。
当面は十 一機のボーイング777─200L RF機を使い、両社が個別に貨物ス ペースを使って商品を販売する。
貨 物の着地は、シンガポールやバンコク、 ソウルや名古屋など。
仏ジェフコ ドイツの特積事業から撤退 ■トランスポート・インテリジェンス 9・ 21 など プジョーシトロエングループの物流 子会社であるジェフコは十一月末で ドイツ国内の特別積み合わせ貨物輸 送(LTL)から撤退すると発表した。
同社のドイツ支社は、L T L 部門 での貨物量が足りず赤字幅が大きく なったことを理由に挙げている。
赤 字は年間一〇〇〇万ユーロ(一六億 三〇〇〇万円)に上るとみられている。
ドイツを出入りするヨーロッパ間 のL T L 輸送は続けるものの、ド イツ国内のL T L 輸送からの撤退 は、同社にとって大きな打撃となる。
親会社のプジョーシトロエンの貨物 を中心に、フランスやスペインでの 業務を展開してきたジェフコは、親 会社の生産工場がポーランド、スロ バキアなどの中央ヨーロッパに移転 するに伴い、汎ヨーロッパのネット ワーク作りに力を入れてきた。
その ネットワークの要ともいえるドイツの LTL市場からの撤退は、今後、同 社にネットワーク戦略の見直しを迫 ることとなる。
英クリスチャン・サルベッセン 買収提案を受け株価高騰 ■同社プレスリリース 9・ 25 など イギリスの有力3PL・クリスチャ ン・サルベッセンの株価は、二五日 に同社が買収提案を受けていること を認めたことから、前日に比べ二五% 以上上昇した。
同社は、買収の受け 入れにいたるまでにはいくつもの条件 をクリアしなければならない、としな がらも、二社から買収提案を受けて いることを明らかにした。
買収を仕掛けた企業としては、イ ギリスのウィンカントンやスイスの キューネ+ナーゲル、TNTやドイ ツポストなどの名前が挙がるのに加え、 プライベートエクイティファンドなど の可能性も取りざたされている。
クリスチャン・サルベッセンは冷 蔵輸送を含む食品物流に強みを持ち、 イギリスを中心にヨーロッパへ事業を 展開している。
直近の売上高は、八 億九九〇〇万ポンド(二一一二億六 五〇〇万円)で、当期利益は四七四 〇万ポンド(百十一億三九〇〇万円)。
イギリスの3PL企業が次々と外 資に買収されていく中、同社は数少 ないイギリス系有力3PLの一つと される。
株式公開企業ながら、三〇% 近くの株式を創業者のサルベッセン 一族が所有しており、これまでもい くつかの買収提案を退けてきた。
ま た二〇〇四年にイギリスの同業者で あるTDGを買収しようとしたとき にも、創業者一族が反対したとみら れている。
仏ジオディス ドイツのフォワーダーを買収 ■同社プレスリリース 9・ 28 フランスのジオディスは、ドイツの フォワーダー・ロード&リーセンフェ ルド(R&L)が発行する総額九〇 〇〇万ユーロ(一四六億七〇〇〇万 円)の株式のうち七七〇〇万ユーロ (一二五億五一〇〇万円)を買収し て傘下に収める。
R&L 社は二〇〇二年からジオ ディスの戦略パートナーとなり、二 〇〇七年度の売上げは二億七〇〇〇 万ユーロ(四四〇億一〇〇〇万円) を見込んでいる。
売上高を地域別で 見ると、三四%がドイツ、一七%が 南アフリカ共和国となっている。
従 業員は七一〇人。
買収は二〇〇八年 初頭に完了する予定。
米UPS チームスターズと五年契約 ■同社プレスリリース 9・ 30 UPSはチームスターズ(全米ト ラック運転手労働組合)との間に暫 定的な五年契約を結んだ。
同社のア メリカ国内の従業員(正社員と非正 社員を含む)のうち約二四万人が今 回の契約の対象となる。
現行の契約 が二〇〇八年七月末日に切れるのを 前倒しして結ばれた今回の仮契約は、 UPSの組合員の批准を受けたあと で発行することになる。
仮契約には、給与の増額に加え、 健康保険や年金の充実などが盛り込 まれている。
労働契約が正式なもの となれば、組合員が加入している現 行の複数従業員用のプランを、共同 委託の一人用プランに変更する必要 から、UPSは税引前の利益から六 一億ドル(七〇一五億円)を支払う ことになる。
