2008年2月号
NEWS

海外トレンド報告(中国編)

FEBRUARY 2008  64 2007年12月発表分 東京汽船など物流企業一〇数社 深圳の物流企業を調査 ■ 12 ・9  東京汽船や第一港運など、日本の 物流企業一〇数社で構成された「ア ジア・中国物流視察団」は、深圳の 物流企業の調査を行った。
 塩田港集団などの現地の大手物流 企業を見学し、深圳の物流企業と協 力する意向を示した。
DHL 上海浦東空港に北アジアのハブ ■ 12 ・ 12  DHLと上海空港(集団)公司 は、上海浦東空港にDHLの北アジ ア地域でのハブ施設を整備すること で合意した。
二〇一〇年下半期の竣 工を予定している。
投資額は一億七 五〇〇万米ドル(一八七億七八八三 万円)。
同施設は中国と北アジア諸国 をカバーする。
仏CMA─CGM 廈門港のターミナル開発に投資 ■ 12 ・ 13  フランス最大のコンテナ船社CM A─CGMは、廈門市政府および香 港新創建集団と廈門海滄港区の開発 に関する戦略協定を結んだと発表し た。
 CMA─CGMと新創建集団、廈 門海滄投資総公司は廈門港にコンテ ナターミナルを共同で開発・運営す る。
同ターミナルは〇九年に稼働す る見通し。
友和道通実業公司と道通実業公司 友和道通航空公司を合弁で設立 ■ 12 ・ 15  深圳の友和道通実業公司と道通実 業公司は、新たに航空会社「友和道 通航空公司」を合弁で設立すると発 表した。
投資額は一億五〇〇〇万人 民元(二二億一二四二万円)。
出資 比率は友和道実業公司が九〇%、道 通実業公司が一〇%。
 新会社は武漢天河国際空港を拠点 に、国内外の貨物の航空輸送業務お よび関連業務を行う。
上海港のコンテナ取扱量 一〜十一月は二〇・五%増 ■ 12 ・ 17  上海港の〇七年一〜十一月のコン テナ取扱量は二三八五万TEUで、 前年同期比二〇・五%増の伸びとな った。
そのうち、洋山深水港の取扱 量は五五二万TEUだった。
また広 州港のコンテナ取扱量は八四二万T EUで、四一%の伸びとなった。
中国鉄道貨物発送量 一〜十一月は八・七%増 ■ 12 ・ 19  中国での〇七年一〜十一月の鉄道 貨物発送量は前年同期比八・七%増 の二八億六〇〇〇万トンだった。
ま た、旅客輸送数は七・五%増の七二 億五〇〇〇万人だった。
家電大手格力集団 物流子会社を設立 ■ 12 ・ 20  中国の大手家電メーカー「格力集 団(GREE)」は、物流企業を買 収して「格力物流公司」を設立する と発表した。
物流市場に参入し、保 税倉庫機能や、国際貨物輸送事業な どを展開する。
エアバス 深圳にメンテナンスセンター開設 ■ 12 ・ 20  エアバスは、深圳にアジア・太平洋 地域では初のメンテナンスセンターを 開設する。
深圳漢莎技術公司と協定 を締結した。
深圳漢莎技術公司はエ アバスの業者管理規定に基づき、機 体の保守・補修・分解修理業務を行 う。
福建省宅配便業界協会 会員企業一五六社で正式に発足 ■ 12 ・ 21  福建省の宅配便事業者による「福 建省宅配便業界協会」が正式に発足 した。
同協会は省民政庁・郵政管理 局の指導のもと、業務を行う。
 会員数は一五六社。
会員企業の従 業員数は計約八〇〇〇人、店舗数は 一二三九。
取扱件数は年間三七四四 万件、売上高は約十一億一〇〇〇万 人民元(一六三億七一九二万円)に 達する。
取扱件数・売上高では中国 国内で第七位になるという。
中国海南航空 ハンガリーに五輪で輸送機能提供 ■ 12 ・ 23  中国海南航空(HAINAN AIRLINES) は、ハンガリー・オリンピック委員会 と協議書を結んだと発表した。
今年 の北京オリンピックで、同委員会に ブダペスト─北京間の輸送機能を提 供する。
中国海運 中国首鋼集団と鉄鉱石輸送契約 ■ 12 ・ 24 65  FEBRUARY 2008  中国海運( CHINA SHIPPING) は中国首鋼集団( SHOUGANG GR OUP)と、輸入鉄鉱石の長期輸送契 約を締結した。
 三〇万トン型の大型貨物船二隻と 二三万トン型の大型貨物船一隻を投 入し、中国首鋼集団の輸入鉄鉱石を 輸送する。
中国主要港湾の貨物取扱量 一四・七%増の四八億五七万トン ■ 12 ・ 24  中国主要港湾の〇七年一月〜十 一月の貨物取扱量は四八億五七万ト ンで、前年同期比一四・七%の伸び となった。
そのうち、沿海港湾は同 十三・七%増の三五億四九九三万ト ン、内陸河川港湾は同一七・八%増 の十二億五〇六四万トンだった。
 また、対外貿易貨物取扱量は一六 億四二〇五万トンで、同十三・五% の伸びとなった。
そのうち、沿海港湾 は同十三・四%増の一五億一五六一 万トン、内陸河川港湾は一四・八% 増の一億二六四四万トン。
 コンテナ取扱量は一億一九六万九 二〇〇TEUで、同二一・七%と 大幅に増加した。
そのうち、沿海港 湾は同二一・三%増の九四六四万六 五〇〇TEU、内陸河川港湾は同二 八・一%増の七三二万二六〇〇TE Uだった。
山西省初の保税物流施設 「山西方略保税物流センター」設立 ■ 12 ・ 25  山西省初の保税物流施設「山西方 略保税物流センター」が、同省侯馬 市経済技術開発区工業団地に設立さ れた。
 同センターは荷主企業に対し、保 税、国際物流などの物流機能を提供 する。
ドバイ・ポーツ・ワールド 温州で多目的ターミナル開発 ■ 12 ・ 26  アラブ首長国連邦のドバイ・ポー ツ・ワールドと浙江省温州市政府は、 同社が同省温州市楽清湾港区に多目 的ターミナルを開発することで合意 した。
二バースを建設し、五万トン 型船舶の入港に対応する。
投資額は 十二億人民元(一七六億九九三七万 円)。
 〇八年末〜〇九年初頭に着工す る。
竣工後、同社が国際航路を誘致 する見通し。
韓進グループ 天津に貨物ターミナル運営会社 ■ 12 ・ 26  大韓航空、韓国空港、韓進の韓進 グループ三社と中外運空運発展公司 (シノトランス・エアー)、天津東方 財信投資公司は、天津に共同出資で 「天津貨物運輸站合作公司」を設立 することを共同で発表した。
 投資額は四三八五万米ドル(四七 億五四四万円)。
出資比率は韓進グル ープが七二%(大韓航空四七%、韓 国空港一五%、韓進一〇%)、中外 運空運発展公司が二〇%、天津東方 財信投資公司が八%。
 新会社は天津濱海国際空港に貨物 ターミナルを整備し、主に航空貨物 の地上オペレーション、保税倉庫の運 営などを行う。
中・韓物流企業五社 3PL会社を青島に合弁設立 ■ 12 ・ 27  韓国・仁川の四大物流企業・栄進 公社、鮮光物流、共成運輸、韓中物 流センターは山東省の青島裕龍集団 と提携し、中・韓企業五社合弁で青 島市に3PL会社を設立する。
輸出 加工区の顧客に3PLサービスを提 供する。
独ティッセンクルップ 中国に物流施設の設立計画 ■ 12 ・ 28  ドイツの鉄鋼大手、ティッセンクル ップは、四川省成都市の「国際コン テナ物流団地」に対する実地調査を 行った。
 同社は中国に物流施設を設立する ことを計画しており、現在、用地選 択を行っていることを示唆した。
中国海運 超大型鉱石船四隻を発注 ■ 12 ・ 28  中海発展公司( China shipping development)は、中国国内造船所に 三〇万トン型VLOC(Very Large Ore Carrier:超大型鉱石専用船)四 隻を発注した。
投資額は約四億七〇 〇〇万米ドル(五〇四億三四五九万 円)。
フフホト市 国際物流団地設立を計画 ■ 12 ・ 30   内 モ ン ゴ ル ・ フ フ ホ ト 市 は 、 国 際 物 流団地の設立プロジェクトを発表し た。
同団地内にすでに竣工している 物流加工・倉庫地区に加えて、航空 物流地区、鉄道物流地区、トラック 物流地区を整備する。
環渤海地区、 内モンゴル、モンゴル、ロシア、欧州 までの輸送に対応する物流基地とす る計画。

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