2008年3月号
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海外トレンド報告(中国編)

MARCH 2008  60 2008年1月発表分 中国国際海運集装箱集団 中国石油天然気運輸と戦略提携 ■1・7  コンテナ製造大手の中国国際海運 集装箱集団(CIMC)は、中国石 油天然気集団(CNPC)の子会社、 中国石油天然気運輸(CPTC)と 戦略的提携を結んだと発表した。
 CIMCは、CPTCに対し物流 機器・サービスを提供する。
CPT CはCIMCに石油化学製品を提供 する。
深圳港の〇七年コンテナ取扱量 二一〇九万TEUで世界第四位に ■1・8  深圳港の二〇〇七年のコンテナ取 扱量は、前年比一四・二%の二一〇 九万九一〇〇TEUに達し、世界第 四位となった。
 また、貨物取扱量は十三・三%増 の一億九九一八万九六〇〇トン、対 外貿易貨物の取扱量は二〇・四%増 の一億五二七四万一〇〇〇トンだっ た。
仏エフエムロジスティクス 中国の物流市場で本格展開 ■1・ 10  フランスの物流企業エフエムロジ スティクスは、中国の物流市場に本 格参入すると発表した。
北京と上海 に物流センターを開設する計画を進 めている。
 北京では、同市中心部から四〇キ ロ離れた燕郊地区に新設する。
また、 上海地区では、九月に近郊の太倉で 竣工する予定。
広東省港湾の貨物取扱量 〇七年は初めて九億トンを突破 ■1・ 11  広東省港湾の〇七年の貨物取扱量 は九億四二〇〇万トンと、初めて九 億トンを突破した。
対外貿易貨物の 取扱量は三億八一〇〇万トン、コン テナ取扱量は三八二〇万TEUだっ た。
 港別の貨物取扱量は、広州港が三 億四〇〇〇万トン、深圳港が一億九 九〇〇万トン、湛江港が九一六五万 トンだった。
シノトランス 鉄鋼大手の新興鋳管に物流提供 ■1・ 14  中外運集団(シノトランス)は中 国の鉄鋼大手、新興鋳管と物流戦略 協力協定を締結したと発表した。
 鉄道輸送、倉庫業務などの物流サ ービスを新興鋳管に提供する。
銀川市商務庁 国際物流基地の新設計画を発表 ■1・ 15  寧夏回族自治区銀川市商務局は、 物流基地の新設計画を発表した。
主 に中東、アジア、ロシア、北アフリカ 向けの物流機能を提供する構想。
 また、中国郵政グループも同市に 物流センターを設置する計画という。
美聯国際倉儲代理運輸 シノペックの四川向け設備を輸送 ■1・ 17  重慶の物流企業、美聯国際倉儲代 理運輸は、中国石油化工集団(シノ ペック)の四川天然ガスプロジェクト 向け設備輸送契約を締結したと発表 した。
 シノペックが輸入した設備を、上 海から重慶まで河川輸送する。
中国海運の〇七年輸送量 一四%増の三億七〇〇〇万トンに ■1・ 18  中国海運(チャイナ・シッピング) の〇七年の貨物輸送量は三億七〇〇 〇万トン、前年比一四・二%の伸び となった。
 そのうち、コンテナ輸送量は三三・ 七%増の九九二万五〇〇〇TEU、 石油輸送量は一・八%減の六五六一 万トン、石炭輸送量は八・三%増の 一億二四〇〇万トン、金属鉱石輸送 量は二一%増の一八四六万八〇〇〇 トンだった。
宅配便業界団体の設立相次ぐ 北京と貴州省で発足、寧夏も予定 ■1・ 18  宅配便業界団体の設立が相次いで いる。
北京で北京市宅配便業界協会 が正式に発足した。
会員企業数は一 〇四社で社団法人資格を備えた非営 利組織。
 貴州省も、宅配便業界協会が設立 されたと発表した。
同省の宅配会社 の従業員総数は約二〇〇〇人、年間 売上高は合計一億五〇〇〇万人民 元(二二億二八二九万円)に達する という。
また、寧夏回族自治区でも 銀川で設立される見通し。
上海空港の〇七年貨物取扱量 一四・六%増の二九〇万トンに ■1・ 21  上海浦東空港と虹橋空港の〇七年 の貨物取扱量は二九〇万一四〇〇ト ン、前年比一四・六%の伸びとな った。
また、離着陸航空機数は七・ 61  MARCH 2008 六%増の四四万八〇九機、旅客数は 十一・八%増の五一五六万六四〇〇 人だった。
 〇七年は航空会社七一社(国内企 業二〇社、外国企業五一社)の定期 便が就航したほか、一七九都市(国 内八〇都市、海外九九都市)との航 空便が発着した。
南京水運実業 石油精製品輸送船を四隻発注 ■1・ 22  長江航運集団傘下の南京水運実 業は、五五〇〇トン型プロダクトタン カー(石油精製品輸送船)四隻の発 注を決めた。
一隻当たりの船価は一 億二二六六万人民元(一八億二二一 五万円)、納期は〇九年〜一〇年。
 現在、同社の船隊はプロダクト船一 六隻、アスファルト輸送船四隻、L PG(液化石油ガス)輸送船七隻の 合計二七隻となっている。
アジア開発銀行 中西部の中小型空港建設に融資 ■1・ 23  アジア開発銀行(ADB)は、空 港建設・運営の海南機場控股(集団) に五〇〇〇万米ドル(五三億三七三 一万円)を融資した。
中国中西部の中 ・小型空港の建設、開発を支援する。
青島海運総と長江航運集団 四五億元投資し大型造船基地開発 ■1・ 25  青島海運と長江航運集団は、山東 省膠南市董家口港区に大型造船基 地を合弁で建設する。
投資額は四五 億人民元(六八八億四八八九万円)。
 二〇万トン型、三〇万トン型の大 型修繕ドックをそれぞれ一基、三〇 万トン型建造ドック一基のほか、こ れに対応するバースを建設する予定。
福建省福州市 福州保税物流園区を設置 ■1・ 25  福建省福州市は、中国国務院弁公 庁が福州保税物流園区の設置を認可 したと発表した。
上海、青島、寧波、 大連、張家港、厦門、深圳、天津に 続く国務院が設置を認可した、九カ 所目の保税物流園区となる。
中郵物流 香港・上海証券市場で上場か ■1・ 27  関係筋によると、中国国家郵政局 傘下の物流会社、中郵物流(CNP L)が今年、香港と上海証券取引所 での株式上場を計画しているもよう だ。
上場により、二〇億米ドル(二 一三四億九二七四万円)の資金を調 達する考えという。
 中郵物流は〇三年一月に設立。
中 国全土に三一の分公司(支店)を持 つ。
青島港のコンテナ取扱量 〇八年は一〇〇〇万TEUへ ■1・ 28  青島港の〇七年のコンテナ取扱量 は、九四〇万二〇〇〇TEUとなっ た。
また、貨物取扱量は二億六五〇 〇万トンだった。
〇八年のコンテナ 取扱量は一〇〇〇万TEU、貨物取 扱量は三億トンに達する見通し。
大連港の〇七年コンテナ取扱量 一八・七%増の三八一万TEU ■1・ 28  大連港の〇七年のコンテナ取扱量 は、前年比一八・七%増の三八一万 TEUとなった。
また、貨物取扱量 は十三・九%増の一億六五四四万ト ンだった。
中国貨運郵政航空 ボーイング七三七型機の運航開始 ■1・ 29  中国国家郵政局傘下の貨物航空 会社、中国貨運郵政航空は、ボーイ ングB七三七─三〇〇型貨物機の運 航を開始した。
大連船舶重工業集団 竣工量は五二%増の三一〇万トン ■1・ 31  造船大手、大連船舶重工業集団 の昨年の新造船竣工量は、前年比五 二%増の三一〇万九〇〇〇トン(三 二隻)に達した。
また、総生産額は 二五%増の一五二億六〇〇〇万人 民元(二二六六億九二〇一万円)、売 上高は三五%増の一四一億五〇〇〇 万人民元(二一〇二億二六二万円) だった。
COSCON コンテナ船一六隻を発注 ■1・ 31  中国遠洋運輸集団(COSCO) のコンテナ船部門、中遠集装箱運輸 (コスコ・コンテナ・ラインズ、CO SCON)は、江蘇新揚子江造船所 に四二五〇TEU型コンテナ船一六 隻を発注した。
四隻の追加建造オプ ション契約も結んでいる。
 二〇一一〜十二年に引き渡しを受 ける予定。
地中海航路、中東航路、 豪州航路、内航航路に投入する計画 という。

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