2008年4月号
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海外トレンド報告(中国編)

APRIL 2008  60 2008年2月発表分 世界物流発展推進機構 北京に駐在員事務所を設立 ■2・4  世界物流発展推進機構は、北京に 中国駐在員事務所を設立したと発表 した。
徐守振氏が首席代表兼中国区 総幹事に就任した。
厦門航空 天津に支社開設 ■2・5  厦門航空は、天津に支社を設立し た。
また、天津─厦門─シンガポー ル線も正式に就航した。
今後は、天 津─杭州─マカオ間の路線を開通す る計画。
中海発展香港と上海浦遠船舶 合弁で船会社を設立 ■2・ 12  中国海運グループの中海発展香港 は、上海浦遠船舶と合弁で船会社を 設立すると発表した。
 新会社は香港に設立する。
資本金 は二〇〇〇万米ドル(二〇億七三一 八万円)。
出資比率は中海発展香港 が五一%、上海浦遠船舶が四九%。
 上海浦遠船舶は上海国際港務集 団、中遠散貨運輸、上海貝優能実業、 佳力控股(香港)の三社が共同出資 して設立した。
中国東方航空 ボーイングに航空機三〇機を発注 ■2・ 13  中国東方航空は、ボーイングに七 三七型航空機三〇機を発注したと発 表した。
上海でボーイング社と航空 機購入に関する合意書を締結した。
投資額は約一九億四〇〇〇万米ドル (二〇一〇億九八七八万円)。
 二〇十一年七月から引き渡しを受 け、一五年十一月までに完了する見 込み。
中国造船業の船舶竣工量 三〇%増の一八九三万トンに ■2・ 15  昨年の中国造船業の船舶竣工量 は、前年比三〇%増の一八九三万ト ンとなった。
受注量は一三二%増の 九八四五万トン、手持ち受注量は一 三一%増の一億五八八九万トンに達 した。
輸出量は二七%増の一四九〇 万トンで、竣工量の七九%を占めた。
 また、中国税関の統計によると、 昨年の中国の船舶製品の輸出額は五 一%増の一二二億四〇〇〇万米ドル (一兆二六八七億八八二二万円)。
輸 出先は一五一カ国・地域に広がって いる。
中国沿海部の主要港湾 一月も貨物取扱量増やす ■2・ 15  大連、天津、上海、広州などの主 要港湾の貨物取扱量は、順調に増加 している。
沿海部の主要港湾の一月 の総貨物取扱量とコンテナ取扱量の うち、現時点で明らかなのは次の通 り。
■大連港:貨物取扱量は前年同月比 十二・六%増の一五八七万九〇〇 〇トン。
■天津港:貨物取扱量は二六%増の 三〇六〇万トン、コンテナ取扱量 は一七%増の六五万TEU。
■青島港:貨物取扱量は二五〇二万 トン、コンテナ取扱量は八三万六 〇〇〇TEU。
■日照港:貨物取扱量は二三・三% 増の一三〇一万トン。
■上海港:貨物取扱量は六・一%増 の三〇〇〇万トン、コンテナ取扱 量は一四・八%増の二三五万TE U。
■連雲港:貨物取扱量は一六・八% 増の八三五万トン、コンテナ取扱 量は七三・三%増の二二万七〇〇 〇TEU。
■広州港:貨物取扱量は一〇・四% 増の三二五〇万トン、コンテナ取 扱量は三一・二%増の九六万TE U。
海南農墾 四社と合弁で物流会社設立 ■2・ 17  海南農墾総公司は、南天然橡膠産 業集団など四社と物流会社「海南農 墾現代物流」を設立した。
海南農墾 が四二%を出資する。
このほかの出 資者は海南天然橡膠産業集団、海南 農墾林産集団、海南港航、北京銀済 澤投資。
資本金は五〇〇〇万人民元 (七億二六一九万円)。
中海(海南)海盛船務 ばら積み船六隻を発注 ■2・ 18  中国海運グループの中海(海南) 海盛船務は、三万三〇〇〇トン型の ばら積み船六隻を発注したと発表し た。
一隻当たりの船価は二億八五〇 〇万人民元(四一億三九三一万円)。
契約総額はおよそ一七億一〇〇〇万 人民元(二四八億三五八七万円)に なる。
香港空港の一月の貨物取扱量 八・九%増の二九万五〇〇〇トン ■2・ 18 61  APRIL 2008  今年一月の香港空港の貨物取扱量 は、前年同月比八・九%増の二九万 五〇〇〇トンとなった。
旅客数は十 三・五%増の四〇〇万人、航空機の 発着数は五・三%増の二万四八〇〇 回だった。
〇七年の中国製コンテナ輸出量 四二%増の三一三万TEUに ■2・ 19  昨年の中国製造のコンテナ輸出量 は、前年比四二・二七%増の三一三 万TEU換算となった。
輸出額は四 六・六三%増の八七億七五〇〇万米 ドル(九〇九六億九二〇万円)だっ た。
 中国製コンテナ輸出量は、〇二年 に初めて一〇〇万TEUを突破。
同 年の輸出額は二〇億米ドル(二〇七 三億円)だった。
海南航空と現代重工 戦略的提携契約を締結 ■2・ 20  海南航空と韓国現代重工業は戦略 的提携契約を締結した。
物流、金融 などの分野で協力する。
 海南航空は傘下企業を通じ、現代 重工と合弁会社を設立する計画。
合 弁会社は、ばら積み貨物の国際輸送 業務を行う予定。
一月の鉄道貨物輸送量 一・四%増の二億六七二三万トン ■2・ 20  中国鉄道部は、今年一月の中国 の鉄道貨物輸送量が前年同月比一・ 四%増の二億六七二三万トンとなっ たと発表した。
旅客数は二三・六増 の一億一八七九万人。
 通年では中国の鉄道貨物取扱量は 三三億一〇〇〇万トン、旅客数は一 四億一八〇〇万人に達する見込み。
昨年の長江の貨物量 十一億トン超え世界第一位に ■2・ 22  中国長江航道局は、長江の昨年の 貨物輸送量が前年比十一%増の十一 億トンになったと発表した。
河川輸 送の貨物量としては、米国のミシシ ッピ川と、スイスやドイツ、フランス を流れる欧州のライン川を超え、世 界第一位となった。
航空工業第一集団と東方航空 ローカル線航空会社を設立 ■2・ 23  中国の航空機メーカー、中国航空 工業第一集団と中国東方航空による ローカル線航空会社の設立計画が、 中国民航総局の許可を取得した。
 新会社の名称は「幸福航空」。
資 本金は一〇億人民元(一四五億二三 九〇万円)で、中国航空第一集団が 六億人民元(八七億一四三四万円)、 中国東方航空が四億人民元(五八億 九五六万円)を出資する見込み。
航 空機の運航規模を一〇〇機体制にす る計画。
仏TLDグループ 無錫に製造拠点を設立 ■2・ 25  空港支援用地上機材大手の仏T LDグループは、江蘇省無錫市新区 の空港産業園区内に製造拠点を設立 することについて、投資契約を締結 したと発表した。
投資額は二〇〇〇 万米ドル(一〇三六五九一六万円)。
 主に航空機用牽引車、カーゴロー ダーを生産する。
寧波海運と中国神華 〇八年の石炭運輸契約を締結 ■2・ 27  寧波海運は、中国の石炭生産会社、 中国神華グループと二〇〇八年の石 炭輸送契約を締結したと発表した。
平均運賃は、昨年の契約から六二% 上がった。
 船舶五隻により、石炭を輸送する。
五隻の内訳は、六万五〇〇〇トン型 二隻、四万トン型二隻、二万七〇〇 〇トン型一隻。
南京─杭州間の鉄道プロジェクト 中央政府認可で年内にも着工 ■2・ 27  江蘇省の鉄道関連部門によると、 南京─杭州間の鉄道建設プロジェク トが、中国国家発展改革委員会の認 可を受けた。
年内にも着工する見込 み。
 開通すれば南京─杭州間の鉄道の 運行時間は、現在の最速四時間から 約二時間と大幅に短縮される。
河北省 一〇カ所の物流団地設立を計画 ■2・ 28  河北省の省長は、大型物流団地を 石家荘、唐山、廊坊など一〇カ所に 設置する計画を明らかにした。
「河北 省郵政物流園区」、「河北省交流物流 園区」、「石家荘国際物流園区」、「石 家荘航空物流園区」、「唐山港能源 (エネルギー)原材料物流園区」、「唐 山総合物流園区」、「廊坊開発区綜合 物流園区」、「黄華港国際物流園区」、 「邯鄲総合物流園区」、「秦皇島総合 物流園区」を設置し、物流産業の成 長を促す。
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