ロジビズ :月刊ロジスティックビジネス
ロジスティクス・ビジネスはロジスティクス業界の専門雑誌です。
2008年8号
CLIP
日本物流システム機器協会(JIMH)が発足マテハン業界が新たな業界団体を設立

*下記はPDFよりテキストを抽出したデータです。閲覧はPDFをご覧下さい。

57  AUGUST 2008  物流システム機器メーカーの業界 団体「日本物流システム機器協会 ( The Japan Institute of Material Handling、略称JIMH)」が七月 三日、都内で設立総会を開き、同日 付けで発足した。
 日本ロジスティクスシステム協会 (JILS)内の部会として一九八四 年に設立された「物流システム機器 推進部会」を発展的に解消。
JIL Sと産業機械工業会の協力の下、独 自の協会を立ち上げた。
 会長には竹内克己・ダイフク会長、 副会長には村田大介・村田機械社長、 大庫良一・オークラ輸送機社長、加 藤進一郎・トーヨーカネツソリューシ ョンズ会長、昼間祐治・IHI取締 日本物流システム機器協会(JIMH)が発足 マテハン業界が新たな業界団体を設立 役常務執行役員の各氏が就任してい る。
 正会員は現在、物流システム機器 メーカーを中心とする約三〇社だが、 今後賛助会員としてソフトやエンジ ニアリングなどの企業にも参加を募 り、最終的には一〇〇社程度の規模 に拡大したい考えだ。
 活動内容としては ?各種研究会、講演会、見学会、懇 談会、展示会等の開催 ?統計・調査、課題研究、人材教育、 各種企画・立案の推進 ?行政との連携、支援・委託業務お よび他団体との連携、共同活動 ?その他本会の目的を達成するため に必要とする活動 などを挙げている。
 設立の背景について竹内会長は 「マテハン業界は知る人ぞ知る業界 で、一般的にはまだあまり知られて いない。
欧米諸国には既に同様の団 体があり、むしろ遅すぎた感はある が、より社会的存在感のある業界に していくために設立した」と述べる。
 現段階では任意団体だが、関係各 方面への届け出等の手続きを経て、年 内か遅くとも年明けには社団法人と なる予定だ。
設立総会にはマテハン業界の主要メンバーが 勢揃いした

購読案内広告案内