2008年10月号
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海外トレンド報告(中国編)

OCTOBER 2008  66 2008年8月発表分 「全国民用空港配置計画」発表 二〇年までに空港数二四四に増加 ■8・7  「全国民用空港配置計画」が中国 国務院の認可を受け、正式に公布さ れた。
二〇二〇年までに民用空港 九七空港が新設され、民用空港数 は二四四空港に達する。
これによっ て、人口の八割を最寄りの空港から 一〇〇キロメートル以内の範囲でカ バーする。
 なかでも安徽省には九華山、蚌 埠、蕪湖、海南省には東方、五指山、 博鰲にそれぞれ建設する計画。
中国海運集団 石炭大手と輸送などで戦略提携 ■8・9  中国海運集団( China Shipping) は中煤能源集団( China National Coal Group)と提携する。
このほど、 上海で「戦略的協力枠組み協議書」を 締結した。
 両社は今後、石炭と関連製品の輸 送、中継拠点の設置など複数の分野 で全面的に協力していく。
 中煤能源集団は中国の大手石炭 会社。
昨年の石炭生産量は一万五 〇三万トン、コークス生産量は五一 七万トンだった。
香港港湾のコンテナ取扱量 一〜七月は一四一九万TEUに ■8・ 11  香港港口発展局によると、香港 港湾の今年一〜七月のコンテナ取扱 量は、前年同期比四・四%増の一 四一九万八〇〇〇TEUとなった。
そのうち、七月単月のコンテナ取扱 量は前年同月比四・七%増の二一 九万三〇〇〇TEUだった。
黒竜江省最大規模の物流団地 「ハルビン龍運物流団地」着工 ■8・ 12  黒竜江省ハルビンで「ハルビン龍 運物流団地」の開発プロジェクトが 始まった。
 陸上輸送におけるハブ拠点を目 指す。
竣工後は同省で規模、機能、 サービス範囲の面で最も高度化され た物流団地となるという。
上海港の一〜七月コンテナ取扱量 九・三%増の一六二〇万TEUに ■8・ 14  上海港の今年一〜七月のコンテナ 取扱量は、前年同期比九・三%増 の一六二〇万TEUとなった。
その うち、七月単月のコンテナ取扱量は 前年同月比三・五%増の二四〇万 TEUだった。
青海省宅配便業界協会 西寧で正式に発足 ■8・ 16  「青海省宅配便業界協会」が、こ のほど青海省の省都西寧市で正式に 発足した。
 同協会によると、現在、同省の 宅配便の年間業務総数は前年同期 比二〇%増の約一三八万件、年間 業務収入は約三五〇〇万人民元(五 億五六一八万円)。
山西省 河南省、山東省と貨物鉄道を整備 ■8・ 18  山西省は、河南省、山東省と合 同で港湾と直結する貨物鉄道を整備 する。
中国国家発展改革委員会と 鉄道部が計画を承認した。
 同計画への投資額は二七〇億人 民元(四二九三億円)。
主に石炭輸 送に利用する。
中国主要港のコンテナ取扱量 一〜七月は一六・七%増 ■8・ 20  中国主要港湾の今年一〜七月の コンテナ取扱量は、前年同期比一 六・七%増の七二五三万六七〇〇 TEUとなった。
沿海港湾は一六・ 二%増の六七〇一万一六〇〇TE U、内陸河川港湾は二三・四%増 の五五二万五一〇〇TEUだった。
 また、貨物取扱量は一五・二%増 の三四億五六五六万トン。
そのうち、 沿海港湾の貨物取扱量は一四・三% 増の二五億四三〇三万トン、内陸河 川港湾の貨物取扱量は一七・七%増 の九億一三五三万トンとなった。
 対外貿易貨物取扱量は一〇・九% 増の十一億五四八〇万トン。
そのう ち、沿海港湾は十一・二%増の一〇 億六九一七万トン、内陸河川港湾は 七・九%増の八五六三万トンだった。
香港華光海運 大連船舶重工にVLCC二隻発注 ■8・ 22  香港船主、華光海運( Wah Kw ong Maritime Transport Holdings) は、大連船舶重工集団(Dalian Shi pbuilding Industry )に大型原油タ ンカー(VLCC)を二隻発注した と発表した。
 船価は約一億四〇〇〇万ドル(一 五二億四七四〇万円)。
日本の不定 期船専業船社、三光汽船と共同所 有する見込み。
二〇一一年下半期 までに引き渡しを受ける予定。
67  OCTOBER 2008 深圳の友和道通実業 武漢で航空物流ハブを開発 ■8・ 23  深圳の友和道通実業は、湖北省 武漢市の黄陂区で「友和道通航空 貨物運輸拠点」と「航空物流団地」を 開発すると発表した。
武漢市と協議 書と締結した。
 両プロジェクトへの総投資額は三 億四〇〇〇万人民元(五四億七二 五万円)になる見込み。
二〇一〇年広州アジア大会 物流規模は二一〇億元と予測 ■8・ 23  二〇一〇年に広州で開催予定の 「第一六回アジア競技大会」の物流 規模は、二一〇億人民元(三三三 九億円)に達すると予測されている。
 同大会に関連する物流需要を見込 み、近年広州市に設立された物流 企業は一〇〇社以上という。
香港空港の七月の貨物輸送量 〇・七%増の三一万七〇〇〇トン ■8・ 25  香港空港管理局は、香港空港の 七月の貨物輸送量は前年同月比〇・ 七%増の三一万七〇〇〇トンだった と発表した。
航空機の発着便数は二・ 一%増の二万五八九五便だった。
寧波空港物流発展 空港近隣に輸出用保税倉庫を設置 ■8・ 26  寧波空港物流発展公司は、寧波 檪社国際空港近隣に「輸出配送型 監督管理倉庫」(輸出用保税倉庫) を設置する。
このほど寧波の税関当 局の認可を受けた。
 同倉庫では輸出業務、国際調達 業務、輸出物流などの業務が可能。
倉庫面積は五九七四平方メートル。
「山東栄慶物流」が営業開始 国内冷凍物流サービスを提供 ■8・ 26  山東栄慶集団、香港今日資本集 団、寰慧投資が合弁で設立した「山 東栄慶物流」が正式に営業を開始し た。
主に中国国内で冷凍物流サービ スを提供する。
中国一八都市の物流協会 会員企業の相互認可を開始 ■8・ 27  北京や上海など中国の主要一八都 市の物流協会は、「連合会議会員企 業の相互認可制度」を正式に設置す ると連合発表した。
今後、一八都 市の各物流協会の会員企業が一八都 市のいずれかで業務を行う場合、現 地物流協会の支援を受けることがで きるようになる。
 一八都市は北京、上海、広州、 深圳、青島、連雲港、寧波、長春、 南京、福州、アモイ、瀋陽、済南、 錦州、大連、天津、重慶、ハルビン。
中国の今年上半期船舶竣工量 三六%増加し一千万重量トン突破 ■8・ 28  中国船舶工業行業協会によると、 中国造船所の今年上半期(一〜六 月)の船舶竣工量は、前年同期比 三六%増の一〇二四万重量トンとな った。
船舶の新規受注量は一四% 減の三六六四万重量トン、手持ち工 事量は八二%増の一億九二一七万 重量トンだった。
 中国の船舶竣工量は世界市場の二 六%、新規受注量は三九%、手持 ち工事量は三四%を占めるという。
プロロジスと格力集団 珠海保税区で大型物流団地を開発 ■8・ 29  プロロジスと中国の家電大手、格 力集団(GREE)は、広東省の 珠海市保税区で「プロロジス格力物 流団地」を開発すると発表した。
 敷地面積は一九万平方メートルと、 広東省西部では最大の物流団地にな るという。
投資額は九九〇〇万ドル (一〇七億七九一二万円)の見込み。
 両社の合弁会社、珠海普洛斯格力 物流園発展を中心にプロジェクトを 進める。
資本金は四〇〇〇万ドル(四 三億五五二〇万円)。
出資比率はプ ロロジスが七〇%、格力集団が三〇%。
天津港とシノペック 原油ターミナルの試験運用開始 ■8・ 29  天津港は九月初旬にも、中国石 油化学工業(シノペック)と合弁で 開発した原油ターミナルの試験運用 を開始すると発表した。
 同ターミナルには三〇万トン級の 大型タンカーが寄港可能。
年間取扱 能力は二〇〇〇万トン。
原油の積み 降ろし、貯蔵、中継、計量などの 設備を備える。
投資額は十三億七 九〇〇万人民元(二〇六億八五〇 〇万円)。
中国の物流団地数 四七五で世界一位に ■8・ 30  中国国内の大型物流団地数は四七 五に達し、世界第一位となった。
為替レート:1ドル=108円 1元= 15 円

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