2009年1月号
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海外トレンド報告(中国編)
JANUARY 2009 66
2008年11月発表分
中国の社会物流総額
〇八年一〜九月は二〇%増
■
11
・5
二〇〇八年第1〜3四半期(一〜
九月期)の社会物流総額は、前年
同期比二〇%増の六八兆人民元(八
八四兆円)となった。
そのうち、工業製品の物流総額 は二七・八%増の六〇兆人民元(七 八〇兆円)、輸入物流総額は一七・ 二%増の六兆二〇〇〇億人民元(八 〇兆六〇〇〇億円)。
また、同期における社会物流総 費用は一九・六%増の三兆六八三 六人民元(四七兆八八六八億円円) だった。
香港空港の貨物取扱量 〇八年一〇月は三二万トン ■ 11 ・7 香港空港管理局は、二〇〇八年 一〇月の香港空港の貨物取扱量は 前年同月比九・二%減の三二万ト ン、航空機の発着便数は一・〇% 増の二万六〇三五便になったと発 表した。
〇八年一〜一〇月累計では、貨 物取扱量は前年同期比一・六%増 の三一〇万トン、航空機の発着便数 は二・九%増の二五万一七二〇便 だった。
中外運集団と湖北省聯合発展投資 武漢でコンテナターミナル開発 ■ 11 ・9 シノトランス・グループ( 中外 運集団)と湖北省聯合発展投資は、 「戦略的協力協議」を正式に結んだ。
湖北省武漢市新港の白滸山作業区 と北湖作業区に、公共コンテナター ミナルと化学工業埠頭(周辺施設を 含む)を共同で開発する。
湖北省聯合発展投資は二〇〇八 年九月に発足した。
資本金は三二 億人民元(四一六億円)。
湖北省政 府、武漢経済発展投資(集団)、武 漢鋼鉄集団、東風自動車、三江宇 宙工業集団、長江三峡工程発展総、 湖北省煙草、葛洲ダム集団などが出 資している。
深圳航空と香港進明物流 香港に貨物ターミナルを開設 ■ 11 ・ 10 深圳航空と香港進明物流は、香 港に共同で「深航香港都市貨物ター ミナル」を開設する。
貨物の保管、配送、文書処理な どの物流サービスを提供する予定。
年間処理能力は一万トンを計画して いる。
上海港のコンテナ取扱量 輸出減で目標を下方修正 ■ 11 ・ 12 上海港を運営する上海港国際港 務集団(SIPG)の子会社、上 海港集装箱埠頭は、上海港におけ る二〇〇八年のコンテナ取扱量の目 標値を三〇〇〇万TEUから二八 五〇万TEUに下方修正した。
〇八年第4四半期(一〇〜十二 月期)の中国製品の輸出量が、大 幅に減少する恐れがあるためとして いる。
中国主要港湾のコンテナ取扱量 〇八年一〇月は八・二%増 ■ 11 ・ 13 中国主要港湾の二〇〇八年一〇 月のコンテナ取扱量は、前年同月比 六・〇%増の一〇六五万TEUと なった。
また、総貨物取扱量は六・〇% 増の四億七〇〇〇万トンだった。
五鉱集団と海航集団 遼寧省営口で新空港を建設 ■ 11 ・ 15 中国五鉱集団(ミンメタル)傘下 の五鉱(営口)産業園発展と、海 南航空集団(HNAグループ)傘下 の海航空港集団は、遼寧省営口市 に共同で空港を建設する計画だ。
総 投額額は四億五〇〇〇万人民元(五 八億五〇〇〇万円)。
新空港は中国民用空港の「4C 級」(ボーイング737型機が発着 可能)標準に基づいて建設する。
環 渤海湾地区の支線空港、東北地区 南端区域の貨物輸送のハブ空港とし て位置付ける。
DHLが標準作業プログラム 上海空港の上屋会社などと開発 ■ 11 ・ 17 DHLは、上海浦東空港の上屋 会社PACTL(上海浦東国際機 場貨運站)、中国国際航空の貨物航 空子会社、中国国際貨運航空の両 社と「貨物輸送安全の戦略的協力 覚書」を締結した。
航空貨物の標準作業プログラムを 両社と共同開発する。
貨物輸送時 におけるトラブルの事例やオペレー ションなどの情報も共有する。
中外運集団と長江航運集団 中国国務院が合併案を認可 ■ 11 ・ 18 シノトランス・グループ(中外運 集団)と長江航運集団(CHIN 67 JANUARY 2009 A─CSC)の合併案が、中国国務 院に認可されたもようだ。
新会社の名称は「中外運長航集 団(仮称)」。
主な事業は物流、海運、 造船業などとなる。
COSCO 貨物船にソーラー帆を装着 ■ 11 ・ 20 COSCO(中遠集団)は豪州 のソーラー・セイラー社と技術提携 し、船舶の動力に太陽、風力エネル ギーを利用するプロジェクトを開始 した。
燃料費の削減と環境保全の両 立を目指す。
COSCOのばら積み船とタンカ ー一隻に、ソーラー・セイラー社が 開発したソーラー帆を装着する。
帆 は全長三〇メートルで、風向きや日 照を自動的に感知し、最適な角度に 自動調整できる。
寧夏中銀絨業 原料用の保税倉庫を開設 ■ 11 ・ 22 繊維メーカーの寧夏中銀絨業は、 寧夏省に設置した原料用保税倉庫 が本格稼働したと発表した。
寧夏省に保税倉庫が設置されるの は初めてという。
倉庫面積は五五八 〇平方メートルで、羊毛、綿花など の原料保管能力は一〇〇〇トン。
深圳前海湾保税港区 中国国務院が認可 ■ 11 ・ 24 広東省深圳市は、中国国務院が 「深圳前海湾保税港区」の設置を正 式に認可したと発表した。
同保税港区の面積は三・七キロ平 方メートルを計画し、深圳港の西部 港区に建設する予定。
保税港区は国務院が認可する特別 区。
国際中継輸送、輸出加工、中 継貿易などの機能を備え、保税区と 輸出加工区の優遇措置と税制度が 併せて適用される。
昆明航空 〇九年一月に営業を開始 ■ 11 ・ 25 深圳航空が設立を進めていた新会 社、昆明航空は、二〇〇九年一月 にも正式に営業を開始する見通しだ。
昆明航空の準備委員会が明らかにし た。
営業開始時の保有機材数は三機 だが、〇九年末には一〇機を追加 投入する予定。
昆明航空は〇七年、中国民用航 空総局から設立の認可を受けた。
深 圳航空が五一%以上を出資している。
大連船舶重工集団 超大型コンテナ船を開発 ■ 11 ・ 27 造船業大手の大連船舶重工集団は、 一万三〇〇〇TEU型(スーパーパ ナマックス型)の超大型コンテナ船 を開発したと発表した。
また、同社の二〇〇八年上半期 の手持ち工事量は計一二七隻に上っ たようだ。
二〇一二年には引き渡し を完了する見込み。
中国海運集団と大連港集団 戦略協力枠組み協定を締結 ■ 11 ・ 27 中国海運集団と大連港集団は、 戦略協力枠組み協定を締結した。
海 上輸送と港湾業務の効率化を目指す。
台湾陽明海運集団 景気低迷でコンテナ船を廃棄 ■ 11 ・ 28 台湾船社のヤンミン・グループ (陽明海運集団)は二〇〇八年十二 月に、二〇〇〇TEU積みのコンテ ナ船一隻を廃船にする。
さらに〇九 年上半期には積載量で一万六〇〇 〇TEU分のコンテナ船を廃船する 見通しだ。
景気低迷に伴う輸送量 減少に対応する。
大新華快運航空 鄭州空港で八路線を開設 ■ 11 ・ 29 大新華快運航空が、河南省の鄭 州新鄭国際空港で正式に営業を開 始した。
鄭州と杭州、銀川、武漢、 温州、寧波、太原、煙台、西安を 結ぶ八路線を開設する見通し。
同社は海南航空集団(HNAグル ープ)と海南航空などが共同出資し て設立した大手航空会社。
保有機 材数は四五機。
国内五五都市に就 航している。
広州港のコンテナ取扱量 一〇〇〇万TEU突破 ■ 11 ・ 29 広州港は二〇〇八年十一月、同 年一月からのコンテナ取扱量が一〇 〇〇万TEUを超えたと発表した。
陝西省の高速道路プロジェクト 二〇〇八年末に着工 ■ 11 ・ 30 陝西省は、二〇〇八年末までに七 本の高速道路建設に着工すると発表 した。
陝南・関中・陝北地区を中 心に高速道路を整備する計画。
為替レート:1元=13 円
そのうち、工業製品の物流総額 は二七・八%増の六〇兆人民元(七 八〇兆円)、輸入物流総額は一七・ 二%増の六兆二〇〇〇億人民元(八 〇兆六〇〇〇億円)。
また、同期における社会物流総 費用は一九・六%増の三兆六八三 六人民元(四七兆八八六八億円円) だった。
香港空港の貨物取扱量 〇八年一〇月は三二万トン ■ 11 ・7 香港空港管理局は、二〇〇八年 一〇月の香港空港の貨物取扱量は 前年同月比九・二%減の三二万ト ン、航空機の発着便数は一・〇% 増の二万六〇三五便になったと発 表した。
〇八年一〜一〇月累計では、貨 物取扱量は前年同期比一・六%増 の三一〇万トン、航空機の発着便数 は二・九%増の二五万一七二〇便 だった。
中外運集団と湖北省聯合発展投資 武漢でコンテナターミナル開発 ■ 11 ・9 シノトランス・グループ( 中外 運集団)と湖北省聯合発展投資は、 「戦略的協力協議」を正式に結んだ。
湖北省武漢市新港の白滸山作業区 と北湖作業区に、公共コンテナター ミナルと化学工業埠頭(周辺施設を 含む)を共同で開発する。
湖北省聯合発展投資は二〇〇八 年九月に発足した。
資本金は三二 億人民元(四一六億円)。
湖北省政 府、武漢経済発展投資(集団)、武 漢鋼鉄集団、東風自動車、三江宇 宙工業集団、長江三峡工程発展総、 湖北省煙草、葛洲ダム集団などが出 資している。
深圳航空と香港進明物流 香港に貨物ターミナルを開設 ■ 11 ・ 10 深圳航空と香港進明物流は、香 港に共同で「深航香港都市貨物ター ミナル」を開設する。
貨物の保管、配送、文書処理な どの物流サービスを提供する予定。
年間処理能力は一万トンを計画して いる。
上海港のコンテナ取扱量 輸出減で目標を下方修正 ■ 11 ・ 12 上海港を運営する上海港国際港 務集団(SIPG)の子会社、上 海港集装箱埠頭は、上海港におけ る二〇〇八年のコンテナ取扱量の目 標値を三〇〇〇万TEUから二八 五〇万TEUに下方修正した。
〇八年第4四半期(一〇〜十二 月期)の中国製品の輸出量が、大 幅に減少する恐れがあるためとして いる。
中国主要港湾のコンテナ取扱量 〇八年一〇月は八・二%増 ■ 11 ・ 13 中国主要港湾の二〇〇八年一〇 月のコンテナ取扱量は、前年同月比 六・〇%増の一〇六五万TEUと なった。
また、総貨物取扱量は六・〇% 増の四億七〇〇〇万トンだった。
五鉱集団と海航集団 遼寧省営口で新空港を建設 ■ 11 ・ 15 中国五鉱集団(ミンメタル)傘下 の五鉱(営口)産業園発展と、海 南航空集団(HNAグループ)傘下 の海航空港集団は、遼寧省営口市 に共同で空港を建設する計画だ。
総 投額額は四億五〇〇〇万人民元(五 八億五〇〇〇万円)。
新空港は中国民用空港の「4C 級」(ボーイング737型機が発着 可能)標準に基づいて建設する。
環 渤海湾地区の支線空港、東北地区 南端区域の貨物輸送のハブ空港とし て位置付ける。
DHLが標準作業プログラム 上海空港の上屋会社などと開発 ■ 11 ・ 17 DHLは、上海浦東空港の上屋 会社PACTL(上海浦東国際機 場貨運站)、中国国際航空の貨物航 空子会社、中国国際貨運航空の両 社と「貨物輸送安全の戦略的協力 覚書」を締結した。
航空貨物の標準作業プログラムを 両社と共同開発する。
貨物輸送時 におけるトラブルの事例やオペレー ションなどの情報も共有する。
中外運集団と長江航運集団 中国国務院が合併案を認可 ■ 11 ・ 18 シノトランス・グループ(中外運 集団)と長江航運集団(CHIN 67 JANUARY 2009 A─CSC)の合併案が、中国国務 院に認可されたもようだ。
新会社の名称は「中外運長航集 団(仮称)」。
主な事業は物流、海運、 造船業などとなる。
COSCO 貨物船にソーラー帆を装着 ■ 11 ・ 20 COSCO(中遠集団)は豪州 のソーラー・セイラー社と技術提携 し、船舶の動力に太陽、風力エネル ギーを利用するプロジェクトを開始 した。
燃料費の削減と環境保全の両 立を目指す。
COSCOのばら積み船とタンカ ー一隻に、ソーラー・セイラー社が 開発したソーラー帆を装着する。
帆 は全長三〇メートルで、風向きや日 照を自動的に感知し、最適な角度に 自動調整できる。
寧夏中銀絨業 原料用の保税倉庫を開設 ■ 11 ・ 22 繊維メーカーの寧夏中銀絨業は、 寧夏省に設置した原料用保税倉庫 が本格稼働したと発表した。
寧夏省に保税倉庫が設置されるの は初めてという。
倉庫面積は五五八 〇平方メートルで、羊毛、綿花など の原料保管能力は一〇〇〇トン。
深圳前海湾保税港区 中国国務院が認可 ■ 11 ・ 24 広東省深圳市は、中国国務院が 「深圳前海湾保税港区」の設置を正 式に認可したと発表した。
同保税港区の面積は三・七キロ平 方メートルを計画し、深圳港の西部 港区に建設する予定。
保税港区は国務院が認可する特別 区。
国際中継輸送、輸出加工、中 継貿易などの機能を備え、保税区と 輸出加工区の優遇措置と税制度が 併せて適用される。
昆明航空 〇九年一月に営業を開始 ■ 11 ・ 25 深圳航空が設立を進めていた新会 社、昆明航空は、二〇〇九年一月 にも正式に営業を開始する見通しだ。
昆明航空の準備委員会が明らかにし た。
営業開始時の保有機材数は三機 だが、〇九年末には一〇機を追加 投入する予定。
昆明航空は〇七年、中国民用航 空総局から設立の認可を受けた。
深 圳航空が五一%以上を出資している。
大連船舶重工集団 超大型コンテナ船を開発 ■ 11 ・ 27 造船業大手の大連船舶重工集団は、 一万三〇〇〇TEU型(スーパーパ ナマックス型)の超大型コンテナ船 を開発したと発表した。
また、同社の二〇〇八年上半期 の手持ち工事量は計一二七隻に上っ たようだ。
二〇一二年には引き渡し を完了する見込み。
中国海運集団と大連港集団 戦略協力枠組み協定を締結 ■ 11 ・ 27 中国海運集団と大連港集団は、 戦略協力枠組み協定を締結した。
海 上輸送と港湾業務の効率化を目指す。
台湾陽明海運集団 景気低迷でコンテナ船を廃棄 ■ 11 ・ 28 台湾船社のヤンミン・グループ (陽明海運集団)は二〇〇八年十二 月に、二〇〇〇TEU積みのコンテ ナ船一隻を廃船にする。
さらに〇九 年上半期には積載量で一万六〇〇 〇TEU分のコンテナ船を廃船する 見通しだ。
景気低迷に伴う輸送量 減少に対応する。
大新華快運航空 鄭州空港で八路線を開設 ■ 11 ・ 29 大新華快運航空が、河南省の鄭 州新鄭国際空港で正式に営業を開 始した。
鄭州と杭州、銀川、武漢、 温州、寧波、太原、煙台、西安を 結ぶ八路線を開設する見通し。
同社は海南航空集団(HNAグル ープ)と海南航空などが共同出資し て設立した大手航空会社。
保有機 材数は四五機。
国内五五都市に就 航している。
広州港のコンテナ取扱量 一〇〇〇万TEU突破 ■ 11 ・ 29 広州港は二〇〇八年十一月、同 年一月からのコンテナ取扱量が一〇 〇〇万TEUを超えたと発表した。
陝西省の高速道路プロジェクト 二〇〇八年末に着工 ■ 11 ・ 30 陝西省は、二〇〇八年末までに七 本の高速道路建設に着工すると発表 した。
陝南・関中・陝北地区を中 心に高速道路を整備する計画。
為替レート:1元=13 円
