2009年4月号
NEWS

海外トレンド報告(中国編)

APRIL 2009  64 2009年2月発表分 香港の一月のコンテナ取扱量 二三・二%減の一六二万TEU ■2・8  香港の今年一月のコンテナ取扱量 は、前年同月比二三・二%減の一 六二万二〇〇〇TEUとなった。
そ のうち、葵青コンテナターミナルの コンテナ取扱量は輸出が二〇・二% 減の六一万二〇〇〇TEU、輸入が 一七・二%減の六一万TEUだった。
世界経済減速の影響を受け、大幅な 減少となった。
 またこれまでのデータから、二月 のコンテナ取扱量は一月に比べ減少 すると予測されている。
沿海主要港湾の一月の取扱量 鉄鉱石と石炭は回復基調 ■2・ 12  交通部によると、中国沿海主要 港湾の一月の貨物総取扱量は前年 同月比七・四%減の三億二四〇〇 万トンだった。
このうち、コンテナ 取扱量は減少しているが、石炭と鉄 鉱石は回復基調にあるようだ。
 貨物総取扱量のうち、コンテナ取 扱量は前年同月比一四・九%減の 八二二万TEU、前月比一〇・三%。
石炭の取扱量は前年同月に比べ十 三・六%減少したが、前月と比べ ると四・四%増加し三七〇七万トン となった。
鉄鉱石は前年同月比四・ 二%増、前月比六〇・三%増の四 二三三万トンだった。
深圳港の一月のコンテナ取扱量 過去最大の減少幅を記録 ■2・ 13  深圳港の統計によると、今年一月 の同港のコンテナ取扱量は、前年同 月比一七・五%減の一五二万六〇 〇〇TEUとなった。
 開港以来、月間では過去最大の減 少幅を記録した。
中外運空運発展 成都空港で物流センターを整備 ■2・ 16  シノトランスの子会社、中外運空 運発展(シノエアー)は、四川省の 成都空港(成都市双流県)に保税 倉庫などを整備する「外運発展成 都空港物流センター」プロジェクト を開始すると発表した。
 投資額は一億二六〇〇万元(一 七億六四〇〇万円)。
公共保税倉庫 と輸出管監倉庫を設置し、保税保管、 国際輸送、簡易加工や付加価値サー ビスを可能にする。
今年第1四半期 にも着工し、二〇一〇年半ばに供用 を開始する計画だ。
ドイツ鉄道 ドイツ〜中国貨物列車を運行停止 ■2・ 17  ドイツ鉄道は、ドイツ〜中国間の 貨物列車の運行を一時停止したと発 表した。
世界経済減速の影響を受け、 輸送量が減少しているため。
需要が 回復すれば再開するとしている。
中国の船会社数 〇八年末で一三一六社に ■2・18  中国の海運・水運企業数は、〇 八年末時点で一三一六社に達した。
このうち外航海運企業は一九八社、 河川輸送を含めた内航海運企業は一 一一八社となった。
 国内船舶総数は約二五万隻、船 腹量は九六〇〇万トン。
このうち、 海上船舶は二万九二五隻(外航船 は一三〇六隻)で船腹量は四四〇 〇万トン(同一七〇〇万トン)、河 川船舶は二三万隻・船腹量五二〇 〇万トンだった。
 また、〇八年の船舶建造数は五 八七八隻(一九六五万トン)だった。
中国南方航空とエールフランス 合弁会社の設立交渉に遅れ ■2・ 19  関係者によると、中国南方航空 とエールフランス航空が進めていた 中国での合弁貨物航空会社の設立 交渉に、遅れが出ているようだ。
 当初は今年一月の合意を目指して いた。
両社ともに航空貨物の今後の 需要見通しについて慎重になってい るという。
COSCOパシフィック コンテナ取扱量は横ばいの見通し ■2・ 21  COSCOグループのターミナル 運営会社COSCOパシフィック (中遠太平洋)の幹部は、〇九年の 同社のコンテナ取扱量は前年比横ば いまたは五%減になるとの見通しを 示した。
景気後退に伴う貿易縮小 が大きく響いているようだ。
山東省政府 龍口に大型石炭基地を建設 ■2・ 22  山東省政府関連部門は、龍口市 に大型石炭基地を建設すると発表 した。
同省東部向けの石炭の備蓄・ 販売・輸送拠点とする。
 山東龍砿集団、龍口港集団と協 力して開発する。
第一期工事では五 億三〇〇〇万元(七四億二〇〇〇 万円)を投資。
年間備蓄量は一〇 65  APRIL 2009 〇〇万トンを計画している。
青島港 大型コンテナターミナルを開発 ■2・ 23  青島港前湾地区に新たに大型コン テナターミナルを建設する「青島新 前湾コンテナターミナル・プロジェ クト」が、国家発展改革委員会と 商務部から正式に許可を受けた。
 プロジェクトの総投資額は一四億 ドル(一九六億円)。
青島港集団と ドバイ・ポーツ・ワールド、A・P モラー・マースク・グループ、CO SCOグループ(中遠集団)、香港 汎亜国際航運が共同で出資・開発・ 運営する。
 水深一八〜二〇メートルの大水深 コンテナバースを一〇バース建設し、 一万五〇〇〇TEU型コンテナ船の 着岸を可能とする。
今年末に竣工す る予定。
中国郵政集団とレノボ 戦略的協力協議を締結 ■2・ 24  中国郵政集団とレノボ(聯想集 団)は、戦略的協力協議を結んだ と発表した。
 中国郵政はIT製品を購入する 際、他社と条件が同じであれば、レ ノボの製品とサービスを選択する。
同様に、レノボは中国郵政のサービ スを優先的に利用する。
〇八年の船舶輸出額は六割増 一九一億二〇〇〇万ドルに ■2・ 24  〇八年の中国の船舶輸出は前年の 二倍の二一七万四〇〇〇隻、輸出 総額は六〇・一%増の一九一億二 〇〇〇万ドル(一兆八七三七億六 〇〇〇万円)となった。
 主な輸出相手国・地域はE U、 アセアン、香港。
これらの国・地域 向けが輸出総額の七二・九%を占め た。
EU向けの船舶輸出額は五四・ 四%増の六五億四〇〇〇万ドル(六 四〇九億二〇〇〇万円)、アセアン 向けは六六・四%増の四四億六〇 〇〇万ドル(四三七〇億八〇〇〇 万円)、香港向けは一・六倍の二九 億三〇〇〇万ドル(二八七一億四 〇〇〇万円)だった。
 船種別の輸出額はタンカーが七 四・七%増の五五億九〇〇〇万ドル (五四七八億二〇〇〇万円、輸出総 額の二九・二%)、コンテナ船が六 〇・三%増の五四億六〇〇〇万ド ル(五三五〇億八〇〇〇万円、同 二八・五%)、ばら積み船が五五% 増の四〇億六〇〇〇万ドル(三九七 八億八〇〇〇万円、同二一・二%)。
順豊速運集団 貨物航空会社新設の認可取得 ■2・ 25  エクスプレス輸送などを行う民営 企業、順豊速運集団(sfエクス プレス)は、民用航空局に昨年提 出した貨物航空会社の新設申請が、 第一段階の許可を受けたと発表した。
 順豊速運は深圳市の泰海投資公 司と新たに貨物航空会社「順豊航 空」を合弁で設立する計画。
新会社 の資本金は一億元。
順豊速運が二 五%、泰海投資が七五%を出資する。
 順豊速運は順豊航空の拠点を深 圳空港として、今年九月にも貨物 機の運行を開始したい考えだ。
香港空港の一月の貨物取扱量 二八・九%の大幅減 ■2・ 26  香港空港管理局は、今年一月の 香港空港の貨物取扱量は前年同月 比二八・九%減の二一万トン、航空 機の延べ発着便数は二%減の二万四 二四五便だったと発表した。
北京で中国宅配便協会が発足 国内宅配会社の国際進出支援 ■2・ 26  「中国宅配便協会」が、北京で正 式に発足した。
国内の宅配会社、社 団法人、個人などにより設立。
各 企業の国際輸送への進出支援などを 行っていく。
 会長には元交通部副部長の洪善 祥氏が就任した。
年内にも「国際 中・小型宅配便企業の発展フォーラ ム」を開催する予定。
エバー航空とチャイナエアライン 貨物機計五機を運航停止 ■2・ 27  台湾からの情報によると、エバー 航空とチャイナエアラインは、ボー イング747型貨物機の運行停止を 決めたようだ。
 航空貨物輸送量の大幅な落ち込み に対応し、エバー航空は二機、チャ イナエアラインは三機の運行を取り やめるという。
日照港の一月の鉄鉱石取扱量 前月の二倍・五四〇万トンに ■2・ 27  山東省日照港は、今年一月の鉄 鉱石取扱量が前月(昨年十二月) の二倍の五四〇万トンになったと発 表した。
また、別の統計によると、 今年一月の総貨物取扱量は一三三 六万トンだった。
1元= 14円、1ドル=98 円

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