中国編[NEWS]：ロジスティクス・ビジネス[LOGI-BIZ]バックナンバー

2009年11号

NEWS
中国編

*下記はPDFよりテキストを抽出したデータです。閲覧はPDFをご覧下さい。

NOVEMBER 2009　　56 2009年9月発表分中国主要港湾のコンテナ取扱量一〜八月は七七七二万ＴＥＵ ■９・４　中国主要港湾（沿海港湾と内陸河川港湾）の今年一〜八月のコンテナ取扱量は、七七七二万ＴＥＵ（速報値、以下同）だった。
このうち、八月の取扱量は一〇八九万ＴＥＵだった。
　また総貨物取扱量は前年同期比四・九％増の四五億トン。
このうち、八月は六億一〇〇〇万トンだった。
山東省主要港湾の貨物取扱量日照港が一七・六％増など好調 ■９・４　山東省の主要港湾の貨物取扱量が好調に推移している。
青島港の一〜八月の貨物取扱量は、前年同期比五・〇増の二億一〇〇〇万トンとなった。
また日照港の同期の貨物取扱量は一七・六％増の一億二二〇〇万トン、煙台港の同期の貨物取扱量は六・九％増の八四四七万四九〇〇トンだった。
川崎汽船鞍山鋼鉄集団と長期輸送契約 ■９・６　川崎汽船は、中国鞍山鋼鉄集団と一〇年間の輸送契約を締結した。
一〇月から豪州発中国向けの鉄鉱石を輸送する。
年間輸送量は一五〇万トン。
福建省晋江空港国際線が就航、台湾線も申請へ ■９・７　福建省晋江市の晋江空港は、同空港に国際線が就航すると発表した。
これまで国内線のみだったが、国務院から認可を得た。
　まず香港線、マニラ線が就航する。
今後は台湾線の開設も申請する予定という。
深圳港の一〜八月コンテナ取扱量二割減の一三九万ＴＥＵ ■９・８　深圳港の一〜八月のコンテナ取扱量は、前年同期比一九・九％減の一一三九万二四〇〇ＴＥＵとなった。
また、総貨物取扱量は一五・四％減の一億二二三九万七一〇〇トン。
このうち対外貿易貨物取扱量は一八・七％減の九一〇五万八六〇〇トンだった。
　八月単月のコンテナ取扱量は前年同月比十三・二％減の一七九万九〇〇〇ＴＥＵだった。
総貨物取扱量は一〇・〇％減の一七七四万九一〇〇トンだった。
連雲港の一〜八月コンテナ取扱量一・七％増の一九〇万ＴＥＵ ■９・８　江蘇省連雲港の一〜八月のコンテナ取扱量は、前年同期比一・七％増の一九〇万一〇〇〇ＴＥＵだった。
また、総貨物取扱量は十一・七％増の七六〇九万トン。
うち、対外貿易貨物取扱量は八・二％増の四三一七万六〇〇〇トンとなった。
　八月単月のコンテナ取扱量は前年同月比一・九％増の二八万二〇〇〇ＴＥＵ、総貨物取扱量は一八・二％増の九八七万七〇〇〇トンだった。
香港空港の一〜八月貨物取扱量六・五％減の二〇〇万トン ■９・ 10 　香港空港管理局は、一〜八月の香港空港の貨物取扱量は前年同期比一六・五％減の二〇〇万トン、航空機の発着便数は七・九％減の一八万五二九〇便だったと発表した。
　そのうち、八月の貨物取扱量は五・二％減の二九万五〇〇〇トン、発着便数は六・七％減の二万三七一〇便だった。
香港の一〜八月コンテナ取扱量一六・六％減の一三七一万ＴＥＵ ■９・ 10 　香港港湾発展局は、一〜八月の香港港湾のコンテナ取扱量が前年同期比一六・六％減の一三七一万ＴＥＵとなったと発表した。
うち、葵青コンテナターミナル（ＣＴ）の取扱量は一七・二％減の九九三万七〇〇〇ＴＥＵだった。
　八月単月の香港港湾のコンテナ取扱量は前年同月比一〇・七％減の一九三万六〇〇〇ＴＥＵ。
そのうち葵青ＣＴの取扱量は一〇・六％減の一四三万六〇〇〇ＴＥＵだった。
大連周水子空港の拡張計画が認可新ターミナルやエプロンを建設 ■９・ 12 　国家発展改革委員会は、大連周水子空港の拡張計画を認可したと発表した。
同計画の投資額は二二億五五〇〇万元（二九三億一五〇〇万円）。
七万平方メートルの空港ターミナル、一三万六七〇〇平方メートルのエプロンを建設する予定。
一〜八月の鉄道貨物輸送量二・九％減の二一・七億トン ■９・ 14 57　　NOVEMBER 2009 　中国鉄道部統計センターによると、一〜八月の国内鉄道貨物輸送量は二一億七一七八万トンだった。
前年同期に比べ六五四五万トン減少し、減少幅は二・九％だった。
揚子江快運航空青島〜ソウル貨物便を開設 ■９・ 15 　揚子江快運航空は、青島〜ソウル間の定期貨物便を一〇月に開設すると発表した。
ボーイング７３７型貨物機を投入し、週六便を運航する計画。
　同社は二〇〇二年七月に設立。
中国国内・国際航空貨物輸送業務、総合物流業務などを行っている。
香港現代貨箱埠頭連雲港にコンテナターミナル建設 ■９・ 16 　関係筋によると、香港現代貨箱埠頭（ＭＴＬ）は、江蘇省連雲港市関係部門と同市での大型コンテナターミナルの建設計画について交渉を進めているようだ。
航港発展が航空貨物基地を建設北京天竺総合保税区に ■９・ 19 　首都空港集団と北京市順義区政府の合弁会社、航港発展公司は、「首都空港大通関基地」および物流港を建設すると発表した。
　北京市天竺総合保税区域内に建設する。
航空貨物や速達郵便物の取扱拠点と輸出入貨物の税関監督管理区などを整備する予定。
中国東方航空昆明〜カトマンズ直行便を開設 ■９・ 19 　中国東方航空は、九月二〇日に昆明〜カトマンズ直行便を開設すると発表した。
週に三便を運航する。
浙江省義烏市初の公共保税倉庫が稼働 ■９・ 21 　浙江省義烏市初の公共保税倉庫「義烏交通発展公司公共保税倉庫」が、このほど稼働した。
　同保税倉庫は国際貿易、国際物流などの機能を備え、加工貿易輸入、国際貿易中継、輸出貨物の一時保管、通関前の内国貨物保管が可能。
中国貨物航空週四便の上海〜台北貨物便を開設 ■９・ 24 　中国貨物航空は、上海〜台北間の定期貨物便を開設すると発表した。
週四便を運航する。
　同社が現在、運用する機材はＭＤ ─�
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苅娃扱� 機二機、Ａ３００─�
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国務院煙台保税港区の設置を認可 ■９・ 25 　中国国務院は煙台保税港区の開設を承認した。
煙台市北部に設置し、面積は七・二六平方キロメートルの計画。
　保税港区は〇七年に国務院が認可した特別区。
上海洋山港、天津港、大連港などの主要港に設置されている。
既存の保税区、保税物流園区、港湾地区、輸出加工区の持つ特別措置が付与される。
　煙台保税港区内にも港湾作業区、物流作業区、公共検査区、輸出加工作業区と四つの機能区域が整備され、港湾作業、国際中継、国際配送、国際購買、倉庫保管、コンテナの国際中継などが可能になる。
内モンゴル紫維集団ホーリンゴル市で物流団地に着工 ■９・ 26 　内モンゴル紫維集団は、内モンゴル自治区ホーリンゴル（霍林郭勒）市で、大型総合物流団地「瑞方物流園区」に着工した。
　同園区は倉庫保管、配送、鉄道輸送、道路輸送、港湾輸送などの機能を備え、同市を中心に二〇〇平方キロメートルの地域をカバーする。
第一期工事の投資額は一億二〇〇〇万元（一五億六〇〇〇万円）。
北京〜承徳高速道路九月末に全線開通、ＥＴＣも導入 ■９・ 26 　北京〜承徳高速道路が九月末、全線開通する。
同高速道路の全長は二一〇キロメートル。
北京と河北省承徳市の間を二時間で結ぶ。
ＥＴＣシステムも導入するという。
華南城控股広西省に国際工業原料物流団地 ■９・ 28 　香港の華南城控股は、広西省南寧市江南区に物流団地「アセアン国際工業原料製品物流城」の建設工事に間もなく着工する。
　総投資額は一二〇億人民元（一五六〇億円）。
繊維、革製品、金具、化学工業、印刷紙包装、建築装飾材、電子電器など工業原材料の倉庫などを建設する予定。
換算レート：１元＝ 13円、１ドル＝ 90円