2010年5月号
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「サムスン、LGはなぜ強いか?」日本サプライマネジメント協会が年次大会
67 MAY 2010
日本サプライマネジメント協会
(ISM)は六月四日、五日の二日
間にわたって第十二回年次総会を開
催する。
これに合わせてアジア諸国 からもサプライマネジメント協会の 幹部たちが来日、「CPO( Chief Procurement Officer:最高購買責 任者)の時代」を共通テーマとして 各種の講演を行う。
現代グループや欧米メーカーの韓 国法人で長年CPOを務めてきたI SM韓国支部のS.K.Ryou会長は「韓 国企業CPOのリーダーシップ」と 題して、サプライマネジメントの側 面から、サムスンやLGなどの韓国 メーカーがグローバル市場で強い競 争力を発揮している理 由を解説する。
ISM台湾支部の江 勝榮(Robert Chiang) 理事長もまた、台湾の 輸出産業におけるCP Oの実務経験をベース に「台湾企業のグローバ ル購買戦略」を講演す る。
他に中国、インド などのISM支部幹部 たちによる講演も予定 されている。
日本からは上原修I SM日本支部理事長に 物流施設開発のプロロジスは、二〇一 〇年中にグローバルで七億ドル─八億ド ル(六三〇億円─七二〇億円)分の新 規開発に着手すると発表した。
日本を 中心とするアジアのマーケットにはその 約半分を投じる。
昨年は金融恐慌の影 響で膨らんだ負債の削減や稼働率の改 善に奔走したが、今年はよりアクティブ に事業を展開する。
開発資金は主に北米の資産を売却す ることで創出する。
現在プロロジスは 合計一四六億ドル(一兆三一四〇億円) 分の資産を保有しているが、そのうち の六六%が北米の資産。
これに対してア ジアは十三%、欧州は二一%だが、こ の比率を三年後には北米を五〇%にま で落とし、アジアを二〇%、欧州を三 〇%に引き上げる。
より成長の見込め るマーケットでの投資を進める方針だ。
この戦略の一環として、埼玉県・川 島町に計画していた大型物流施設「プ ロロジスパーク川島」の開発を再開する。
よる活動報告および研究成果の発表 のほか、トヨタ自動車OBたちが集 まって結成したコンサルティング会 社、カイゼン・マイスターの小森治 代表が「トヨタカンバン方式の他産 業への適用」を解説する。
参加費用は二万円(ISM非会員 の場合)。
ランチ・ネットワーキング やカクテルパーティなど、個人ベー スで情報を交換する場も用意されて いる。
上原理事長は「日本の年次総 会はアジア諸国のISM幹部たちの 交流会という性格も持っている。
ア ジアの有力企業のCPOたちの生の 声に接する良い機会として利用して 欲しい」という。
投資総額は二一〇億円。
今年六月に着 工し、十一年六月の完成を目指す。
同 施設は〇八年に着工していたが、リー マンショックの影響で中断。
一階の床部 分などを作った段階でストップしていた。
注目すべきは、同施設が複数のテナン トの利用を目的とした「汎用センター」 であることだ。
金融恐慌の発生以降、日 本市場では特定荷主のための「専用セ ンター(BTS)」の着工はあったもの の、汎用センターの着工事例はほとんど 見られなかった。
傷んだマーケット環境 下では、空室リスクの高い汎用センター の開発は敬遠されるからだ。
今回のプロロジスの汎用センターの開 発再開について、ある市場関係者は「テ ナントの需給環境が改善してきた一つの 証左、明るい兆しだ。
今後も大型施設 への集約ニーズが高まれば、今回のよう な事例が更に増え、物流施設マーケット の本格回復に繋がっていくだろう」と 説明する。
プロロジスの山田御酒プレジデント兼 CEOは「こういう厳しい環境だから こそ、デベロッパーとして汎用センター をマーケットに供給したいという思いが あった。
今後の開発案件はリスクの低い BTSが機軸になるが、大型汎用施設 への潜在ニーズも確実に存在する。
状況 に合わせた開発を行っていきたい」と 抱負を語った。
(石鍋) 「サムスン、LGはなぜ強いか?」 日本サプライマネジメント協会が年次大会 プロロジスがグローバルで開発を再開 成長の見込めるアジア、欧州マーケットに注力 第12 回日本サプライマネジメント協会年次大会 「CPOの時代」開催概要 日時 2010 年6月4日(金)〜5日(土) 両日とも10:00〜17:00 場所 東京「きゅりあん」(品川区民総合会館) 参加費用 ISM 会員:1万円 ISM 非会員:2 万円(昼食2 回含む) 懇親会(カクテルパーティ) 5000 円 定員 50人 申し込み方法 ISMジャパンのホームページ (http://www.ismjapan.org)の登録フォ ームに必要事項を記入のうえ送信。
(定員に達し次第、締め切り) 問い合わせ先 CAPS日本研究会事務局 0120-135-056 戦略を説明する山田御酒プレジ デント兼CEO
これに合わせてアジア諸国 からもサプライマネジメント協会の 幹部たちが来日、「CPO( Chief Procurement Officer:最高購買責 任者)の時代」を共通テーマとして 各種の講演を行う。
現代グループや欧米メーカーの韓 国法人で長年CPOを務めてきたI SM韓国支部のS.K.Ryou会長は「韓 国企業CPOのリーダーシップ」と 題して、サプライマネジメントの側 面から、サムスンやLGなどの韓国 メーカーがグローバル市場で強い競 争力を発揮している理 由を解説する。
ISM台湾支部の江 勝榮(Robert Chiang) 理事長もまた、台湾の 輸出産業におけるCP Oの実務経験をベース に「台湾企業のグローバ ル購買戦略」を講演す る。
他に中国、インド などのISM支部幹部 たちによる講演も予定 されている。
日本からは上原修I SM日本支部理事長に 物流施設開発のプロロジスは、二〇一 〇年中にグローバルで七億ドル─八億ド ル(六三〇億円─七二〇億円)分の新 規開発に着手すると発表した。
日本を 中心とするアジアのマーケットにはその 約半分を投じる。
昨年は金融恐慌の影 響で膨らんだ負債の削減や稼働率の改 善に奔走したが、今年はよりアクティブ に事業を展開する。
開発資金は主に北米の資産を売却す ることで創出する。
現在プロロジスは 合計一四六億ドル(一兆三一四〇億円) 分の資産を保有しているが、そのうち の六六%が北米の資産。
これに対してア ジアは十三%、欧州は二一%だが、こ の比率を三年後には北米を五〇%にま で落とし、アジアを二〇%、欧州を三 〇%に引き上げる。
より成長の見込め るマーケットでの投資を進める方針だ。
この戦略の一環として、埼玉県・川 島町に計画していた大型物流施設「プ ロロジスパーク川島」の開発を再開する。
よる活動報告および研究成果の発表 のほか、トヨタ自動車OBたちが集 まって結成したコンサルティング会 社、カイゼン・マイスターの小森治 代表が「トヨタカンバン方式の他産 業への適用」を解説する。
参加費用は二万円(ISM非会員 の場合)。
ランチ・ネットワーキング やカクテルパーティなど、個人ベー スで情報を交換する場も用意されて いる。
上原理事長は「日本の年次総 会はアジア諸国のISM幹部たちの 交流会という性格も持っている。
ア ジアの有力企業のCPOたちの生の 声に接する良い機会として利用して 欲しい」という。
投資総額は二一〇億円。
今年六月に着 工し、十一年六月の完成を目指す。
同 施設は〇八年に着工していたが、リー マンショックの影響で中断。
一階の床部 分などを作った段階でストップしていた。
注目すべきは、同施設が複数のテナン トの利用を目的とした「汎用センター」 であることだ。
金融恐慌の発生以降、日 本市場では特定荷主のための「専用セ ンター(BTS)」の着工はあったもの の、汎用センターの着工事例はほとんど 見られなかった。
傷んだマーケット環境 下では、空室リスクの高い汎用センター の開発は敬遠されるからだ。
今回のプロロジスの汎用センターの開 発再開について、ある市場関係者は「テ ナントの需給環境が改善してきた一つの 証左、明るい兆しだ。
今後も大型施設 への集約ニーズが高まれば、今回のよう な事例が更に増え、物流施設マーケット の本格回復に繋がっていくだろう」と 説明する。
プロロジスの山田御酒プレジデント兼 CEOは「こういう厳しい環境だから こそ、デベロッパーとして汎用センター をマーケットに供給したいという思いが あった。
今後の開発案件はリスクの低い BTSが機軸になるが、大型汎用施設 への潜在ニーズも確実に存在する。
状況 に合わせた開発を行っていきたい」と 抱負を語った。
(石鍋) 「サムスン、LGはなぜ強いか?」 日本サプライマネジメント協会が年次大会 プロロジスがグローバルで開発を再開 成長の見込めるアジア、欧州マーケットに注力 第12 回日本サプライマネジメント協会年次大会 「CPOの時代」開催概要 日時 2010 年6月4日(金)〜5日(土) 両日とも10:00〜17:00 場所 東京「きゅりあん」(品川区民総合会館) 参加費用 ISM 会員:1万円 ISM 非会員:2 万円(昼食2 回含む) 懇親会(カクテルパーティ) 5000 円 定員 50人 申し込み方法 ISMジャパンのホームページ (http://www.ismjapan.org)の登録フォ ームに必要事項を記入のうえ送信。
(定員に達し次第、締め切り) 問い合わせ先 CAPS日本研究会事務局 0120-135-056 戦略を説明する山田御酒プレジ デント兼CEO
