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2010年6月号
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物流不動産大手のGLPが中国での開発を加速中国進出を目指す日本企業への支援体制も強化

JUNE 2010  86  物流不動産大手のグローバル・ロジ スティック・プロパティーズ(GLP) は中国において、今後数年間、最低 でも毎年一〇〇万平米ずつ施設規模 を拡大していく方針を明らかにした。
投資額は一平米当たり約六〇〇ドル を見込んでいる。
 GLP中国法人は現在、沿岸部を 中心とした主要一八都市で四一棟、総 延べ床面積約三五〇万平米の物流施 設や軽作業工場の運営を行っている。
同社の発表によると物流施設のマーケ ットシェアは四七%に達しており、二 位以下のプレーヤーを大きく突き放し ているという。
今後も大規模投資を 重ね、中国全土に物流施設のネットワ ークを張り巡らせていく。
その目的を 中国法人の梅志明プレジデントは次の ように説明する。
 「中国国内消費の伸びは凄まじく、 今後も急成長が続くことは疑う余地 がない。
一方で、物流インフラの整備 は日本や欧米のマーケットに比べて著 しく遅れている。
我々の顧客が中国 全土に展開し、大きなビジネスチャン スを得るには、効率的な物流インフラ の構築が欠かせない。
我々がそれを 提供することで、顧客のビジネスに貢 献することができる」  既に二五〇万平米の開発予定地も 確保している。
開発地は需要の多い沿 岸部が依然として中心になるが、今 後は成都や重慶など内陸部の案件も 増えていく。
また、開発のための資 金調達も「全く問題はない」と梅プ レジデントは自信を覗かせる。
 中国での開発を進める一方で、中 国市場への進出を目指す日本企業へ の支援体制も整備している。
今年春 には日本語が話せる三人のスタッフチ ームを?ジャパン・デスク?として上 海で発足させた。
GLP日本法人の 三木真人社長は「彼らの役割は日中 間のパイプを緊密にし、日本の顧客 にきめ細やかなサービスを提供するこ と。
物流施設のロケーションや賃料に 関する相談はもちろんだが、ロジステ ィクス戦略まで含めた提案ができる人 材を選抜している」と語った。
(石鍋) 物流不動産大手のGLPが中国での開発を加速 中国進出を目指す日本企業への支援体制も強化 中国での戦略を説明する梅プレジデント(右) と三木社長(左) ¥ ¥¥

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