2010年8月号
CLIP
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メガネ型ディスプレイを利用した新ピッキングシステムを開発 村田機械
77 AUGUST 2010
村田機械(本社:京都府京都市、代
表取締役社長:村田大介)はこのほ
ど、メガネ型網膜走査ディスプレイを
利用した新ピッキングシステム「新ゆ
びキタスピッキング®」の検証実験を
開始すると発表した。
メガネ型ディスプレイには小型カメ ラ、マイク、イヤホンなどが附属して いる。
作業者がマイクに「作業開始」 と音声入力するとサーバーは作業開 始を認識し、ピッキングすべき対象の 画像・品名・品番・個数・格納位置 が表示されたピッキングリストをディ スプレイに送る。
そのリストをもとに、 作業者が対象製品にバーコードリーダ ー機能を搭載したカメラを向けてバー コードを読み取る。
読み取られたデー タはウェアラブルコンピューター端末 キリン物流は六月二五日、同社の輸 送協力会に加盟する四三社・五〇人を 対象に無料セミナーを開催した。
業界知 識を深めて輸送品質の向上を図るととも に、加盟企業同士の親睦を深め、互い に情報・意見交換ができる場を提供す ることが目的。
今回で二回目の開催と なった。
セミナーは二部構成になっており、第 一部では、いそのボデーの石井崇セキュ リティコンサルタントが「物流会社に求 められるこれからのセキュリティ」をテ ーマに講演。
近年、注目度が増しつつ あるTAPA認証について説明した。
TAPAとは倉庫・輸送におけるセキ ュリティレベルを定め、認証を与える機 関。
一九九七年に米国で誕生し、〇七 年には日本支部も設立されている。
特 に高付加価値な商品を扱う荷主が、資 産の保全を確保するため物流会社に一定 のセキュリティレベルを求め始めたこと により、認証取得の普及が進んでいる。
講演を行った石井コンサルタントは 「ISO規格と同様、TAPA認証を得 ることが、物流における世界的なスタン ダードになりつつある。
ところが、日本 では日通や郵船航空など一部の大手企 業しか認証を得ていない。
先んじて認 証を取得し、荷主にアピールしていくこ とが重要だ」と強調した。
を介してサーバーに送られ、自動的に 照合が行われる。
作業完了後「作業 終了」と音声入力をすると、サーバ ーが作業完了を認識する。
同システムはメガネ型網膜走査デ ィスプレイとウェアラブルコンピュ ーター端末を一体化したNECのユ ビキタス業務支援システム、「Tele Scouter®」を中核としている。
ブラザ ー工業が開発したディスプレイは、目 に入れても安全な明るさの光を網膜に 当て、その光を高速で動かすことで 生じる残像効果を利用したモバイルデ ィスプレイで、網膜に投射された映像 は「視覚」として認識され、あたか も目の前に映像が存在しているかのよ うに感じるというもの。
これによりハンズフリーでのピッキ ングが可能となり、従来は製品ごと に手作業で行っていた作業時間が最 大一五%短縮できるという。
今秋か ら村田機械の犬山事業所内ソリュー ションセンターに先行導入され、様々 な業種におけるピッキング作業の検証 実験に活用する予定だ。
本件に関する問い合わせ先 村田機械株式会社 L&A事業部営業企画室 電話 〇六(六二〇二)一一二一 第二部では、防衛省・海上幕僚監部 の國松剛二等海佐が「統率と指揮」を テーマに講演。
海上自衛隊の人材育成 ノウハウを織り交ぜながら、あるべき上 司の姿、部下の育て方について語った。
優れた部隊を組織するためには、部下 から信頼される指揮官が不可欠。
國松二 等海佐は、部下から信頼される条件と して「仕事に精通し、部下の力になる」 「誠実・公正に部下に対応する」「オープ ンで率直である」の三つを挙げた。
反対に、信頼されない指揮官は「事 なかれ主義で頼りない」「部下の尊厳を 傷つける」「保身と出世しか考えていな い」と断じた。
「人の上に立つ者は、自 分がこのような状態になっていないか常 に反省することが大切。
私は日々、反 省してないことを反省している」と國 松氏。
会場は大きな拍手と笑いに包ま れた。
(石鍋) メガネ型ディスプレイを利用した 新ピッキングシステムを開発 村田機械 キリン物流が輸送協力会社を対象にセミナーを開催 テーマは「物流セキュリティ」と「統率と指揮」 物流管理システム Warehouse Management System ウェアラブル端末 ゆびキタスサーバー 網膜走査型 メガネ型 ディスプレイ WEB カメラ ヘッドセット マイク 作業実績 実績 作業指示 ピッキング指示 アソート指示 「ゆびキタスピッキング®」システムイメージ 新ゆびキタスピッキング® ウェアラブルシステム セミナー参加者も今後の物流セキュ リティに高い関心を示した
メガネ型ディスプレイには小型カメ ラ、マイク、イヤホンなどが附属して いる。
作業者がマイクに「作業開始」 と音声入力するとサーバーは作業開 始を認識し、ピッキングすべき対象の 画像・品名・品番・個数・格納位置 が表示されたピッキングリストをディ スプレイに送る。
そのリストをもとに、 作業者が対象製品にバーコードリーダ ー機能を搭載したカメラを向けてバー コードを読み取る。
読み取られたデー タはウェアラブルコンピューター端末 キリン物流は六月二五日、同社の輸 送協力会に加盟する四三社・五〇人を 対象に無料セミナーを開催した。
業界知 識を深めて輸送品質の向上を図るととも に、加盟企業同士の親睦を深め、互い に情報・意見交換ができる場を提供す ることが目的。
今回で二回目の開催と なった。
セミナーは二部構成になっており、第 一部では、いそのボデーの石井崇セキュ リティコンサルタントが「物流会社に求 められるこれからのセキュリティ」をテ ーマに講演。
近年、注目度が増しつつ あるTAPA認証について説明した。
TAPAとは倉庫・輸送におけるセキ ュリティレベルを定め、認証を与える機 関。
一九九七年に米国で誕生し、〇七 年には日本支部も設立されている。
特 に高付加価値な商品を扱う荷主が、資 産の保全を確保するため物流会社に一定 のセキュリティレベルを求め始めたこと により、認証取得の普及が進んでいる。
講演を行った石井コンサルタントは 「ISO規格と同様、TAPA認証を得 ることが、物流における世界的なスタン ダードになりつつある。
ところが、日本 では日通や郵船航空など一部の大手企 業しか認証を得ていない。
先んじて認 証を取得し、荷主にアピールしていくこ とが重要だ」と強調した。
を介してサーバーに送られ、自動的に 照合が行われる。
作業完了後「作業 終了」と音声入力をすると、サーバ ーが作業完了を認識する。
同システムはメガネ型網膜走査デ ィスプレイとウェアラブルコンピュ ーター端末を一体化したNECのユ ビキタス業務支援システム、「Tele Scouter®」を中核としている。
ブラザ ー工業が開発したディスプレイは、目 に入れても安全な明るさの光を網膜に 当て、その光を高速で動かすことで 生じる残像効果を利用したモバイルデ ィスプレイで、網膜に投射された映像 は「視覚」として認識され、あたか も目の前に映像が存在しているかのよ うに感じるというもの。
これによりハンズフリーでのピッキ ングが可能となり、従来は製品ごと に手作業で行っていた作業時間が最 大一五%短縮できるという。
今秋か ら村田機械の犬山事業所内ソリュー ションセンターに先行導入され、様々 な業種におけるピッキング作業の検証 実験に活用する予定だ。
本件に関する問い合わせ先 村田機械株式会社 L&A事業部営業企画室 電話 〇六(六二〇二)一一二一 第二部では、防衛省・海上幕僚監部 の國松剛二等海佐が「統率と指揮」を テーマに講演。
海上自衛隊の人材育成 ノウハウを織り交ぜながら、あるべき上 司の姿、部下の育て方について語った。
優れた部隊を組織するためには、部下 から信頼される指揮官が不可欠。
國松二 等海佐は、部下から信頼される条件と して「仕事に精通し、部下の力になる」 「誠実・公正に部下に対応する」「オープ ンで率直である」の三つを挙げた。
反対に、信頼されない指揮官は「事 なかれ主義で頼りない」「部下の尊厳を 傷つける」「保身と出世しか考えていな い」と断じた。
「人の上に立つ者は、自 分がこのような状態になっていないか常 に反省することが大切。
私は日々、反 省してないことを反省している」と國 松氏。
会場は大きな拍手と笑いに包ま れた。
(石鍋) メガネ型ディスプレイを利用した 新ピッキングシステムを開発 村田機械 キリン物流が輸送協力会社を対象にセミナーを開催 テーマは「物流セキュリティ」と「統率と指揮」 物流管理システム Warehouse Management System ウェアラブル端末 ゆびキタスサーバー 網膜走査型 メガネ型 ディスプレイ WEB カメラ ヘッドセット マイク 作業実績 実績 作業指示 ピッキング指示 アソート指示 「ゆびキタスピッキング®」システムイメージ 新ゆびキタスピッキング® ウェアラブルシステム セミナー参加者も今後の物流セキュ リティに高い関心を示した
