2010年8月号
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SCM関連著書多数の石川和幸氏が新刊「図解 よくわかるこれからのSCM」

81  AUGUST 2010  「SCMとは何ですか?」  このシンプルな問いに、あなたならど う答えるだろうか。
単なる物流改善? 在庫補充? 流通改革? おそらく答え は千差万別、十人十色に違いない。
 日本ではSCMの黎明期より、この 言葉の定義が目まぐるしく変遷、混乱 してきた。
そのため、現在でも統一さ れた見解は無く、その使われ方は企業 間、部門間で大きく異なっている。
 著者はSCMを「必要なモノを、必 要な時に、必要なところに、必要な量 だけ届けるための、最終顧客からサプ ライヤーまで業務の仕組み」と定義す る。
ここで重要なのは、SCMは一つ の部門、一つの企業だけで完結するも のでは決してない、という考え方だ。
 物流だけが効率化しても、欠品を出 していたのでは意味がない。
工場がフ ル稼働しても、売れない製品在庫ばか りをつくっているのであれば会社が傾  韓国のパレットメーカーであるエ イエルパレット社(本社:韓国安城 市)はこのほど、次世代型超軽量 アルミニウムパレット「エイエルパ レット」の日本市場における販売を 開始した。
 これまでアルミパレットは、木製 やプラスチック製に比べて価格が割 高な点が普及のネックとなってい た。
「エイエルパレット」は特許取 得済みの画期的な構造技術を用い ることで、これまでのアルミパレッ トよりも一枚あたり五〜一五キログ ラムの減量に成功している。
それに より原材料のアルミ使用 量も減少したため、従来 品の約半額程度の価格が 実現したという。
製品ラ インナップにはワンウェイ 型(使い捨てタイプ)、リ ユーザブル型(繰り返し使 用タイプ)、ボックスタイ プ、クリーンルーム用など がある。
 アルミ製は木製などより 耐用年数が長いほか、使 用後にスクラップして再資 源化できるためリサイクル 業者などに有償で引き取っ てもらうことができ、導入 いてしまう。
SCMの狙いは、個別 最適を排除し、サプライチェーンに関 わる全組織がパートナーシップを結び、 全体で儲け続けることにある。
 そんなことは当たり前? SCMはも う過去の話? 本当だろうか。
確かに二 〇〇〇年頃からSCMが喧伝され始め ると、多くの企業が莫大なコストをか けて、システム作りには力を注いだ。
 しかし、その効果は見えていない。
その一例として、製造業全体の在庫 率は〇二年以降ほとんど変わっていな い。
相変わらず工場都合による平準 化生産と、硬直した予算ベースの販売 計画が温存されている。
そればかりか、 期末には財務諸表の見栄えを良くする ため、市場動向を無視して生産のアク セル・ブレーキが踏まれている。
 結局、本当の意味でのSCMなどや っていなかった、と著者は断じる。
幸 か不幸か、リーマンショックによって それが証明された。
生産の調整が利か ず、在庫は溢れかえり、それに対する 有効なアクションも取れなかった。
 SCMを再構築する必要がある。
本 書には、その勘所や正しいステップが 紹介されている。
現状を見つめ直し、 SCM改革に着手する企業の担当者や マネジメント層にとっては、得難い一 助となるはずだ。
      (石鍋) 費用の一部がユーザーにキャッシュ バックされることになる。
また、焼 却処理等が発生しないため環境負 荷軽減にもつながる。
 先行販売している韓国ではLG電 子をはじめとするLGグループ各社 やサムスン・グループ、米国ではパ ソコンメーカーのデルやコカ・コーラ が導入している。
日本においても電 子部品・精密機器・電機・医薬とい った荷主企業や、航空貨物フォワー ダー・海運会社・トラック運送会社 などの物流企業への供給に向け、す でに実証実験等を進めている。
SCM関連著書多数の石川和幸氏が新刊 「図解 よくわかるこれからのSCM」 次世代超軽量アルミパレットの販売がスタート エイエルパレットジャパン 「図解 よくわかるこれからのSCM」 石川和幸 著 同文館出版(一七〇〇円・税別) 問い合わせ先 エイエルパレットジャパン株式会社 〒101-0032 東京都千代田区岩本町2-4-5 インスタイルスクエア5F 電話 03-3864-8488 ファックス 03-5822-5359 URL http://alpallet.jp/ 担当 大庭(おおば) e-mail:oba@alpallet.jp    芹澤(せりざわ)e-mail:serizawa@alpallet.jp

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