中国編[NEWS]：ロジスティクス・ビジネス[LOGI-BIZ]バックナンバー

2011年4号

NEWS
中国編

*下記はPDFよりテキストを抽出したデータです。閲覧はPDFをご覧下さい。

APRIL 2011　　84 2011年2月発表分香港空港の一〇年貨物取扱量二三・四％増の四一〇万トン ■２・８　香港空港管理局は、香港空港の二〇一〇年の貨物取扱量は前年比二三・四％増の四一〇万トン、航空機の発着便数は九・七％増の延べ三〇万七〇〇〇便だったと発表した。
一〇年の中国郵便・宅配市場十七％増の一二七七億元に拡大 ■２・９　中国国家郵政局は、中国郵政と国内宅配企業の二〇一〇年の売上総額が前年比一六・六％増の一二七六億八〇〇〇万元（一兆五三二一億六〇〇〇万円）となったと発表した。
　国内の郵便取扱量は一・六％減の七四億件、小包取扱量は二五・九％増の二三億四〇〇〇万件だった。
キャセイパシフィック・グループ一〇年の貨物輸送量は一八％増 ■２・ 10 　香港のキャセイパシフィック航空と傘下の香港ドラゴン航空の二〇一〇年の貨物輸送量は、前年比一八・一％増の計一八〇万三九〇〇トンとなった。
香港ＯＯＣＬ一〇年の売上高は四六・一％増 ■２・ 12 　香港の大手コンテナ船社、ＯＯＣＬは、二〇一〇年の売上高は前年比四六・一％の五六億一五〇〇万米ドル四六〇四億三〇〇〇万円）、コンテナ輸送量は一四・六％増の四七六万七七〇〇ＴＥＵだったと発表した。
上海港、深セン港、寧波港一月コンテナ取扱量は大幅増 ■２・ 13 　上海港、深圳港、寧波港の一月のコンテナ取扱量が、いずれも二ケタの伸び率を示している。
三港湾のコンテナ取扱量と前年同月比％は次のとおり。
●上海港：二七〇万八〇〇〇ＴＥＵ（二一・〇％増） ●深圳港：二〇九万八〇〇〇ＴＥＵ（一八・四％増） ●寧波港：一二六万一三〇〇ＴＥＵ（三〇・六％増）山西省の高速道路建設計画一五年までに三三〇〇キロ整備 ■２・ 15 　山西省政府は、二〇一一～一五年の間に高速道路を三三〇〇キロ建設すると発表した。
香港の一月コンテナ取扱量六％増の二一〇万ＴＥＵ ■２・ 15 　香港港湾発展局は、香港港湾の一月のコンテナ取扱量は前年同月比五・七％増の二一〇万四〇〇〇ＴＥＵだったと発表した。
　そのうち、葵青港区のコンテナ取扱量は六・一％増の一五一万四〇〇〇ＴＥＵだった。
浙江省糖業煙酒食用砂糖の大型保管倉庫を建設 ■２・ 15 　浙江省の国有卸、糖業煙酒はこのほど、同省平湖市独山港区で食用砂糖の保管倉庫「浙江甘沢糖酒倉儲公司食糖儲蓄物流倉儲」の建設工事に着工した。
年内に竣工し、稼働する予定。
投資額は一億元（十二億元）。
　同倉庫は浙江省で最大規模の食用砂糖の保管倉庫になるという。
倉庫面積は二万九〇〇〇平方メートル。
山西省宝特国際物流保税倉庫と輸出監管倉庫が竣工 ■２・ 16 　山西省候馬市の宝特国際物流は、同社が建設していた二万九〇〇〇平方メートルの共用型保税倉庫と五一一〇平方メートルの輸出監督管理倉庫が完工したと発表した。
現在、関係当局の検査を受けており、まもなく供用を開始するという。
　宝特国際物流は二〇〇五年に設立。
資本金は一億元で中新国聯投資、山西太鉄聯合物流、山西華蒙国際物流が出資している。
中国航空会社の機材調達一〇年は大手二社から一八九機 ■２・ 18 　中国の航空会社が昨年、エアバスとボーイングから納入を受けた航空機数は、計一八九機に達した。
エアバスから一一一機、ボーイングから七八機の納入を受けた。
　エアバスとボーイングにとって中国の航空会社への納入比率は高まっている。
エアバスでは同社の全世界への納入量の二〇％、ボーイングでは一七％（香港の航空会社を含む）を占めたという。
プロロジスが蘇州に新規施設合弁会社通じ三億ドルを投資 ■２・ 18 　江蘇省の蘇州高新保税物流中心と 85　　APRIL 2011 プロロジスは、新会社「蘇州高新区普洛斯物流園公司」を設立し、蘇州市高新区通安鎮に物流倉庫団地を建設すると発表した。
投資額は二億九〇〇〇万米ドル（二三七億八〇〇〇万円）。
　敷地面積は一〇〇万平方メートル。
竣工後は製造業や小売業、３ＰＬ企業などに賃貸する。
中国造船業が世界一に主要三指標すべてで韓国上回る ■２・ 20 　中国の造船業の船舶建造量、受注量、受注残が二〇一〇年、いずれも韓国を上回り、中国は世界第一位の造船大国となった。
　中国工業情報化部の統計によると、中国の一〇年の船舶建造量は前年比五四・六％増の六五六〇万重量トン、受注量は前年の二・九倍の七五二三万重量トン、一〇年十二月末時点の受注残は四・一％増の一億九五九〇万重量トンだった。
中国国際航空四月に成都～東京線を開設 ■２・ 20 　中国国際航空は、四月に四川省成都～東京線を開設すると発表した。
同路線は成都では初の東京直行便となる。
ＤＢシェンカー内陸部で一五～二〇拠点を新設 ■２・ 20 　�
庁促轡Д鵐�爾郎Ｇ��羚馥睥� 部で営業拠点を一五～二〇カ所新設する計画だ。
荷主企業がコスト削減のために沿海部から内陸部に拠点を移転しているのに対応し、内陸部発着の中国～欧州間の鉄道輸送サービスを強化する。
中国海運集団超大型コンテナ船が就航 ■２・ 21 　中国海運集団は、同社初の一万四一〇〇ＴＥＵ型コンテナ船が就航し、上海洋山深水港を出港したと発表した。
　同船は韓国のサムスン重工業が建造した。
船は全長三六六メートル、幅五一メートル、深さ二九・二メートル、喫水一五・五メートル、設計航海速力二四・二ノット。
湖北省武漢市が第二空港を計画貨物取扱能力は年三〇〇万トン ■２・ 22 　湖北省武漢市政府は、江夏区で第二空港を建設する計画であることを明らかにした。
第二空港の年間貨物取扱能力は三〇〇万トンとするという。
安徽省宿州市食糧物流団地が着工 ■２・ 24 　安徽省宿州市でこのほど、食糧用の物流団地「現代食糧物流産業団地」の建設工事が始まった。
投資額は二億三〇〇〇万元（二七億六〇〇〇万円）。
食糧油倉庫物流区と食糧油付加価値加工区が整備される予定。
北京市「亦荘保税物流中心」計画に認可、年内に竣工予定 ■２・ 24 　北京の「亦荘保税物流中心」建設準備部は、国の関係当局の審査を通過し、「亦荘保税物流中心」の建設計画の認可を得たと発表した。
工事は年内に竣工する予定。
龍盛航運が滬東中華造船にばら積み船二隻を発注 ■２・ 24 　浙江省寧波市の龍盛航運は、上海滬東中華造船に七万六〇〇〇重量トン型ばら積み船二隻を発注した。
納期は二〇一二年。
湖南省茶陵県省内二番目の物流団地を建設 ■２・ 25 　湖南省茶陵県は、同省で二番目の物流団地「湘干物流園」にまもなく着工すると発表した。
投資総額は六億元（七二億円）。
湖南高速広和と共同で建設する。
鄭州鉄道局と鉄鋼企業など鉄鋼向けの物流団地を建設 ■２・ 26 　河南省鄭州鉄道局、河南省物資集団、河南省安陽鉄鋼集団は、同省鄭州市国際物流区内に「鄭州蒲田現代鉄鋼総合物流団地」を共同で建設すると発表した。
鉄鋼取引、倉庫保管、輸送、中継、ＩＴ、物流金融などの機能を整備する。
中海発展の一〇年の輸送量十一％増の一・七億トン ■２・ 27 　中国海運グループで石油・石炭輸送を主に行う中海発展は、同社の二〇一〇年の貨物輸送量は前年比一〇・六％増の一億六五七九万トンだったと発表した。
換算レート：1元＝12円、1米ドル＝ 82円