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*下記はPDFよりテキストを抽出したデータです。閲覧はPDFをご覧下さい。
JULY 2011 42
物流コンサルティング会社のロジ
スティクス・サポート＆パートナーズ
（ロジＳＰ）は、自社運営する物流ポ
ータルサイト「物流解決ねっと」に
て運賃診断サービスを開始した。
利
用者はサイト上の所定の入力フォー
ムに必要情報を入力・送信するだけ
で、自社で契約しているトラック運
賃が相場に比べ「高い」のか「安い」
のかを診断してもらうことができる。
金澤運輸（http://www.kanazawaunyu.
co.jp）が運営する「トラック
運賃無料診断サービス」とのコラボ
レーションにより実現した。
自社の業種や配送製品とその価
格帯、トラックの種類、発地と着地、
現在の運賃といった基本情報のほ
か、「下見を必要とする」「加工や梱
包を必要とする」といった付帯条件
の有無にチェックをして送信すると、
二〜三日以内にメールで診断内容が
返ってくる。
運賃が高いのか安いの
かという判定だけでなく、運賃が安
くなるコツも教えてくれるという。
運賃の判定や削減のための分析に
は、三〇〇社以上の荷主を対象とし
た一〇万件以上の最新輸送データが
用いられている。
利用者は同サービ
スを無料・匿名で利用することがで
き、希望すれば有料で最適な物流事
企業の業務プロセスを可視化するツー
ル「プロセス参照モデル」の研究・実践
応用を行うＮＰＯ法人「バリューチェー
ンプロセス協議会（ＶＣＰＣ）」が五月、
本格的に活動を開始した。
会員向けのセ
ミナーや、会員が集まり自由研究を行う
ワーキンググループ（ＷＧ）、人材育成活
動などを通じ、日本企業のバリューチェ
ーンの再構築と競争力の向上を支援する。
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孱達丕辰郎Ｇ�二月、米国に本部を置
くＳＣＭの啓蒙・普及団体、サプライチ
ェーンカウンシル（ＳＣＣ）の日本支部
ボードメンバーが中心となって設立した。
プロセス参照モデルとは、一定のルール
に基づいて業務プロセスを書き出すもの。
業務の全体像を可視化して分析し、実態
に基づいた改善を施すことができる。
業者の紹介なども受けることができ
る。
ロジＳＰの清野眞由美コンサルタ
ントは「自社の支払っている運賃が
相場に比べて高いか安いかがわから
ないという企業は非常に多い。
物
流費が相場より高いことがわかれば、
運賃交渉や他業者の検討など、コス
トダウンにつなげることができる」
と説明する。
同サービスの開始と同時に、ロジ
ＳＰではサイトを全面リニューアル
している。
物流関係者の交流の場
「物流掲示板」、物流に役立つ物品
を販売する「物流商品売れ筋商品」、
物流改善のツールが無料でダウンロ
ードできる「改善ツールダウンロー
ド」など、新たなコンテンツも追加
されている。
問い合わせ先
ロジスティクス・サポート＆パートナ
ーズ東京本社
〒一〇一─〇〇四一
東京都千代田区神田須田町一─二
六 芝信神田ビル８Ｆ
電話：〇三（五二九六）〇八五五
担当：清野（せいの）
URL ： http://www.butsuryukaiketsu.
net
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咤達弾�本支部の研究対象はＳＣＣの
開発したプロセス参照モデル「ＳＣＯＲ
（サプライチェーン・オペレーションズ・
リファレンス・モデル）」に限られていた
が、ＶＣＰＣではＳＣＯＲにとどまらず、
世界のさまざまなプロセス参照モデルを
対象に幅広い活動を行う。
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孱達丕辰了�務局を務める小野耕司理
事は「世界で使われているプロセス参照
モデルを皆で学び、それらを組み合わせ
た活用方法を身につける。
会員が相互に
ノウハウを高めていけるよう、自由でオ
ープンな活動をしていきたい」と設立の
狙いを語る。
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廝任浪餔�であれば誰でもテーマを設
定して立ち上げることができ、無料で参
加できる。
今年度は十二のＷＧを設置す
る計画だ。
また、会員を対象とした研修
セミナーの開催や普及プロジェクトの設
置などを予定するほか、毎年五月には無
料の一般公開セミナーを行う。
さらに、資
格認定制度の実施や大学関係者との協力
による学生向けの教材開発なども考えて
いるという。
会員資格は特に設けておらず、学生を
含めた個人、法人ともに入会できる。
年
会費は個人会員が一万五〇〇〇円、法人
会員が二〇万円（社員数二〇〇人以下は
一〇万円）、アカデミー・ＮＰＯ会員が三
万円。
ロジスティクス・サポート＆パートナーズ
無料・匿名で利用できる運賃診断サービスを開始
バリューチェーンプロセス協議会が活動開始
「プロセス参照モデル」で業務を可視化
小野耕司理事
5 月26 日に東京・
築地で開催された
無料公開セミナーで
は、VCPC の概要や
プロセス参照モデル
の活用事例が紹介。
約70 人が出席した
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