ロジビズ :月刊ロジスティックビジネス
ロジスティクス・ビジネスはロジスティクス業界の専門雑誌です。
2013年2号
特集
物流企業番付《平成25年版》 解説 国際物流が回復、共同物流が拡大

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解 説 国際物流が回復、共同物流が拡大  国際物流事業が再び成長軌道に乗った。
物 量はリーマンショック前の水準を取り戻し、過 去最高決算を更新する企業が相次いでいる。
一方、国内では業界プラットフォーム型の共 同物流が伸びている。
国内市場の縮小と長引 くデフレが荷主に同業者同士の物流共同化を 促す物流会社にとっては追い風になっている。
リーマンショックでより強く  本誌が毎年恒例としている「物流企業番付」の平 成二五年版を作成した。
売上高上位約二〇〇〇社の 物流企業を対象に、直近三カ年の業績を分析。
各社 の成長性、収益性、安定性を評価して、その実力を 検証した(詳しくは二三頁「調査の方法」参照)。
 その結果、大きく二つのタイプの物流企業が総合 ランキングの上位に並ぶことになった。
リーマンショ ック後の物量回復の波に乗った国際物流企業と、同 じ業界の荷主同士の物流を共同化する業界プラットフ ォーム型の共同物流運営会社だ。
 一位のコマツ物流と二位の日立建機ロジテックは、 いずれも大手建機メーカーの物流子会社だ。
両社と も親会社の業績回復がそのまま子会社の売上増に結 び付いた。
 親会社のコマツや日立建機は海外売上比率が七割 を超すグローバルメーカーで、世界同時不況によるダ メージもそれだけ大きかった。
しかし、その後、中国 以外の新興国と米国で需要が急回復、日本の復興需 要も加わって、中国と欧州の落ち込みをカバーした。
 物流子会社の二社は共に物流機能会社として親会社 を始めとするグループに貢献することを現在の最大の ミッションに掲げている。
建機市場が構造不況に喘い でいた二〇〇〇年代前半までは、両社とも物量減少へ の対応策として外販拡大による自立を目指していた。
 しかし、その後、新興国需要の拡大で親会社の業 績は急回復、グローバル化が大きく進み、また建機市 場においてSCMの重要性が増したことから、子会 社の位置付けが変化した。
外販よりもむしろローコ ストで安定したオペレーションが優先されるようにな った。
これに伴い物流子会社と親会社の業績の連動 FEBRUARY 2013  18 性が増している。
 三位のリョーサンも独立系ながら三菱重工やキャタ ピラージャパンを主要荷主として建機や産業機械の輸 出梱包を手掛ける中堅企業で、〇九年にいったん大 きく売り上げを落とした後、急回復を遂げている。
 五位の二葉は京浜港を地盤にする港湾会社。
食品 の輸入通関では国内トップクラスのシェアを誇り、港 湾運送から冷蔵倉庫、国内配送へと事業のスコープ を拡げてきた。
円高を背景とした輸入食材の増加を 追い風に順調に業績を伸ばしている。
 以下、総合ランキング三〇位までの顔触れは、総合 商社系や財閥系倉庫会社、海運会社など、輸出入貨 物の取り扱いをメーンとする中堅以上の物流会社が大 多数を占めている。
ユニークなサービスや斬新なビジ ネスモデルを武器にする新興企業の台頭は一服した。
 それに代わって大手荷主を固定客として抱える国 際物流企業が、その回復力によって上位に浮上する 格好となった。
リーマンショックで大幅な物量減少を 経験し、大規模なリストラを余儀無くされたことが、 回復後の利益の増加に拍車を掛けた。
 ただし、欧州の低迷と中国の減速はその後も続い ている。
とりわけ中国は昨年秋の尖閣問題以降、日 本製品の販売に急ブレーキが掛かっている。
その影響 で国際物流事業の核となる各社のフォワーディング収 入は一二年度下期に大幅に減少することが必至とな っている。
 安倍新内閣の発足以降、為替が大きく円安に振れ たことで明るい兆しも見られるものの、それが輸出 拡大などの実体経済にどこまで反映されるのかはま だ不透明だ。
少なくとも中国の落ち込みは一三年度 上半期いっぱいは続くと見られており、その後につ いても予断は許さない。
大株主 会社名 総合 評価 売上 規模 利益 規模 累積 利益率 売上高 伸び率 利益 伸び率 一人当 収益所在地決算期売上高当期 利益 従業 員数 主な営業種目主な荷主 (売上高、当期利益は単位:百万円) 総合 順位 2 3 5 8 9 4 6 7 10 1 コマツ物流 日立建機ロジテック リョーサン バンテックイースト 二葉 住友倉庫 バンテック 日陸 伊藤忠ロジスティクス 名港海運 534.29 97.42 98.91 92.32 64.56 85.47 95.61 横浜市 12.03 80,544 3,531 582 525.13 94.19 95.29 96.58 75.80 74.15 89.12 茨城県 12.03 42,258 1,313 496 488.97 75.79 80.29 92.11 86.52 74.62 79.64 兵庫県 11.07 11,530 404 230 486.62 85.26 91.68 98.13 63.08 84.99 63.48 埼玉県 12.03 19,132 716 670 481.92 88.38 95.09 76.85 40.78 91.06 89.76 東京都 12.03 18,134 987 249 479.86 98.56 99.11 32.10 66.60 88.20 95.29 大阪市 12.03 83,389 5,079 688 479.40 98.98 98.02 87.13 43.99 53.62 97.66 川崎市 12.03 116,398 3,928 500 474.19 90.35 96.04 51.81 54.65 90.93 90.41 東京都 11.09 21,157 1,259 276 468.26 95.75 91.47 72.68 68.21 46.79 93.36 東京都 12.03 43,288 715 282 467.03 96.35 98.57 72.10 26.11 90.25 83.65 名古屋市 12.03 49,540 1,709 809 運送、倉庫、機工 小松製作所 小松製作所、コマツグループ各社 運送、倉庫、梱包 日立建機、波南 日立建機、日立建機グループ各社 組立梱包 桂田重信 キャタピラージャパン、三菱重工業、川崎重工業 運送 バンテック バンテック、バンテックグループ各社 港湾運送、冷蔵倉庫 ファーストサービス、鈴木宏、鈴木健雄 三菱商事、三井物産、スターゼンインターナショナル 倉庫、港湾運送 住友不動産、日本トラスティ信託口ほか アメリカンプレジデントラインズ、ベンラインエージェンシーズ 運送、梱包、倉庫 日立物流 日産自動車、日産車体、ボッシュ、ジヤトコ、カルソニックカンセイ 倉庫、レンタル 日陸、政策投資銀行、東急車輌製造ほか 日立物流ファインネクスト、三井化学、旭化成ケミカルズ 倉庫、運送 伊藤忠商事、川崎汽船 伊藤忠商事、日本アクセス、プリマハム 港湾運送、倉庫 名港海運、明治安田生命保険、名古屋銀行ほか 商船三井、ホンダ、ナゴヤシッピング、デンソー、日本ガイシ  平成25年版 総合ランキングTOP10 中国を除いて全世界的に建設機械・車両需要が伸び、物量も増加した。
今期も中国の落ち込みを他でカバーする傾向 新興国の建設機械、鉱山用大型機械の需要拡大で物量が増加。
13年3月期は中国やインドの成長鈍化の影響が見込まれる 神戸港を中心に兵庫県内に8つの倉庫を構え、輸出梱包も手掛ける。
大型機械の製品梱包に強みがあり最大60tまで対応している 日産栃木工場が生産する北米向け大型・高級車種が好調で、操業度が高まったことなどが好業績の要因 デフレ・円高で食品輸入が増加。
05 年、09 年と増設した冷蔵倉庫が軌道に乗り、過去最高決算に 港湾運送や国際輸送の取り扱いが回復。
米海運WSL社の買収で、連結では今期も増収増益を見込む フォワーディング事業とロジスティクス事業の統合や体質改善が効果を発揮。
緊急輸送の増加も寄与した 危険物をドメインに医薬品にも進出。
倉庫、輸送容器レンタル、輸送など全主要部門が好調だった ベトナムなど不採算事業から撤退し、商社系の強み活かせるビジネスモデルの構築を推進。
タイ、インドなどへ積極投資 輸出では工作機械、輸入では非鉄金属や食糧、住宅建材等の取り扱いが増加し、V字回復に成功 19  FEBRUARY 2013  今後を見越して、国際物流企業各社は既に投資の 矛先を中国からアセアン諸国へと移している。
それと 同時に、輸送スペースを確保して通関を切るだけの単 純なフォワーディングから、センター運営と末端配送 を伴う3PLへと、サービスのスコープを拡げている。
 総合七位のバンテックは買収で手に入れた航空フォ ワーダー事業と、主業とするロジスティクス事業を統 合したことによるシナジー効果で、一二年三月期に 過去最高決算を達成した。
ロジスティクス事業の荷主 にフォワーディングを売り込み、サービス領域を拡げ るかたちで売り上げを伸ばした。
 同様に九位の伊藤忠ロジスティクスもサービス別の 縦割りが目立っていた組織にメスを入れ、トップ自ら ソリューション営業の先頭に立つことで、グローバル 3PLの大規模案件を次々に獲得している。
 一五位の商船三井ロジスティクスは大手フォワーダ ーと比較して事業規模に劣る弱点を逆手に取り、新 興国内のオペレーションでオーダーメイドのサービス を提供することで、それに繋がるフォワーディング業 務を取り込んでいる。
 国際物流の物量回復頼みが通用したのは一二年三 月期まで。
今後も成長を持続していくには、新たな 市場の開拓とサービスの革新が不可欠だと各社は認識 している。
物量の減少を逆手に取る  一方、日本の国内物流では国際物流とは裏腹に物 量の減少に対応したサービスが伸びている。
その代表 が共同物流だ。
それも単なる積み合わせ輸送ではな く、同じ業界のライバル企業同士を同じインフラに乗 せる業界プラットフォーム型の共同物流がいよいよ本 格化してきた。
大株主 会社名 総合 評価 売上 規模 利益 規模 累積 利益率 売上高 伸び率 利益 伸び率 一人当 収益所在地決算期売上高当期 利益 従業 員数 主な営業種目主な荷主 (売上高、当期利益は単位:百万円) 総合 順位 総合ランキング 1111〜2200位 川崎港で大型私設埠頭やヤード、倉庫を展開。
ばら積み貨物に強みを持つ。
新車・中古車の輸出入なども手掛ける 輸入貨物が順調に推移。
倉庫改修で保管貨物の幅を広げ、海外投資も行って収益改善に努めている 物流事業では貨物取扱量が全体的に増加、不動産事業でもマンション販売が好調だった 国内物流センター業務がテレビショッピングなどの通販事業の伸びに伴い成長。
海外物流や3PLなども好調 フォワーディングや海外のコントラクト・ロジスティクス(3PL)が着実に成長。
合理化の徹底も業績に寄与 大塚グループの医薬品や飲料などの物流インフラを活用した共同物流を食品メーカーなどに提案。
新規契約相次ぐ アパレルや雑貨、食品、自動車部品などの国際物流を支援。
新興国の成長などが追い風に 主力の住宅物流ではハウスメーカーの共同物流を展開。
強みを活かせる流通事業の拡大にも注力 中核のフォワーディングと海外物流が新興国の成長などの後押しを受けて堅調 スーパーやホームセンター、ドラッグストアを展開するバロー子会社。
物流センター運営と店舗配送が積極出店で伸びる 三井埠頭 伊勢湾海運 三菱倉庫 住商グローバル・ロジスティクス 商船三井ロジスティクス 大塚倉庫 三菱商事ロジスティクス 大和物流 丸紅物流 中部興産 465.70 79.57 91.61 82.57 30.26 91.54 90.15 川崎市 12.03 11,288 349 125 464.76 94.91 96.18 81.73 36.04 77.83 78.07 名古屋市 12.03 40,150 1,129 786 462.94 99.22 99.52 54.60 20.86 91.61 97.13 東京都 12.03 145,980 7,287 830 460.64 93.17 93.45 93.37 33.84 69.92 76.89 東京都 12.03 33,750 698 612 459.89 85.74 92.97 63.85 46.19 88.06 83.08 東京都 12.03 15,042 647 270 456.68 94.79 95.84 78.65 22.02 75.03 90.35 大阪市 12.03 39,167 918 389 456.68 92.99 98.09 44.39 32.06 94.54 94.61 東京都 12.03 28,434 1,719 250 456.64 95.03 96.32 77.55 40.47 78.44 68.83 大阪市 12.03 40,616 1,471 1,213 456.04 79.03 87.79 71.99 37.64 84.92 94.67 東京都 12.03 10,985 408 89 455.22 80.59 95.57 83.46 17.22 97.20 81.18 岐阜県 12.03 11,597 895 266 港湾運送、倉庫 太平洋セメント 太平洋セメント、サンフェニックス、電源開発、シマダ、前田道路 港湾運送、倉庫 五洋海運ほか 新日本製鐵、オークマ、森精機製作所、シノトランスジャパン 倉庫、港湾運送 日本トラスティ信託口、明治安田生命保険ほか APMターミナルズジャパン、三菱重工業、マースク、三菱製紙 倉庫、国際輸送 住友商事 住友商事、住友商事グループ各社 倉庫、運送 商船三井、近鉄エクスプレス 日東ロジコム、富士フイルム、三井物産、豊田通商、住友商事 運送、倉庫 大塚ホールディングス 大塚製薬、大塚製薬工場、大塚食品、大塚化学、大鵬薬品工業 倉庫、国際輸送 三菱商事 三菱商事、三菱自動車工業、いすゞ自動車、ファーストリテイリング 運送、梱包 大和ハウス工業 大和ハウス工業、ニチハ、住生活サプライヤー 運送、倉庫 丸紅 丸紅、伊藤忠丸紅鉄鋼、丸紅テクノシステム、丸紅ケミックス 運送、倉庫 バロー バロー、中部薬品、国分、中部フーズ 11 12 13 14 15 16 〃 18 19 20 FEBRUARY 2013  20  総合一六位の大塚倉庫は、大塚製薬を中心とする 大塚グループの一員でグループ各社の物流インフラを 活かした共同物流を外販戦略の柱に据えている。
「ポ カリスエット」や「オロナミンC」などの飲料、トッ プシェアを握る点滴用輸液、グループのアース製薬の 殺虫剤を、それぞれベースカーゴにしてライバルメー カーの物流を取り込むことで業績を伸ばしている。
現 状の外販比率は約三割。
それを今後二、三年で五割 にまで持っていく計画だ。
 同様に一八位の大和物流は約四年前から本格化さ せたハウスメーカー向けの共同物流を成長の原動力と している。
親会社の大和ハウス工業向けのインフラを 他のハウスメーカーにも提供することで、国内住宅市 場の縮小をよそに年率二桁ペースで売り上げを伸ばし ている。
外販比率は今や七割近くにも達した。
 納品先や調達先が重複するライバルメーカー同士の 物流共同化は効率化効果が大きい。
しかし従来は競 争意識や面子が邪魔をして普及が進まなかった。
既 存の物流組織の抵抗もあった。
共同化によって自分 の役割を失う物流部門や子会社、依存関係にある協 力会社、アセットの存在が制約となっていた。
 しかし、国内市場規模の縮小とデフレの進行で、合 理性を欠いた経営判断は許されなくなっている。
明 快なロジック、魅力的な効果、そして安定したオペレ ーションを証明できれば荷主は動く。
 大塚倉庫と大和物流の二社はいずれも強烈なトッ プダウンを特徴とする。
営業活動もトップ自ら荷主に 提案に出向き、先方の経営層を説得して実務部隊に 落とし込むというやり方だ。
共同化を単なるコスト削 減を超えた経営ソリューションとして位置付け、トッ プ同士の信頼関係を築くことで物流問題にまつわる 制約を乗り越えている。
大株主 会社名 総合 評価 売上 規模 利益 規模 累積 利益率 売上高 伸び率 利益 伸び率 一人当 収益所在地決算期売上高当期 利益 従業 員数 主な営業種目主な荷主 (売上高、当期利益は単位:百万円) 総合 順位 総合ランキング 2211〜3300位 11 年度は売上横ばいも利益は堅調。
自動車事業部を新設するなど新分野にも注力 中部エリアで日立物流の案件の現場運営を担当。
各種メーカーや流通企業などグループ外の荷主開拓にも注力 上新電機の100%子会社。
配達のほか、取り付け工事、修理、アフターサービスなども拡大 香港にアジア総括支社を設置。
国際一貫輸送を推し進めるとともにコスト削減を徹底。
設備投資にも積極的 主力の電子部品物流では中国や韓国でネットワーク拡大。
電子デバイスの販売ビジネス拡大も業績に寄与 産業用ロボットやインバーターへの需要が回復し、10 年度は過去最高決算を計上。
商社代行サービスにも注力 物流センター事業が好調。
JTB物流買収でさらにテコ入れ。
陸運の近物レックスも収支改善 営業利益率が改善。
カナダ、中国、タイ、インド、インドネシア、フィリピンなど海外事業への投資加速 三菱グループ傘下。
神戸港を基盤とした港湾運送主力。
特に重量貨物の取り扱いに強み。
11 年2月にAEO認定取得 取り扱う荷物の8 割以上が日野自動関連。
通関、輸出梱包などを展開。
日野自動車の海外事業の伸びが追い風に 三菱電機ロジスティクス 中部日立物流サービス ジョーシンサービス 上組 アルプス物流 安川ロジステック ハマキョウレックス 近鉄エクスプレス 義勇海運 岡本物流 452.25 98.62 98.98 40.22 42.98 80.35 91.10 東京都 12.03 85,174 2,937 933 451.71 89.87 88.13 81.84 51.47 64.32 76.08 名古屋市 12.03 21,309 469 413 451.51 92.21 96.11 45.92 31.00 86.97 99.30 大阪市 12.03 24,391 1,067 44 450.72 99.52 99.93 62.11 8.30 95.63 85.23 神戸市 12.03 214,565 13,111 3,820 450.38 94.31 97.68 59.87 28.18 89.50 80.84 横浜市 12.03 34,942 1,541 703 449.68 86.58 93.18 48.55 43.98 87.93 89.46 北九州市 12.03 15,462 637 200 448.72 94.13 98.77 56.91 18.72 96.04 84.15 浜松市 12.03 34,172 2,426 673 448.69 98.80 99.18 44.13 28.59 87.31 90.68 東京都 12.03 90,677 4,019 1,092 446.48 79.81 91.20 57.48 40.66 90.86 86.47 神戸市 12.03 10,698 570 173 445.09 73.46 85.95 92.44 55.55 87.65 50.04 東京都 12.03 9,125 406 481 運送、倉庫 三菱電機 三菱電機、ミヨシ電子、日本建鐵、三菱電機システムサービス 運送、梱包 日立物流 日立物流、アルビス、日東ロジコム、日立アプライアンス 運送、家電製品設置 上新電機 上新電機、トランス・コスモス、リコージャパン、ミサワホーム近畿 港湾運送、運送 日本トラスティ信託口、日本マスター信託口ほか 新日鐵、JFEスチール、住商グローバル・ロジスティクス 運送、倉庫 アルプス電気ほか アルプス電気、アルパイン、TDK 運送、倉庫 安川電機 安川電機、安川モートル、安川シーメンスオートメーション 運送、倉庫 エムエフカンパニー、日本トラスティ信託口ほか プリマハム、日本アクセス、ゴールドパック、スーパーレックス 国際運送 近畿日本鉄道、日本マスター信託口ほか 東芝、パナソニック 港湾運送 三菱電機ロジスティクス 三菱電機ロジスティクス、三菱電機、IHI、豊田通商、三井造船 梱包、港湾運送 岡本雅晴、日野自動車、岡本祐一 日野自動車、三菱商事、浅川製作所 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 21  FEBRUARY 2013  日本の物流企業の売上高上位約2000 社を対象にした。
過去3 期分の単体業績を?売上規模、?利益規模、?売上 高伸び率、?利益伸び率、?累積利益率、?一人当たり収益 ──の6 項目から評価。
各項目を100 点満点で指数化し、 6 項目の合計点を総合評価とした。
利益は当期利益を採用。
弊社の調査で過去3 期分の決算データが揃わなかった企業、 および対象期間中に決算期変更があった企業は評価対象か ら除外した。
ただし、売上高および利益高ランキングにつ いては直近決算期のデータが入手できた企業すべてを対象 にしている。
直近決算期は2011年6月期〜12 年5月期を 対象とした。
直近決算期以降の合併や社名変更等は、原則 として反映していない。
また、前回の「物流企業番付」(12 年2 月号)の結果との単純な比較はできない。
調査対象と した企業や直近決算期の定義が若干異なるため。
評価の方法 大株主 会社名総合評価売上規模利益規模累積 利益率 売上高 伸び率 利益 伸び率 一人当 収益所在地決算期売上高当期利益従業員数 主な営業種目主な荷主 総合ランキング 31〜50位 (売上高、当期利益は単位:百万円) 443.75 95.21 88.68 86.25 48.87 40.72 84.02 東京都 12.03 41,452 521 436 442.81 83.10 97.48 43.75 33.31 98.57 86.60 新潟市 12.03 12,621 1,657 227 415.58 84.10 85.77 43.29 41.42 71.17 89.83 大阪市 11.03 14,208 382 157 441.53 78.43 81.72 70.77 63.36 74.28 72.97 大阪市 12.03 10,187 329 252 440.72 76.21 90.93 46.68 51.82 92.63 82.45 大阪市 11.12 9,096 586 190 438.60 83.22 88.27 88.44 20.39 81.11 77.17 堺市 12.03 14,053 395 284 436.97 99.16 99.59 48.47 9.63 94.47 85.65 東京都 12.03 123,036 6,564 2,084 436.63 93.41 98.64 16.32 40.88 96.25 91.13 東京都 12.03 29,468 2,537 380 434.63 81.61 91.81 74.60 8.77 90.31 87.53 大阪市 12.02 12,121 493 174 410.16 99.06 99.63 21.71 1.73 91.45 96.58 東京都 11.03 134,979 5,772 832 434.26 92.87 97.82 60.44 22.16 92.84 68.13 埼玉県 12.03 28,632 1,460 962 431.39 67.59 95.91 34.71 42.54 99.25 91.39 富山県 12.03 2,669 758 37 431.22 78.01 80.01 80.20 46.32 70.46 76.22 愛知県 12.03 10,421 259 209 430.51 92.39 92.63 97.92 29.21 68.08 50.28 横浜市 12.03 35,623 609 1,349 429.46 97.18 98.29 60.51 13.71 79.40 80.37 名古屋市 12.03 67,768 1,720 1,150 427.19 86.04 87.38 80.85 35.16 73.33 64.43 横浜市 11.09 15,696 386 466 426.40 88.98 96.79 26.26 22.58 95.09 96.70 北海道 12.03 17,447 1,122 117 425.18 67.83 85.27 33.54 56.34 90.38 91.82 東京都 12.03 6,513 449 76 424.62 97.06 93.52 71.14 47.17 44.88 70.85 東京都 12.03 58,415 1,110 1,280 423.14 92.63 97.00 23.70 31.77 88.54 89.50 東京都 12.03 26,935 1,171 350 運送、倉庫 いすゞ自動車 いすゞ自動車、いすゞグループ各社 梱包、運送 コメリ コメリ 港湾運送、倉庫 日本郵船、東京海上日動火災保険ほか 日本郵船、三菱倉庫、郵船コーディアルサービス、三菱商事 港湾運送、倉庫 日立造船、損害保険ジャパンほか 日立造船、ユニバーサル造船、エイチアンドエフ、備後海運 運送 戸田徹、エーエスティほか 三菱倉庫、商船三井ロジスティクス、ケイヒン、豊田通商 運送 ステラケミファ ステラケミファ、丸善薬品産業、日本石油輸送、ラサ工業 運送、倉庫 日本郵便 日本郵便ほか 倉庫、不動産賃貸 三井物産 サントリー、ファーストリテイリング、プライムポリマー、ワールド 倉庫、運送 ユーティーアイアジアパシフィック 東レ・ダウコーニング、富士ゼロックス、バイエル薬品 国際運送 エイチアンドワイ、波床知喜、井口敦ほか 上組、丸紅ファッションリンク、オークローンマーケティング 運送 和佐見勝、WASAMIほか マツモトキヨシホールディングス、ダスキン、三菱食品、エコス 倉庫 JX日鉱日石エネルギー JX日鉱日石エネルギー 運送、港湾運送 トピー工業 トピー工業、トピー実業、出光興産、丸太運輸、武蔵精密工業 運送 バンテック バンテック、損害保険ジャパン、日産自動車、パレネット 運送 ラネット、BBHフィデリティほか ユニチャーム、東海コープ事業連合、昭和冷蔵、NECライティング 梱包 馬淵建設、マブチユーティリティーほか 日野自動車、ダイハツ工業、丸全昭和運輸、トヨタホーム 港湾運送、運送 日本政策投資銀行、王子製紙ほか 全国農業協同組合連合会、王子物流、苫小牧サイロ、マロックス 運送 明治 セブン-イレブン・ジャパン 運送、倉庫 リコー リコー、リコーグループ各社、大塚商会 倉庫 損害保険ジャパン、明治安田生命保険ほか 日本アイ・ビー・エム、ボシュロム・ジャパン いすゞライネックス 北星産業 ユニエツクス オーナミ 内外トランスライン ブルーエキスプレス 日本郵便輸送 トライネット・ロジスティクス ユー・ティー・アイ エーアイテイー 丸和運輸機関 日本海石油 トピー海運 バンテックセントラル トランコム マブチ 苫小牧埠頭 フレッシュ・ロジスティック リコーロジスティクス 安田倉庫 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 総合 順位 20.5 20.0 19.5 19.0 18.5 評価対象企業1669社の売上高と当期利益 (単純合計) (単位:兆円) 10年 3月期 11年 3月期 12年 3月期 (単位:億円) 4,000 3,500 3,000 2,500 2,000 1,500 1,000 500 売上高(左軸) 当期利益(右軸) 19.2 20.1 19.9 2,618 2,893 3,211 FEBRUARY 2013  22 順位会社名主な業務当期利益 (百万円) 当期利益率 (%) 順位会社名主な業務当期利益 (百万円) 当期利益率 (%) 国内物流業 当期利益 上位110000社(直近単独決算) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 〃 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 〃 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 日本通運 上組 ヤマト運輸 福山通運 三菱倉庫 日本郵便輸送 日立物流 佐川急便 山九 住友倉庫 日本梱包運輸倉庫 JFE物流 近鉄エクスプレス バンテック コマツ物流 TSネットワーク 三菱電機ロジスティクス 東芝ロジスティクス トライネット・ロジスティクス ハマキョウレックス サカイ引越センター センコー 宇徳 丸全昭和運輸 テイソウ 名鉄運輸 ティーエルロジコム トランコム 三菱商事ロジスティクス 名港海運 マルカサトウ 北星産業 パナソニックロジスティクス 三井倉庫 味の素物流 アートコーポレーション アルプス物流 日本トランスシティ ワンビシアーカイブズ 大和物流 丸和運輸機関 寺田倉庫 ヒューテックノオリン 日新 西濃運輸 日立建機ロジテック 日陸 沖縄ヤマト運輸 安田倉庫 王子物流 パシフィックグレーンセンター キリン物流 JALカーゴサービス 澁澤倉庫 伊勢湾海運 大興運輸 苫小牧埠頭 リコーロジスティクス 住友金属物流 ロジスティクス・ネットワーク ジョーシンサービス 東京団地倉庫 二葉 ヤマタネ 関東グレーンターミナル ジャレード 大塚倉庫 三輪運輸工業 中部興産 東洋埠頭 トヨタ輸送 ニヤクコーポレーション エヌ・ティ・ティ・ロジスコ 丸紅エネックス ユニエツクス 第一倉庫冷蔵 西武運輸 東海西濃運輸 東北グレーンターミナル 中央倉庫 日本海石油 エア・ウォーター物流 デンソーロジテム スーパーレックス 富士フイルムロジスティックス 鴻池運輸 バンテックイースト 伊藤忠ロジスティクス 日水物流 日本陸送 住商グローバル・ロジスティクス 三信倉庫 DNPロジスティクス 中部コールセンター 凸版物流 清水運輸倉庫 ダイトーコーポレーション 商船三井ロジスティクス ニチレイ・ロジスティクス関西 安川ロジステック 一般貨物 港湾運送 一般貨物 一般貨物 普通倉庫 特定貨物 一般貨物 一般貨物 一般貨物 普通倉庫 一般貨物 利用運送 利用運送 一般貨物 一般貨物 特定貨物 一般貨物 利用運送 普通倉庫 一般貨物 一般貨物 一般貨物 港湾運送 一般貨物 普通倉庫 一般貨物 一般貨物 一般貨物 普通倉庫 港湾運送 利用運送 梱包業 一般貨物 普通倉庫 一般貨物 一般貨物 一般貨物 普通倉庫 普通倉庫 一般貨物 一般貨物 普通倉庫 一般貨物 港湾運送 一般貨物 一般貨物 普通倉庫 一般貨物 普通倉庫 一般貨物 普通倉庫 一般貨物 運送取次 普通倉庫 港湾運送 一般貨物 港湾運送 一般貨物 一般貨物 利用運送 一般貨物 普通倉庫 港湾運送 普通倉庫 港湾運送 梱包業 一般貨物 一般貨物 一般貨物 普通倉庫 一般貨物 特定貨物 利用運送 普通倉庫 港湾運送 冷蔵倉庫 一般貨物 一般貨物 普通倉庫 普通倉庫 普通倉庫 一般貨物 梱包業 利用運送 普通倉庫 一般貨物 一般貨物 普通倉庫 冷蔵倉庫 一般貨物 運送取次 普通倉庫 一般貨物 普通倉庫 一般貨物 普通倉庫 港湾運送 運送代理 冷蔵倉庫 運送取次 13,804 13,111 8,451 8,311 7,287 6,564 6,267 5,949 5,939 5,079 4,503 4,240 4,019 3,928 3,531 3,364 2,937 2,769 2,537 2,426 2,284 2,172 2,144 2,079 2,001 1,918 1,759 1,720 1,719 1,709 1,677 1,657 1,655 1,610 1,597 1,565 1,541 1,529 1,505 1,471 1,460 1,415 1,342 1,336 1,323 1,313 1,259 1,190 1,171 1,147 1.30 6.11 0.81 3.85 4.99 5.34 2.67 0.75 1.88 6.09 5.85 2.87 4.43 3.37 4.38 0.62 3.45 2.72 8.61 7.10 4.18 1.19 6.01 2.89 83.32 3.62 4.49 2.54 6.05 3.45 49.22 13.13 2.27 2.17 2.30 3.17 4.41 1.96 7.18 3.62 5.10 14.59 3.88 1.33 0.54 3.11 5.95 11.65 4.35 1.62 1,145 1,144 1,141 1,139 1,129 1,129 1,122 1,110 1,097 1,073 1,067 1,004 987 977 956 939 918 900 895 893 863 850 838 836 805 800 786 773 771 758 758 752 746 742 738 718 716 715 705 700 698 682 680 678 671 668 656 647 645 637 20.64 1.73 8.78 2.45 2.81 4.17 6.43 1.90 1.41 1.36 4.38 19.06 5.44 2.07 24.77 9.39 2.34 3.77 7.72 3.07 1.31 2.21 2.04 19.48 3.80 6.15 1.30 7.38 16.75 3.45 28.40 3.70 2.69 6.37 1.42 0.43 3.74 1.65 5.44 6.69 2.07 24.11 1.61 19.88 1.99 17.26 2.62 4.30 5.49 4.12 23  FEBRUARY 2013

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