2005年2月号
欧州通信
欧州通信
欧州3PL会議に参加する
最新現地レポート 欧州ロジスティクス通信 新連載 FEBRUARY 2005 74日本からの参加は本誌だけ会場は 英国ロンドンの南西部にあるケンジントン宮殿の近くのホテル 会議開始は午前八時五〇分 朝食後 八時に受付を済ませた 会議のために用意されていたのは地下一階の会議室と 隣接するケ タリング用の二部屋だ た すでにネ ト上で会議の日程や主要参加メンバ を把握していたが どのくらいの規模の会議なのかがよく分からなか た しかし会議室の広さから 参加メンバ は一〇〇人強と踏んだ 受付に戻り 会議のスタ フに参加人数を尋ねると 一六〇人が参加予定です 日本からの参加者は? LOGI BIZからの参加だけです 第一回の参加者が一二〇人だ たというから 二回目となる今回は二割増しということになる 本誌がこれまでに参加したのはCLMだけ どうしてもその経験をベ スに行動しようとしてしまう 数千人の規模で集まるCLMでは受付に長い列ができるし 食事も個人で摂ることにな ている ここで朝食が摂れるとわか ていれば もうち とゆ くりしてから会場入りするところだ たのだが CLMに比べはるかに規模の小さい会議では すべてが整然と進行していくようだ た CLMはいくつもある同時進行の会議の中から 参加者がどれに参加するかを決める これに対して欧州3PL会議ではすべてが一カ所の会議場で行われる CLMとの一番の違いである 二番目の違いは 歓迎会などを含めてCLMが四日間掛かるのに対し この欧州3PL会議は二日間で終わるという点だ た 欧州3PL会議のことを昨年末 ネ ト上で見つけたとき 新しい会議を発見したという喜びがあ た しかしその一方で欧州3PL会議がどの程度のレベルの会議なのだろうかという不安もあ た 今回で第二回の開催ということは 歴史の点ではCLMに遠く及ばない 会議の参加費だけで一二〇〇ユ ロ以上 日本円で約一六万円 掛かる 果たして それに見合うだけの成果が期待できるのだろうか ネ ト上で 会議の日程とスピ カ のリストに目を通し 昨年のプレゼンテ シ ン資料をダウンロ ドしてみた 出した答えは まあ 行 てみてもいいだろう 何が何でも行 て来い というより 行く限り その結果を誌面であらわせ というものだ た これまで あまり独自取材をしてこなか た第 1回欧州3PL会議に参加する欧州3PL会議 ネ ト上でその存在を知 て すぐさま参加を決めた ロジステ クス関連の会議といえば 本誌では毎年米国のCLM CouncilofLogisticsManagement:今年一月 CSCMPに名称変更 の活動を紹介しているが 近年は参加者の漸減でパワ ダウンしている感は否めない ならば 活気あふれるロジステ クス会議を探しに行こうではないか 二〇〇四年十一月二四日・二五日の二日間 本誌は初めて欧州3PL会議に出席した 75 FEBRUARY 2005ヨ ロ パでの取材の足がかりになればいい という判断も働いた 会議開始の前に 受付でもら た二日間の日程に目を通した 左図 初日のセ シ ンをグル プ分けすると 午前中が荷主によるプレゼンテ シ ン その後に3PL業者によるプレゼンテ シ ンが続く 午後はIT関連のプレゼンテ シ ンだ プレゼンテ シ ンは合計で九つ CLMの場合 参加できる一日のプレゼンテ シ ンは 多くても四つどまりであ た 欧州3PL会議は日数が少ない分 分刻みのスケジ ルとな ている 3PLの評価と活用法を大手荷主企業が講演会議の初日は 司会進行役の簡単な挨拶が終わると カミソリをはじめとするパ ソナル用品の多国籍企業であるジレ トの発表から始ま た アメリカに本社を置くジレ トのヨ ロ パのロジステ クス担当者による発表だ ジレ トは 四カ所の大型倉庫と六カ所の物流センタ から ヨ ロ パ全土に製品を供給している 業務は大手3PL業者に外注している 同社は 短期と中長期にわけてサプライチ ンの戦略を立案している 短期的には 日々の業務をどうこなすか 3PL業者は 現状のサプライチ ンを維持しながら サ ビスレベルを高めるために 輸送業者や倉庫業者の選別やベンチマ キングなどを行 ていく 長期的には ジレ トの販売の変動に合わせてネ トワ クの組み換えを考えることが求められる その際 工場から直接配送するのか それともハブとなる倉庫を構えるのか 倉庫を構えるのならばどこが最適か どうすれば全体のリ ドタイムを短縮できるか 倉庫を所有するのか それとも賃貸物件を探すのか という宿題が3PL業者には課せられている ジレ トは 今以上に荷主に積極的に働きかけることが3PL業者には必要だと考えている そのためには 日ごろからコミ ニケ シ ンを円滑にしなければならない 業務について ベンチマ キングの結果について 料金体系について の細かい話し合いを重ねることで 次の長期的な展望が広が ていく そこから荷主のニ ズを汲み取 て サプライチ ン改革の専門家として荷主の要望を一歩進んだかたちで提案 実現できる姿会議のスケジュール 2004年11月24日 8:40 議長あいさつ <荷主によるプレゼンテーション> 8:50 ジレット・ヨーロッパ 「荷主は3PL業者のどこを評価するのか」 9:20 マテル・ヨーロッパ 「大企業が3PL業者に求めるもの」 (マテルは日本円で5000億円以上を売上げる玩具メーカー) 9:50 パネルディスカッション 「荷主に聞く3PL業者の活用法」 参加者:ジレット、マテル、CERN、Pearsons 10:40〜11:10 コーヒーブレイク <3PL業者のパネルディスカッション> 11:10 パネルディスカッション#1 「荷主の契約を勝ち取る秘訣」 参加者:DHL、Theil Lifestyle Logistics & Services、Wincanton 12:00 パネルディスカッション#2 「原価計算と付加価値サービスのバランス」 参加者:TNT、Schneider Logistics Europe、ドイツポスト 12:45〜13:45 昼食&ネットワーキング <IT関連のプレゼンテーション> 13:45 オラクル 「ITを使って競争優位を保つには」 14:15 パネルディスカッション 「最新技術をロジスティクスに活かす」 参加者:オラクル、英国IBM、SAP、Caterpillar Logistics Services 15:00〜15:30 コーヒーブレイク 15:30 ドイツポスト 「ICタグを使った国際物流の可能性」 16:30 IBMとNokia 「IT物流の将来図」 17:30〜19:00 夕食&パーティー 11月25日 <汎ヨーロッパと国際物流> 8:50 Dachser GmbH 「拡大するヨーロッパ市場での生き残り策」 (Dachser GmbHはドイツの大手航空フォワーダー) 9:25 TNT Logistics 「汎ヨーロッパにおけるM&Aの有効性」 10:00 UPS Supply Chain Solutions 「中国市場への参入方法」 10:30〜11:00 コーヒーブレイク 11:00 パネルディスカッション 「ヨーロッパ以外の市場を狙え」 参加者:USP、エクセルLogistics、Booz Allen Hamiton(=コンサルティング会社) 11:40 クーネ&ナーゲル 「4PL事業を利益につなげるには」 12:10 パネルディスカッション 「4PL業者とは何者か? 4PLは本物か?」 参加者:UPS、クーネ&ナーゲル、ベクター SCM、Dachser GmbH、Capgemini 13:10〜14:10 昼食&ネットワーキング 14:10 ワークショップ#1 「荷主のアウトソーシングに備える」 15:10 ワークショップ#2 「ベンチマークの導入方法」 16:10 会議終了 FEBRUARY 2005 76を理想としている 二極化するロジステ クス業者荷主企業によるプレゼンテ シ ンの後に行われた3PL業者のパネルデ スカ シ ンで特に印象に残 たのは 荷主企業が拠点を海外に移すのにしたが て 3PL業者はどこまで経営規模を拡大させる必要があるのか という議論だ た その中でも 次々と企業買収を重ねて世界的なネ トワ クを作 ていくTNTロジステ クスやドイツポスト系のDHLソリ シ ンと それ以下の規模の3PL業者のスタンスの違いが際立 た TNTの担当者はこう発言した 多国籍企業のサプライチ ンを切れ目なく請け負うためには 世界中にネ トワ クを張り巡らせることが大切だ 当社は ヨ ロ パでの拠点作りをほぼ終えて アメリカでも目標の半分まで拠点作りが進んでいる これからは他の地域でもM&Aを仕掛けていきたい 一九九九年には一五億ユ ロだ た売り上げが 二〇〇三年には四〇億ユ ロ 五〇〇〇億円超 にな たのもM&Aの成果だ これに対して米国の3PLであるシ ナイダ の担当者はこう語 た 米国内中心の当社が ヨ ロ パに拠点を作 たのは約一〇年前のこと 荷主の要望にこたえる形で進出してきた 現在でも 最初の荷主との取引を続けているが 他の荷主からも業務を引き受けるようにな た 自分たちで一からネ トワ クを築き上げていくには時間が掛かる しかし当社には世界各国でロジステ クス企業を買収するような財務基盤はない 地道にネ トワ クを広げていくしかない 加えて 当社は 一社で荷主のサプライチ ン全部を請け負う必要はないと考えている 必要ならば 同業他社とのアライアンスを作ることによ て 規模の大きな3PL業者にも十分に対抗できると思 ている 二つのプレゼンテ シ ンを受けて司会進行役のコンサルタントがこうまとめた 世界中にくまなくネ トワ クを張り巡らすことのできる3PL業者は 各国の郵便局がバ クにつくTNTやDHLか 米国のフ デ クスやUPSとい た少数の業者だろう それ以外の3PL業者は これから何かの特徴がなければ生き残れなくなる ある地域に特化するのもいいし ある業態を専門とするのもいい また 通関業務やロジステ クスの経理処理とい た特定の業務に秀でることでもいいだろう 特徴のない3PL業者が生き残 ていくのは 難しい時代にな てきたようだ 午後のIT関連のプレゼンテ シ ンで興味があ たのはドイツポストが語る ICタ eyefortransportの会社の簡単な歴史から教えてください eyefortransportはロジステ クスに関する情報を提供する目的で約六年前に設立された ロンドンに本社を置いている 事業の柱は二つあ て 一つは今日開かれている会議の運営 そしてもう一つは 会員向けに日々の取材活動の結果をニ ズレタ という紙媒体とネ ト上で流すこと 会議を運営するメンバ は五 六人で フリ の取材スタ フを入れると総勢四〇人超が働いている 会議について もう少し教えてほしい 今年 二〇〇四年 は一〇回開き 来年は十二回開く予定にしている 会議の中で大きな柱とな てきたのは米国における3PL会議だ これまですでに六回開催しているし 二〇〇五年には 3PL会議を荷主編と3PL業者編にわけて開催するつもりで準備を進めている しかしまだ 会議全体にこれとい た雛形はできてない 試行錯誤クリス・セイナ 氏 欧州3PL会議の責任者 に聞く 小回りが利くのがわれわれの強み 欧州ロジスティクス通信 77 FEBRUARY 2005グを使 た国際物流の可能性 というプレゼンテ シ ン 発表したドイツポストの担当者は 電子工学で博士号を持 ていた アメリカでウ ルマ トが主導したことでSCMの切り札となるかと注目を集めたICタグも 日本では半ば使えないと烙印を押された感がある 世界屈指の3PL業者に成長しつつあるドイツポストのICタグ戦略はいかに と期待に胸を膨らませてプレゼンテ シ ンに臨んだが 結果は期待外れだ た ドイツポストのICタグ活用戦略ドイツポストはICタグの実用化に向けて次の六つの戦略を立てている 1業界で広く使われているタイプのICタグを見極める 2一番困難な部分から開発を手掛ける 3一度に一つのタイプを開発するのに集中する 4実際のビジネス環境を想定してシミ レ シ ンを繰り返す 5コストを最小限に抑えて最大限の成果を引き出す 6いくつかのタイプのICタグを実験してみる という内容だ ドイツポストの中で ICタグの実験に携わ てきたのはDHLで 二〇〇二年と二〇〇三年にはイギリス政府の支援を受けて パ シブタグとアクテ ブタグの実験を行 た その後もノキアと共同で実験を続けた 最終的には 貨物の一つひとつにICタグをつけを重ねながらよりよい会議を作 ている 例えば 昨年のヨ ロ パでの3PL会議には HaysやExel Wincantonとい た英国の3PL業者のスピ カ が続いた しかし ヨ ロ パにはドイツポストをはじめとする他の重要なプレイヤ もたくさんいる 今年はTNTやク ネ&ナ ゲル それにUPSの欧州部門など ヨ ロ パ各国から広く3PL業者のスピ カ を探してきた アメリカで3PLに関する会議といえば だれもがCLMを思い浮かべるのですが CLMとの違いは? CLMとの大きな違いは その時々のニ ズに合わせて会議を編成しているところだろう 二〇〇〇年にEコマ スが大きな話題にな たときは Eコマ スを前面に押し出して会議を作 た 米国での会議の参加者は二〇〇 三〇〇人程度なので 小回りが利くのも強みといえる 会議に出席して スピ カ が一応に高いレベルであることに感心しました どのような基準でスピ カ を選んでいるのでし うか 各会議の準備には 六カ月前後の時間を費やしている その間に ふさわしい会社を見つけてから キ パ ソンにアプロ チする 情報源としては 普段の取材活動や他の媒体に載 た記事を参考にしている しかし スピ カ への報酬は一切支払 ていない スピ カ は 交通費も宿泊費も自分持ちだ もちろん 参加費は無料にしているが スピ カ に選ばれることは名誉なことということですか そう思 てもらえると主催者として光栄だ この会議に限らず 同業者を前に どうしてスピ カ は仕事上の秘密を発表する気になるのでし うか 彼らが仕事上の秘密をライバル会社と共有する気になるのかは よくわからない いい意味で目立ちたいという気持ちが働くのは確かだ 会議には マスコミも来るし 同僚や取引先も来ている それと たとえ 事業の全容をライバルの前で話したとしても それをすぐに実行できるものではない ライバルが実行しているころには 次の段階に進むことができるという自負があるのかもしれない 会議には SAPやオラクルとい たソフト会社やプロロジス 物流専門の不動産を取り扱う企業 など六社がスポンサ 企業とな ています スポンサ からお金が入る分 宣伝臭さが会議に入りませんか それはない 先に話したとおり 会議のスピ カ や内容を決めるのはわれわれであ て スポンサ はその会議の内容を見て 参加を決める われわれが会議を主催するときの原則は たとえスポンサ がなくても 内容と収支ともにや ていけるようにすることだ 今回も SAPやIBMのプレゼンテ シ ンがあ たが それは最大でもプログラム全体の二割までとしている 最後に 二〇〇五年夏に計画している 中国3PL会議について概要を教えてください ナイキやコカコ ラなどの多国籍企業が 生産拠点を中国に移す中 ロジステ クスの必要性も高ま ている 3PL業者や海上・航空フ ワ ダ も 拡大していく市場に食い込みたいと思 ている しかし現状では どうや て中国政府から許可をもら たり 道路事情の遅れた内陸部の輸送に対応したりするのかがわからない そこで すでに中国で実績を上げている欧米の3PL業者からそのノウハウを吸収できるような会議にしたい 二〇〇五年六月に上海で開催する予定だ 欧州ロジスティクス通信 FEBRUARY 2005 78るのが理想だが 実験では まずパレ トごとにICタグをつけ 次にケ スごとにつけた 現時点では まだ実用段階に至 ていない 実用に踏み切るためには ICタグの値段が今より大幅に下がり さらに性能が向上する必要があるからだ しかしICタグが将来 SCMに大きなインパクトを持つようになることは確かである われわれは他の3PL業者に先駆けて 実験に取り組んでいる そうはい ても 実用に至 ていないのなら 日本の現状と大差ないのではないか 初日の会議のスケジ ルが終わ て 夕食&パ テ の席で この会議の責任者であるeyefortransportのクリス・セイナ 氏をつかまえて 会社の概要や会議の運営方法 今後の日程などを聞いた 囲み記事参照 初日の会議でわか たのは かなりきつめに組まれたスケジ ルではあるが プレゼンテ シ ンの時間が延びるたびごとに 司会進行役のコンサルタント氏によ て パネルデ スカ シ ンの時間を短くしたり 休憩時間を削 たりして調整することで 全体が滞りなく進行するという仕組みだ た これは すべてが一つの会議室で進行するからできるのであ て いくつもの会議室に分かれるCLMではあり得ないことだ た プレゼンテ シ ンの選択肢の幅ということでは CLMに軍配が上がるが プレゼンテ シ ンの質という点では CLMと遜色ないとい てよか た 4PLは現実か それとも戯言か二日目のプレゼンテ シ ンで最も白熱したのは 最後の4PLに関するパネルデ スカ シ ンだ た Capgeminiというコンサルテ ング会社の代表が こう口火を切 た 4PLのマ ケ トは 二〇〇二年の約五〇億ユ ロ 六五〇〇億円 から二〇〇三年には一三〇億ユ ロ 約一兆七〇〇〇億円 に成長した そして 二〇〇四年から二〇〇五年にかけてさらに加速度的に成長することが予想されている有望市場である 4PL業者とは荷主の立場にた て 3PL業者を束ねていく役回りを持つ プレイヤ としては IBMのようなソリ シ ンサ ビスを提供する会社やコンサルテ ング会社が考えられる それに対して ベクタ SCMはこのコンサルテ ング会社を論破する ベクタ は ゼネラルモ タ ズとCNFが作 たノンアセ トの4PL業者 という認識を持 ていたのだが 4PLであるとか 3PLというのは コンサルタントが好む言葉遊びにすぎない 結局は 荷主をどれだけ満足させることができるのかにかか ている この分野でコンサルテ ング会社ができることはほとんどないとい ていい 表面上は落ち着いたやり取りが続くのだが 発言の内容にはお互いへの不信感が透けて見えるようでおもしろか た 会議の心残りは 欧州を代表する3PLの一つであるエクセル・ロジステ クスのCEOに話を聞くことができなか たこと 二日目のパネルデ スカ シ ンに参加したCEO氏は その中で 私は日本で数年間 現地法人の陣頭指揮を執 てきた 二〇〇四年には 富士通ロジステ クスという会社を買収した そこで感じたのは 日本のほかの産業に比べ ロジステ クスがはるかに劣 ていることだ パネルデ スカ シ ンの後 すぐにCEO氏を探したが すでに会場を去 た後だ た 彼への取材は 今後の宿題の一つとしよう 本誌欧州特派員 横田増生 *次回は ク ネ&ナ ゲルの4PL戦略 欧州3PL会議より の予定たわごと2日間の日程で行われた欧州3PL会議には世界各国から約160人が参加した
