欧米編[NEWS]：ロジスティクス・ビジネス[LOGI-BIZ]バックナンバー

2013年4号

NEWS
欧米編

*下記はPDFよりテキストを抽出したデータです。閲覧はPDFをご覧下さい。

APRIL 2013　　70 2013年2月発表分仏ノルベール・ダントルサングル米衛生用品大手の倉庫運営受託 ■同社プレスリリース　�
押Γ� 　フランスの大手ロジスティクス企業ノルベール・ダントルサングルは、米国の業務用衛生用品大手エコラボから、英国の倉庫運営業務を受託した。
マンチェスターのトラフォード・パークにあるノルベール・ダントルサングルの基幹施設をハブとして活用し、一万二〇〇〇パレットに上るエコラボ製品の保管と、英国全土の顧客への配送を手掛ける。
　基幹施設では、エコラボの英国工場とベルギーにある物流センターの双方から、一週間に約一九〇〇パレット分の製品を受け入れるほか、週当たり一六〇〇回の配送を担う。
米郵政公社葉書や封書の土曜配達中止へ ■同公社プレスリリース　�
押Γ兇覆� 　米郵政公社（ＵＳＰＳ）は、葉書や封書の土曜配達を八月に中止すると発表した。
経営再建策の一環で、年間二〇億ドル（約一八〇〇億円）程度の経費抑制を見込む。
速達や小包、私書箱への配達は中止の対象外。
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妝咤丕咾離僖肇螢奪�Ε疋淵劵紂� ＣＥＯ（最高経営責任者）は米上院の委員会で「配送スケジュールの変更は、予算上存在している二〇〇億ドル（約一兆八〇〇〇億円）のギャップを埋めるためのより大きな戦略の重要な一部分を占めている」などと証言、理解を求めた。
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妝咤丕咾賄纏劵瓠璽詆甬擇覆匹� あおりで業績が低迷、二〇一二年九月期は一五九億ドル（約一兆四三一〇億円）の純損失を計上した。
これまでに人員削減などを強いられている。
シンガポールに大型物流センターＤＢシェンカーが開設へ ■同社プレスリリース　�
押Γ� 　ドイツ鉄道傘下のロジスティクス部門、ＤＢシェンカー・ロジスティクスは、シンガポールに新たな物流センターを開設すると発表した。
場所はチャンギ国際空港に近いタンピネス・ロジスティクスパークで、延べ床面積は五万四五二〇平方メートル、投資額は四一〇〇万ユーロ（約四九億円）を計画。
医療や電機、自動車などさまざまな産業向けにサービスを提供する。
二〇一四年の第２四半期に完成する予定。
　同社はシンガポールで二一万二〇〇〇平方メートルを超える倉庫を保有しており、新設する物流センターは同国で過去最大の投資となる。
仏ＣＭＡ─�
達韮� 財務再建計画で銀行団と合意 ■同社プレスリリース　�
押� 12 など　フランスの海運大手ＣＭＡ─�
達� Ｍは、昨年から策定作業を続けていた財務再建計画について、銀行団と合意したと発表した。
銀行団が融資契約の財務制限条項見直しや借入金の一部組み替えを実施するほか、三年間で二億八〇〇〇万ユーロ（約三三六億円）の与信枠を設定することなどが柱。
　さらに、仏政府系ファンドが同社株の六％を一億五〇〇〇万ドル（約一三五億円）で、トルコの財閥イルディリム・グループが四％を一億ドル（約九〇億円）でそれぞれ取得し、財務基盤の強化を後押しする。
ＤＳＶデンマークの物流会社買収 ■同社プレスリリース　�
押� 13 　デンマークを本拠とする物流大手ＤＳＶは、同国の物流企業シーテナーズ・グループの全株式を取得して買収する契約を結んだ。
シーテナーズは大型プロジェクトに関わる物流を得意としている。
　同社は従業員一八〇人。
米国や中国、シンガポール、オーストラリア、ラトビアに事務所を構える。
売上高は約一〇億デンマーク・クローネ（約一六〇億円）の見通し。
米アメリカンとＵＳエアが合併へ世界最大の航空会社に ■両社プレスリリース　�
押� 14 など　米アメリカン航空とＵＳエアウェイズ・グループは合併することで合意した。
存続会社はアメリカンで、誕生する新会社の時価総額は計一一〇億ドル（約九九〇〇億円、二月十三日時点）に上り、合併で世界最大の航空会社が誕生する。
合併の相乗効果は二〇一五年に年間一〇億ドル（約九〇〇億円）以上と見込む。
米規制当局などの承認を経て、一三年第３四半期中の合併完了を目指す。
　新会社のＣＥＯにはＵＳエアのダグ・パーカー会長兼ＣＥＯが就き、アメリカンのトム・ホートンＣＥＯは会長となる予定。
合併後は五六カ国、三三六の目的地へ毎日六七〇〇以上の便を運航する見通し。
　米航空業界では、〇八年にデルタ航空とノースウエスト航空が合併するなど、合従連衡が進んでいる。
アメリカン航空と親会社のＡＭＲは一一年に米連邦破産法第十一条（日本の民事再生法に相当）の適用を申請。
ＵＳエアはアメリカンとの統合を模索していた。
71　　APRIL 2013 換算レート：1ドル＝ 90円、1ユーロ＝ 120円、1デンマーク・クローネ＝ 16円ＵＰＳと米ＥＭＳ大手静脈物流のソリューションで提携 ■同社プレスリリース　�
押� 14 　�
妝丕咾蓮∧胴颪裡釘唯咫陛纏匍� 器の受託生産）大手ジェイビル・サーキットと戦略的提携を結んだと発表した。
ＯＥＭ（相手先ブランドによる設計・生産）企業など向けに、返品や修理の静脈物流に関する最適化されたソリューションサービスを世界規模で提供する。
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妝丕咾蓮�閏劼諒欖匹簍∩�覆� の機能と、ジェイビルの静脈物流設計などの機能を組み合わせ、直ちに稼働可能な新しいサプライチェーンのモデルを提供すると解説している。
日独航空当局昼間の羽田便開設で合意 ■国土交通省プレスリリース　�
押� 18 など　日本とドイツの航空当局は、早ければ二〇一四年三月末にも、羽田空港の昼間時間帯に両国双方が一日二便ずつ運航できるようにすることで合意した。
同空港の昼間の国際線発着枠が現行の三万回から六万回に増える際に実施するもので、昼間帯の増枠に伴い路線開設が可能になるのは英国、フランス、中国、シンガポール、タイに次いで六カ国目。
　併せて、日独間で成田路線を含めたオープンスカイ（航空自由化）を実現することなどで一致した。
具体的な実施時期は今後の協議で決める。
スワロフスキーの配送センター運営ＤＢシェンカーがシンガポールで ■同社プレスリリース　�
押� 19 　�
庁促轡Д鵐�次Ε蹈献好謄�� は、オーストリアの宝飾大手スワロフスキーがシンガポールに開設する、アジア太平洋で初の地域配送センターの運営に携わると発表した。
シンガポールのＦＴＺ（自由貿易地域）内に四六五〇平方メートルのスワロフスキー専用スペースを確保する。
　スタッフ約八〇人を配置し、在庫管理やピッキング、梱包のほか、宝飾品の検査や多言語に対応したラベリング、贈答用包装などの付加価値サービスを提供する。
シンガポールからの航空・海上の輸出入フォワーディングも手掛ける。
ＴＮＴが新ＣＥＯを発表世界最大塗料メーカー役員起用へ ■同社プレスリリース　�
押� 25 など　オランダのＴＮＴエクスプレスは、新たなＣＥＯにテックス・ガニング氏を起用すると発表した。
四月一〇日に開催する株主総会の承認を経た上で、六月一日に就任する。
　ガニング氏は二五年以上を日用品大手のユニリーバで過ごし、二〇〇九年からはオランダに本社を置く世界最大の塗料メーカー、アクゾ・ノーベルの取締役。
ＴＮＴの監査役会のメンバーでもある。
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圍裡圓裡達釘呂蓮■妝丕咾�蘿� 収提案を受けていた昨年九月にマリー・クリスティーン・ロンバード氏が辞任後、バーナード・ボットＣＦＯ（最高財務責任者）が兼務していた。
キューネ＋ナーゲル伊の商業車製造大手と契約延長 ■同社プレスリリース　�
押� 27 　スイスの大手ロジスティク企業キューネ＋ナーゲルは、イタリアの商業車・バス製造大手イヴェコと物流請負の契約期間を三年間延長した。
イヴェコ向けに欧州の計五カ所で補修部品の配送センターを運営。
荷受けや保管、仕分けなどに加え、キューネ＋ナーゲルが欧州に展開している自動車の物流網を通じた補修部品の翌日配送も提供する。
　両社は十二年にわたって提携関係にあり、ＲＦＩＤの導入などを進めてきた。
現在は一六万ＳＫＵの部品に対応可能とするため、ロジスティクス関連のスペースを三〇万平方メートル管理している。
蘭ＣＥＶＡ英国の靴小売り二社と物流契約 ■同社プレスリリース　�
押� 27 　オランダの３ＰＬ大手ＣＥＶＡロジスティクスは、英国の靴小売業ブランタノ、ジョーンズ・ブートメーカー両社の物流業務を競争入札で獲得した。
両社はオランダに本拠を置くマッキントッシュ・リテール・グループの傘下にあり、英国全土で二五〇以上の店舗を運営。
契約は三年間。
ＤＨＬサプライチェーンインドネシアに四七億円投資へ ■ジャカルタ・グローブ（電子版）　�
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庁硲魅汽廛薀ぅ船А璽鵑蓮▲ぅ� ドネシア市場の事業基盤強化に向け、同国で今後数年間に五二三〇万ドル（約四七億円）を新規投資する計画を発表した。
同社の南アジア・東南アジア地域ＣＥＯのオスカー・デ・ボック氏が、インドネシアの西ジャワ州チマンギスで建設を進めていた大型物流倉庫の開所式で明らかにした。
　同社は二〇〇三年にインドネシアで活動を開始した。
今後、三七〇台保有している配送用車両を一五年までに二倍へ増やす。
現在は約二二五〇人の従業員数を七割、倉庫面積も六割拡大する計画。