2013年7月号
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千葉・市川と平和島に物流センターを建設──NTTロジスコ
45 JULY 2013
エヌ・ティ・ティ・ロジスコ(本
社:東京都千代田区、中川雅行社長)
は、千葉県市川市と東京都大田区平
和島に新しい物流センターを建設する。
市川市にある千葉物流センタでは、 NTTグループ以外の通販や医療機器 の物流、精密機器検査など、同社が 「高付加価値サービス」と呼ぶ外販向 けサービスを行っている。
京葉道路原 木ICから一・五?、首都高速湾岸 線千鳥町ICから三・〇?、京葉線 二俣新町から徒歩五分という恵まれた 立地条件を持つこともあり受注が好調 で、近年倉庫が満床となってきていた。
そのため既存のB棟を解体し、地上八 階建て(倉庫フロア四階)・延べ床面 積約五七四〇坪の新倉庫を建てる。
フロア当たり一二〇〇坪の四層倉 庫部分には事務所スペースを適所に配 置し、ニーズに合った区分割りが可能 な構造とした。
また、基準の一・二 五倍の耐震性能、 空調設備の一〇 〇%完備、監視 カメラ・入退室 セキュリティ機 器の標準装備な ど設備面も充実 させる。
一方、得意と する医療機器や 物流施設プロバイダーのグローバ ル・ロジスティック・プロパティーズ (GLP)は六月四日、「GLP三郷 ?」の竣工式を行った。
敷地面積約 三万九〇〇〇?、延べ床面積約九万 五〇〇〇?のマルチテナント型施設 で、総工費は約一二〇億円。
資金は カナダの公的年金運用機関「カナダ・ ペンション・プラン・インベストメン ト・ボード(CPPIB)」と合弁で 設立した「ジャパン・ディベロップメ ント・ファンド」から拠出されている。
念願の開発第一号案件がようやく 誕生した。
GLPは二〇〇九年にプ ロロジスが保有する日本の物流施設の 大半を引き継ぐかたちで誕生。
発足 当初から保有・運営する物流施設の 資産規模は国内首位の座にあったが、 自身の開発プロジェクトとしては昨年 四月に着工し た「GLP三 郷?」が初だ った。
同施設には 最新鋭機能が 導入されてい る。
各階に大 型車両が乗り 入れ可能なラ ンプウェイや 一四〇台分の IT機器分野での需要増に対応するた め、既存のセンター以外にも新倉庫建 設用地を探していた。
そこで大田区平 和島の再開発事業を検討していた京急 開発(本社:東京都大田区、佐藤昌 弘社長)と共同で「平和島物流センタ (仮称)」を建設することになった。
建設地は首都高速1号羽田線平和 島ICに隣接しているため、トラック などの車はもちろん、羽田空港や東京 湾大井埠頭など「陸・海・空」への アクセスに優れた好立地である。
さら に京急線平和島駅・大森海岸駅、東 京モノレール流通センター駅の三駅か ら徒歩圏内にあるので、現場従業員の 通勤も容易だ。
(大矢英樹) トラックバースを設置するほか、独自 の免震工法を施すなどBCPにも対 応している。
また太陽光発電やLE D照明を導入するなど、環境面にも 配慮している。
ワンフロア面積は約一万五〇〇〇 ?で、それを最大三分割、約四〇〇 〇?から利用可能なレイアウトとなっ ており、さまざまな規模の物流ニーズ に対応できる。
既にテナントとして国 内大手空調機器メーカーや食品飲料 メーカーなどが入居しており、稼働率 は六五%に達している。
水面下での 引き合いも活発だという。
「GLP三郷?」の竣工を皮切りに、 今後は開発物件の竣工が続く見込み だ。
今年末には「GLP厚木」や三 井不動産との共同プロジェクト「GL P・MFLP市川塩浜」が完成する ほか、来年には「GLP綾瀬」の竣 工も控えている。
進行中のプロジェクトと並行して新 規開発も積極的に行う。
帖佐義之社 長は「最新鋭物流施設に対するニー ズは衰えを見せていない。
年間六五 〇億円程度を目標に投資を継続する」 と強気な姿勢を見せる。
開発資金の 調達手段としては、同じGLPグルー プのJリート「GLP投資法人」を受 け皿にした物件売却も視野に入れてい る。
(石鍋) 千葉・市川と平和島に物流センターを建設 ──NTTロジスコ 開発プロジェクト第一弾「GLP三郷?」が竣工 大手空調機器メーカーなどが入居、稼働率は六五%に 千葉物流センタ新倉庫の概要 所在地 千葉県市川市二俣七一七ー八八 構造 鉄骨造 地上七階建て(倉庫 フロア四階) 延べ床 一八九七九?(約五七四〇坪) 着工予定 二〇一三年七月 竣工予定 二〇一四年三月 平和島物流センタ(仮称)の概要 所在地 東京都大田区平和島一ー一ー二 構造 鉄骨造 地上八階建て(倉庫 六階+事務所一階+設備一階) 敷地 約一八〇〇〇?(約五四〇〇坪) 延べ床 約八四〇〇〇?(約二五〇〇 〇坪) 着工 二〇一三年六月 竣工予定 二〇一四年十一月 平和島センタ完成予想図 完成したGLP三郷?
市川市にある千葉物流センタでは、 NTTグループ以外の通販や医療機器 の物流、精密機器検査など、同社が 「高付加価値サービス」と呼ぶ外販向 けサービスを行っている。
京葉道路原 木ICから一・五?、首都高速湾岸 線千鳥町ICから三・〇?、京葉線 二俣新町から徒歩五分という恵まれた 立地条件を持つこともあり受注が好調 で、近年倉庫が満床となってきていた。
そのため既存のB棟を解体し、地上八 階建て(倉庫フロア四階)・延べ床面 積約五七四〇坪の新倉庫を建てる。
フロア当たり一二〇〇坪の四層倉 庫部分には事務所スペースを適所に配 置し、ニーズに合った区分割りが可能 な構造とした。
また、基準の一・二 五倍の耐震性能、 空調設備の一〇 〇%完備、監視 カメラ・入退室 セキュリティ機 器の標準装備な ど設備面も充実 させる。
一方、得意と する医療機器や 物流施設プロバイダーのグローバ ル・ロジスティック・プロパティーズ (GLP)は六月四日、「GLP三郷 ?」の竣工式を行った。
敷地面積約 三万九〇〇〇?、延べ床面積約九万 五〇〇〇?のマルチテナント型施設 で、総工費は約一二〇億円。
資金は カナダの公的年金運用機関「カナダ・ ペンション・プラン・インベストメン ト・ボード(CPPIB)」と合弁で 設立した「ジャパン・ディベロップメ ント・ファンド」から拠出されている。
念願の開発第一号案件がようやく 誕生した。
GLPは二〇〇九年にプ ロロジスが保有する日本の物流施設の 大半を引き継ぐかたちで誕生。
発足 当初から保有・運営する物流施設の 資産規模は国内首位の座にあったが、 自身の開発プロジェクトとしては昨年 四月に着工し た「GLP三 郷?」が初だ った。
同施設には 最新鋭機能が 導入されてい る。
各階に大 型車両が乗り 入れ可能なラ ンプウェイや 一四〇台分の IT機器分野での需要増に対応するた め、既存のセンター以外にも新倉庫建 設用地を探していた。
そこで大田区平 和島の再開発事業を検討していた京急 開発(本社:東京都大田区、佐藤昌 弘社長)と共同で「平和島物流センタ (仮称)」を建設することになった。
建設地は首都高速1号羽田線平和 島ICに隣接しているため、トラック などの車はもちろん、羽田空港や東京 湾大井埠頭など「陸・海・空」への アクセスに優れた好立地である。
さら に京急線平和島駅・大森海岸駅、東 京モノレール流通センター駅の三駅か ら徒歩圏内にあるので、現場従業員の 通勤も容易だ。
(大矢英樹) トラックバースを設置するほか、独自 の免震工法を施すなどBCPにも対 応している。
また太陽光発電やLE D照明を導入するなど、環境面にも 配慮している。
ワンフロア面積は約一万五〇〇〇 ?で、それを最大三分割、約四〇〇 〇?から利用可能なレイアウトとなっ ており、さまざまな規模の物流ニーズ に対応できる。
既にテナントとして国 内大手空調機器メーカーや食品飲料 メーカーなどが入居しており、稼働率 は六五%に達している。
水面下での 引き合いも活発だという。
「GLP三郷?」の竣工を皮切りに、 今後は開発物件の竣工が続く見込み だ。
今年末には「GLP厚木」や三 井不動産との共同プロジェクト「GL P・MFLP市川塩浜」が完成する ほか、来年には「GLP綾瀬」の竣 工も控えている。
進行中のプロジェクトと並行して新 規開発も積極的に行う。
帖佐義之社 長は「最新鋭物流施設に対するニー ズは衰えを見せていない。
年間六五 〇億円程度を目標に投資を継続する」 と強気な姿勢を見せる。
開発資金の 調達手段としては、同じGLPグルー プのJリート「GLP投資法人」を受 け皿にした物件売却も視野に入れてい る。
(石鍋) 千葉・市川と平和島に物流センターを建設 ──NTTロジスコ 開発プロジェクト第一弾「GLP三郷?」が竣工 大手空調機器メーカーなどが入居、稼働率は六五%に 千葉物流センタ新倉庫の概要 所在地 千葉県市川市二俣七一七ー八八 構造 鉄骨造 地上七階建て(倉庫 フロア四階) 延べ床 一八九七九?(約五七四〇坪) 着工予定 二〇一三年七月 竣工予定 二〇一四年三月 平和島物流センタ(仮称)の概要 所在地 東京都大田区平和島一ー一ー二 構造 鉄骨造 地上八階建て(倉庫 六階+事務所一階+設備一階) 敷地 約一八〇〇〇?(約五四〇〇坪) 延べ床 約八四〇〇〇?(約二五〇〇 〇坪) 着工 二〇一三年六月 竣工予定 二〇一四年十一月 平和島センタ完成予想図 完成したGLP三郷?
