2013年12月号
NEWS

欧米編

DECEMBER 2013  78 2013年10月発表分 蘭CEVA ミシュランと契約更新 ■同社プレスリリース  10 ・1  オランダのCEVAロジスティク スは、フランスの大手タイヤメーカ ー、ミシュランと三年間の戦略的パ ートナーシップを更新した。
ミシュラ ンがスペイン中北部のバリャドリッド に持つタイヤ工場での倉庫業務など を手掛ける。
今年四月に同工場の業 務を開始した。
CEVAはタイなど 他の数カ国で既にミシュラン向けにサ ービスを提供している。
物流施設賃料は年五%超上昇 プロロジスが予測公表 ■同社プレスリリース  10 ・1  プロロジスは、物流施設の賃料動 向に関するレポートを公表した。
こ の中で、グローバルの物流施設の賃 料は二〇一四〜一七年にかけて全体 で年間五%超上昇し、四年間で二〇 〜二五%アップすると予想している。
世界経済が足踏み状態から脱しつつ あり、景気回復のペースが加速して いることを根拠としている。
パナルピナ 地域制度再編と「CCO」新設 ■同社プレスリリース  10 ・3  パナルピナは、現在の地域制度を 再編することを決めた。
現行のアジ ア太平洋、欧州・中東、米州の三地 域体制を見直し、新たに四番目の地 域として「中東・アフリカ・CIS」 (MEAC)を二〇一四年一月一日 付で設ける。
現在は欧州に含まれて いるこれら三つのエリアを独立させ、 急成長している市場での事業機会に より容易に対応できるようにするの が狙い。
地域本部はアラブ首長国連 邦(UAE)のドバイに設置する。
 併せて、グループのマーケティ ングを統括する「CCO」( Chief Commercial Officer)を置くことを 発表した。
カール・ウェイネスCOO (最高執行責任者)が就任する。
さら に、COOのポストは廃止し、航空 輸送や海上輸送、ロジスティクスの各 分野のグローバル責任者がCEOへ直 接現況などを伝える体制に刷新する。
キューネ+ナーゲル ウクライナでトヨタの業務受託 ■同社プレスリリース  10 ・3  キューネ+ナーゲルは、トヨタ自動 車からウクライナの倉庫・配送業務 を受託した。
キエフ近郊のチャイカに あるトヨタ向け専用施設で、スペア パーツや付属品の保管・配送などを 開始した。
契約は三年間。
 専用倉庫は三万七〇〇〇平方メー トル超。
八〇〇〇点以上のスペアパー ツを取り扱っている。
キューネ+ナー ゲルが業務に携わることで、ウクライ ナ国内のスペアパーツ配達までのリー ドタイムが一日に短縮できたという。
エクスペダイターズ CEOが来年三月退任へ ■同社プレスリリース  10 ・7  米国の運輸大手エクスペダイター ズは、会長兼CEOのピーター・ロ ーズ氏が二〇一四年三月一日付で退 任すると発表した。
後任は同社の創 立三五周年記念式典が開かれる同年 一月のマネージャーミーティングで公 表される見込み。
ローズ氏はジェーム ズ・ウォン・アジア太平洋地区社長 らとともに同社を立ち上げた創業メ ンバーの一人。
DHL インドネシアで六五億円投資へ ■インドネシア・ファイナンス・トゥディ  10 ・9  九日付のインドネシア・ファイナン ス・トゥディ紙(電子版)によると、 DHLのフランク・アペルCEOは、 今後五年間に同国で計四九二〇万ユ ーロ(六五億四四〇〇万円)の投資 を計画していると語った。
多目的倉 庫の新設や人材確保、情報システム 増強などに充て、同国市場における 地位を確固たるものにしたい考え。
UPSの高速海上混載 メキシコ三都市向けを追加 ■同社プレスリリース  10 ・ 10  UPSは、アジア・欧州から米国向 けの高速海上混載輸送サービス「U PSプリファードLCL」を拡大する と発表した。
新たに日本や中国、香 港、台湾、韓国、タイなどアジア十 二カ国・地域からメキシコ向けの荷 物を追加する。
港から配送先までの 輸送時間を最大二割短縮できるのが メリット。
メキシコはモンテレー、メ キシコシティ、グアダラハラの三都市 が対象。
 同サービスは二〇一〇年に日本で 導入し、現在はアジアの二七港、西 欧七港から米国、カナダ、メキシコ 向けに実施している。
英郵便会社が上場 民営化果たす ■ロイター  10 ・ 11 など  英国で郵便配送事業を手掛けるロ イヤル・メールが十一日、ロンドン証 券取引所に上場、民営化を果たした。
英国政府が保有株式の過半を売却し た。
英国の民営化案件としては、一 九九〇年代に実施した国有鉄道の分 割以来、最大規模。
79  DECEMBER 2013 換算レート:1ドル= 98円、1ユーロ= 133円、1ポンド= 157円  ロイター通信やブルームバーグなど の報道によると、初値は公開価格を 三割強上回る四・五ポンド。
上場初 日の時価総額は最大で四五億六〇〇 〇万ポンド(七一五九億円)に達し た。
これに対し、野党の労働党など からは、上場を成功させるために公 開価格が低過ぎる水準に設定された のではないかとの批判が出ている。
 三六〇年の歴史を誇るロイヤル・ メールは、DHLエクスプレスやTN Tエクスプレスなどとの競争を強いら れている。
民営化でサービス水準と 競争力の向上を目指す。
プロロジス 中国で小売大手と賃貸契約 ■同社プレスリリース  10 ・ 16  プロロジスは、中国で小売大手の RTマートと物流施設約二万九五〇 〇平方メートルの賃貸契約を締結し た。
新施設は上海西部の「プロロジ ス青浦物流センター」内に開発。
R Tマートが新たに立ち上げたeコマー ス部門の物流拠点として用いられる。
 プロロジスは今年六月末現在、アジ アで計約三五三万平方メートルの物 流施設を所有、運営、開発している。
DHL 英BPと五年間の物流契約 ■同社プレスリリース  DHLは、英BPと新たに五年間 の契約を結んだ。
BPの石油・天然 ガス探査・生産事業や主要な投資プ ロジェクトをサポートするため、貨物 の輸送・管理を提供する。
両社は既 に燃料などの物流分野で協定を締結 している。
DBシェンカー オランダでヘルスケア用施設 ■同社プレスリリース  10 ・ 17  DBシェンカー・ロジスティクス は、オランダ南部のティルブルフでヘ ルスケア産業向けに新たな物流セン ターを開設する計画だ。
同国では四 番目の施設で、十一月に稼働する予 定。
新施設は床面積が一万一五〇〇 平方メートル。
二─八℃、一五─二 五℃の温度帯で製品を管理できる。
 同社は現在、世界一五カ国でヘル スケア・医療業界向けに二六の施設 を運用。
最近ではインドやフィリピン、 シンガポール、スウェーデン、オース トラリアで専用センターを設置した。
フェデックスの年末配送ピーク 取扱量は創業以来最大の見通し ■同社プレスリリース  10 ・ 23  フェデックスは、今年の年末商戦 の配送は十二月二日がピークになる との見通しを発表した。
同日に全世 界で扱う貨物は二二〇〇万個を超え、 一日当たりの取扱量としては創業以 来最大になると予測している。
週単 位で見ると十二月一─七日が最多で、 グローバル規模では計八五〇〇万個 を上回るという。
昨年の最も多かっ た週より十三%増加する見込み。
 十二月二日は感謝祭直後の月曜日 で、ネット通販の買い物が急増する 「サイバーマンデー」と呼ばれる。
従 来の配送ピークはクリスマス前の十二 月中旬だったが、オンラインショッピ ングの隆盛で状況が変化している。
アマゾンの七─九月期 電子書籍など好調で二四%増収 ■同社プレスリリース 10 ・ 24  米アマゾン・ドット・コムが発表し た二〇一三年七─九月期決算は、売 上高が前年同期比二四%増の一七〇 億九二〇〇万ドル(一兆六七五〇億 円)に達した。
純損益は四一〇〇万 ドル(四〇億一八〇〇万円)の赤字 だったが、前年同期より大幅に縮小 した。
IT関連の投資がかさんだも のの、電子書籍端末やタブレットな どの販売が好調を維持し、赤字幅縮 小につながった。
 一〇─十二月期は売上高が二三 五億─二六五億ドル(二兆三〇三〇 億─二兆五九七〇億円)、営業損益 は五億ドルの赤字─五億ドルの黒字 (四九〇億円の赤字─四九〇億円の 黒字)と予想している。
TNTエクスプレス サウジのハブ施設を五倍に増強 ■同社プレスリリース  10 ・ 29  TNTエクスプレスは、サウジア ラビア東部ダンマームのキング・ファ ハド国際空港の敷地内にある航空・ 陸送ハブ施設の仕分け・通関手続き のエリアを従来の約五倍に増強する。
このほど着工した。
投資額は九五〇 万ユーロ(十二億六三五〇万円)。
現 在は一〇〇〇平方メートルのエリア を他社と共有しているが、二〇一五 年一月以降は四八〇〇平方メートル を利用可能となる予定。
将来は二四 時間体制で業務を行えるようにする 計画だ。
ノルベール・ダントルサングル ロレアルと契約 ■同社プレスリリース  10 ・ 30  ノルベール・ダントルサングルは、 フランスの化粧品大手ロレアルの消 費財部門と物流業務に関する三年間 の契約を締結した。
同国南部でロレ アルパリなどのブランドの商品を配送 する。
ノルベール・ダントルサングル がフランス東部のセント・バルバスに 構える倉庫を活用する。

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