2003年2月号
SOLE
SOLE
CPLの試験問題に挑戦
FEBRUARY 2003 86
Q1 トータルクオリティマネジメント(TQM)に関する以
下の記述で、正しくないのはどれか。
a.TQMにおいてはすべての人々は品質に対する責任を負う b.TQMの考え方では、品質は製品の中で測定されるもので はないとしている c.「人間重視」はTQM導入の重要な要素である d.TQMはトータルプロセスではなく、製品のマネジメント に焦点を当てている Q2 略語(アクロニム)「I T」が一般的に意味するのは次の どれか。
a.Intelligence Team(諜報チーム) b.Information Technology(情報技術) c.Interactive Telecommunication(双方向遠距離通信) d.Internet Throughput(インターネットスループット) 先月号で紹介したCPL模擬試験の問題は「システムマネ ジメント」からの設問でした。
いかがでしたか。
Q1の正解は[d]。
TQMは総合的品質経営の意味。
TQ Mの歴史はSQC(統計的品質管理)→QC(品質管理)→ TQC(トータルQC)→TQMのように変遷してきたとい える。
戦後、米国からきたSQCは日本で育ち、QCサーク ルでさらに成長した。
これがTQCとして全社運動に集大成 され、米国で進められていたQMと結びついてTQMと称さ れるようになったと思われる。
製品品質のみでなく、サービス 品質をも重視するという趣旨がある。
Q2の正解は[b]。
いろいろな“IT”があることがわか る。
Intelligenceはこれから重要視されるであろうから、将来 の正解は[a]になるかもしれない。
これに似た例としては、 昔インダストリアルエンジニアリングを“IE”と称していた が、最近はインフォメーションエンジニアリングも“IE”と 言うようである。
また、CIMは、かつて「コンピュータによ る統合製造」の意味であったが、最近では「企業情報統合管 理」(コーポレート・インフォメーション・マネジメント)と いう意味でも使われている。
SOLE東京支部では毎月「フォーラム」を開催し、ロジ スティクス技術、マネジメントに関する活発な意見交換、議 論を行い、会員相互の啓発に努めています。
2002〜2003年度の第2回のフォーラムが12月20日に開催さ れました。
今回は「可視化技術の可能性と現状」というタイ トルで行われ、スピーカーは永松情報技術士事務所の永松宣 雄氏と、(株)フォーラムエイトの鎮西大輔氏の2人でした。
主 な内容は次の通りです。
「可視化」という言葉は数年前、米国で開催される国際ロジス ティクスシンポジウムの場で頻繁に耳にしたが、可視化の技術、 具体的なツールについてはほとんど聞いたことがなかった。
「可視化」とは「見えないものを見えるようにする」というこ とであるが、動きが早すぎで見えないときや、動きがあまりに 第23回 CPLの試験問題に挑戦 今回は「システム設計と開発」からの出題です。
Q1 以下の記述で正しいのはどれか。
a.固有アベイラビリティ(Ai)は時によると、達成アベイ ラビリティ(Aa)より大きい b.運用アベイラビリティ(Ao)は時によると、固有アベイ ラビリティ(Ai)より大きく、常に達成アベイラビリテ ィ(Aa)より小さい c.運用アベイラビリティ(Ao)は常に固有アベイラビリテ ィ(Ai)より小さく、常に達成アベイラビリティ(Aa) より小さい d.上記は全て正しくない Q2 図のような信頼性ブロックダイヤグラム(RBD) で示されるサブシステムの信頼性は次のどれか。
a.0.95 b.0.612 c.0.9132 d.0.9612 ※今回の設問の答えと解説は本誌2003年3月号の当コーナーでお読み いただけます The International Society of Logistics 前回のおさらい遅すぎて見えない場合。
また、対象が大きすぎて全体が見え ない場合などいろいろなケースがある。
永松氏はビジュアルシミュレーションとしてデジタルプロト タイピング、靴のバーチャルデザインシステム、多人数協調型 操船シミュレータの事例、科学技術計算結果の可視化として 津波のシミュレーション結果の事例などを提示してくれました。
物流問題に対する可視化の事例としても、モーダルシフト関 連のアニメーション、地下鉄構内の風の流れ、配送センター の稼動状況などの事例などから、この領域の可能性をいろい ろ解説してくれました。
また鎮西氏は、道路建設においてきわめて重要な「住民合 意形成」にCG(コンピュータグラフィックス)を活用した事 例を見せてくれました。
そして、以前は大型コンピュータを利 用して取り組んでいた「可視化技術」が、いまやパソコンベー スで実現可能になりつつあることを強調した。
口頭や文章で 説明されてもなかなか理解しにくい複雑なコンセプトやシステ ムのイメージを、CGを駆使した画面を見せられることによっ て、参加者はまさに“百聞は一見にしかず”を体験することが でき、大変感銘を受けました。
次回2月のフォーラムはシステム化研究所の曽我部旭弘氏に 「サプライチェーンモデル」の話を伺います。
このフォーラム はSOLE東京支部会員を対象としたものですが、特定月の フォーラムのみの参加も可能です。
ご希望の方は事務局まで お問合せください。
SOLE東京支部についてのお問合せ、 ご意見などはsole_consult@jmac.co.jpまで。
SOLE東京支部フォーラム報告 R=0.8 R=0.85 R=0.8 R=0.85 R=0.9 R=0.8 R=0.85 R=0.95
a.TQMにおいてはすべての人々は品質に対する責任を負う b.TQMの考え方では、品質は製品の中で測定されるもので はないとしている c.「人間重視」はTQM導入の重要な要素である d.TQMはトータルプロセスではなく、製品のマネジメント に焦点を当てている Q2 略語(アクロニム)「I T」が一般的に意味するのは次の どれか。
a.Intelligence Team(諜報チーム) b.Information Technology(情報技術) c.Interactive Telecommunication(双方向遠距離通信) d.Internet Throughput(インターネットスループット) 先月号で紹介したCPL模擬試験の問題は「システムマネ ジメント」からの設問でした。
いかがでしたか。
Q1の正解は[d]。
TQMは総合的品質経営の意味。
TQ Mの歴史はSQC(統計的品質管理)→QC(品質管理)→ TQC(トータルQC)→TQMのように変遷してきたとい える。
戦後、米国からきたSQCは日本で育ち、QCサーク ルでさらに成長した。
これがTQCとして全社運動に集大成 され、米国で進められていたQMと結びついてTQMと称さ れるようになったと思われる。
製品品質のみでなく、サービス 品質をも重視するという趣旨がある。
Q2の正解は[b]。
いろいろな“IT”があることがわか る。
Intelligenceはこれから重要視されるであろうから、将来 の正解は[a]になるかもしれない。
これに似た例としては、 昔インダストリアルエンジニアリングを“IE”と称していた が、最近はインフォメーションエンジニアリングも“IE”と 言うようである。
また、CIMは、かつて「コンピュータによ る統合製造」の意味であったが、最近では「企業情報統合管 理」(コーポレート・インフォメーション・マネジメント)と いう意味でも使われている。
SOLE東京支部では毎月「フォーラム」を開催し、ロジ スティクス技術、マネジメントに関する活発な意見交換、議 論を行い、会員相互の啓発に努めています。
2002〜2003年度の第2回のフォーラムが12月20日に開催さ れました。
今回は「可視化技術の可能性と現状」というタイ トルで行われ、スピーカーは永松情報技術士事務所の永松宣 雄氏と、(株)フォーラムエイトの鎮西大輔氏の2人でした。
主 な内容は次の通りです。
「可視化」という言葉は数年前、米国で開催される国際ロジス ティクスシンポジウムの場で頻繁に耳にしたが、可視化の技術、 具体的なツールについてはほとんど聞いたことがなかった。
「可視化」とは「見えないものを見えるようにする」というこ とであるが、動きが早すぎで見えないときや、動きがあまりに 第23回 CPLの試験問題に挑戦 今回は「システム設計と開発」からの出題です。
Q1 以下の記述で正しいのはどれか。
a.固有アベイラビリティ(Ai)は時によると、達成アベイ ラビリティ(Aa)より大きい b.運用アベイラビリティ(Ao)は時によると、固有アベイ ラビリティ(Ai)より大きく、常に達成アベイラビリテ ィ(Aa)より小さい c.運用アベイラビリティ(Ao)は常に固有アベイラビリテ ィ(Ai)より小さく、常に達成アベイラビリティ(Aa) より小さい d.上記は全て正しくない Q2 図のような信頼性ブロックダイヤグラム(RBD) で示されるサブシステムの信頼性は次のどれか。
a.0.95 b.0.612 c.0.9132 d.0.9612 ※今回の設問の答えと解説は本誌2003年3月号の当コーナーでお読み いただけます The International Society of Logistics 前回のおさらい遅すぎて見えない場合。
また、対象が大きすぎて全体が見え ない場合などいろいろなケースがある。
永松氏はビジュアルシミュレーションとしてデジタルプロト タイピング、靴のバーチャルデザインシステム、多人数協調型 操船シミュレータの事例、科学技術計算結果の可視化として 津波のシミュレーション結果の事例などを提示してくれました。
物流問題に対する可視化の事例としても、モーダルシフト関 連のアニメーション、地下鉄構内の風の流れ、配送センター の稼動状況などの事例などから、この領域の可能性をいろい ろ解説してくれました。
また鎮西氏は、道路建設においてきわめて重要な「住民合 意形成」にCG(コンピュータグラフィックス)を活用した事 例を見せてくれました。
そして、以前は大型コンピュータを利 用して取り組んでいた「可視化技術」が、いまやパソコンベー スで実現可能になりつつあることを強調した。
口頭や文章で 説明されてもなかなか理解しにくい複雑なコンセプトやシステ ムのイメージを、CGを駆使した画面を見せられることによっ て、参加者はまさに“百聞は一見にしかず”を体験することが でき、大変感銘を受けました。
次回2月のフォーラムはシステム化研究所の曽我部旭弘氏に 「サプライチェーンモデル」の話を伺います。
このフォーラム はSOLE東京支部会員を対象としたものですが、特定月の フォーラムのみの参加も可能です。
ご希望の方は事務局まで お問合せください。
SOLE東京支部についてのお問合せ、 ご意見などはsole_consult@jmac.co.jpまで。
SOLE東京支部フォーラム報告 R=0.8 R=0.85 R=0.8 R=0.85 R=0.9 R=0.8 R=0.85 R=0.95
