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67 JUNE 2006
卸、大手小売りチェーンらが共同でR
FIDを使った物流管理の実証実験に
乗り出すなど実用化に向けた動きが活
発になってきた。 国内外で物流分野に
おけるRFIDのニーズが拡大してき
たのを受けて、JPRではRFIDを
貼付したパレットのレンタル事業を新
規ビジネスとして立ち上げる方針を打
ち出している。
二〇〇六年度中にRFID貼付パレ
ットのレンタルを開始。 二〇〇七年三
月までに同パレットを五万枚投入する。
さらに二〇〇八年度中に一〇〇万枚の
投入に踏み切り、最終的には二〇一〇
年度までに同社が保有
するレンタルパ
レットの全数(約一〇〇〇万枚)をR
FID貼付型に切り替える計画だとい
う。
イノベーションセンターにはフォー
クリフト用の読み取りゲートや仕分け
コンベアなどを用意している(=写真)。
ユーザーは自社の物流容器(オリコン)
や商品などをセンターに持ち込み、こ
れらの装置を使って実験を行うことで、
RFIDの読み取り精度の変化などを
確認できる。
同センターの見学は完全予約制。 問
い合わせは同社の「お客様コールセン
ター」まで。 電話〇一二〇―八〇一〇
―一一。
RFIDの実験センターを開設
日本パレットレンタル
日本パレットレンタル(JPR)は
このほど、東京港・青海埠頭の青海流
通センター内に「JPRイノベーショ
ンセンター」をオープンした(=写真)。
同センターはRFID(無線ICタグ)
技術を活用した物流現場管理のデモン
ストレーションや導入実験を行うため
に設置したもので、JPRではこの施
設を荷主企業や物流企業に開放するこ
とで、RFIDを貼付したパレットの
普及に結びつけたい考えだ。
欧米では物流センターでの入出荷作
業の効率化を目指して、流通業界を中
心にRFIDを導入する企業が増えて
いる。 一方、日本でも
食品メーカーや
白トラの一人親方からス
タートして、一代で会社を
一部上場企業にまで成長さ
せたオーナー創業者の一代記。
笑えます!泣けます!
本誌2003年4月号〜2004
年11月号に掲載した「やら
まいか――ハマキョウレッ
クスの運送屋繁盛記」を加
筆修正。
物流現場改善を専門とするコンサ
ルティング会社、日本ロジファクト
リーが具体的な事例を披露。 手法の
説明だけでなく、クライアントとの
やりとりやコンサルタントの心の動
きまで、改善プロジェクトの経過を
リアルに描写。
本誌2003年1月号から連載の「事例
で学ぶ現場改善」を加筆修正。
「経営のテコ入れは物流改善から」
青木正一 著 (明日香出版社)
\1,890(税込)
2005年3月発行
「やらまいか!」
大須賀正孝 著(ダイヤモンド社)
\1,575(税込)
2005年5月発行
物流コンサルティング業界の
カリスマが小説形式のノウハウ
本に挑戦。 「大先生」と「美人
弟子」「体力弟子」の3人組が、
常識破りの物流理論で、クライ
アントの課題を次々に解決。
本誌2002年4月号から連載の「物
流コンサル道場」を単行本化。
「物流コストを半減せよ!
―Mission」
湯浅和夫 著 (かんき出版)
\1,575(税込)
2005年2月発行
JPRイノベーションセンター
パレットの裏側
にタグが埋め込
まれている
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