*下記はPDFよりテキストを抽出したデータです。閲覧はPDFをご覧下さい。

29 AUGUST 2006 められたデータはダイムラー・ク ライスラー社に提供され、システ ム改良や次世代燃料電池車の開 発に活用される。
一方ハイブリッドトラックは、 三菱ふそうトラック・バス社製の 「キャンター エコ ハイブリッ ド」。
新長期排出ガス規制に適合 した新開発エンジンとハイブリッ ドシステムを組み合わせることに より、通常のディーゼル車に比べ 窒素酸化物が四割以上減るなど、 有害物質の排出量が低減される。
小・中型貨物の輸送に使用する のが目的で、大田区を中心に集 配を開始する。
ＤＨＬジャパンは会見で、環境 保護を経営戦略上の重要な要素 ととらえ、「グリーンロジスティク ス」というプロジェクト名で全社 的な取り組みを始めると発表した が、今回の試験導入をその第一 弾として位置づけている。
ギュン ター・ツォーン社長は「燃料電池 車などの導入や一層の業務効率 化を進め、決して一過性のプログ ラムではなく、永続的な取り組み として日本の環境保全に貢献でき るよう対応していきたい」として いる。
ディー・エイチ・エル・ジャパ ンはこのほど、集配車両として燃 料電池車とハイブリッドトラック を試験的に導入すると発表した。
今回導入する燃料電池車は、ダ イムラー・クライスラー社製の 「エフ・セル」。
圧縮水素を燃料と して使用しており、車体はメルセ デス・ベンツＡクラスをベースと している。
日本での導入は五台目 で商用車登録としては初めてとな る。
大手町を中心として書類の集 配を開始し、今後約一年半にわ たって走行データを収集する。
集 今回導入される燃料自動車「エフ・ セル」とハイブリッドトラック「キ ャンター エコ ハイブリッド」 ＤＨＬジャパンがエコカーを試験導入 集配車に燃料電池車とハイブリッド車を併用