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AUGUST 2006 18
日本アクセス――メーカー〜店舗間の温度履歴を管理
メーカー出荷の生酒が輸送やセンター作業を経
て店頭に並ぶまでの温度履歴情報をICタグで管
理するシステムを開発し、実証実験を展開した。
その結果、消費者が温度情報に高い関心があるこ
とが分かったが、実用化には踏み切っていない。 割
高なタグのコストがネックになっているという。
食品卸大手の日本アクセスは今年三月末から四
月中旬にかけて、清酒メーカー二社や食品スーパ
ーのマルエツなどと共同で、ICタグを活用した
温度管理輸配送システムの実証実験を展開した。
清酒メーカーが製造した生酒にICタグを貼付し、
工場〜日本アクセスの物流センター〜マルエツ店
舗の温度履歴情報を収集。 各プレーヤーに対して
はもちろん、店頭で生酒を手にする一般消費者に
もその情報を提供するという試みだ。
生酒一本ずつにパッシブタグを貼付。 さらに生
酒を梱包するカートン(段ボール)の内側には温
度センサー付きのアクティブタグを取り付ける。 工
場〜物流センター間、物流センター〜店舗間を輸
送するトラックに設置したアンテナがアクティブ
タグから発信される温度データを五秒おきにキャ
ッチ。 そのデータを携帯電話の通信網(FOMA)
を経由して一分おきに情報センターに送る。 同様
に物流センターでも入荷から出荷までの温度デー
タを収集して情報センターに送信する。 一般消費
者はタグのついた生酒を店舗の陳列棚の横に設置
されたKIOSK端末にかざすことで、各ポイン
トで集められた温度データをその場で閲覧できる。
輸送中のトラ
ックの庫内温度
をリアルタイム
に管理するシス
テム自体は決し
て目新しいもの
日本アクセスがメーンで扱う日配品などの冷蔵
食品は商品単価が一〇〇円程度にすぎない。 それ
だけにこのような廉価な商品の一つひとつに一枚
四〇〜五〇円のタグを貼付していくという話は現
実的ではない。 現在、日本では経済産業省主導で
五円タグの実現を目指す「響プロジェクト」が進
行しているが、食品の場合は一枚五円でもペイし
ないと言われている。
「食品卸の経常利益は一%程度。 たとえタグの
値段が一枚一円まで下がったとしても、一〇〇円
の商品に一円タグを貼付したら、それだけで利益がすべて吹っ飛んでしまう計算になる。 アクティ
ブタグは繰り返し使用することで投資コストを回
収できる。 これに対して商品に貼付するパッシブ
タグはワンウェイが基本だ。 使い捨てのかたちで
運用していくには一円以下にならないと無理」と
森河副部長は指摘する。
現在、日本アクセスでは生酒のプロジェクトで
開発したシステムをどの商品分野に応用できるか
について検討している。 単品単位でのタグ貼付が
可能なのはワインや高級フルーツ、ブランド鮮魚
といった高価でコスト負担力のある商品に限定さ
れると見ている。 今後はこうした商品を供給する
メーカーなどと実用化に向けた協議を重ねていく
計画だ。
ではない。 九〇年代後半以降、定温物流業者を中
心に普及が進んでいる。 しかし、従来のシステム
とICタグを活用した今回のシステムには大きな
違いがある。 前者が温度計の設置された付近の温
度しか計測できないのに対して、後者はカートン
ごとに温度センサー付きのアクティブタグが貼付されているため、より細かな温度をカートン別に
測定できるという利点がある。
「当社は食品の中でもとくに定温商品の取扱比
率が高い。 そこで?温度〞に焦点を当てて同業他
社とのサービスの差別化を図っていこうという話
になった。 他社に比べより高いレベルでの温度管
理を実現していくうえで、ICタグは有効なツー
ルだった」と森河敏和物流部副部長兼環境対策室
長は説明する。
日本アクセスが実験前に懸念していたのは、果
たして一般消費者が温度履歴情報に興味を示して
くれるのか、という点だった。 しかし、一般消費
者は「蔵元からのメッセージ」などで構成される
商品情報だけではなく、温度履歴情報も閲覧して
くれた。 実験では生酒を端末にかざして商品情報
を閲覧した一般消費者のうち、およそ七割が温度
履歴情報にもアクセスしたとの結果が出たという。
五円タグでもペイしない
今回の実証実験を通じて日本アクセスでは温度
履歴情報を提供していくことの有効性を確認でき
たものの、新システムの本格導入には二の足を踏
んでいるのが実情だ。 ネックとなっているのはタ
グの値段だ。 同社が生酒一本ごとに貼り付けたパ
ッシブタグの値段は一枚四〇〜五〇円。 一方、カ
ートンに取り付けたアクティブタグの値段は五〇
〇〇円を少し下回る程度と割高だ。 従来に比べ低
価格化が進んでいるとはいえ、依然としてコスト
負担は大きい。
カートンにはアクテ
ィブタグとパッシブ
タグが同梱される
店舗のKIOSK端
末で商品情報や温
度履歴情報を照会
するために使うパ
ッシブタグ
温度センサー付
アクティブタグ
実用化のコストパフォーマンス
森河敏和副部長
19 AUGUST 2006
従来は目視・紙ベースだった仕分けや出荷前検
品といった業務を、ICタグを活用して処理する
仕組みに改めた。 通い箱に貼付したタグを一括で
読み取ることで、作業スピードが上がったほか、納
品ミスを防げるようになった。 作業員の数も従来
に比べ三割減らすことに成功した。
読取精度に合わせた作業フロー
日通商事は今年二月、自動車部品メーカーの東
洋電装向けVMIセンターとして機能する「鈴鹿
LSセンター」の業務フローを刷新した。 従来、
同センターでは各ベンダーから送られてくる部品
の荷受け検品、仕分け・梱包、出荷前検品といっ
た作業を目視・紙ベースで行っていたが、これを
ICタグを使って処理する体制に切り替えた。
改善後の業務フローは以下の通りだ。 まず作業
員がセンターに納品された部品の入った通い箱や
掛かりすぎていた。
これに対してIC
タグ導入後は作
業ミスが激減。
作業時間の短縮
にも成功した。 改
善前に比べ作業員の数は三割減ったという。
ただし、ICタグのリーダーやライターなど周
辺機器のレンタルで生じるランニングコストと人
件費の削減額を相殺すれば、収支はトントン。 「東
洋電装の上海工場向けには通い箱とカートンの合
計で月間約五〇〇〇個の出荷がある。 仮に一枚一
〇〇円の使い捨てタイプのタグを利用したら、そ
れだけで月に五〇万円の出費となる。 そこで今回
は何度も書き換えができるタイプのタグを採用し
た。 それを繰り返し使用することで、コストを低
く抑えている」とロジスティクス・サポート事業
部の高野孝之営業第二部担当部長は説明する。
現在、東洋電装の調達物流の領域でICタグが
活用されているのは鈴鹿LSセンターでのオペレ
ーションのみ。 日通商事では前後の工程にもIC タグを導入し、部品ベンダー〜鈴鹿LSセンター
〜上海工場までの物流をICタグで一元管理する
体制への移行を東洋電装に提案している。 しかし
それを実現するためにはクリアすべき課題が少な
くない。
一つはICタグの値段。 日通商事が採用したI
Cタグは徐々に低価格化が進んできているとはい
え、一枚一〇〇円と割高だ。 それだけにICタグ
貼付の義務付けで新たなコスト負担を強いられる
部品ベンダーがすんなりと提案を受け入れてくれ
るかどうかは未知数だ。 一方、上海工場側は中国
の電波法の関係でUHF帯タグの使用に制約があ
るという問題を抱えている。 当面、ICタグの活
用は鈴鹿LSセンター内に限定されそうだ。
カートンの外側にパッシブ型のICタグ(UHF
帯)を貼付。 通い箱とカートンのラベルに印字さ
れているQRコードとICタグをハンディターミ
ナルでスキャンして情報を紐付けする。
続いて、部品の供給先である東洋電装の中国・
上海工場からのオーダーに従って通い箱とカート
ンを仕分け・梱包する作業に移るが、ここで活躍するのがICタグだ。 作業員は仕分けした通い箱
をスチール製の梱包容器に格納し荷揃えを済ませ
た後、その容器をフォークリフトに載せて、リー
ダーが備え付けられたゲートを通過してICタグ
を読み取らせる。 荷揃えに間違いがあれば、ゲー
トがアラーム(警告)を発信する仕組みだ。 一方、
カートンはリーダーのついたローラーコンベアを使
って一個ずつ流していき、荷揃えが正しいかどう
かを確認していく。 こちらでも誤りがあれば、ア
ラームが知らせてくれる。
通い箱は一梱包容器当たり最大で二四個を一括
で検品している。 これに対してカートンは一個流
しで検品するのには理由がある。 カートンの荷姿
はベンダーごとにバラバラで、これを一つの梱包
容器にまとめて一括で検品しようとすると、貼付
したタグの向きが一定でないことなどが原因で、一
〇〇%の読み取りに成功しない場合があるからだ。
最後に出荷検品。 この作業でもICタグを利用
する。 作業員はフォーリフトに通い箱やカートン
の入った梱包容器を載せた状態で出荷バースに設
置されているゲートを通過する。 荷揃え確認後に
各梱包容器に貼付したICタグを読み取らせるこ
とで、仕向地の異なる海上コンテナに誤って貨物
を搭載しないようチェックしている。
導入効果は大きかった。 もともと同センターで
は一連の作業をマンパワーで処理していたため、
誤出荷などの作業ミスが頻繁に発生していた。 ま
た、荷揃えを完了するまでのトータル作業時間も
日通商事――一括検品で出荷ミスが激減
高野孝之担当部長
AUGUST 2006 20
物流センター〜工場間を行き来する通い箱やカ
ゴ車、パレットといった輸送部材にICタグを貼
付。 所在を明確にすることで、輸送部材の紛失を
防いだり、偏在を解消するサービスを始めた。 さ
らに一歩踏み込んで輸送部材そのものをリースす
る事業にも乗り出している。
物流の国際化でニーズ拡大
通い箱やカゴ車、パレットなどの輸送部材は貨
物と違って管理の目が行き届いていないケースが
少なくない。 そのため、工場や物流現場では輸送
部材の紛失や滞留が恒常化しているのが実情だ。
こうしたお粗末な管理の実態は国際間でモノを
動かしている企業にとって看過できない問題とな
りつつある。 国によっては輸送部材をきちんと送
り主に戻さないと、輸送部材自体を輸入したもの
とみなされ、高い関税を掛けられてしまう可能性
があるからだ。
従来にも増して国際間の取引は活発化している。
こうした背景もあって、近年は輸送部材の厳密な
管理を求める声が高まっている。 そこに目をつけ
たのが「郵船ヤマトグローバルソリューションズ」
(=YYGS)だ。 今年六月に日本郵船とヤマト
それによってユーザーはこれまで輸送部材置き場
となっていた拠点内のスペースを有効に活用でき
るようになった。 日本国内での輸送部材の回収に
はヤマトのネットワークを利用する。
YYGSにとって目下の課題はICタグの低価
格化を進めることだ。 同サービスで使用するIC タグの値段は一個当たり三〇〇〇〜五〇〇〇円。
アクティブタグだけに割高だ。 今後ユーザー数の
拡大で膨大な量のタグを使用することになる同社
では、価格を一〇〇〇円前後に抑えることで、ラ
ンニングコストの削減に結びつけたい考えだ。
これを受けて現在、日本郵船グループのMTI
は三井物産やNTTと共同で輸送部材の管理に特
化したICタグの開発を進めている。 「三社は新
型タグの設計仕様をオープンにする。 EPCグロ
ーバルに対しても新型タグを標準規格として採用
するよう提案している」(MTIの石澤直孝技術
戦略グループプロジェクトマネージャー)という。
タグの低価格化の実現はYYGSのビジネスにと
って強力な追い風となりそうだ。
ホールディングス(ヤマト運輸)によって設立さ
れた同社は、国際輸送やセンター運営といった物
流サービスと並行して、ICタグを使い輸送部材
を一元管理するサービスの提供を始めた。
仕組みは簡単だ。 まず輸送部材にアクティブ型
のICタグを貼付する。 そして、例えば部品ベンダー〜組立工場間を行き来する輸送部材であれば、
双方での入出荷時にICタグを読み取るだけ。 I
Cタグにはシリアル番号を割り振っており、それ
によって輸送部材を特定している。 部品ベンダー
や工場は情報システムを通じて輸送部材の所在や
数量を確認できる。 この情報を基に輸送部材を各
拠点に最適配置すればいいわけだ。
YYGSがデータキャリアとしてICタグを選
択したのは、バーコードが一つひとつの読み取り
を必要とするのに対して、ICタグは一括での読
み取りが可能なためだ。 「部品ベンダーと工場間で
日々やり取りされる輸送部材は膨大な数に上る。
これを効率よく管理していくためにはICタグと
いうツールが欠かせなかった。 アクティブタグを
採用したのは電波の到達距離が長いためだ。 アン
テナを用意しておけば、広い工場内や物流センタ
ー内のどこからでもICタグを読み取ることでき
る」と事業企画グループの鈴木英樹プロジェクト
マネージャーは説明する。
次世代タグの開発に着手
YYGSでは輸送部材の管理だけでなく、輸送
部材そのものを顧客企業にリースする事業にも乗
り出している。 ユーザーはこのサービスを利用す
ることで、輸送部材という余分なアセットを持た
なくて済む。
さらに物量の波動などで不必要になった輸送部
材を一時的に工場や物流拠点から引き上げて、Y
YGSの倉庫で保管するサービスも提供している。
――輸送部材の紛失や滞留を防止
郵船ヤマトグローバルソリューションズ
事業企画グループの
鈴木英樹プロジェク
トマネージャー
MTIの石澤直孝技
術戦略グループプロジ
ェクトマネージャー
21 AUGUST 2006
組立工場の調達物流にUHF帯のICタグを貼
付した電子かんばんを活用。 読み取り率一〇〇%
を実現し、入出荷検品の自動化に成功した。 電波
がタグに当たる機会をたくさん作り出せば、その
分読み取り率は高くなる。 キーワードは「アロー
アンス」だ。
電子かんばんで在庫半減
富士通は二〇〇五年五月、同社の那須工場と小
山工場にICタグを導入した。 那須工場は携帯電
話の電波をキャッチするための基地局と呼ばれる
装置を組み立てるアッセンブリー工場。 そこで使
われる部品の七割を小山工場から調達している。
この調達物流に「かんばん方式」が導入されるの
をキッカケに、HF帯(一三・五六メガヘルツ)
ICタグの活用を試みた。
「部品引取要求票」と呼ぶ、ICタグ搭載のリ
ライタブルシートが、かんばんの役割を果たす。 組
み立てラインに投入する部品の入ったカートンを
棚から取り出し、開梱する際に、カートンに貼ら
れた「部品引取要求票」をリーダーで読み取る。
データは瞬時に部品工場に送信される。 部品工場
では新たな「部品引取要求票」が印刷され、それ
を出荷指示書と
して利用する、
という仕組みだ。
ICタグを搭
載したリライタ
ブルシートは、
一枚約五〇〇円。
五〇〇回から一
〇〇〇回の書き
換えが可能で、
一回当たりで計
が自動化される。
ただし、現場からは「読み取り精度が一〇〇%
でなければ、導入は見送るとクギを刺された」と
吉田部長。 UHF帯の実証実験を繰り返し、約束
通り一〇〇%の読み取りに成功した結果、ようや
く両工場からゴーサインが出た。
読み取り精度一〇〇%を実現できたポイントは
「アローアンス」にある。 アローアンスとは、直訳
すれば「余裕」を意味する。 具体的には、アンテ
ナの発する電波がタグに当たる機会をできるだけ
多く作り出すことで、タグを読み取る確率が高ま
るように工夫した。
読み取り精度は素材や角度など様々な条件に左
右される。 金属や水分は電波を反射したり、吸収
したりするため、読み取りの障害となる。 また、タ
グがアンテナに正対(並行)していれば読み取り
率が高まるが、真横(垂直)の状態だとほとんど
読み取れない。 こうした制約をうまくクリアでき
れば、アローアンスは高まる。
アローアンスの確保に必要な作業がチューニン
グだ。 アンテナが発する電波がタグに当たるチャンスをできるだけ多く作り出すため、アンテナの
位置や角度を調整する。 パレットに積まれた各カ
ートンに貼付される「部品引取要求票」のタグが、
どの時点でどのアンテナで読まれたかを記録する
といったシミュレーションを重ねてアンテナを調
整していく。 地道な作業の繰り返しだ。
半年間の試行錯誤の末に、一〇〇%の読み取り
を何とか達成した。 そして今年五月、一週間の移
行期間を経て、「部品引取要求票」に搭載するI
CタグをUHF帯に切り替えた。 これによって複
数のカートンを積んだパレットをゲート式のリー
ダライターに通過させるだけで検品が完了する仕
組みになった。 運用をスタートして以来、現場で
は一〇〇%の読み取り精度を維持しているという。
算すれば一円か
ら五〇銭。 一方、
工場内で使う紙
は、帯電防止処
理が施されたも
のでなければな
らず、安くはない。 再利用できることを考えれば、紙を使った従来のシステムと比較しても、ICタ
グ搭載のリライタブルシートはコストメリットが
あるという。 ゴミ削減の効果もある。
生産計画に基づいて週単位や月単位で部品を発
注するやり方から、使った分だけ補充するやり方
に改めたことで、那須工場の部品在庫は半減した。
もっとも「電子かんばんのデータキャリアとして
ICタグを活用したが、これをバーコードに置き
換えても十分に対応は可能だ。 在庫半減はICタ
グによって実現したというよりも、かんばん方式
という仕組み自体を導入した成果と言える」とユ
ビキタスビジネス推進部の吉田正部長は説明する。
実用化はしたものの、ICタグの能力を活かして
いるとは言えない使い方だった。
完全読み取りへのこだわり
当初、両工場では入出荷検品時のタグの読み取
りにハンディタイプのリーダライターを使ってい
た。 HF帯のタグは電波の到達距離が数十センチ
メートルと短いためだ。 小山工場から那須工場へ
の出荷は一日一便。 一〇〇〜二〇〇カートン分の
検品作業ではハンディでタグを一つずつ読み取っ
ていた。 手間も時間も掛かっていた。
そこでユビキタスビジネス推進部では両工場に
対してタグをHF帯からUHF帯に切り替えるよ
う提案した。 HF帯より電波の到達距離が長いU
HF帯を使えば、ゲート式のリーダライターでタ
グを一括で読み取ることが可能になる。 検品作業
富士通――電子かんばんにUHF帯タグを活用
ユビキタスビジネス推
進部の吉田正部長
ゲートを通過するだけで検品が完了する
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