ロジビズ :月刊ロジスティックビジネス
ロジスティクス・ビジネスはロジスティクス業界の専門雑誌です。
2005年7号
中国通信
中国ロジスティクス通信

*下記はPDFよりテキストを抽出したデータです。閲覧はPDFをご覧下さい。

2005年5月発表分 JULY 2005 80 中国マテハン業界の動向 ■新華社 
機Γ 中国物流・購買連合会の丁俊発常 務副会長は「上海沿海国際設備村専 門指導委員会」の設立式で、中国国 内のマテハン業界が分散から集約へ の編成に入るであろうと述べた。
中 国ではこの二年間でフォークリフト をはじめとする運搬車両の需要が四 〇%増の伸びを見せている。
小型運 搬車両の生産量は五〇〜六〇%の増 加を続け、パレット市場は少なく見 積もっても三〇%以上増加した。
ラ ックや貨物運搬車両の市場は、爆発 的な拡販段階にある。
無人搬送車、 自動倉庫、産業用ロボットなどのニ ーズも急激に伸びている。
同時に国 際的なマテハンメーカーが中国への 投資機会を狙っているという。
青島税関が新モデル ■人民日報 
機Γ 本日から青島港の「新海運監督管 理モデル」がスタートする。
同モデ ルは、青島税関が地方経済をサポー トするために今年始めに公布した一 〇項目のうちの一つで、青島港にお ける事前申告、電子データによる書 類の照合、監所ゲートにおける実物 の検査・リリースなどを実施すると いうもの。
以下にそのポイントを解 説する。
ポイント1 輸出搬入データに基づいた申告制 度の制限を取りやめる 従来、輸出貨物はヤードに搬入す る前に必ず指定場所に集め、貨物が 到着したという情報を税関に報告し なければならなかった。
新モデルで はこのやり方を変更し、通関に必要 な手順を減らして、処理コストを下 げる。
通関効率をあげることで、ユ ーザー企業の無在庫化とJIT(Just In Time )生産を可能にする。
ポイント2 事前通関を許可 輸出貨物を税関監督管理場所に輸 送する前に通関申告ができる。
従来 は申告の前に輸出貨物を指定場所に 搬入しなければならなかた。
ポイント3 監所ゲートでリリース 従来の押印後のリリースに替えて、 電子データの照合だけで貨物をリリ ースできるようにする。
青島港に入 る全ての輸出入貨物は税関の監視ゲ ートを通過させる。
この時に通関情 報と物流情報を照合して、コンピュ ーターで自動的に識別、収集、選定 を行うことで、監所ゲートにおける 確実なリリースを実現する。
貨物リ リース情報はインターネットを通して すぐに港湾作業現場に伝えられる。
ス ムーズな貨物の搬入、搬出手配を行 うことで港湾作業の効率を上げる。
同 時に、リスクマネジメントの見地か ら貨物のチェックを徹底する。
「国際運輸・物流博覧会」開幕 ■中国工商時報 
機Γ 第五回「中国国際運輸・物流博覧 会」が一八日から二〇日まで上海新 国際博覧センターで開催される。
今 期の展示には延べ一四カ国二〇〇以 上の企業が参加、八〇〇〇人ほどの 入場者を見込んでいる。
天津保税区が一四周年 ■今晩報 
機Γ 昨日、天津保税区は開業一四周年 を迎えた。
同保税区には、これまで に一〇〇カ国以上の国家と自治体が 投資を行い、五七〇〇以上の企業が 拠点を構えている。
その中には世界 トップ五〇〇社に数えられる五六社 も含まれている。
一四年間の累計契 約外貨は九〇億ドル以上、実際の利 用外貨は五〇億ドルであった。
絶え 間ない発展を続ける同保税区は、港 湾保税区、航空保税区、航空加工区、 航空物流区、保税物流園区という 「三区域、五形態」が連動する発展 の新局面を迎え、環渤海地区および 北方中国経済の発展に貢献している。
上海で「世界港大会」開幕 ■新華社 
機 13 上海国際港務(グループ)公司は、 第二四回「世界港大会」が今月二一 日から二七日まで上海で開催される と発表した。
同大会が中国で開催さ れるのは初めて。
関係者一〇〇〇人 あまりが参加する予定。
主催は国際 港協会。
日本の東京に本部を置き、 八三カ国三四七組織が会員として登 録している。
中国では上海港、青島 港、大連港などの七港が会員になっ ている。
長江デルタに半日交通圏 ■中国工商時報 
機 16 上海関連部門によると、今年三月 に交通部によって制定された「長江 デルタにおける現代化道路および水 路交通計画要綱」に基づき、二〇二 〇年までに上海を中心に長江デルタ をカバーする半日交通圏が形成され る。
区域内の高速道路建設は二〇一 〇年までに全て完了する予定。
同計画によると、高速道路網の完 成によって上海と長江デルタの周辺 地区は五時間で結ばれる。
そして、 どの地区からでも三〇分以内に高速 81 JULY 2005 道路に乗れるようになる。
また都市 圏内の中心都市は三時間で結び、ど の地区からでも二〇分以内に高速道 路に乗れるようにするという。
長江デルタの高速道路網は国家級 の高速道路と地方級の高速道路によ って構成されている。
総距離一・一 八万キロメートルの建設を予定して おり、そのうち上海が全長八五〇キ ロメートル、江蘇省は五七〇〇キロ メートル、浙江省は五二五〇キロメ ートルとなっている。
区域内の国家 級高速道路には十一本の幹線、一つ の地区環状線、四つの都市圏環状線 が含まれており、総距離は約六一〇 〇キロメートルとなっている。
計画要綱には二〇一〇年までに実 施される重要ポイントとして、区域 内の国家管轄高速道路と都市圏内の 国家管轄高速道路の補助道路(高速 道路につながる一般道)および、南 京から徐州方向、杭州から温州方 向、杭州から江西・景徳鎮方向の高 速道路の補助道路建設が示されてい る。
現在、長江デルタ地区の区域道路 網の総距離は十一・八万キロメート ルに達している。
うち高速道路は三 七七九キロメートル。
道路密度と高 速道路密度は、それぞれ全国平均レ ベルの三倍、五・八倍となっている。
フェイアールとプロロジス提携 ■東方早報 
機 17 国内民間物流企業のフェイアール と世界最大手の物流不動産開発会社 のプロロジスが提携した。
今後、フ ェイアールは全国のプロロジスの施設 を借りて、倉庫管理のネットワーク 化に乗り出す。
フェイアールは一九 九二年に運送会社として出発し、現 在中国民間物流企業のトップテンに 入っている。
プロロジスは二〇〇三 年に中国で業務を開始し、本部は上 海にある。
「現代物流学術交流大会」開催 ■福州日報 
機 18 二〇〇五年「中国(福州)現代物 流国際学術交流大会」が昨日開幕し た。
国内外の物流専門家、学者や実 務者など四〇〇名近くが参加し「大 都市の発展と現代物流」をテーマに 話し合った。
今大会は三日間行われ、 招待された国内外の著名な専門家・ 学者八名が発表を行った。
ウォルマートが出店加速 ■人民日報 
機 18 ウォルマートのメンザー国際部門 最高経営責任者は一七日、今年中に 中国内に一五店舗を出店する計画を 明らかにした。
従来の目標より三店 舗増えた。
一八日には、北京市海淀区知春路 にショッピングセンター北京一号店 がオープンする予定。
ウォルマート にとっては、会員制店舗(サムズク ラブ)としてすでに営業している石 景山店に続く同市二番目の店舗で、 中国大陸部では四六番目の店舗とな る。
メンザー氏は「四六店舗目のオープ ンは、ウォルマートの中国市場にお ける事業加速・拡張の証。
ウォルマ ートは必ず、中国の小売市場でトッ プになる」と語った。
現在、ウォル マートの中国大陸部の店舗数は、カ ルフールの六五店舗に大きく水をあ けられている。
メンザー氏も、この 差が同社の中国戦略に影響を及ぼし ていると認めている。
航空輸送量で日本を抜く ■人民日報 
機 23 国際民間航空機関(ICAO)は、 二〇〇四年の中国各航空会社による 定期路線の取扱総量が前年比三六% 増の二四〇億七六〇〇万トンキロと なり、〇三年の世界第五位から三位 に浮上したことを明らかにした。
日 本は三位から四位、英国は四位から 五位に後退。
中国は、米国、ドイツ に次ぎ、アジア最大の航空取扱国と なった。
分野別で見ると、〇三年に 五位だった旅客運輸は〇四年に前年 比四一%増となって三位に上昇。
貨 物運輸も〇三年は六位だったが、〇 四年は前年比二八%増で三位となっ た。
四川省の物流企業に評価制度 ■華西都市報 
機 27 四川省現代物流協会は、省の関連 部門と連携して四川省独自の物流業 と関連企業の評価制度を実施すると 発表した。
五月から八月まで協会と 四川省宏観経済学会評価専門委員会 が共同で評価結果が良好な企業を選 び出し、信用能力が強い物流模範企 業として公示する。
GEODISが買収意欲 ■羊城晩報 
機 27 欧州の大手物流企業、GEODIS 社が中国の物流企業の買収準備を進 めている。
買収した企業の国内ネッ トワークを活かし、中国事業の拡張 を図るほか、買収による独資経営も 視野に入れている。
独資企業ではな いものの、既に同社は中国の貨物代 理企業との合弁で上海経貿カベーソ ン国際貨運有限公司を設立している。
しかし当時の規定では外資は五〇% までしか株を保有できなかった。

購読案内広告案内