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APRIL 2007 56 深 の倉庫賃貸料 上海を抜き中国トップに ■ 07 ・２・ 16 深 市の倉庫賃貸料は、平方メー トルあたりの平均が現在までのところ 年間五五米ドル（六三八〇円）で、 上海市の五〇米ドル（五八〇〇円） を超えて中国でトップだという。
また、中国の都市物流市場の規模を調査して三種類に分類したところ、 一級規模は上海・北京・天津・広 州・深、二級規模は大連・寧波・ 蘇州など、三級規模は成都・杭州・ 重慶などとなった。
中海海盛公司 中古バラ積み船を購入 ■ 07 ・２・ 16 中国海運グループの中海（海南） 海盛船舶業務公司（China Shipping Haisheng）は、デンマークの海運会 社Dampskibsselskabet "NORDEN" A/Sから中古バラ積み船NORD SPIR ITを購入した。
契約価格は三四七四万九〇〇〇米 ドル（四〇億三〇八八万円）、輸入 関税および関連費用は一〇一四万一 〇〇〇米ドル（一一億七六三五万円） で、総費用は四四八九万米ドル（五 14‚p S ' o S 14Q 13‚p 14‚p S ' o S 14Q 13‚p 14‚p S ' o S 1 13‚p 二億七二四万円）。
石炭およびその他 鉱石のバラ積み輸送に使用される。
廈門国際物流センター 今年上半期に施工開始 ■ 07 ・２・ 21 福建省の廈門国際物流センターが 今年上半期に施工を開始する。
同センターは、検査検疫、近代物 流園区行政管理、通関サービス、物 流企業経営といった様々な機能を備 える。
建築面積は十二万平方メート ル。
総投資額は七億〜八億人民元 （一〇五億〜一二〇億円）で、〇九 年末に本体工事が完成する見通し。
中国の医薬品冷蔵物流市場 進出するなら今がチャンス ■ 07 ・２・ 22 「医薬品冷蔵物流」とは、ＧＭＰ （Good Manufacturing Practice：医 薬品の製造管理および品質管理に関 する実施規範）とＧＳＰ（G o o d Supplying Practice：医薬品の供給 と品質管理に関する実施規範）に合 致する前提での低温（二〜八℃）条 件における薬品物流と定義される。
中国の医薬品市場では年々、総売 上高に占める冷蔵品の比率が高まっ ており、現在は三〜八％を占めると 重慶の物流市場に進出相次ぐ エバーグリーンや日新も ■ 07 ・２・５ 台湾の長栄集団（エバーグリーン グループ）は、重慶商社集団と合弁で 重慶市に配送センターを設立した。
中 国西部地区で重慶商社集団向けの３ ＰＬサービスを行う際の拠点とする。
中国の内陸部に位置する重慶市は、 沿海部各都市や内陸主要都市との間 を結ぶ高速道路の整備を進めるなど、 内陸の交通重要拠点としての機能強 化を進めている。
重慶の物流市場に目をつける企業 は増えており、日本からは日新も進 出を考えているという。
ＵＡＥのＤＰワールド 独資で青島に埠頭建設 ■ 07 ・２・６ 世界的なコンテナターミナルオペレ ーターであるＤＰワールド（アラブ首 長国連邦ドバイ）は、山東省青島港 前港湾区でのコンテナ埠頭建築計画 について中国政府から許可を受けた。
外資系企業による独資の埠頭プロジ ェクトは中国初だという。
プロジェクトの投資総額は三四億 七六〇〇万人民元（五二一億四〇〇 〇万円）。
一〇万トン級と三万トン級 のコンテナバースをそれぞれ二カ所備 え、年間の取り扱い能力は二二〇万 ＴＥＵとなる見通し。
埠頭の使用期 限は五〇年。
運営開始は二〇〇八年 〜〇九年を予定している。
廈門（アモイ）に物流仲裁センター ■ 07 ・２・８ 「廈門仲裁委員会物流仲裁センタ ー」が正式に発足した。
地方として は初の流通業仲裁専門機関となる。
法律的なサポートを提供し、争いの 仲裁を行うことで、物流企業の法に 基づく利益を保護する。
深 港コンテナ取扱量 四年連続で世界四位 ■ 07 ・２・ 13 深 港における〇六年のコンテナ 取扱量は、一八四六万八九〇〇ＴＥ Ｕで前年比一四・〇三％増だった。
コンテナ港湾の規模としては四年連 続の世界四位。
貨物取扱量は一億七五八四万二〇 〇トンで前年比一四・五六％増。
う ち、対外貿易貨物取扱量は一億二六 八五万八八〇〇トンで同一九・二 五％増。
出入港船舶は二六万一一〇 〇隻（回）で同三・〇五％増となった。
14‚p S ' o S 14Q 13‚p 14‚p S ' o S 14Q 13‚p 2007年2月発表分 57 APRIL 2007 いう。
今後も成長が見込まれており、医 薬品冷蔵物流の市場規模は一〇〇億 人民元（一五〇〇億円）を超えると も言われる。
プレーヤーはまだ限られ ており、進出するには今が絶好のチ ャンスであるという。
秦皇島山海関港に建設許可 渤海湾地区の重要港湾に ■ 07 ・２・ 22 河北省秦皇島の山海関港における 通航プロジェクトに建設許可が下り た。
プロジェクトの総投資額は三億 九九〇〇万人民元（五九億八五〇〇 万円）。
〇八年末に完成予定で、竣工後の 年間取扱量は二七〇万トンに達する 見込み。
渤海湾地区で重要港湾がま た一つ誕生すると期待されている。
香港Ｋｅｒｒｙと独ＴＡＬＫＥ 化学品の物流会社を合弁で設立 ■ 07 ・２・ 23 香港のKerry Logisticsとドイツの TALKE Logistic Servicesが合弁で 物流会社を設立する。
Ｋ社の中国におけるネットワークと Ｔ社の化学品物流のノウハウを組み 合わせ、中国全土で特殊化学品物流 サービスを展開する。
米プロロジスが長沙に拠点 ■ 07 ・２・ 24 物流施設専門の不動産開発会社で ある米プロロジスは、湖南省長沙市 のハイテク区に「長沙麗谷プロロジ ス物流園公司」を設立する。
投資額 は三〇〇〇万米ドル（三四億八〇〇 〇万円）。
長沙ハイテク区には現在、 モトローラやノキアといった先進企業 が工場を構えている。
ＤＨＬの中国内取扱量 前年比で四〇％の伸び ■ 07 ・２・ 24 中国大陸におけるＤＨＬの〇六年 の取扱貨物総重量は一四〇万トン （約二〇〇〇万件）で、前年比四〇％ 増となった。
中国宅配サービス市場 （ＤＨＬ、ＦｅｄＥｘ、ＵＰＳ、Ｔ ＮＴの中国内業務を合算）における シェアは四〇％。
また、ＤＨＬは今後、北東アジア のターミナルセンターを上海に建設す る計画があるという。
深 物流業の生産額 一〇〇〇億人民元を突破 ■ 07 ・２・ 25 14‚p S ' o S 14Q 13‚p 西聯鋼鉄公司が二億二〇〇〇万人民 元（三三億円）を投資して物流拠点 を建設すると発表している。
〇六年通年の四川省における物流 総生産額は六五〇億人民元（九七五 〇億円）で前年比一四％増となった。
また、貨物輸送量は七億六〇〇〇万 トンで同八％増だった。
広州宝供物流集団 南京にハイテク向け拠点 ■ 07 ・２・ 28 大手３ＰＬの広州宝供物流集団は、 五億人民元（七五億円）を投資する 「南京宝供ハイテク物流拠点公司」プ ロジェクトの施工を開始した。
倉庫 面積は一六万平方メートルで、年間 取扱量は三〇〇万トンになる見通し。
義烏国際物流センター 大手海運会社が利用 ■ 07 ・２・ 28 義烏国際物流センターの〇六年の コンテナ輸送量が三五万ＴＥＵに達 した。
浙江省義烏市は、雑貨品にお ける世界最大の生産・販売・輸出拠 点。
現在、中国海運集団、台湾長栄 海運（エバーグリーン）、ＡＰＬ、日 本郵船など一五社が義烏国際物流セ ンターを国際海運業務の拠点として いる。
深 市における〇六年の物流業生 産額は、一三七四億三〇〇万人民元 （二兆六一〇億四五〇〇万円）に上 った。
前年比で四一四億五〇〇万人 民元（六二一〇億七五〇〇万円）の 増。
社会物流費の総額は一兆九一八 八億三四〇〇万人民元（二八兆七八 二五億一〇〇〇万円）で、対前年比 二八・二七％増となった。
長虹電器と民生実業 合弁で物流企業を設立 ■ 07 ・２・ 26 大手家電メーカーの四川長虹電器 公司は、民生実業集団と合弁で「四 川長虹民生物流公司」を設立した。
中国南西地区で最大の物流企業にな る見込み。
設立登録資本金は一億人民元（一 五億円）で、持ち株比率は四川長虹が 七〇％、民生実業が三〇％だという。
糧油と鋼鉄の物流拠点めざし 成都で関連企業に優遇政策 ■ 07 ・２・ 27 四川省政府は、成都を中国西部地 区最大の糧油（穀物・油）および鋼 鉄の物流拠点にする方針を固め、関 連企業への優遇政策を制定中だ。
成都には、〇六年末までに外資の 物流企業二五社が進出した。
また、 14‚p ' o 13‚