ロジビズ :月刊ロジスティックビジネス
ロジスティクス・ビジネスはロジスティクス業界の専門雑誌です。
2007年11号
NEWS
海外トレンド報告(中国編)

*下記はPDFよりテキストを抽出したデータです。閲覧はPDFをご覧下さい。

NOVEMBER 2007  58 2007 年9 月発表分 米バーンズ 上海に物流センター設立 ■9・6  米バーンズ集団傘下のバーンズ物 流事業部は、上海浦東新区に事務所 と物流センターを設立すると発表し た。
中国高精密度部品市場に物流サ ービスを提供する。
中遠船舶工程集団 VLCC建造を大量受注 ■9・7  中遠船舶工程集団(COSCO SHIP YARD GROUP)は、「一〇隻V L C C( Very Large Crude Carrier:超 大型タンカー)改造プロジェクト」を 受注したと発表した。
 同プロジェクトの契約額は二億五 〇〇〇万米ドル(二九二億九一〇〇 万円)で、船主は日本と韓国。
九隻 は鉱砂運輸船に、残り一隻はシング ハル(一重船殻)からダブルハル(二 重船殻)仕様に改造する。
中遠集団 比に中継センター設立 ■9・ 10  中遠集団(COSCO)は、フィ リピンの首都・マニラ南のサンレーポ イント地区にアジア地区の貨物運送 中継センターを設立した。
 同地区は空港・港湾・経済発展区 や、デジタル団地を備えた国際物流 センターに発展するとみられる。
江西省初の公用型保税倉庫 正式に運営開始 ■9・ 12  江西省初の公用型保税倉庫「江西 昌大瑞豊保税倉庫」が同省南昌市で 正式に運営を開始した。
同倉庫は対 外貿易企業、対外加工貿易企業と外 資系企業の中継・輸入加工業務や保 税倉庫サービスを行う。
上半期の中国造船完工量 七五五万重量トンに ■9・ 13  今年上半期の中国の造船完工量は 七五五万重量トンで、前年同期比四 三%の伸びとなった。
そのうち輸出 船舶は六二六万重量トンで、造船完 工総量の八三%を占める。
 同時期に完工した船舶のうち、江 蘇、浙江、山東、福建省の合計造船 完工量は、総量の四四%を占めた。
河南省最大の航空物流公司が設立 中国─インド間を運行 ■9・ 15  河南省最大の航空物流企業「鄭州 航空物流発展公司」が正式に設立さ れた。
河南林徳集団、鄭州空港管理 公司、河南省建設投資公司が共同で 出資した。
登録資本金は五〇〇〇万 人民元(七億七八〇〇万円)。
 鄭州─インド・ニューデリー間を結 ぶ、貨物運送便の運行を近日中に開 始する。
また、鄭州からヨーロッパ およびアフリカまでの貨物運送航空 便を開設する見通し。
TNT 中国の宅配便市場に進出 ■9・ 17   TNTは現在、中国国内市場にお ける宅配便業務のトライアルを行っ ている。
成功すれば、将来は中国国 内の宅配便市場に進出すると発表し た。
 同社は二〇一〇年までに中国におけ る従業員数を現在の四〇〇〇人から、 八〇〇〇〜一万人に増員する見込み。
国際野菜産業発展フォーラム開催 中国野菜の物流における損失深刻 ■9・ 19  「二〇〇七年国際野菜産業発展フ ォーラム」が四川省成都で行なわれ た。
同フォーラムで中国政府高官は、 「果物・野菜の物流段階における損 失はきわめて大きい。
損失率は約二 〇%に達し、二〇〇万ヘクタール分 の農地の生産量に相当する」と説明 した。
一月〜八月の香港コンテナ取扱量 一五七三万TEUに ■9・ 20  香港港口発展局は、今年一月〜八 月の香港のコンテナ取扱量は一五七 三万TEUと発表した。
八月の取扱 量は二〇五万六〇〇〇TEUで、前 年同期比三・六%の伸びとなった。
一月〜八月の中国港湾貨物取扱量 前年同期比一五・七%の伸び ■9・ 21  一月〜八月の中国主要港湾の貨物 取扱総量は三四億四七四八万トン で、前年同期比一五・七%の伸びと なった。
そのうち、沿海港湾の貨物 取扱量は二五億五三〇〇万トンで、 同一四・六%の伸び、内河港湾の貨 物取扱量は八億九四二五万トンで、 同一八・九%の伸びとなった。
中遠集団と中国海洋石油総公司 戦略的協力協議を調印 ■9・ 23  中遠集団(COSCO)と中国海 59  NOVEMBER 2007 洋石油総公司(CNOOC)は戦略 的協力協議を正式に結んだ。
 協議によると、両社はエネルギー 輸送と物流分野での協力強化を図る ほか、船舶の建造・修理と埠頭業務 においても協調し、新たな業務に取 り組んでいく。
中国港湾の取扱能力に過剰傾向 国際権威調査機構が発表 ■9・ 24  国際権威調査機構は、「世界的な 生産拠点が中国からインドとベトナ ムなどに移転しつつあり、将来的に 中国国内港湾の取扱能力に過剰現象 が現れかねない」と発表した。
中国 国内の生産コスト増や人民元切り上 げなどが要因とされる。
三興物流公司 日韓・欧米でアパレル物流を展開 ■9・ 24  「三興物流公司」は大連市大窯湾 保税港区で正式に営業を開始した。
 同社は中国大楊集団、日本の蝶理 とセンコーが合弁で設立した。
登録 資本金は二五〇〇万人民元(三億八 九〇〇万円)、投資総額三六〇〇万 人民元(五億六〇〇〇万円)。
 主な業務はアパレル物流で、日本、 韓国や欧米などの顧客に加工、倉庫 保管、国際貿易、中継貿易と情報サ ービスなどを提供する。
上海銀樺航運公司が正式に開業 中国沿海の水上貨物輸送を提供 ■9・ 25  「中海発展公司」と江蘇省の「江陰 蘇龍発電公司」が合弁設立した「上 海銀樺航運公司」が正式に開業した。
 同社は登録資本金が二億人民元 (三一億一四〇〇万円)で、「中海発 展」、「江陰蘇龍発電」の出資比率は それぞれ五一%、四九%。
主な業務 は中国国内沿海と長江下流各港湾間 の水上貨物輸送。
瀋陽空港物流公司 正式に設立 ■9・ 26  「瀋陽空港物流公司」が正式に設 立された。
同社は「瀋陽桃仙国際空 港公司(Tao Xian airport)」、「中国 南方航空公司( CS-air)」と「中外 運空運発展公司(Sino Air)」の共同 出資で設立され、出資比率はそれぞ れ四五%、四五%、一〇%。
 同社は主に、瀋陽桃仙国際空港 に就航する国内外の各航空会社に航 空貨物のグランドハンドリング、物 流配送、物業賃貸と宅配便業務な どを提供する。
香港国聯公司 大型物流団地を設立 ■9・ 27  香港国聯現代物流投資公司は、江 蘇省南通市海安県で「蘇中国際現代 物流団地」を設立すると発表した。
 同物流団地の敷地面積は四四ヘク タール、第一期投資額は一億四〇〇 〇万米ドル(一六四億三〇〇万円)。
竣工後は顧客に陸運、水運、鉄運、 空運、倉庫、3PLを提供する。
中外運空運発展公司と米NRS 物流企業を合弁設立 ■9・ 27  中外運空運発展公司( Sino Air) と米NRS(National Retail Syste ms) は、広東省広州に物流企業 「Sino NRS公司」を合弁で設立 すると発表した。
 同社は、中国企業の米国向け輸出 物流のソリューションを、米小売業者 に提供する。
プロロジス ベストバイと上海倉庫で賃貸契約 ■9・ 28  プロロジスは米家電小売業大手の ベストバイと賃貸契約を結んだと発 表した。
上海の「プロロジス閔行物 流団地」の一部倉庫(六二〇〇平米) を貸出す。
中・韓企業 造船プロジェクトを合弁設立 ■9・ 29  中国唐山徳龍公司、唐山中厚板公 司と韓国CN造船会社が合弁で進め る造船団地建設プロジェクト「唐山徳 龍海洋工程拠点」が、河北省・唐山 市曹妃甸新区で正式に着工された。
 同拠点の敷地面積は二〇〇ヘクタ ール。
竣工後は船舶の修理・改造、 および船舶の建造などの業務が行わ れる。
APMとアモイ港務控股集団 コンテナ埠頭が運営開始 ■9・ 29  
繊Γ弌Ε皀蕁次織沺璽好傘下の APMターミナルズとアモイ港務控 股集団がアモイ市嵩嶼港に合弁で建 設したコンテナターミナルが開業し た。
同ターミナルのコンテナ年間処理 能力は二六〇万TEUに達する見通 し。
 また、APMは、中国の大連、天 津、青島、上海、深圳などの十三の ターミナルに出資した。
持ち株の占 める割合は五%〜五〇%になる。

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