海外トレンド報告（中国編）[NEWS]：ロジスティクス・ビジネス[LOGI-BIZ]バックナンバー

2008年5号

*下記はPDFよりテキストを抽出したデータです。閲覧はPDFをご覧下さい。

MAY 2008　　58 2008年3月発表分中鉄快運クール便サービス開始 ■３・７　鉄道部傘下で宅配事業などを行う中鉄快運は、クール便サービスを開始した。
食品や薬品メーカーなどの低温輸送の需要に応える。
　同社は北京天壇生物製品研究所、通化東宝薬業、瑪氏集団愛芬（北京）食品など、国内外の企業二〇社と同サービスによる輸送契約を締結したもよう。
武漢商聯集団二億元投資し物流センター建設 ■３・ 10 　湖北省の武漢商聯集団は、「武漢暢金物流公司高橋物流センター」の建設に正式に着工したと発表した。
　投資額は二億人民元（二九億一九一五万円）で、敷地面積は一〇万平方メートル。
竣工後、同社や外部企業に物流機能を提供する。
香港の昨年の貨物取扱量三％増の二億四五四〇万トンに ■３・ 12 　香港特別行政区政府統計処によると、昨年の香港の港湾貨物取扱量は前年比三％増の二億四五四〇万トンとなった。
そのうち、輸出貨物は一八％増の億四一〇万トン、輸入貨物は前年比横ばいの一億四一三〇万トンだった。
内モンゴルの物流企業の売上高過去最高の一四〇億人民元 ■３・ 13 　内モンゴル自治区商務庁は、内モンゴルの物流企業の昨年の売上高が計一四〇億人民元（二〇四三億四〇七八万円）を超え、過去最高になったと発表した。
　今後、「内モンゴル自治区現代物流発展計画」に沿って、物流プロジェクト一〇件を立ち上げる予定。
物流産業の発展を促す考え。
シノトランス上海万博に物流サービスを提供 ■３・ 15 　中外運集団（シノトランス）は、二〇一〇年に開催される上海万博の物流サービス・プロバイダーに指定されたと発表した。
上海万博向けに物流支援サービスを提供する。
ＵＰＳ五月に一〇拠点を開設 ■３・ 17 　�
妝丕咾蓮�馥發念譟撒鯏世魍�� すると発表した。
今年五月に珠海、南通、武漢、嘉興、煙台、泉州などの都市に支店を設置する。
　同社は新たに購入したボーイング七四七―四〇〇型航空機を中国市場に投入する計画。
中国での輸送能力を三〇％増強する。
キャセイ・パシフィック航空売上・利益ともに大幅に増加 ■３・ 18 　キャセイ・パシフィック航空の昨年の売上高は、前年比二四％増の七五三億五八〇〇万香港ドル（九八一二億六三二万円）だった。
　また、純利益は七〇億二三〇〇万香港ドル（九一四億四三六七万円）で、同七一・八％増の高い伸び率となった。
香港空港の二月の貨物取扱量五％増の二四万トンに ■３・ 18 　香港空港管理局によると、今年二月の香港空港の貨物取扱量は前年同月比五・一％増の二四万七〇〇〇トンとなった。
　旅客輸送人数は七・三％増の三九〇万人、航空機の発着便数は六・七％増の二万三七六〇便だった。
ＣＯＳＣＯ国内外で港湾ターミナルの買収計画 ■３・ 19 　中遠集団（ＣＯＳＣＯ）は業務拡張計画の一環として、国内外で港湾ターミナルの買収を加速する考えだ。
コンテナ船、ばら積み船と各種専用船のターミナルが対象とみられる。
シノトランスと中国建材集団戦略的協力協定を締結 ■３・ 21 　中外運集団（シノトランス）と建材の製造・販売などを手掛ける企業グループ、中国建築材料集団は、戦略的協力協定を締結したと発表した。
国際輸送など物流分野における提携関係を強化する。
情報や金融、投資などの分野での協力も検討するという。
ウォルマート傘下のギャザレー天津で四万平米の倉庫が稼働 ■３・ 23 　ウォルマート傘下の物流施設開発業者ギャザレーは、天津の物流施設開発プロジェクトの第一期工事で建設した倉庫が稼働したと発表した。
倉庫面積は四万二〇〇〇平方メートル。
59　　MAY 2008 　また、同プロジェクトの第二期工事に正式に着工した。
顧客の要望により、六〇〇〇から七万平方メートルまでの倉庫スペースが提供可能な仕様にする。
〇九年上半期に竣工する予定。
上海港の二月のコンテナ取扱量二・五％増の一八五万ＴＥＵ ■３・ 24 　上海港の二月のコンテナ取扱量は、前年同月比二・五％増の一八五万五〇〇〇ＴＥＵとなった。
貨物取扱量は三・五％増の二六〇〇万トンだった。
　対外貿易貨物の取扱量は〇・七％減の一六四〇万トン。
そのうち、輸入貨物は四・七％増の八二〇万トン、輸出貨物は五・五％減の八二〇万トンだった。
民間航空会社の保有機材数二〇〇〇台で世界第二位に ■３・ 25 　中国民航総局は、国内の民間航空会社の保有機材数が約二〇〇〇機に達し、世界第二位になったと発表した。
　今後は安全性の保証とサービス品質、定時発着率の向上が重要な課題になるとしている。
シノトランス・コンテナラインズ太平洋航路から撤退 ■３・ 25 　シノトランス・コンテナラインズは、太平洋航路から撤退した。
ＣＯＳＣＯコンテナラインズとの中国／北米航路の共同運航を解消し、米国ロングビーチの北米地区事務所を閉鎖した。
　ただし、今回の撤退は一時的な措置という。
新たなパートナー企業を検討し、今年中にも太平洋航路の再開を目指すもようだ。
航空会社の〇七年貨物取扱量一四・八％増の八六一万トン ■３・ 25 　中国民航総局が発表した「二〇〇七年民間航空空港生産統計公報」によると、中国の民間航空会社が昨年取り扱った貨物量は、前年比一四・三％増の八六一万一〇〇〇トンとなった。
そのうち、国内線での貨物取扱量は、九・九％増の五五四万トン、国際線の貨物取扱量は二三・三％増の三〇七万一〇〇〇トンだった。
　中国本土発香港、マカオ向けの貨物取扱量は、九・九％増の五一万二〇〇〇トン。
貨物取扱量上位の空港は、上海浦東空港、北京首都空港、広州白雲空港、深圳空港、上海虹橋空港だった。
　また、民間航空機の定期便が就航する空港数は昨年末時点で一四八空港（香港とマカオは除く）、就航都市数は一四六都市だった。
航空機の発着便数は三九四万一〇〇〇便で、前年比十三％増となった。
　国内の空港の旅客数は六・八％増の三億八七五八万六〇〇〇人。
そのうち、国内線の旅客数は一六・七％増の三億四九二五万二〇〇〇人、国際線の旅客数は一七・五％増の三八三三万人だった。
中国本土から香港、マカオへの旅客数は九・二％増の一一八八万九〇〇〇人となった。
　旅客数上位の空港は、北京首都空港、広州白雲空港、上海浦東空港、上海虹橋空港、深圳空港だった。
深圳港のコンテナ取扱量一～二月は五・四％増 ■３・ 27 　深圳港の一～二月のコンテナ取扱量は、前年同期比三・五％増の三二二万四八〇〇ＴＥＵとなった。
　また、貨物取扱量は五・四％増の三二七四万七〇〇〇トンだった。
天津港のコンテナ取扱量一～二月は二〇・二％増 ■３・ 27 　天津港の一～二月のコンテナ取扱量は、前年同期比二〇・二％増の一二〇万七〇〇〇ＴＥＵだった。
　また、貨物取扱量は一九％増の五六〇九万三〇〇〇トンとなった。
山東省郵政速逓汎亜物流と国際宅配便で提携 ■３・ 28 　山東省郵政速逓は、同省煙台市で韓国汎亜物流と業務提携契約を締結したと発表した。
国際宅配便分野で協力する。
汎亜物流は、山東省郵政速逓が韓国向けに発送する貨物の韓国国内配送を行う。
　汎亜物流は韓国の大手物流企業。
海上・航空貨物輸送、宅配サービスなどを行っている。
遼寧省葫蘆島新港外国籍船向けに開放 ■３・ 30 　遼寧省検験検疫局によると、同省葫蘆島新港が対外開放される。
このほど国務院の批准を得た。
これにより、外国籍船の寄港が可能になる。
　同港には現在四バースがあり、二万トン型、三万五〇〇〇トン型ばら積み船、五〇〇〇トン型ケミカルタンカー、三万トン型タンカーがそれぞれ着岸可能。
１元＝ 14 円　�
厩畊船疋襦� 13 円