ロジビズ :月刊ロジスティックビジネス
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2010年1号
ARC
車両保守システム──二〇一四年までの市場予測

*下記はPDFよりテキストを抽出したデータです。閲覧はPDFをご覧下さい。

JANUARY 2010  84 車両保守システム──二〇一四年までの市場予測  
腺劭奪▲疋丱ぅ競蝓璽哀襦璽廚砲茲觝膿 の調査によれば、車両保守システム市場は二 〇〇九年は後退するが、一一年には大きく 回復するものと予想される。
ARCの「車 両保守システムの世界市場動向調査( Fleet Maintenance System Worldwide Outlook) の主著者であるスティーブ・バンカーは次の ように語る。
 「車両保守システム市場は、明らかに景気 後退の影響を受けている。
しかしながら今後 五年間を見ると、景気後退は必ずしも悪いニ ュースではない。
とりわけサプライヤーが提 案する投資回収期間の短いソリューションに とってはそれがあてはまる。
現在のビジネス 環境の下、企業各社は運転コストと設備投資 の削減を余儀なくされている。
そこで当然保 守部門は運転コスト削減を求められる。
設備 投資をともなうプロジェクトの延期とあいま って、老朽化した車両を保守するニーズが高 まっている」  車両保守システムは次のようなユーザーを 対象としている。
?車両オーナーや車両の保守を行うオペレー ター ?車両オーナーやオペレーターに保守サービス を提供する第三者  本調査報告が対象としている輸送用車両は、 乗用車・トラック・バス・各種作業用車両・ 建設機械などである。
また、航空機や貨車は 含んでいない。
 車両保守システム市場は、EAM(エンタ ープライズ・アセット・マネジメント:設備資 産管理システム)というさらに大きな市場の 一部分である。
車両保守システム市場のほぼ 四分の一は、トラックに特化したソリューシ ョンを提供するベンダーが占める。
そして残 りの大半は広範なEAMソリューションを提 供するプロバイダーが占めているという状況 だ。
こうしたプロバイダーにとってトラックは、 ソリューションが対象としている設備の一部 分にすぎない。
州政府や地方自治体に売り込 む場合、道路や橋などの線形資産と車両を両 方管理できるソリューションを提供している プロバイダーは、専門ソリューションのプロバ イダーより優位な立場にある。
 また、道路は常に補修が必要である。
政 府の景気刺激プロジェクトのかなりの部分 は、国のインフラを更新するための「Shovel Ready(土木工事の着工準備完了)」プロジ ェクトを対象としている。
車両保守システム に対する従来からの需要に加え、この景気刺 激プログラムによる投資を考えると、線形資 産は今後二年にわたって相対的に大きな市場 となるだろう。
本コーナーでは米国の大手調査会社、ARCアドバイザリーグループの市場報告書について紹介し ている。
今回は車両保守システムの今後五年の見通しについてのレポートを取り上げる。
2009 2010 2011 2012 2013 2014 車両保守システム市場の成長率 (2009 年を100 とした場合) (年) ©2009 ARC Advisory Group

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