2010年5月号
NEWS

中国編

MAY 2010  56 2010年3月発表分 中国の〇九年社会物流総額 七・四%増の九六兆六五〇〇億元 ■3・3  中国の二〇〇九年の社会物流総額 は、前年比七・四%増の九六兆六 五〇〇億元となった。
そのうち工業 品物流額は九・四%増の八七兆四一 〇〇億元で、総額に占めるシェアは 九〇・四%。
輸入物流額は十二・ 八%減の六兆八六〇〇億元・シェア 七・一%だった。
 また、社会物流総費用は七・二% 増の六兆八〇〇億元だった。
うち、 輸送費用は七・〇%増の三兆三六〇 〇億元で総費用に占めるシェアは五 五・三%、保管費用は七・五%増の 二兆元・シェア三二・八%、管理費 用は七・四%増の七二〇〇億元・シ ェア十一・九%だった。
二月の鉄道貨物輸送量 一七・二%増の二・八億トン ■3・4  中国鉄道部の統計によると、中国 の二月の鉄道貨物輸送量は前年同月 比一七・二%増の二億七九一八万ト ンとなった。
そのうち、石炭輸送量 は一九・六%増の一億五六五一万ト ン、石油輸送量は十二・七%増の一 一〇三万トンだった。
香港の一〜二月コンテナ取扱量 一八・五%増の三五〇万TEU ■3・6  香港港湾発展局は、香港港湾の一 〜二月のコンテナ取扱量は前年同期 比一八・五%増の三五〇万二〇〇 〇TEUだったと発表した。
そのう ち、葵青港区のコンテナ取扱量は二 一・一%増の二六一万二〇〇〇T EUだった。
 また、二月単月の香港港湾のコン テナ取扱量は前年同月比二〇・〇% 増の一六一万四〇〇〇TEUだった。
うち、葵青港区のコンテナ取扱量は 二六・六%増の一一八万四〇〇〇 TEUだった。
上海港の一〜二月コンテナ取扱量 二〇・二%増の四一二万TEU ■3・6  上海港の一〜二月のコンテナ取扱 量は、前年同期比二〇・二%増の四 一二万二〇〇〇TEUだった。
うち、 二月のコンテナ取扱量は前年同月比二 三・〇%増の一八八万TEUだった。
深圳港の一〜二月コンテナ取扱量 二九・二%増の三二八万TEU ■3・8  深圳港の一〜二月のコンテナ取扱 量は、前年同期比二九・二%増の三 二八万三五〇〇TEUとなった。
そ のうち、二月のコンテナ取扱量は前 年同月比四八・四%増の一五〇万 六八〇〇TEUだった。
 また、一〜二月の総貨物取扱量は 前年同期比三五・九%増の三四一 二万七四〇〇トン(そのうち外貿貨 物取扱量は四三・四%増の二五八八 万一九〇〇トン)、二月単月の総貨 物取扱量は前年同月比四三・四% 増の一五三一万九九〇〇トン(うち 外貿貨物取扱量は六四・三%増の一 一九五万六一〇〇トン)だった。
ヴァーレが青島港と協議開始 大型鉄鉱石埠頭の建設に向け ■3・9  ブラジルの資源大手ヴァーレが、 青島港と四〇万トン級の鉄鉱石埠頭 の建設について協議を開始したこと が明らかになった。
 建設には政府の認可が必要となる ため、スケジュールなどは固まってい ないという。
中国国際貨運航空 上海〜パリ貨物便を開設 ■3・ 10  中国国際貨運航空はこのほど、上 海〜パリ間の貨物便を開設したと発 表した。
ボーイング747─400型 貨物機を投入し、週二便を運航する。
 同社は現在、B747─400型 貨物機を七機保有しているが、今年 末までに一〇機体制とする計画だ。
チベットで新航空会社設立 中国民航局が仮認可 ■3・ 10  中国民航局は、チベット投資とチ ベット三利投資、チベット睿翼投資 による三社合弁の新会社「チベット航 空」の設立を仮認可したと発表した。
 チベット航空は、主に中国国内の 旅客輸送と貨物輸送を行う計画だ。
資本金は二億八〇〇〇万元(三九億 二〇〇〇万円)。
チベット投資が五 一%、三利投資が三九%、睿翼投 資が一〇%を出資する。
湖南省政府 内陸水運に一六八億元を投資 ■3・12  湖南省政府は今後、内陸水運に対 して一六八億元(二三五二億円)を 投資する。
このほど公表した「水運 業発展の促進に関する意見」と題す る文書に明記した。
 内陸水運の航路整備に一三〇億元 (一八二〇億円)、港湾建設に三八億 57  MAY 2010 元(五三二億円)を投資する計画だ。
蘭ロイヤル・ヴォパック 大連の化学品物流に投資の意向 ■3・ 12  化学品ターミナルなどを運営するオ ランダのロイヤル・ヴォパック社の幹 部が大連への視察訪問中、同地の化学 品物流産業に投資する意向を示した。
 大連について、中国北部最大の石 油精錬の基地であり、東北部で最も 重要な港湾だと評価したという。
ドイツポストDHL 香港に衣料品用センターを建設 ■3・ 15  ドイツポストDHLは、三億二〇 〇〇万元(四四億八〇〇〇万円)を 投資し香港に衣料品用物流センター を建設すると発表した。
センターの 竣工予定は二〇一二年一月。
中国海運集団 中国備蓄食糧管理総公司と提携 ■3・ 17  中国海運集団はこのほど、中国備 蓄食糧管理総公司(シノグレイン)と 戦略提携協議を結んだ。
両社は食糧 輸送で全面的に協力するという。
 シノグレインは二〇〇〇年に設立 の国営企業。
国内の食糧備蓄を管理 し、食糧備蓄の総量と品質、安全に 全責任を負っている。
中国郵政の総合郵便物処理拠点 今年末に北京で稼働 ■3・ 17  中国郵政集団(チャイナポスト)は、 同社が投資・建設した総合郵便物処 理センター「北京郵便物総合処理セン ター」が今年末に稼働すると発表した。
 同センターは北京市通州区の台湖 鎮光機電産業一体化開発区内に立 地し、中国国内の普通郵便物と国際 普通郵便物の仕分け、発送、転送拠 点となる。
成都〜重慶間の第二高速道路 今年半ばに着工予定 ■3・ 20  成都と重慶を結ぶ二本目の高速道 路の建設工事は、今年半ばにも始ま る見通しだ。
重慶高速道路集団、中 国鉄道建設が共同で建設を請け負う。
 同高速道路の全長は二五一キロメ ートル。
投資額は二四二億元(三三 八八億円)。
深圳港 米バージニア港と提携 ■3・ 19  深圳港はこのほど、米国のバージ ニア港と提携した。
両港は今後、港 湾の運営、建設、経営、環境保護、 情報技術、人材育成、保安などの分 野で全面的に協力するという。
中国招商局集団 台湾の港湾建設に投資へ ■3・ 22  中国招商局集団(チャイナ・マー チャンツ)は、台湾のコンテナターミ ナルに投資する考えを明らかにした。
当面は台湾の案件と提携先を検討し ていくという。
COSCOロジスティクス 昆明にプロジェクト輸送拠点 ■3・ 23  中国遠洋物流(COSCOロジステ ィクス)は、同社アセアン・プロジェ クト事業部の拠点を雲南省昆明市経 済技術開発区に設立したと発表した。
主にアセアン諸国を対象に、大型の プロジェクト輸送業務を行う。
天津北方石油 十二億元投資し石化物流基地 ■3・ 25  天津北方石油は、天津市南港工 業区内に石化物流基地を建設すると 発表した。
倉庫の容量は六五万立方 メートル、投資額は十二億元(一六 八億円)。
 同社は二〇〇三年の設立。
主に原 油、ガソリン、灯油、軽油などの燃 料油、液体化学工業製品など石化製 品の貯蔵保管・販売を行っている。
液体硫黄輸送の専門船社が発足 業務地域は主に中国沿海部 ■3・ 27  液体硫黄輸送専門の船会社「寧波 嘉信海運」が、このほど正式に設立 された。
液体硫黄の水運専門会社の 設立は中国で初めてという。
 同社は主に中国沿海部で液体硫黄 輸送業務を行う。
香港海宝水運 二三万トン型鉄鉱石船が竣工 ■3・ 29  宝山鋼鉄集団傘下の宝鋼資源と中 国海運グループの中海発展が共同出 資で設立した香港海宝水運は、同社 にとって初の二三万トン型鉄鉱石船 「仁達」が竣工したと発表した。
五月 末から運航を開始する予定。
 仁達は広州中船竜穴造船が建造し た。
全長三二五メートル、幅五二・ 五メートル、航海速力一五ノット、 喫水一八・一メートル。
換算レート:1元=14円

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