*下記はPDFよりテキストを抽出したデータです。閲覧はPDFをご覧下さい。
国内294 の物流センターの実績データを元に庫内作業の生産性を調査
した。 さらに、生産性の高い現場にはどのような特徴があり、運営管理の
手法としては何が有効なのかを分析した。 その結果、従来の物流管理の常
識が正しいとは言えないことが明らかになった。
(本誌編集、特別編集協力 ロジスティクス・サポート&パートナーズ)
──物流生産性調査2010
現場によって作業効率は3 倍違う
1 人1 時間当たり処理行数
業態別生産性
納品先別生産性
拠点機能別生産性
ベストプラクティスの仕様を探る
リードタイム/運営形態/管理組織/主たる雇用形態
労働力構成/拠点機能/延べ床面積/在庫日数/取扱SKU
在庫SKU /坪当たり在庫SKU /バラ出荷比率/処理行数
リードタイム内納品率/稼働時間/総労働時間/返品率
主要な改善手法の効果を検証する
5S──良い現場は既に卒業
QC サークル──効果は確認できず
IE / ABC──物流業では大きな効果
日別管理──生産性との相関は最強
レイバー・スケジューリング・システム──川下の拠点に有効
スタッフ報酬制度──物流業で導入に遅れ
ロケーション管理──月1 回以上の入れ替えを
管理次第で物流業はまだまだ儲かる
黒澤明 ロジスティクス・サポート&パートナーズ 社長
本誌読者および関係者約2000 社を対象に2010 年2 月
にアンケート用紙を送付した。 その結果、193 社・294 拠
点の有効回答を得た。 回答企業の内訳は製造業が39.4%、
流通業が26.9%、物流業が33.7%だった。 物流子会社は
親会社の属性で業種を分類した。 回答のうち記入ミスが明ら
かなものや極端な異常値は除外した。
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