ロジビズ :月刊ロジスティックビジネス
ロジスティクス・ビジネスはロジスティクス業界の専門雑誌です。
2011年1号
SOLE
米国国防調達ガイドブック「DAG」科学的かつ実戦的な評価手法を学ぶ

*下記はPDFよりテキストを抽出したデータです。閲覧はPDFをご覧下さい。

73  JANUARY 2011  十一月のフォーラムでは、防衛省 防衛研究所の東義孝主任研究官をお 招きして﹁DAG米国国防調達ガイ ドの概要﹂というタイトルでご講演 いただいた。
東氏は長年の防衛省の 勤務において、米国の防衛力整備や 調達制度、軍事オペレーションズ・ リサーチ等に関する業務に従事され てきた。
米国の国防調達の指針がま とめられたガイドブック﹁ D A G ﹂ について、まず、その全体構成を概 観し、内容の理解に必要となる重要 な概念について説明していただき、 最後にシステムエンジニアリングとラ イフサイクルロジスティクスの部分に ついて詳説していただいた。
(防衛 大学校情報工学科・小宮享講師) 調達の意思決定から計画策定、 維持、廃棄までを網羅  調達ガイドブック「DAG」は米 国国防省(DoD)での調達諸業務 において、迅速かつ適正な価格で様々 な資材やサービスを導入させること を企図として、米国防衛調達大学 (DAU)により編纂され刊行され ている。
DAUはDoDにおいて調 達業務を担当する実務家や技術者を 育成するための機関であり、DAG は調達時の意思決定の考え方や、調 達を計画し、維持し、廃棄するまで の手順を網羅するよう編纂され、全 体で九〇〇ページ以上もの大著となっ ている。
 ガイドブックとはいうものの、D A U のWebページ(https://dag. dau.mil/Pages/Default.aspx) でい つでも閲覧でき、pdf版もダウン ロード可能である。
これは実務者が 最新の業務情報を必要に応じて即座 に引き出せることを狙ったもので、 月に一度、あるいは改定が必要な都 度、最新版に更新されるとのことで ある。
また、Web版はハイパーテ キスト形式でキーワードがリンクされ ており、知識に乏しい利用者でも使 いやすいシステムとなっている。
 
庁腺任倭棺銃鷯呂ら構成され、 各章ごとのタイトルは以下のとおり となっている。
カッコ内は各章ごと のページ数を示す。
(二〇一〇年八月 五日版) ●第一章 
庁錚聴媚弖萃蟷抉腑轡 テム(十一) ●第二章 防衛調達計画のゴールと 戦略(七四) ●第三章 アフォーダビリティ及びラ イフサイクル資源評価(七二) ●第四章 システムエンジニアリング (一七四) ●第五章 ライフサイクルロジスティ クス(一三七) ●第六章 ヒューマンシステムインテ グレーション(三三) ●第七章 国家安全保障システムを 含む情報技術調達(一八六) SOLE 日本支部フォーラムの報告 The International Society of Logistics 米国国防調達ガイドブック「DAG」 科学的かつ実戦的な評価手法を学ぶ 図1 
庁錚聴媚弖萃蟷抉腑轡好謄 CJCS 31710.01C 24 June 03 MID 913 PPBS to PPBE 22 May 03 DoD 5000 Series 12 May 03 Revision 統合能力インテグレーション 及び開発システム(JCIDS) VCJCS/Service Chief Oversight 防衛調達システム Milestone Decision Authority(MDA) Oversight PPBE (Planning, Programming, Budgeting & Execution) Process DEPSECDEF Oversight Emerging 政策決定フェーズ 国防戦略・国防計画策定、 予算的・人的・物的資源配分 運用構想策定、要求分析 装備品プログラムマネジメント 旧システム PPBS (Planning, Programming and Budgeting System) RGS (Requirement Generation System 1996 年版/ 2000 年版 DoD5000 調達システム 現行システム PPBE (Planning, Programming and Budgeting Execution) JCIDS (Joint Capability Integration Development System) 2003 年版 防衛調達システム(DAS) ※講演資料より作成、以下すべて同じ JANUARY 2011  74  このような既存システムのケイパ ビリティをベースとした改善アプロー チは、システムエンジニアリングの手 法を防衛力整備に応用したものとい える。
調達事業計画を 技術研究戦略・調達戦略で管理  防衛調達システムで調達事業計画 が具現化されていく過程では、それ ぞれの事案ごとでのKPPと重要シ ステム属性(KSA)が計画を進め ていく判定基準となる。
例えば、あ るビークル開発での生存性に関する KPPとしては、速度性能や運動性 能、防護性(対弾性)などが挙げら れる。
KPPの方がKSAに比べれ ば重要性が高いため、一般にKPP の項目数の方がKSAの数に比べて 少ない。
 
烹丕弌■烹咤舛箸發修量槁乎佑 閾(しきい)値が設定されており、 事業計画を続けていくためにはこれ らの間の数値を達成しなければなら ない。
特に計画進行スケジュールに 関しては目標値とその+六カ月まで、 また、コストに関しては目標値とそ の+一〇%までが閾値として設定さ れている。
仮にこれらの閾値を超過 するような事態が生じた場合は、事 業を管理するマイルストーン決定機 関を通じて国防長官に報告され、コ 合作戦遂行能力の現状を評価し、理 想とする能力との差を埋めるべく努 力すべき部分とその解決方法を探る ことが目的である。
旧来のRGSが ボトムアップ型で要求を策定してい たのに対し、JCIDSではトップ ダウン方式で、あるべき姿を目指し た要求を提出するのが特徴的である。
 防衛調達システムでの調達の意思 はPPBEやJCIDSからの高次 の要求にできる限り沿うようにしつ つも、従来からの様式に従うような 独自の方針で決定する柔軟性も許容 している。
現在、二〇〇三年版の 国防調達システム(DAS)のもと で運用されているが、そのベースは 一九九六年版のDoD五〇〇〇調達 システムである。
 上述の意思決定プロセスを時系列 に沿って示すと図2のようになる。
高いレベルの政策指針から作戦構想 にブレークダウンし、さらに個別の 機能ごとにケイパビリティ( 能力) の評価がなされる。
その際に発見さ れるケイパビリティギャップに基づい て、ケイパビリティギャップを改善す るのにもっとも適当な有効性尺度(M OE)を決定し、それから派生的に 重要性能指標(KPP)が決定され、 目標指標値を目指して改善された新 しいシステムが構築されていくので ある。
●第八章 インテリジェンス、カウ ンターインテリジェンス及びセキュ リティサポート(六三) ●第九章 テスト及び評価(五九) ●第一〇章 決定、評価及び定期的 な報告(五九) ●第一一章 計画管理活動(五六) 意思決定支援システムとケイパビ リティに基づく改善アプローチ  
o Dにおいて、新規に、ある いは改善された資材やサービスを調 達する場合は、図1に示す政策決定 フェーズごとで異なる基準に従って 検討される。
 国防戦略やヒト・モノ・カネの配 分の決定というような国家安全保 障戦略レベルの意思決定は、PPB E(Planning,Programming and Budgeting Execution) と呼ばれる プロセスに従って検討する。
旧来の PPBSシステムでは毎年実施して いたのに対し、PPBEは計画一年、 実施一年といった二年サイクルでも 実施できるように弾力化されている 点が特徴的である。
 統合能力インテグレーション及 び開発システム( J C I D S : Joint Capability Integration and Development System)は、その名 のとおり統合参謀本部議長が中心と なり意思決定する仕組みである。
統 政策指針 戦力開発指針/ 国家軍事戦略 防衛計画 シナリオ 運用の有効性 防衛計画シナリオで 各軍の能力の有効 性を評価 作戦構想 ケイパビリティ評価 CBA 分析 各軍で計画中のケ イパビリティをある 運用のコンテキスト で評価。
ケイパビリティギャッ プに合致したシステ ムを配備 PPBEプロセスJCIDSプロセス防衛調達システム 図2 ケイパビリティベースドアプローチ USMC USAF USN USA Command&Control Battlespace Awareness Force Application Protection Focused Logistics Homeland Security Major Combat Operations Stability Operations Strategic Deterrence Joint Operating Concepts ケイパビリティ ギャップ 75  JANUARY 2011 る。
また、調達事業 に直接含まれる費用 以外の間接的な費用 も考慮されるべきで ある。
こうして積み 上げられたライフサ イクルコストは、取 得・運用が始まった 後もアフォーダビリ ティ(経済性)が評 価される。
 例えば設備近代化 のための改修を実施 する場合、当年度の 後の六年間での近代 化のための改修費用 等が試算され、さら にその後の十二年間 での改修費用等も計 算される。
個別の事 業ごとの改修費用試 算を、陸軍や潜水艦 といった任務機能ご とに積み上げて、将 来の統合作戦で必要 な単年度ごとの改修 費用を見積もる。
調 達可能な予算内で、 機能間のバランスの 取れた統合作戦能力 を獲得するために、 いくつかの改修代替 ストが当初の目標値の二五%を上回 ると国防長官が議会で釈明する必要 が生じる。
日本の防衛調達の仕組み に比べ、かなり厳しい仕組みが導入 されている。
 実際に調達に至るまでには、技術 開発戦略(TDS)及び調達戦略(A S)に従って管理される。
TDSは 技術研究フェーズにおいて、各技術 要素がコスト、スケジュール、MO Eなどの達成目標を満たしつつ、開 発に移行できるレベルまで技術が成 熟することを目標とする戦略であり、 計画の初期段階、基本設計審査レベ ルまでを計画する。
 事業を進めるベースラインが決定 された後に、続くASでは技術的リ スク・事業計画リスクを管理し、目 標を達成するための調達アプローチ や業務のあり方を計画に包括的に記 述し、実際に生産を決定するまでの 間の戦略をサポートする。
ライフサイクルコストで 予算を策定し経済性を評価  さらにそれぞれの調達事業は、起 案から終焉までを考えた場合、与え られた予算内で実現可能な計画でな ければならない。
事業ごとのライフ サイクルコストには研究開発費、設 備投資コスト、運用及びサポートコ スト、最終的な処分コストが含まれ スペック内容ベースライン システム・スペック アイテム性能スペック プロセス・スペック 材料スペック アイテム・ディテール・ スペック 任務上の/技術的な性能要求事項を定義する。
機能領域に要求事項を 割り当てて、インターフェースを定義する。
CIとCSCIの総合性能を定義する。
ディテール設計要求事項、そして図 面および他の文書で、割り当てられたベースラインを形成する。
適合性、機能、性能およびテスト要求事項を定義する。
(アイテム、プロ セスおよび資料仕様書は生産品ベースライン努力を始める。
最終的に監 査されたベースラインは、アイテムをすべてTDRに含めている) 組立てが行なわれるプロセスを定義する。
組立ての中で使用される原材料または半組立て材料の生産を定義する。
機能的なベースライン 「設計から」割り当てられた ベースライン 「構築予定の」あるいは 「構築された」生産品ベー スライン System Concept Requirements Input Product Input Product Input Product Item Detail Specs Process and Material Specs Drawings Product Output System Spec Product Output Product Output Product Output system Definition (Functional Baseline) Drawings Input Product Performance Item Specs Item Performance Specifications Detail Design(Product BL) System Specification Preliminary Design(Allocated Baseline) SI&T SI&T SI&T Integrated and Qualified System SI&T=System Integration and Text MOEを設定 TFP 設定 MOP,KPP 設定 MOE 適合性を 試験 KPP 適合性を 試験 TFP 適合性を 試験 図3 システムエンジニアリングプロセス JANUARY 2011  76 L)を採用している。
 管理する主体は機能の重要度や管 理形態に応じて四区分され、主に国 防省側が管理する「カテゴリー1」 から供給者側が主体的に管理する「カ テゴリー4」までがある。
カテゴリー 区分によらず、国防省が求めるパ フォーマンス水準が満たされている ことが絶対的な基準として求められ る。
 
丕贈娘損椹の基準となる指標は、 例えば可動率、信頼度、平均ダウン タイム等が挙げられる。
また、それ ぞれの事業ごとに維持四分割チャー トと呼ばれる管理工程表が付けられ、 各事業の改修スケジュールやパフォー マンス値の状況が視覚的に捉えられ、 管理の簡素化に役立てられている(図 4、5)。
 こうした様々な管理指標に基づく ライフサイクルロジスティクスの背景 には、民間企業でも採用されている サプライチェーンモデル「SCOR」 がある。
米軍仕様のため、陸軍、海 軍、空軍等、特定の軍でのメンテナ ンスや輸送に限定したものではなく、 統合作戦を意識した、広範囲で長期 間にわたるサプライチェーンを想定 していることが特徴的である。
SC ORにおいては、新たな軍需品の開 発・取得開始から、実際に生産・運 用するまでの時間軸に沿った意思決 案が比較検討され、将来の改修費用 を投入すべき機能が決定される。
 ここではメーカー側からの改修費 用見積もりが主に利用されるが、軍 内でもメーカーの試算とは独立して 原価計算を実施し、提出されるメー カー側の積算が適正なものか判断す る仕組みを有する。
多くの管理指標に基づく ライフサイクルロジスティクス  様々なシステム構築時に基本設計 等を実施する際は、一般のシステム 工学的な設計手法と同じシステムエ ンジニアリングの手法が採用されて いる。
すなわち、 (1)装備ニーズの要求に基づき要求 事項を整理し、 (2)さらに全体のバランスを保ちつ つ必要な機能として設計する  という手順から構成される。
 この結果、基本設計原案がまとめ られる。
図3に技術研究開発におけ るシステムエンジニアリングプロセス の全体像を示す。
 さて、調達した資材を長年機能さ せていくためには維持管理が欠かせ ない。
そのライフサイクル維持での 考え方として米軍ではパフォーマン スベースド・ロジスティクス( P B Operational Capability Weapon System Availability Logistics Element Performance Delivery Performance Category 1: Gov’t determines all PSP requirements, procures elements, measures Materiel Availability performance & adjusts elements Category 2: Provider responsible for some Materiel Availability elements or Mean Down Time but not configuration Gov’t determines all PSP requirements, procures elements, measures Materiel Availability performance & adjusts elements Category 3: Provider responsible for Materiel Availability by managing the configuration(including reliability),Mean Down Time & Ownership Costs Gov’t determines weapon System quantity Gov’t determines Materiel Availability reqtms & measures Performance. Category 4: Provider responsible for providing the Operational Capability including datermining the weapon system quantity Gov’t measures Performance per interval (e.g. steaming hours, flying hours, miles, launches, etc. per month) Provider Provider Provider Provider Provider Delivery Agreement Logistics Response Time ● Planning ● Executing  some element  of Maintenance  and/or the  Supply Chain  e.g.:   ● Transportation   ● Repair   ● Parts Materiel Availability ● Planning ● Design ● Config. Mgmt. ● All Supply Chain elements & Maintenance Operational Capability ● Quantity ● Operations ● Design ● Config. Mgmt. ● All Supply Chain elements & Maintenance ● Transactions Program Manager Program Manager Program Manager Program Manager Functional Scope (responsibility of the provider for a specified cost) Financial Risk To Achieve Materiel Availability Performance Metric/Objective 図4 パフォーマンスベースド・ロジスティクスの管理区分 Functional Scope 77  JANUARY 2011 分化して客観的な評価尺度を選出し、 その実現値に基づいて最上位の任務 である統合作戦での機能まで昇華し て再構成評価するという、科学的か つ実戦的な手法による評価が確立さ れている。
 説得力のある意思決定基準がなか なか掲げられず、あるいは決定基準 があるとしても、慣行優先で合理的 基準に沿った履行が難しいような国々 で見習うべき意思決定方法であろう。
定で、それぞれの段階で分析と統合 による思考過程を経ることになる。
一貫した思考過程によって 資材運用の信頼性・維持性を担保  すなわち、調達資材分析フェー ズ、技術研究フェーズ、エンジニア リング及び製造フェーズ、生産・配 備フェーズ、運用・サポートフェーズ といったあらゆる段階で、要求事項 を具体的なプランとしてまとめ、細 部を検討する際には様々な面からの 問題点を抽出しつつ中間的なレビュー を設けて、それらの解決方針を逐次 示し、最終的にまとめ上げて次の フェーズに移行するといった地道な 手順を踏む。
こうした一貫した思考 過程に従って初めて、信頼性や維持 性が担保された資材が運用できるの である。
 以上、DAGの前半のいくつかの 章の基本的な内容をまとめたが、後 半の章については紙幅の関係で言及 し切れていない。
興味がある方は、 ぜひオリジナルのハンドブックを参照 していただきたい。
 今回のDAGについての概要を伺っ た全般的な印象は、調達の際の手順 がきちんと定義されており、実にア メリカらしいやり方であると感じた ことである。
DAGでは事業継続や 導入の可否についても機能ごとに細 次回フォーラムのお知らせ  2011年1月度のフォーラムは1月 17日(月)「アセットマネジメント規 格PAS55」を予定している。
この フォーラムは年間計画に基づいて運営 しているが、単月のみの参加も可能。
1回の参加費は6,000円。
ご希望の 方は事務局(s-sogsbe@mbb.nifty. ne.jp)までお問い合わせください。
※SOLE(The International Society of Logistics)は一九六〇年代に設立されたロ ジスティクス団体。
米国に本部を置き、会 員は五一カ国・三〇〇〇〜三五〇〇人に 及ぶ。
日本支部では毎月「フォーラム」を 開催し、講演、研究発表、現場見学など を通じてロジスティクス・マネジメントに 関する活発な意見交換、議論を行っている。
図5 維持四分割チャート Product Support Strategy Sustainment Schedule ● Current(initial CLS covering total system) ● Future(sub-system based PBL contracts) Sustainment Approach ● Shortfall in O&M funding in FYDP ● Reliability and availability estimates are below goals ● LCSP requires update before DAB Issues ● POM request for O&M restoration submitted ● Reliability improvement plan with clear RAM goals up for final signature ● LCSP in draft Resolution Today MSB MSC IOC FRP FOC Sustainment Metrics Date O&S Data Metric Cost Element Antecedent Cost ABC Original Baseline ABC Current Cost Materiel Availability Materiel Reliability Cwnership Cost Mean Down Time Antecedent Actual Original Goal Current Goal Current Estimate/ Actual 76% 37hrs 245.6B 12hrs 80% 50hrs 385.5B 20hrs 77% 50.5hrs 395.1B 18hrs 71% 48hrs 395.1B 15hrs ※Test or fiekling event data derived from Notes: 1.0 Unit-Level Manpower 2.0 Unit Operations 3.0 Maintenance 4.0 Sustaining Support 5.0 Continuing System Improvements 6.0 Indirect Support 3.952 6.052 0.739 2.298 0.129 1.846 15.046 5.144 6.851 0.605 2.401 0.025 1.925 16.951 5.750 6.852 0.688 2.401 0.035 1.956 Total 17.682 Cost based on average annual cost per squadron Total O&S Cost Antecedent ABC Base Year $M Then Year $M 102,955.2 245,665.3 184,011.9 395,147.2 Date: ◆ BCA ◆ LCSP ◆ ◆ LRIP Contract Award ◆ ◆ ◆ ◆ CLS Start Blended Partnership Startup PBL Recompete Avionics BPL PBL Recompete ◆ BCA ◆ BCA ◆ BCA Depot Standup

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