ロジビズ :月刊ロジスティックビジネス
ロジスティクス・ビジネスはロジスティクス業界の専門雑誌です。
2011年2号
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自動倉庫の保全・更新費用を大幅に削減物流ITベンチャーが仕掛ける価格破壊

*下記はPDFよりテキストを抽出したデータです。閲覧はPDFをご覧下さい。

67  FEBRUARY 2011  物流ITベンチャーのAPTは、こ れまでマテハン機器メーカーが自ら手 がけてきた立体自動倉庫の保全・リ ニューアル業務をサードパーティとし て請け負うことで、同業界に価格破 壊を仕掛けている。
 同社の井上良太社長は「メーカー相 場と比較して、点検やメンテナンスな どの保全費用で二割から三割、制御 コンピュータや制御装置のリニューア ルであれば、それ以上のコスト削減が 可能だ。
メーカーの見積もりの半値以 下で済むこともある」とぶち上げる。
 自動倉庫システムは基本的に、制御 コンピューター、制御装置、マシンの 三層から構成される。
このうち制御 コンピューター、制御装置は五年〜一 〇年に一回のペースで保守切れに伴う リニューアルが必要になる。
その費用 は小規模な設備でも一〇〇〇万円前 後、大規模なものでは数億円に上る。
 コンピュータと制御装置間および制 御装置とマシン間の通信ロジックは、 メーカーごとに異なり、ブラックボッ クス化している。
そのため従来は他の システム会社やエンジニアリング会社 には手が出せず、サービス料金が高止 まりしていた。
 
腺丕圓脇伴の解析エンジンを開 発。
更新期を迎えた自動倉庫設備の 通信フォーマットを解析し、コンピュ ーターソフトと制御装置を汎用性のあ る自社製に入れ替える。
どのメーカー の自動倉庫でも対応可能だという。
 
腺丕圓鰐麁鵝伺にわたって自動 倉庫の制御システムやWMSの開発を 手がけてきた日本アプトを前身とす る。
日本アプトのスタッフや事業を受 け継ぎ、それに制御装置や機械メンテ ナンス機能を加えることで、自動倉庫 の保全・リニューアルのトータルソリ ューションを提供する新会社APTと して〇九年八月に再スタートを切った。
 井上社長はベンチャーキャピタルや 外資系コンサルティング会社を経て、 旧・日本アプトに転職。
APT設立と 同時に同社社長に就任した。
同社の アドバイザリーボードにはマテハン機 器の権威として知られる高橋輝男早 稲田大学名誉教授も名を連ねている。
 井上社長は「当社独自の仕組みを 磨き上げて、いっそうのコストダウン に貢献したい。
広くユーザーから信頼 を得るために五年以内をメドに株式公 開も成し遂げたい」と意欲を燃やして いる。
          (大矢) APT問い合わせ先 電話 〇四三(三五〇)〇五八一 URL http://www.n-apt.co.jp/ 自動倉庫の保全・更新費用を大幅に削減 物流ITベンチャーが仕掛ける価格破壊 2010 年版 カサイ式 トラック実勢運賃調査 ■媒 体 名 「2010 年版 カサイ式トラック実勢運賃調査」 ■体  裁 A4 判 無線綴じ 153 頁(CD-ROM 付) ■発  行 2010 年9月13日 ■監  修 月刊ロジスティクス・ビジネス編集部 ■編集協力 ロジスティクス・サポート&パートナーズ ■発 行 元 ライノス・パブリケーションズ ■定  価 1万500 円(税・送料込み)

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