ロジビズ :月刊ロジスティックビジネス
ロジスティクス・ビジネスはロジスティクス業界の専門雑誌です。
2012年10号
SOLE
SOLE日本支部三五年の歩み「導入・紹介」から「発信・提言」へ

*下記はPDFよりテキストを抽出したデータです。閲覧はPDFをご覧下さい。

SOLE 日本支部フォーラムの報告 The International Society of Logistics OCTOBER 2012  90  
咤錬味邸淵蹈献好謄クス学会)日本 支部は一九七八年四月に発足し、今 年で三五年目を迎えた。
節目に当たり、 設立当時から今日までの歩みを概観し、 いくつかのトピックスを記録しておく ことは意義深い事と考え、本稿を認 めることにした。
(SOLE日本支部 支部長 傳田晴久) 日本支部設立時のエピソード ⑴日本支部設立の背景  本部を米国に置く「SOLE:The International Society of Logistics」は、 ロジスティクスに関する技術とマネジ メントの啓蒙・普及を目的に一九六六 年に設立された。
 その後、全世界に支部を展開した が、日本では一九七八年に当時SO LEの国際担当副会長だったベンジャ ミン・ブランチャード教授(バージニ ア工科大学)の肝いりで、社団法人日 本能率協会(JMA)の中島清一常 務理事が提携交渉に当たり、支部を開 設した。
 当時の話をブランチャード教授から 伺ったことがある。
日本支部設立準備 のための教授の来日と当時の国鉄労働 組合(国労)の大掛かりなストライキ (一九七五年のいわゆる?スト権スト?) がぶつかり、東京での講演後、大阪に 行くのに難儀したという。
 国労側はストで鉄道を止め、輸送 力にダメージを与えようとしたのであ ろうが、当時はすでにモータリゼーシ ョンが進み、物流もトラック輸送に切 り替わりつつあったため、通勤の足 を奪われた我々のようなサラリーマン こそ往生したものの、一般国民生活 へのダメージは少なかったようだ。
⑵設立当時のフォーラム  日本支部では設立から現在に至る まで毎月、フォーラムを開催している。
当初は石川島播磨重工業(現IHI) の宮内一郎氏が翻訳されたブランチャ ード教授の?Logistics Engineering and Management?(翻訳名「ロジステ ィクス──ライフサイクル・コストの経 済性の追求」)や?Design and Manage to Life Cycle Cost?(翻訳名「ライフサ イクル・コスト計算の実際」)をテキス トに勉強会を実施していた。
⑶訪米調査(一九七九年)  筆者の入会は日本支部の設立時で あった。
当時はまだ「ロジスティクス とは何か」の時代であり、我々はそ れを知るために欧米のロジスティクス 事情の視察を計画した。
海上自衛隊 の元一等海佐の玉川泰弘氏のご案内 で、ワシントンの米国防総省(DoD :Department of Defence)周辺で活 動しているロジスティクスコンサルテ ィングファームを訪ねた。
ちなみに玉 川氏は我が国の海上自衛隊がイージス 艦や対潜哨戒機「P3C」を導入す るのに尽力された方である。
 当時の米国の防衛産業は「ライ フ・サイクル・コスティング(LC C :Life Cycle Costing)」に続き、 「統合ロジスティクス支援(ILS: Integrated Logistics Support)」に取 り組んでいる最中だった。
多くのロジ スティクスコンサルタントがそこに携 わっていた。
彼らはDoD側の要請 で装備品の調達仕様書作成を支援し、 その一方で防衛産業側に調達仕様の 解析をコンサルティングしていた。
 その一つがロジスティクス・マネジ メント・エンジニアリング(LME)社 であった。
同社でLCCやILSにつ いて解説してもらい、さらに総合電機 メーカーのウエスティングハウスや防 衛産業のITT、航空機メーカーのダ グラスなどを訪問見学させていただき ながら、ミリタリーロジスティクスの 手ほどきを受けた。
 この時、ウエスティングハウスで初め てカラーコピーの資料に触れ、また装 備品の運用マニュアルをワードプロセッ サーで作成しているのを目の当たりに して、目を見張ったことを覚えている。
 
味唯甜劼離灰鵐汽襯織鵐箸魯侫ー ルドで収集した信頼性データを蓄積・ 解析し、次の製品開発やロジスティ クス支援活動に役立てていることを強 調した。
これに対して玉川氏が「日 本だって旧海軍時代からデータの収集 をしている」と反論すると、彼らは 「そのデータを具体的に活用したかど うかが問題だ」と切り返していたの が印象的であった。
 また彼らは主製品の企画設計段階 からロジスティクス支援計画、すなわ ちその製品のライフサイクル全体につ いて考慮することが重要であることを 強調していた。
ロジスティクスは後か ら考えるものではなく、事前に計画す るものであることを我々に教えてくれ たのである。
 実際、ITT社では、製品企画開 SOLE日本支部三五年の歩み 「導入・紹介」から「発信・提言」へ 91  OCTOBER 2012 ポジウムは極めて重要な場を我々に提 供してくれた。
この年、会場で配布 された一枚のパンフレットに「CAL S」が紹介されていた。
 会場ではCALSに関してエキサイ ティングな議論が交わされていた。
C ALSの考え方やその重要性について 熱心に説くDoD側の発表者に対し、 産業界からの参加者であろう、会場 から若い技術者が食い下がった。
「以 前にDoDは我々産業界にLCCを やれと指示した。
その数年後にはI LSをやれと命令してきた。
今度は CALSですか?」という。
これに 対してDoDは、「CALSは産業界 の協力なくして成り立たない、理解 してほしい」と述べていた。
 
達腺味咾瞭字語(アクロニム)は その適用範囲の拡大に伴い変遷して きた。
一九八八年当時は「コンピュー タを活用した調達とロジスティクス支 援」(Computer-aided Acquisition and Logistics Support)から「継続的調 達とライフサイクル支援」(Continuous Acquisition and Life-cycle Support) に変更したところであった。
これは調 達側(DoD)と供給側(産業界)と の間でデータ交換標準を定め、どちら かが一度作成したデータは再入力する ことなく、ライフサイクルを通じて双 方で繰り返し継続的に活用しようとい う考えを示したものであった(図1)。
Distribution Management:米国物流 管理協議会)」は一九八五年に「CLM (Council of Logistics Management)」 に団体名を変更し、さらに二〇〇五 年に現在の「C S C M P(Council of Supply Chain Management Professionals)」に改称している。
⑹ 訪米調査(CALS大会)  一九八八年にフロリダ州オーランド で開催された国際ロジスティクスシン 発設計段階からロジスティクスの専門 家が参加して、ロジスティクス支援の 観点から製品設計に注文を付けている とのことであった。
しかし、米国でも ロジスティクス部門の社内的地位は他 部門に比べて高くはないだろうと考え、 「部門間での意見や主張が対立した場 合にはどうなるのか」と質問すると、 「社長は一人しかいない。
最後は社長 が決済する」とのことで、トップマネ ジメントのリーダーシップが大切であ ることを強調していた。
 なお、この調査でブランチャード教 授が紹介してくれたのは、ほとんど が航空機など軍需産業の事例であっ た。
そこで当時の本林勝海SOLE 日本支部長が、「消費財などで民の事 例はないか」と質問したところ、教 授はシステム製品をメーンとする製造 業者の事例を提示されて、なかなか 議論がかみ合わなかったことが思い出 される。
⑷ 訪欧調査(一九七九年)  私たちは米国に続きヨーロッパにお けるロジスティクスの状況についても 調べた。
英国、フランス、ドイツの 物流コンサルタント会社を訪問したが、 いずれもロジスティクス活動を「物流」 (Physical distribution)と呼んでいた。
 あるコンサルティングファームで、 「どうしてロジスティクスという言葉 を使わないのか」と尋ねると、彼ら は「ロジスティクスと言えば顧客が注 文をくれるのかね。
我々は物流という 言葉で企業の改革支援を十分行って いる」と答えていた。
同時に、これ からは情報技術(IT)を活用する 時代になるだろうとのことであった。
⑸ 国際シンポジウム参加  
咤錬味兎本支部は一九八七年以 来、米国で開催されるSOLEの国 際シンポジウムに毎年参加している。
その都度、米国内のロジスティクス関 連施設や機関、学校を訪問・見学・ 交流し、ロジスティクスに関する知見 を深めてきた。
 一九八七年のシンポジウムの開催 地はセントルイスであった。
シンポジ ウムの後、オハイオ州立大学のラロン ド教授を訪問し、初めてサプライチェ ーンマネジメント(SCM)について 学んだ。
教授は我々に「ロジスティク スという言葉は三年後にはサプライチ ェーンマネジメントという言葉に置き 換わるだろう」と説明され、「在庫を 情報に置き換える」というコンセプト を熱っぽく話されていた。
 日本においては三年後ではなかっ たが、九〇年代の後半にはサプライチ ェーンマネジメントという言葉が定着 したように思う。
ちなみに「NCP D M(National Council of Physical 図1 CALSとは ロジスティクス情報は調達フェーズで生成され、以降のフェーズで活用される “Create Data Once,Use Many Times” 調達側 調達要求事項 企画 要求 要修理品廃棄品 要求に応じて補充 Customer Value 調達側/供給側共同作業 要求 開発 製造 物流 RFP 供給側 統合製品 データベース 中央 補給所 中間 デポ 第一線 運用現場 ロジスティクスサポート OCTOBER 2012  92  この動きをつかみ、日本支部でも 早速「CALS研究会」を発足させ て、同時にコンカレントエンジニアリ ングなどの関連技術の研究を始めた。
それから数年して日本でもCALS の一大ブームが起こった。
なお今日全 盛を謳歌しているインターネットが商 用に使われるようになるのは一九九 三年頃であった。
ロジスティクスの本質に迫る  ここまで見てきたSOLE日本支部 の歩みをロジスティクス技術の流れと して以下に改めて整理してみたい(図 2)。
ロジスティクスには大きく分けて 二つの流れがある。
一つはミリタリー ロジスティクスを中心とした流れであ り、もう一つはいわゆるコマーシャル ロジスティクスの流れである。
⑴ MIL-Logisticsの技術系譜  一九六〇年代のベトナム戦争にお いて、米軍は軍事予算の削減を迫ら れた。
そして種々研究した結果、予 算削減のためには、兵器システムの ?一生分?のコスト、すなわちライフ サイクルコスト(LCC)の視点から コストを管理する必要があると判断し た。
LCCは大きく、取得時のコス トと運用支援時のコストに分けられる が、その比率は前者を三〜四とする と、後者は六〜七になるという計算 がその前提となっていた。
 それまでDoDでは入札時に取得 コストを比較するだけで、運用支援コ ストについては不問であった。
その結 果、調達時に安価と思われたシステム に膨大な運用コストがかかってしまい、 「?安物買いの銭失い?」となるケース が多々あったという。
そこで調達入札 時にLCC(調達コスト+運用支援コ スト)を計算することを義務付け、L CCベースで契約することにした。
 その結果、LCC技術者の養成が 急務となったことから、SOLEが 設立されたのである。
SOLEはロ ジスティクス技術の発展と普及を目指 し、教育プログラムを開発し、勉強 会(チャプター)を展開し、資格制 度(CPL:Certified Professional Logistician)を設けていった。
 その後、一九七〇年代に入って DoDは、さらなるLCC低減を 図るためにILSを提唱した。
ロジ スティクス支援要素の統合管理によ って、「信頼性(reliability)」、「保 全性(maintenability)」、「支援性 (supportability)」を高め、かつ「稼 働率(availability)/LCC」すな わち費用対効果を向上させようとい う狙いであった。
 
味達歎戚鵝△修靴藤稗味喊篆覆 伴って、「LSA(Logistics Support Analysis)」を始めとする多くのコン ピュータソフトウェアが開発され、活 用された。
その結果、軍と供給業者 間のデータ交換は膨大なものとなり、 新たな対策が必要となった。
 そこでDoDは一九八五年に、C ALSの推進を宣言した。
前述の通 りこの動きをSOLE日本支部は一 九八八年のシンポジウムの場でキャッ チし、研究会を立ち上げた。
 
達腺味咾魯如璽晋魎垢良現牴宗▲ ータ交換のインフラ整備( 光通信 網) を必要とした。
そのために軍 事技術研究組織間のネットワークと して開発された「A R P A N E T : Advanced Research Projects Agency Network)」の高度化が進めら れ、それが後に商用ベースに転用され てインターネットとして普及していった。
⑵ C o m m e r c i a l L o g i s t i c s ──
丕弔らSCMへ──  ロジスティクスに隣接する言葉とし て日本語では物流および物的流通、英 語ではPD(Physical Distribution)、 SCMなどがある。
このうち歴史的に 古いのは軍事用語としてのロジスティ クスだと思われるが、ビジネスの世界 ではPDという言葉だろう。
その誕生 は一九六〇年代と言われている。
LCCに着目 兵器システム コストダウン 軍縮の流れ (ベトナム戦争) 図2 ロジスティクス技術の流れ データ交換 電子化必要 データ共有化 環境設備 技術の発展 マネジメント LCC 契約義務化 統合管理(ILS)提唱 CALS の推進 RCM へ 稼働性(A)/ LCC 向上のために 信頼性(R)、保全性(M)、支援性(S) 向上かつLCCの低減が必要     →支援要素の統合管理 LCCエンジニアの養成急務 SOLE設立ロジスティクス技術の発展 と普及を目指す 教育訓練プログラム 勉強会(チャプター) CPL 資格制度 データ交換のための標準化 データ交換のためのインフラ整備(光通信) インターネットの普及 プロセスの可視化 (モデリング) モニタリング技術 1960 年代 1970 年代 〜2000 年代 1985 年〜 図3 PD、ロジスティクスからSCMへ 阿保英司「物流からロジスティクスへ」 (税務経理協会1993 年)に加筆 目的の変化 物流(PD)の目的:物流コストの適正化 時代の要請:顧客満足と顧客サービス(CS&CS) CS&CSには企業の総力(生産・調達)を糾合する必要あり 更に企業間統合も目指す→SCM 輸送 保管 包装 荷役 流通加工 物流情報 生産管理 調達 運用支援 企業 物流コストの適正化 統合 統合 統合 物流コスト低減 顧客満足向上 同時実現 供給連鎖管理 (SCM) ロジスティクス (サービス活動) 顧客満足向上 企業 企業 物流 93  OCTOBER 2012 これからのSOLE日本支部  本稿で見てきたように、我々SO LE日本支部はこれまで主に米国か らロジスティクスの思想や概念、技術 を「導入・紹介」することに努めて きた。
それに対してこれからは、我々 から世界に向けて「発信・提言」し ていきたいと考えている。
その具体 的なアウトプットとして現在「グロー バルサプライチェーン構築ガイド(仮 題)」の作成に取組中である。
 普段意識するしないにかかわらず、 ビジネスなどの諸活動には常に組織が あり、人がおり、そこで業務(機能) が行われている。
それらの業務は自然 発生的に生まれたものもあり、新たに 作り出されたものもある。
企業間の吸 収合併などによって、外部から強制的 に変更させられたものもあれば、改善 改革活動を通じて自律的に変わってい くこともある。
 いずれの場合にも現在の業務が「A s −Isモデル」として存在している。
それをあるべき姿に向けて磨き上げて いかねばならない。
そのために、共 通工学、分野別工学、コンセプト・ 技法、規格・標準類などの先人の知 恵を活用し、そこに自らの体験、経 験、知識をかみ合わせて、我々なり の整理統合を進めていきたいと考え ている。
発段階からライフサイクル全体に対し てアプローチすることを目指している。
 このライフサイクルアプローチが、 日本で一般に言われているロジステ ィクスと、我々SOLEが目指すそ れとの大きな違いである。
そして特 に強調したいのは、複雑な構造を有 する、ロングライフの製品・システム、 たとえば航空機、艦船、鉄道、発電 所、コンピュータなどのライフサイク ルにおいて必要になる支援活動をも その対象としている点である。
 企業であれ、軍であれ、物資は使 用者(顧客、消費者、第一線の戦闘 部隊)に届けるだけでは不十分だ。
必 要なものを、必要とする場所に、必 要な時に、必要とする量だけ、適切 な費用で届けることは、いわば当た り前である。
それに加えて、届けら れた物資を使用者が使用し続ける間、 機能性能を発揮し続けることが求め られる。
そのためにライフサイクル支 援がなされねばならない。
 ビジネスにしても売ったら終わりで は許されない。
自動車は故障すれば直 ちに修理されねばならない。
ペットボ トルが道端に捨てられ、ガムが道路を 汚しているのを放置することはできな い。
使用済み核燃料が後世に禍を残し ていいはずがない。
製品やシステムを 企画開発、設計する段階で、ライフサ イクル支援について考慮すべきである。
を最小にするのである。
 このPD→ロジスティクス→SCM の流れは図3のとおりである。
この図 は早稲田大学の阿保栄司氏が「物流か らロジスティクスへ」という本に描か れた絵をもとに加筆したものである。
⑶ SOLEが目指す ロジスティクスとは  戦前、日本軍は兵站(ロジスティク ス)を「補給と整備」と呼んでいた。
「補給」は現在の物流、SCMに相当 し、「整備」は保全、メンテナンスに 相当すると考えてよいだろう。
 軍は物資(兵器・武器、弾薬などの 装備品、食糧、衣服、医薬品など) を業者から調達し、デポ(補給処)に 保管し、前線からの要求に基づいて 補給する。
そして前線で発生した要 修理品は後送し、修理工場で補修・ 整備し、前線に送り返す。
あるいは 補給処に貯蔵する。
物流の枠組みを 超えた活動がそこには含まれている。
 これに対して我々SOLEも、「ラ イフサイクルの統合管理」、「システム エンジニアリング」、「理想システムア プローチ」の三つをロジスティクスの 基本に置いている。
そこにはもちろん 物流やSCMも含まれるが、それだけ でなく、供給された製品・商品・シス テムの運用を支援する機能をも対象と し、製品・商品・システムの企画開  それまでは輸送、保管、在庫など の諸活動を指す言葉しかなかった。
そ れらのコスト低減を図るために別々に 管理されていた機能を統合して管理 しようという発想からPDという言 葉が生まれた。
また日本ではPDを 物的流通と翻訳し、それを短縮して 物流と称されるようになったという。
 その後、ビジネスの世界では一九八 〇年代に顧客満足向上の必要性が叫 ばれ、そのために企業内の調達、生 産、供給の諸機能を統合する動きがあ り、それをロジスティクスと称した。
 さらに一九八〇年代後半に米国で、 SCMという概念が提唱された。
SC Mを主唱したオハイオ州立大学のラロ ンド教授は、その考え方の基本は「在 庫を情報に置き換える」ことにあると 説明されていた。
SCMは直訳すれ ば供給連鎖管理であり、具体的には、 顧客満足と供給コスト低減を同時に果 たすために、情報技術を活用して、企 業間の三つの基本情報、すなわち需要 情報、在庫情報、生産能力情報を統 合管理することを目指すものである。
 すなわち、どこで何をいくつ必要 としているか(需要情報)、どこに何 がいくつあるか(在庫情報)、どこで 何をいくつ生産できるか(生産能力 情報)を把握し、最適な供給(生産、 調達、在庫)体制を築くことで、在 庫を最小限に抑え、供給リードタイム

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