2013年8月号
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欧米編
AUGUST 2013 54
2013年6月発表分
パナルピナ
国際団体のSCCに加盟
■同社プレスリリース 6・3
パナルピナは、SCMを研究して
いる国際的な非営利団体「サプライ
チェーン・カウンシル」(SCC)に
加盟した。
SCCが持つノウハウや 分析ツールを活用してロジスティクス 事業の拡大を図るのが狙い。
SCCは現在、八〇〇超のグロー バル企業や大学、研究機関などが参 加している。
パナルピナはSCCが 開発した、SCMのビジネスプロセス を標準化するためのモデル「SCO R」を用いて、顧客企業のサプライ チェーン最適化を支援するサービス を強化したい考え。
DBシェンカー 英航空機部品大手の物流受託 ■同社プレスリリース 6・6 DBシェンカー・ロジスティクス は、航空機産業向けのコンポーネント (部品、座席、各種機器等)開発・ 製造を手掛ける英アブトレードから、 アラブ首長国連邦・ドバイとシンガポ ールの物流業務を受託した。
DBシ ェンカーが両都市で展開しているハ ブ拠点を用いて、航空部品の在庫管 理などを担当し、通関手続きの時間 短縮などで業務効率化に貢献する。
独ダクサーなど欧州十二社 食品物流ネットワーク組織新設 ■同社プレスリリース 6・6 独ダクサーは、同社を含む食品物 流を手掛ける欧州企業十二社が新組 織「ヨーロピアン・フード・ネットワ ーク」(EFN)を設立すると発表し た。
一〇月一日から新ブランド「v ivengo」を導入して新たな統 一サービスを始める予定。
各社が連 携し、統一基準の下、冷凍品以外の 分野で、欧州の主要地域をカバーし た信頼性の高い食品輸送を提供する。
EFN加盟企業による欧州の食品 物流市場の売上高は年間十二億ユー ロ(一五三六億円)。
一〇〇万パレッ ト分の蔵置能力を有し、輸送車両は 約三五〇〇台。
今後、加盟企業をさ らに増やしたい考え。
欧州諸国間を 結ぶ強固な食品輸送網を整備する。
TNTエクスプレス イタリアで八五〇人削減へ ■同社プレスリリース 6・ 10 オランダのTNTエクスプレスは、 イタリア部門の事業再編計画を発表 した。
事業環境悪化を受け、生産性 向上とコスト削減を図るため、約三〇 〇〇人の従業員の三割弱に相当する 約八五〇人を削減することなどが柱。
三月に発表した二〇一五年末まで を対象とする事業計画「Deliv er!」に沿った内容。
今回の再編 でイタリア国内の約二〇の施設に影 響が出る見通しだが、同社はサービ スレベルとネットワークへの完全な接 続性は維持されると説明している。
英マークス&スペンサー 新たな配送センター建設へ ■同社プレスリリース 6・ 10 英国の小売大手マークス&スペン サー(M&S)は、ロンドンに新たな 配送センターを建てる計画を発表し た。
首都近郊に配送拠点を設け、物 流の効率化とコスト低減を図る。
アラブ首長国連邦の港湾管理会社 ドバイ・ポーツ・ワールド(DPW) が開発中の大水深のコンテナターミ ナル「ロンドン・ゲートウェイ」の隣 接地で、二億ポンド(三〇二億円) を投じて来年建設を開始する。
総面 積は約八万一〇〇〇平方メートル。
仏CMA─CGM 子会社に中国企業が出資 ■同社プレスリリース 6・ 11 フランスの海運大手CMA─CG Mは、子会社でコンテナターミナルの 運営・開発を手掛けるターミナル・リ ンクの株式四九%を中国の港湾運営 企業、招商局国際(チャイナ・マー チャンツ・ホールディングス)に四億 ユーロ(五一二億円)で売却した。
ターミナル・リンクは欧米やアフリ カなどの八カ国で一五のコンテナター ミナルを展開している。
CMA─C GMと招商局国際は連携しながら国 際的な港湾事業の拡大を目指す。
DHL 米シンシナティにハブ施設 ■同社プレスリリース 6・ 13 DHLは、米オハイオ州シンシナテ ィのシンシナティ・ノーザンケンタッ キー国際空港にハブ施設を開設した。
拡大している米国発着の航空輸送需 要に対応するのが狙い。
今回のハブ 新設に向け、過去四年間で一億五〇 〇万ドル(一四六億円)を投資した。
新たなハブ施設は、貨物の仕分け 用スペース約一万六七〇〇平方メー トルなどから成る。
香港やドイツの 国際ハブ施設に加え、シンシナティの ハブも同社の大陸間輸送ネットワー クの背骨となる機能を備えている。
米イーベイ 当日配送エリアを拡大へ ■トランスポート・インテリジェンス 6・ 13 米インターネット競売大手のイー 55 AUGUST 2013 換算レート:1ドル= 97円、1ポンド= 151円、1ユーロ= 128円 ベイは、携帯電話のアプリケーショ ンから受け付ける商品当日配送サー ビスについて、対象のエリアを拡大 すると発表した。
サービスはサンフ ランシスコで始まり、現在はニューヨ ーク、サンノゼでも一部実施してい る。
今後数週間のうちに、サンフラ ンシスコとニューヨークでさらに広げ る計画。
アプリは現在、iPhon eのみ利用可能だが、今後はアンド ロイド搭載機種にも対応する予定。
欧州の海運大手三社 長期業務提携で合意 ■三社プレスリリース 6・ 18 など デンマークのマースク・ライン、ス イスのMSC、仏CMA─CGMの 欧州海運大手三社は、東西主要航路 における長期業務提携「P3ネット ワーク」を締結することで原則合意 した。
従来以上に高品質で安定した 輸送サービスを展開するとともに、共 同運航で業務の効率化も図る。
アラ イアンスの開始時期は二〇一四年第 2四半期(四─六月)をめどとして いる。
今回の提携はアジア─欧州、太平 洋、大西洋の三航路で計二九ループ、 二五五隻に達し、輸送能力は計二六 〇万TEU(二〇フィートコンテナ換 算)。
輸送能力の内訳はマークスが約 四割、MSCが三割超、CMA─C GMが二割超。
三社は二〇〇八年、アジア─北米 路線で協調配船をスタートするなど、 これまでにも協力関係にあった。
従 来以上に踏み込んだ連携で一致した ことは、世界のトップスリーであって も事業環境は厳しいという実態を物 語っていると言えそうだ。
米C.H.ロビンソン トルコに拠点開設 ■同社プレスリリース 6・ 19 米国の物流大手C.H.ロビンソン の欧州法人は、トルコのイスタンブ ールに新たな事務所を開いた。
同国 で経済成長が続いて物流サービスの 需要が急速に高まっているのに対応 する。
当初は国際陸上輸送を提供し、 サービスの内容を順次拡大する予定。
フェデックス アフリカ南部の配送事業買収 ■同社プレスリリース 6・ 20 米フェデックスは、提携している 南アフリカの物流会社スパスウィフ トから、アフリカ南部の一部事業を 買収すると発表した。
今回の買収で フェデックスは南ア、マラウイ、モザ ンビーク、スワジランド、ザンビアで の事業の足掛かりを得る。
ボツワナ、 ナミビアの事業についても買収を協 議中という。
フェデックスは買収完了でアフリ カ南部七カ国の三九施設に直接アク セス可能となる。
スパスウィフトの従 業員約一〇〇〇人を受け入れる。
スパスウィフトは一九九〇年にア フリカ南部での営業を開始。
二〇〇 五年、フェデックスの国際サービスを 請け負っていたマイエクスプレスと合 併した。
プロロジス ポーランドに大型倉庫 ■同社プレスリリース 6・ 20 プロロジスは、ポーランドで新たに 三万四九〇〇平方メートルのBTS 型物流センターの賃貸契約を結んだ。
同国の主要な小売業向けに提供する。
新たな施設は、同国西部のヴロツワ フにある「プロロジスパーク ヴロツ ワフ?」内に開発する。
同パークは 最大で二九万平方メートルまで物流 施設の建設が可能。
プロロジスはポーランドで一九〇 万平方メートルの物流施設を所有・ 運営している。
DSV コロンビアの物流会社買収 ■同社プレスリリース 6・ 24 デンマークを本拠とする物流大手 DSVは、コロンビアの海上フォワー ダー、エアマール・カーゴを買収した。
二〇一二年にブラジルで完全子会社 を設立したのに続き、中南米地域の 事業基盤拡大を図る。
今年九月一日 ごろに買収手続きが完了する見通し。
同社は一九九七年にボゴタで創立。
コロンビアから中米やカリブ海諸国 への海上輸送を得意としている。
〇 九年からDSVの総代理店を務めて いる。
一二年の売上高は八〇〇万ド ル(七億八〇〇〇万円)。
キューネ+ナーゲル 欧州衣料大手と物流契約延長 ■同社プレスリリース 6・ 26 キューネ+ナーゲルは、ベルギーの ファストファッション大手C&Aと物 流分野の協力関係を延長した。
両社 は二〇〇六年に契約を開始していた。
キューネは引き続き、検品を含む小 売り部分の物流、国際海上・航空輸 送を手掛ける。
キューネは中国の主要地域で製造 された品物を梱包、ハンガー吊りの 双方で扱うほか、顧客の要望に応じ て検品も実施。
このため、塩田と上 海、天津、大連にあるキューネのC FS施設内に品質管理センターを開 設した。
航空貨物も広州、上海、北 京からドイツのC&A配送センターに 運んでいる。
SCCが持つノウハウや 分析ツールを活用してロジスティクス 事業の拡大を図るのが狙い。
SCCは現在、八〇〇超のグロー バル企業や大学、研究機関などが参 加している。
パナルピナはSCCが 開発した、SCMのビジネスプロセス を標準化するためのモデル「SCO R」を用いて、顧客企業のサプライ チェーン最適化を支援するサービス を強化したい考え。
DBシェンカー 英航空機部品大手の物流受託 ■同社プレスリリース 6・6 DBシェンカー・ロジスティクス は、航空機産業向けのコンポーネント (部品、座席、各種機器等)開発・ 製造を手掛ける英アブトレードから、 アラブ首長国連邦・ドバイとシンガポ ールの物流業務を受託した。
DBシ ェンカーが両都市で展開しているハ ブ拠点を用いて、航空部品の在庫管 理などを担当し、通関手続きの時間 短縮などで業務効率化に貢献する。
独ダクサーなど欧州十二社 食品物流ネットワーク組織新設 ■同社プレスリリース 6・6 独ダクサーは、同社を含む食品物 流を手掛ける欧州企業十二社が新組 織「ヨーロピアン・フード・ネットワ ーク」(EFN)を設立すると発表し た。
一〇月一日から新ブランド「v ivengo」を導入して新たな統 一サービスを始める予定。
各社が連 携し、統一基準の下、冷凍品以外の 分野で、欧州の主要地域をカバーし た信頼性の高い食品輸送を提供する。
EFN加盟企業による欧州の食品 物流市場の売上高は年間十二億ユー ロ(一五三六億円)。
一〇〇万パレッ ト分の蔵置能力を有し、輸送車両は 約三五〇〇台。
今後、加盟企業をさ らに増やしたい考え。
欧州諸国間を 結ぶ強固な食品輸送網を整備する。
TNTエクスプレス イタリアで八五〇人削減へ ■同社プレスリリース 6・ 10 オランダのTNTエクスプレスは、 イタリア部門の事業再編計画を発表 した。
事業環境悪化を受け、生産性 向上とコスト削減を図るため、約三〇 〇〇人の従業員の三割弱に相当する 約八五〇人を削減することなどが柱。
三月に発表した二〇一五年末まで を対象とする事業計画「Deliv er!」に沿った内容。
今回の再編 でイタリア国内の約二〇の施設に影 響が出る見通しだが、同社はサービ スレベルとネットワークへの完全な接 続性は維持されると説明している。
英マークス&スペンサー 新たな配送センター建設へ ■同社プレスリリース 6・ 10 英国の小売大手マークス&スペン サー(M&S)は、ロンドンに新たな 配送センターを建てる計画を発表し た。
首都近郊に配送拠点を設け、物 流の効率化とコスト低減を図る。
アラブ首長国連邦の港湾管理会社 ドバイ・ポーツ・ワールド(DPW) が開発中の大水深のコンテナターミ ナル「ロンドン・ゲートウェイ」の隣 接地で、二億ポンド(三〇二億円) を投じて来年建設を開始する。
総面 積は約八万一〇〇〇平方メートル。
仏CMA─CGM 子会社に中国企業が出資 ■同社プレスリリース 6・ 11 フランスの海運大手CMA─CG Mは、子会社でコンテナターミナルの 運営・開発を手掛けるターミナル・リ ンクの株式四九%を中国の港湾運営 企業、招商局国際(チャイナ・マー チャンツ・ホールディングス)に四億 ユーロ(五一二億円)で売却した。
ターミナル・リンクは欧米やアフリ カなどの八カ国で一五のコンテナター ミナルを展開している。
CMA─C GMと招商局国際は連携しながら国 際的な港湾事業の拡大を目指す。
DHL 米シンシナティにハブ施設 ■同社プレスリリース 6・ 13 DHLは、米オハイオ州シンシナテ ィのシンシナティ・ノーザンケンタッ キー国際空港にハブ施設を開設した。
拡大している米国発着の航空輸送需 要に対応するのが狙い。
今回のハブ 新設に向け、過去四年間で一億五〇 〇万ドル(一四六億円)を投資した。
新たなハブ施設は、貨物の仕分け 用スペース約一万六七〇〇平方メー トルなどから成る。
香港やドイツの 国際ハブ施設に加え、シンシナティの ハブも同社の大陸間輸送ネットワー クの背骨となる機能を備えている。
米イーベイ 当日配送エリアを拡大へ ■トランスポート・インテリジェンス 6・ 13 米インターネット競売大手のイー 55 AUGUST 2013 換算レート:1ドル= 97円、1ポンド= 151円、1ユーロ= 128円 ベイは、携帯電話のアプリケーショ ンから受け付ける商品当日配送サー ビスについて、対象のエリアを拡大 すると発表した。
サービスはサンフ ランシスコで始まり、現在はニューヨ ーク、サンノゼでも一部実施してい る。
今後数週間のうちに、サンフラ ンシスコとニューヨークでさらに広げ る計画。
アプリは現在、iPhon eのみ利用可能だが、今後はアンド ロイド搭載機種にも対応する予定。
欧州の海運大手三社 長期業務提携で合意 ■三社プレスリリース 6・ 18 など デンマークのマースク・ライン、ス イスのMSC、仏CMA─CGMの 欧州海運大手三社は、東西主要航路 における長期業務提携「P3ネット ワーク」を締結することで原則合意 した。
従来以上に高品質で安定した 輸送サービスを展開するとともに、共 同運航で業務の効率化も図る。
アラ イアンスの開始時期は二〇一四年第 2四半期(四─六月)をめどとして いる。
今回の提携はアジア─欧州、太平 洋、大西洋の三航路で計二九ループ、 二五五隻に達し、輸送能力は計二六 〇万TEU(二〇フィートコンテナ換 算)。
輸送能力の内訳はマークスが約 四割、MSCが三割超、CMA─C GMが二割超。
三社は二〇〇八年、アジア─北米 路線で協調配船をスタートするなど、 これまでにも協力関係にあった。
従 来以上に踏み込んだ連携で一致した ことは、世界のトップスリーであって も事業環境は厳しいという実態を物 語っていると言えそうだ。
米C.H.ロビンソン トルコに拠点開設 ■同社プレスリリース 6・ 19 米国の物流大手C.H.ロビンソン の欧州法人は、トルコのイスタンブ ールに新たな事務所を開いた。
同国 で経済成長が続いて物流サービスの 需要が急速に高まっているのに対応 する。
当初は国際陸上輸送を提供し、 サービスの内容を順次拡大する予定。
フェデックス アフリカ南部の配送事業買収 ■同社プレスリリース 6・ 20 米フェデックスは、提携している 南アフリカの物流会社スパスウィフ トから、アフリカ南部の一部事業を 買収すると発表した。
今回の買収で フェデックスは南ア、マラウイ、モザ ンビーク、スワジランド、ザンビアで の事業の足掛かりを得る。
ボツワナ、 ナミビアの事業についても買収を協 議中という。
フェデックスは買収完了でアフリ カ南部七カ国の三九施設に直接アク セス可能となる。
スパスウィフトの従 業員約一〇〇〇人を受け入れる。
スパスウィフトは一九九〇年にア フリカ南部での営業を開始。
二〇〇 五年、フェデックスの国際サービスを 請け負っていたマイエクスプレスと合 併した。
プロロジス ポーランドに大型倉庫 ■同社プレスリリース 6・ 20 プロロジスは、ポーランドで新たに 三万四九〇〇平方メートルのBTS 型物流センターの賃貸契約を結んだ。
同国の主要な小売業向けに提供する。
新たな施設は、同国西部のヴロツワ フにある「プロロジスパーク ヴロツ ワフ?」内に開発する。
同パークは 最大で二九万平方メートルまで物流 施設の建設が可能。
プロロジスはポーランドで一九〇 万平方メートルの物流施設を所有・ 運営している。
DSV コロンビアの物流会社買収 ■同社プレスリリース 6・ 24 デンマークを本拠とする物流大手 DSVは、コロンビアの海上フォワー ダー、エアマール・カーゴを買収した。
二〇一二年にブラジルで完全子会社 を設立したのに続き、中南米地域の 事業基盤拡大を図る。
今年九月一日 ごろに買収手続きが完了する見通し。
同社は一九九七年にボゴタで創立。
コロンビアから中米やカリブ海諸国 への海上輸送を得意としている。
〇 九年からDSVの総代理店を務めて いる。
一二年の売上高は八〇〇万ド ル(七億八〇〇〇万円)。
キューネ+ナーゲル 欧州衣料大手と物流契約延長 ■同社プレスリリース 6・ 26 キューネ+ナーゲルは、ベルギーの ファストファッション大手C&Aと物 流分野の協力関係を延長した。
両社 は二〇〇六年に契約を開始していた。
キューネは引き続き、検品を含む小 売り部分の物流、国際海上・航空輸 送を手掛ける。
キューネは中国の主要地域で製造 された品物を梱包、ハンガー吊りの 双方で扱うほか、顧客の要望に応じ て検品も実施。
このため、塩田と上 海、天津、大連にあるキューネのC FS施設内に品質管理センターを開 設した。
航空貨物も広州、上海、北 京からドイツのC&A配送センターに 運んでいる。
