ロジビズ :月刊ロジスティックビジネス
ロジスティクス・ビジネスはロジスティクス業界の専門雑誌です。
2003年1号
SOLE
CPLの試験問題に挑戦

*下記はPDFよりテキストを抽出したデータです。閲覧はPDFをご覧下さい。

JANUARY 2003 74 Q1 日本のGDPに占める総物流コストはおよそ( )%で ある。
a.5% b.10% c.20% d.1% Q2 公共倉庫(public warehouse)を利用する主要な理由 は何か。
a.よりよい在庫管理ができること。
b.製品ならびにマーケティングへのフィードバックがで きること。
c.最低の投資リスクが期待できること。
d.上記のすべて。
Q1の正解は[b]の10%。
元の問題は「米国のGNPに占 めるロジスティクス経費はおよそ何%か」であって、正解は [c]の20%だが、これを日本に置き換えて出題した。
日本ロ ジスティクスシステム協会・JILS総合研究所の資料によ れば、1999年の総物流コストは44.894兆円でその年のGDPは 513.68兆円。
すなわち8.74%である。
ちなみに98年は8.99%、97年は9.27%、96年は9.26%、95年 は9.44%である。
なお、91年は10.31%であった。
日米の差が気 になるが、それぞれの内訳がわからないので何とも言えない。
Q2の正解は、解答集によると[d]ということになってい る。
しかし、少なくとも[a]、[b]は公共倉庫利用の主たる 理由といえるようにも思える。
JILS監修の基本ロジステ ィクス用語辞典によると、公共倉庫とは、「国または地方自治 体が、公共の利益を目的として設ける倉庫。
主要港湾地帯に 建設して海陸連絡貨物の荷捌きや一時保管に供する公設上屋、 公設保税倉庫、通関のための一時保管を行う保税倉庫などが その例である」となっている。
11月からフォーラムの新しいシリーズがスタートしました。
11月20日に第1回目を開催し、フォーラムオリエンテーション のなかでSOLEが対象としているロジスティクスの4つの領 域が解説されました。
さらに、SOLE東京支部支部長の松 本賢治氏(日本能率協会コンサルティング・戦略ロジスティ クス事業部長、シニアコンサルタント)が「ロジスティクスの 動向」と題して、以下のような講演をされました。
経営環境の変化は激しく、「経営のスピードの変化」、「企業 価値、業績評価の変化」、「ビジネスモデルの変化」において 顕著であり、企業は従来のビジネスモデルでは多様で変化の 激しい顧客ニーズに有効に対応することができず、環境変化 に対応した新たなビジネスプロセスの構築、運用を迫られてい る。
(日本能率協会コンサルティングの)顧客企業の一社である 第22回 
達丕未了邯殻簑蠅膨戦 今回は「システムマネジメント」からの出題です。
Q1 トータルクオリティマネジメント(TQM)に関す る以下の記述で、正しくないのはどれか。
a.TQMにおいてはすべての人々は品質に対する責任 を負う b.TQMの考え方では、品質は製品の中で測定される ものではないとしている c.「人間重視」はTQM導入の重要な要素である d.TQMはトータルプロセスではなく、製品のマネジ メントに焦点を当てている Q2 「IT」という略語(アクロニム)が一般的に意味 するのは次のどれか。
a.Intelligence Team(諜報チーム) b.Information Technology(情報技術) c.Interactive Telecommuication(双方向遠距離通信) d.Internet Throughput(インターネットスループッ ト) ※今回の設問の答えと解説は、本誌2003年2月号の当コーナーでお読 みいただけます The International Society of Logistics 前回のおさらい某メーカーがサプライチェーン・マネジメントの改革に取り組 んでいるが、その企業の改革の焦点は「情報の流れの改革」 と「モノの流れの改革」を同時に実現することである。
この企 業は調達・生産・販売のグローバル化、流通・販売チャネル の多様化・複雑化、製品の短サイクル化、短リードタイム化 に直面している。
このことが在庫増加に伴う収益・キャッシ ュフローの悪化や、開発投資余力の減少など変化に追随でき ない悪循環を生んでおり、サプライチェーン改革は不可欠とい う状況である。
改革のコンセプトは、1. 市場ニーズを反映した販売計画と 週次生販による見直しサイクル向上、2. 生販リードタイム短 縮、3. サプライチェーン上の在庫ミニマムを実現する生販調 整、4. 精度の高い納期回答――である。
具体的には、営業販 売、生産管理、生産、物流、調達などの主要各プロセスごと に改革活動テーマ、狙うべき成果を明確にして取り組んでい る。
講演後、参加者から「どのような推進体制、組織構成であ ったのか」、「取り組みのスケジュールはどうであったのか」な どの具体的な質問が出され、熱心な討議が行われた。
12月のフォーラムはロジスティクス技術の研究「可視化技 術の可能性と現状」というタイトルで実施しましたが、その内 容は次号でご紹介します。
また、新年1月のフォーラムは新春 特別研究「日本の国際競争力:コンピュータと自動車」と題 して、国際社会経済研究所IT政策関係顧問の後藤龍男氏の 講演です。
このフォーラムはSOLE東京支部会員を対象としたもの ですが、特定月のフォーラムのみの参加も可能です。
ご希望の 方は事務局までお問合せください。
SOLE東京支部につい てのお問合せ、ご意見などはsole_consult@jmac.co.jpまで。
SOLE東京支部フォーラム報告

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