2002年4月号
SOLE
SOLE
CPLの試験問題に挑戦
83 APRIL 2002
Q1 TQMの概念を最初に提唱したのは次のどれか?
a.米国のコマーシャルセクター
b.国防総省
c.日本のコマーシャルセクター
d.欧州経済共同体(EEC)
Q2 保全計画は支援要求を定義し、メンテナンスを計画す
る。
保全計画書に記述すべき事項は次のどれか? a.ツール、スペア/リペアパーツ、技術データの特定;時期 と場所別に必要とされるメンテナンス支援の内容;技能、 職種、人数別の要員に関する要求分析;適切に実行する ために必要な施設 b.ツール、試験機器、施設、要員、スペア/リペアパーツ の特定;時期と場所別に必要とされるメンテナンス支援 の内容;技能、職種、人数別の要員に関する要求分析; 適切に実行するために必要な施設 c.ツール、試験機器、施設、要員、スペア/リペアパーツ、 技術データの特定;時期と場所別に必要とされるメンテ ナンス支援の内容;技能、職種別の要員に関する要求分 析;適切に実行するために必要な施設 d.ツール、試験機器、施設、要員、スペア/リペアパーツ、 技術データの特定;時期と場所別に必要とされるメンテ ナンス支援の内容;技能、職種、人数別の要員に関する 要求分析;適切に実行するために必要な施設 先月号で紹介したCPL模擬試験の問題は「調達と生産支 援」からの設問でした。
いかがでしたか。
Q1の正解は模範解答によると「b.国防総省」です。
TQ M(トータルクオリティマネジメント)のもとはTQC(トー タルクオリティコントロール)と考えている人もおり、その場 合は「c」が正解なのですが、TQCの元になったSQC (統計的品質管理)は戦後、米軍に指導されたものです。
した がってTQMの概念を最初に提唱したのは、国防総省(DoD) となるようです。
Q2の正解は「d」。
この選択肢には「ツール、試験機器、 施設、要員、スペア/リペアパーツ、技術データの特定」とあ りますが、これらは統合ロジスティクス支援(ILS)の要素 と呼ばれているものです。
統合ロジスティクス支援は、システ ムや製品の一生にかかるコスト、すなわちライフサイクルコス ト(LCC)のミニマム化をはかる時、これらの要素は互いに トレードオフの関係になり、個別に単独で取り上げるのではな く統合的に捉えねばならないという考えです。
「a」は「試験機器、施設、要員」が欠けており、「b」は 「技術データ」が、「c」は「人数」が欠けています。
保全計画 書には関係する全ての事項について記述する必要があるため、 正解は「d」ということになります。
なお、いわゆる「物流」 の諸要素である輸送、保管、梱包、荷役等のコストもトレー ドオフの関係があります。
このトレードオフ関係を前提として 輸送、保管、梱包、荷役等のコストを個別に取り上げるので はなく、統合的に捉えるべきであるという考えから「物的流 通」、後の「物流」と言う言葉が生まれたと言われています。
SOLE東京支部では毎月「フォーラム」を開催し、ロジス ティクス技術とマネジメントに関する会員相互の情報交換に努 めています。
今年2月の月例会では、日通総合研究所の湯浅和 夫氏を招いて、氏が昨年の本誌9月、10月号で述べられた「在 庫管理論批判(上・下)」を易しく解説していただきました。
在庫管理の本来の狙いは、需要変動に対して適量を維持する ところにあり、極論を言うと、在庫管理とは在庫をゼロにする ためのマネジメントをいかに行うかがその出発点である、という スタンスで世の中の在庫管理の本に書かれている矛盾点をユー モアを交えながら、鋭く突いていただきました。
数々の興味深い 指摘とともに、現在のように変化の激しい時代における在庫管 理のあり方についてお話しいただいたものです。
このフォーラムはSOLE東京支部会員を対象としたもので すが、特定月のフォーラムのみの参加も可能です。
ご希望の方 は事務局までお問合せください。
ちなみに今後の予定は次のよ うになっています。
●3月20日(水)「サプライチェーン・マネジメントの研究」 ●4月15日(月)「マルチエージェント手法の研究」 ●5月14日(火)「現場見学:リサイクルセンター」 また、昨年12月に発足した研究会「RAMロジスティクスの 研究」では、しばらくRAMS(信頼性、即応性、保全性、支 援性)についてフリーディスカッションを続けてきました。
航空 機や艦船など複雑な構造を有し、長期間にわたって製品支援を 必要とするようなシステム製品、いわゆるハイテク製品に対する ロジスティクスは、今後ますますその重要性を増すであろうとい う考えにいたっています。
まずは基礎をしっかり勉強するという狙いで、B.S.ブラン チャード先生の「Logistics Management and Engineering」を 読み進めていく予定。
当研究会では可能な限り多くの方々に参 加していただきたいと考えています。
SOLE東京支部についてのお問合せ、ご意見などは、 sole_consult@jmac.co.jpまで。
第13回 CPLの試験問題に挑戦 今回は第4領域「物流と顧客支援」からの問題です。
Q1 包装の最も重要な機能は次のうちどれか? a.保護 b.販売促進 c.識別 d.荷扱いと保管の容易性 Q2 品目数の20%で売上の80%を構成する場合、この品 目グループをABCモデルでは何と呼ぶか? a. C b. B c. A d. A and/or B ※今回の設問の答えと解説は、本誌2002年5月号の当コーナーでお読 みいただけます The International Society of Logistics 前回のおさらいSOLE東京支部フォーラム報告
保全計画書に記述すべき事項は次のどれか? a.ツール、スペア/リペアパーツ、技術データの特定;時期 と場所別に必要とされるメンテナンス支援の内容;技能、 職種、人数別の要員に関する要求分析;適切に実行する ために必要な施設 b.ツール、試験機器、施設、要員、スペア/リペアパーツ の特定;時期と場所別に必要とされるメンテナンス支援 の内容;技能、職種、人数別の要員に関する要求分析; 適切に実行するために必要な施設 c.ツール、試験機器、施設、要員、スペア/リペアパーツ、 技術データの特定;時期と場所別に必要とされるメンテ ナンス支援の内容;技能、職種別の要員に関する要求分 析;適切に実行するために必要な施設 d.ツール、試験機器、施設、要員、スペア/リペアパーツ、 技術データの特定;時期と場所別に必要とされるメンテ ナンス支援の内容;技能、職種、人数別の要員に関する 要求分析;適切に実行するために必要な施設 先月号で紹介したCPL模擬試験の問題は「調達と生産支 援」からの設問でした。
いかがでしたか。
Q1の正解は模範解答によると「b.国防総省」です。
TQ M(トータルクオリティマネジメント)のもとはTQC(トー タルクオリティコントロール)と考えている人もおり、その場 合は「c」が正解なのですが、TQCの元になったSQC (統計的品質管理)は戦後、米軍に指導されたものです。
した がってTQMの概念を最初に提唱したのは、国防総省(DoD) となるようです。
Q2の正解は「d」。
この選択肢には「ツール、試験機器、 施設、要員、スペア/リペアパーツ、技術データの特定」とあ りますが、これらは統合ロジスティクス支援(ILS)の要素 と呼ばれているものです。
統合ロジスティクス支援は、システ ムや製品の一生にかかるコスト、すなわちライフサイクルコス ト(LCC)のミニマム化をはかる時、これらの要素は互いに トレードオフの関係になり、個別に単独で取り上げるのではな く統合的に捉えねばならないという考えです。
「a」は「試験機器、施設、要員」が欠けており、「b」は 「技術データ」が、「c」は「人数」が欠けています。
保全計画 書には関係する全ての事項について記述する必要があるため、 正解は「d」ということになります。
なお、いわゆる「物流」 の諸要素である輸送、保管、梱包、荷役等のコストもトレー ドオフの関係があります。
このトレードオフ関係を前提として 輸送、保管、梱包、荷役等のコストを個別に取り上げるので はなく、統合的に捉えるべきであるという考えから「物的流 通」、後の「物流」と言う言葉が生まれたと言われています。
SOLE東京支部では毎月「フォーラム」を開催し、ロジス ティクス技術とマネジメントに関する会員相互の情報交換に努 めています。
今年2月の月例会では、日通総合研究所の湯浅和 夫氏を招いて、氏が昨年の本誌9月、10月号で述べられた「在 庫管理論批判(上・下)」を易しく解説していただきました。
在庫管理の本来の狙いは、需要変動に対して適量を維持する ところにあり、極論を言うと、在庫管理とは在庫をゼロにする ためのマネジメントをいかに行うかがその出発点である、という スタンスで世の中の在庫管理の本に書かれている矛盾点をユー モアを交えながら、鋭く突いていただきました。
数々の興味深い 指摘とともに、現在のように変化の激しい時代における在庫管 理のあり方についてお話しいただいたものです。
このフォーラムはSOLE東京支部会員を対象としたもので すが、特定月のフォーラムのみの参加も可能です。
ご希望の方 は事務局までお問合せください。
ちなみに今後の予定は次のよ うになっています。
●3月20日(水)「サプライチェーン・マネジメントの研究」 ●4月15日(月)「マルチエージェント手法の研究」 ●5月14日(火)「現場見学:リサイクルセンター」 また、昨年12月に発足した研究会「RAMロジスティクスの 研究」では、しばらくRAMS(信頼性、即応性、保全性、支 援性)についてフリーディスカッションを続けてきました。
航空 機や艦船など複雑な構造を有し、長期間にわたって製品支援を 必要とするようなシステム製品、いわゆるハイテク製品に対する ロジスティクスは、今後ますますその重要性を増すであろうとい う考えにいたっています。
まずは基礎をしっかり勉強するという狙いで、B.S.ブラン チャード先生の「Logistics Management and Engineering」を 読み進めていく予定。
当研究会では可能な限り多くの方々に参 加していただきたいと考えています。
SOLE東京支部についてのお問合せ、ご意見などは、 sole_consult@jmac.co.jpまで。
第13回 CPLの試験問題に挑戦 今回は第4領域「物流と顧客支援」からの問題です。
Q1 包装の最も重要な機能は次のうちどれか? a.保護 b.販売促進 c.識別 d.荷扱いと保管の容易性 Q2 品目数の20%で売上の80%を構成する場合、この品 目グループをABCモデルでは何と呼ぶか? a. C b. B c. A d. A and/or B ※今回の設問の答えと解説は、本誌2002年5月号の当コーナーでお読 みいただけます The International Society of Logistics 前回のおさらいSOLE東京支部フォーラム報告
