2002年5月号
SOLE

CPLの試験問題に挑戦

MAY 2002 70 Q1 包装の最も重要な機能は次のうちどれか? a.保護 b.販売促進 c.識別 d.荷扱いと保管の容易性 Q2 品目数の20%で売上の80%を構成する場合、この品目グ ループをABCモデルでは何と呼ぶか? a.C b.B c.A d.A and/orB 先月号で紹介したCPL模擬試験の問題は「物流と顧客支 援」からの設問でした。
いかがでしたか。
Q1の正解は「a.」です。
「a.」「b.」「c.」「d.」いず れも包装の重要な機能ですが、最重要と言う意味では「保護」 と言うことになりましょう。
包装コストという観点から最も望ましい包装はいわゆる「無 包装」ですが、輸送や保管プロセスにおいて製品、商品に与 えるダメージを防止するために木枠梱包やダンボールによる包 装をするわけです。
「販売促進」はいわゆる商業デザインによ ってなされますし、「識別」はその商品が何であるかを明確に するための包装です。
特に紛らわしい形状、形態の商品は包 装(他と区分け)し、品名や番号を付けて識別します。
荷扱いと保管の容易性は粉体や液状のものを想定すればわ かりやすいでしょう。
それらはビンや缶、袋に入れると取り扱 いが容易になります。
Q2の正解は[c]です。
ABCモデルでは商品アイテム (品目)毎の売り上げを上位から順に並べ、売り上げを累計し ていき、累計値が全体の80%になるまでをA区分、残りの15% を構成する品目群をB区分、最後の5%をC区分と呼びます。
一般的にA区分の品目点数は総品目点数の20%、B区分が 30%を占め、残りの50%がC区分に相当します。
すなわち全 品目点数の僅か20%ほどのアイテムで売り上げの80%を占め るので、このA区分に相当するアイテムを重点管理しようとい う発想です。
C区分は品目点数は多いが売り上げ全体に占め る割合は僅か数%ですから、管理にあまりコストをかけないよ うにしようと言うわけです。
ABCモデルは管理対象を層別したり、重点管理する際に 用いられる分析手法です。
必ずしも売り上げの分析に使用す るだけでなく、この考え方は品質管理にも使われますし、在庫 の重点管理品目の抽出にも使用されます。
SOLE東京支部では毎月「フォーラム」を開催し、ロジ スティクス技術とマネジメントに関する会員相互の情報交換 に努めています。
3月の例会では、当学会のメンバーでもあるシステム化研究 所の曽我部旭弘所長と横浜商科大学の橋本雅隆教授のお2人に 「サプライチェーンマネジメント;ビジネスモデル」のお話を 聞き、参加者全員で討議を行いました。
曽我部氏はビジネスをデザインし、ビジネスモデルを構築す ることの重要性を説き、橋本教授はビジネスモデルの実例と して、製造小売型衣料品事業、自社ブランド青果卸売り事業、 エレクトロニクス製造サービス事業(EMS)の3つを取上 げ、解説されました。
このフォーラムはSOLE東京支部会員を対象としたものです が、特定月のフォーラムのみの参加も可能ですので、ご希望の 方は事務局までお問合せください。
今後の予定は次のようになっています。
4月15日(月)「マルチエージェント手法の研究」 5月14日(火)「現場見学:リサイクルセンター」 6月12日(水)「現場見学:建設作業場」 また、研究会「RAMロジスティクスの研究」ではB.S.ブラ ンチャード先生の著作「Logistics Engineering and Management」への挑戦を始めました。
視点としては、まずシ ステム製品に対するロジスティクス技術と、消耗品・消費財 に対するロジスティクス技術を対比しながらロジスティクスを 理解しようということです。
当研究会では出来るだけ多くの方々に参加していただきた いと考えとおりますので、関心のある方は事務局までご一報く ださい。
SOLE東京支部についてのお問合せ、ご意見など はsole_consult@jmac.co.jpまで。
第14回 CPLの試験問題に挑戦 今回は第1領域「システムズマネジメント」からの出題です。
Q1 システムについての記述で正しいのはどれか? a.システムは具体的、あるいは抽象的なものである。
b.システムは単に具体的なものである。
c.システムは単に抽象的なものである。
d.システムは具体的なものでもなく抽象的なものでもない。
Q2 科学的管理法ならびにインダストリアル・エンジニ アリング(IE)の父と呼ばれる人は次のどれか? a.ヘンリーガント(Henry Gantt) b.フランクギルブレス(Frank Gilbreth) c.フレデリックテイラー(Frederick Taylor) d.エルトンメイヨー(Elton Mayo) ※今回の設問の答えと解説は、本誌2002年6月号の当コーナーでお読 みいただけます The International Society of Logistics 前回のおさらいSOLE東京支部フォーラム報告

月刊ロジスティクス・ビジネス

購読のお申し込みはこちらから