ロジビズ :月刊ロジスティックビジネス
ロジスティクス・ビジネスはロジスティクス業界の専門雑誌です。
2009年10号
NEWS
欧米編

*下記はPDFよりテキストを抽出したデータです。閲覧はPDFをご覧下さい。

OCTOBER 2009  62 2009年8月発表分 アジリティ マレーシアに新拠点稼働 ■同社プレスリリース 
検Γ  クウェートに本社を置く大手物流 業者、アジリティは、マレーシアのク アラルンプールに新たな物流センター を開設した。
延べ床面積は一万三〇 〇〇平方メートル。
これにより、同 社のマレーシアにおける物流センター の総延べ床面積は三万四〇〇〇平方 メートルを超えた。
 新センターは十二カ所の積み降ろ しデッキを備え、一万四〇〇〇枚の パレットを収納可能。
三〇〇〇平方 メートルの事務所を併設し、マレー シアでの本部機能も置いている。
DHLが部品物流の効率化を実現 ジャガー・ランドローバー向けで ■同社プレスリリース  
検Γ  
庁硲魅汽廛薀ぅ船А璽鵑蓮⊆動 車関連物流の効率化提案を進めてい る。
昨年八月にはインドのタタ自動 車傘下のジャガー・ランドローバー向 け部品調達業務を欧州で開始。
開始 後数週間で作業の生産性を一〇%向 上した。
その後の二カ月でさらに効 率化を進めたとしている。
 
庁硲未浪そ0貅轡国のサプライ ヤー約五〇〇社から部品を調達し、英 国内三カ所の組み立て工場に毎週九 八〇台のトレーラーにより輸送して いる。
自動車に関するノウハウを最 大限に活用しており、最も安い価格 で委託輸送業者を利用可能という。
 また、貸切輸送やグルーページ (Groupage:日本の特別積み合わせ 輸送に相当)輸送、ミルクランなど 複数の方法を組み合わせ、さらなる 効率化を図るとしている。
米YRCワールドワイド 今年二度目の給与カットで合意 ■同社プレスリリース 
検Γ靴覆  倒産の瀬戸際にたたされている米 国のトラック輸送最大手、YRCワー ルドワイドは、チームスターズ(全米 トラック運転手組合)と給与の五% カットで合意した。
また年金の積み 立てを一八カ月にわたって中止する。
給与の引き下げは今年に入って二度 目となる。
 今回の合意により、YRCは年内 は月間四五〇〇万ドル(四二億七五 〇〇万円)、来年以降は同五〇〇〇 万ドル(四七億五〇〇〇万円)のコ スト削減効果を見込んでいる。
一方 組合側は、労働条件引き下げの見返 りとして同社株式の二〇%のストッ クオプションを取得する。
 同社は今年一月、チームスターズと 給与の一〇%カット、株式の一五% の付与で合意していた。
米コンウェイ・フレイト TNTなどと国際LTL網構築 ■同社プレスリリース 
検 11  米国の大手トラック輸送業者 コンウェイのL T L( Less Than Truckload:日本の特別積み合わせ 輸送に相当)部門、コンウェイ・フ レイトは、海外の大手物流業者との アライアンス「グローバルLTL」を 組み、国際的なLTLのネットワー クを構築する。
 グローバルLTLにはオランダの TNTやシンガポールの海運大手N OLのコンテナ船部門、APLなど が参加。
複数の物流業者のサービス を統一した商品として販売し、荷主 の要求に迅速に対応可能なサービス を目指す。
 コンウェイ・フレイトのジョン・G・ ラブリー社長は「LTLサービスを使 って世界各国の顧客やサプライヤー と取引をしたいというニーズは、こ こ数年で急速に高まっている。
新た なサービスを構築し、荷主のニーズに 応えていく」と語った。
フェデックス・エクスプレス エコノミー商品の取り扱い拡大 ■同社プレスリリース 
検 12  フェデックス・エクスプレスは、国 際宅配便におけるエコノミー商品の 取り扱いを拡大する。
同商品はド ア・ツー・ドアで時間指定も可能な サービスだが、配達所用日数を通常 よりも長く取り、料金を割安に設定 している。
 「フェデックス・インターナショナ ル・エコノミー」の対象国を従来の 一六カ国から九〇カ国、「フェデック ス・インターナショナル・エコノミー・ フレイト」の対象国を一三カ国から 五〇カ国に拡大する。
米ライダー P&Gからメキシコ向け輸送受注 ■同社プレスリリース 
検 13  米国のライダー・システムは、プ ロクター・アンド・ギャンブル(P& G)から米国〜メキシコ間の国境輸 送業務を受注した。
P&Gの北米の ネットワークを通じて資材や製品を管 理。
メキシコ向けの貨物の混載業務 を行い、輸送時間の短縮を図る。
 ライダーのサプライチェーン・ソリ ューション部門のジョン・ウィルフォ ード社長は「われわれは最新の技術 やノウハウを利用することで?コント ロール・タワー・サービス?を確立す ることができた。
これによって、在 庫の水準を下げても十分に製品が回 転する体制を整えた」と語った。
63  OCTOBER 2009 換算レート:1ドル=95円、1ポンド= 151円、1ユーロ= 132円 ダムコがH&Mの混載業務受注 アジア七カ国に加えて印パでも ■同社プレスリリース 
検 18  大手総合物流業者のダムコ(旧マ ースクロジスティクスとダムコが統 合)は、インドとパキスタンでSPA 大手のH&M(へネス・アンド・モ ーリッツ)の混載業務を受託した。
 ダムコはバングラデシュ、カンボジ ア、インドネシア、スリランカ、ベト ナム、タイ、韓国のアジア七カ国で H&Mの業務を請け負ってきた実績 を持つ。
今後、KPI(重要業績評 価指標)を用いてSCMの全体最適 化やコスト削減を行う。
H&Mの繁 忙期前の九月中旬までに、新体制に 移行する。
 ダムコはデンマークに本社を置く海 運大手、A・P・モラー・マースク・ グループの物流部門。
世界二七二カ 所に拠点を持ち、従業員数は一万人 以上。
米国郵政庁とフェデックス 国際宅配便の提携契約を更新 ■同社プレスリリース 
検 19  米国郵政庁(USPS)とフェデ ックス・エクスプレスは、配達日時 指定の国際宅配便「グローバル・エ クスプレス・ギャランティード(GX G)」に関する提携契約を更新した。
 同サービスは二〇〇四年に開始し た。
全米の郵便局で取り扱っており、 配達対象国は世界一九〇カ国以上。
出荷ラベルにはUSPSとフェデッ クスの両方のロゴが入っている。
 
妝咤丕咾離廛薀淵屐Ε轡磧執餾 部門担当副社長は「重要な契約を更 新できてうれしく思う。
双方の人材 を活用してサービスレベルを向上し、 高品質で価値ある商品を提供したい」 と語った。
 フェデックスのマイケル・グレン上 級副社長は「今回の契約更新はこれ までの信頼関係の上にあり、双方の 持つ利便性やスピード、信頼性を組 み合わせたものだ」と述べた。
キューネ+ナーゲル 中国で独電話メーカーの業務受注 ■同社プレスリリース 
検 19  スイスの大手フォワーダー、キュー ネ+ナーゲルは、独シーメンスの子会 社、ギガセット・コミュニケーション ズから上海の中国国内向け配送セン ターの業務受託契約を更新した。
 キューネ+ナーゲルは「シーメンス ─ ギガセット」ブランドの携帯電話を 取り扱い、ドイツから中国に輸入さ れた製品の荷降ろしから検品、棚入 れ、ピッキング、配送の手配、補修 部品の管理や返品管理、貨物追跡な どを行う。
配送先は中国国内の一〇 〇カ所以上の小売り店。
DBシェンカーの売却計画が頓挫 ドイツ鉄道の上期業績悪化で ■トランスポート・インテリジェンス 
検 21 など  ドイツ鉄道は、同社ロジスティクス 部門、DBシェンカーの売却を断念 せざる得なくなった。
市場ではこれ まで好業績だったDBシェンカーを 売却し上場への足がかりにするので はないかという憶測が今年に入って 広がっていたが、上期(一〜六月) 業績の大幅な悪化でそうした可能性 はなくなったとみられている。
 ドイツ政府は昨年一〇月後半にド イツ鉄道の株式を上場する計画だっ たが、リーマンショック後の市場の 混乱を理由に延期していた。
ドイツ 鉄道のルーディガー・グルーブCEO (最高経営責任者)は、上場の時期 について二〇一三年または一四年以 降との見通しを示している。
 ドイツ鉄道の上期決算は、売上高 が前年同期比一四・〇%減の一四三 億ユーロ(一兆八八七六億円)、EB IT(利払い・税引前当期利益)が 五二・六%減の六億七一〇〇万ユー ロ(八八五億七二〇〇万円)に落ち 込んだ。
貨物輸送事業の取扱量減少 が響いた。
鉄道貨物輸送部門「DB シェンカー・レール」の売上高は二 六・三%減、3PL業務などを行う 「DBシェンカー・ロジスティクス」の 売上高は二四・八%の減少。
欧州域 内のトラック輸送、海上・航空フォ ワーディングともに落ち込んだ。
 グルーブCEOは決算説明会で 「記録的な数字を挙げた〇七年〜昨 年のレベルに戻すまでに数年はかか るだろう。
当面は経費の削減と業務 の最適化を図り、新規のビジネスを 立ち上げていく」と語った。
英ウィンカントンが新型車両 ハインツやアディダス向けに投入 ■同社プレスリリース 
検 24  英国の3PL大手ウィンカントン は、一〇〇万ポンド(一億五一〇〇 万円)を投資し新型車両を導入する。
主に米大手食品メーカー、H・J・ ハインツとドイツのアディダス向け輸 送業務に投入する。
軽量で積載量の 多い新型車両により、効率化を図る。
 ウィンカントンはハインツの物流 業務で一〇年以上の実績を持ち、繁 忙期には一日でトレーラー二〇〇台 以上の貨物を輸送している。
アディ ダスについては、このほど自社の物 流センターで新たな業務を受注した。
アディダスの物量は一日で平均五〇 台を想定している。
 ウィンカントンが英国内で管理して いる車両は約五〇〇〇台という。

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