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47 MARCH 2004 大手国際宅配会社、ディー・エイチ・ エル・ジャパンは一月二九日、地域へ の社会貢献活動の一環として、東京都 江東区の介護老人福祉施設二団体に福 祉車両を寄贈、式典を行った。
同社が 福祉車両を寄贈するのは昨年に続き今 回が二度目。
昨年は同社が本社を置く 品川区の三施設に一台ずつ寄贈した。
世界二二〇以上の国と地域でサービ スを提供しているディー・エイチ・エ ルは、地域への貢献は企業の社会的責 任であるという考えのもと、各地域の 現状を踏まえた貢献活動を積極的にす すめている。
高齢化の進む日本におい て、福祉施設の充実は不可欠であると いう経営層の判断から、福祉車両の寄 贈という運びとなった。
今回、福祉車両が贈られたのは、要 老人施設に福祉車両を寄贈 ディー・エイチ・エル・ジャパン 介護の老人の長期・短期の受け入れや 介護予防に効果的な機能訓練を行う「深 川愛の園」と、高齢者福祉・医療の複 合施設「三井陽光苑」。
両施設にはトヨ タ アルファード ハイブリッドが各 一車両ずつ贈られた。
式典にはＤＨＬジャパンのスコット・ プライス社長も出席。
目録と車両のマ スコットキーを進呈したほか、出席し た施設入居者に「ＤＨＬ」のロゴの入 った膝掛けをプレゼントした。
同社は、二〇〇二年一〇月に江東 区・新木場に「東京ディストリビュー ションセンター」をオープンしている。
プライス氏は「地域の方々のご理解に 感謝している。
少しでもお返しできる ことをとても喜んでいる」と挨拶した。
また、「深川愛の園」の岡本妙子施設 長は、「入居者は高齢で身体も不自由。
移動に車は不可欠だ。
暖かくなったら 多いに活用して、近隣との交流を深め たい」と感謝の意を表した。
ＤＨＬジ ャパンは今後も毎年、介護老人福祉施 設に福祉車両を寄贈していきたいとし ている。
物流は数字のかたまりだ、この ため物流改善はデータに基づいて 進めなければ上手くいかない、と いう話をよく聞く。
実際、荷主で も物流業者でも、物流関連の業務 を巧みにこなしている人たちは例 外なく数字に強い。
統計学のよう な専門知識は不要だが、もっと本 質的な意味で業務を数値でとらえることに長けている。
だからこそ、本誌二〇〇四年二 月号でカサイ経営の河西健次代表 が強調しているように、物流部門 がデータで生産部門や営業部門を 説得することも可能になる。
河西 〇四年度版「標準運送原価（運賃）計算ソフト」 データ分析に定評のあるカサイ経営が発売中 製品：2003年〜2004年版 「標準運送原価（運賃）計算ソフト」 説明書（操作マニュアル、CD-ROM付き） 製作・発行：カサイ経営 体裁：A4版　約60ページ 定価：10,000円（消費税・送料別） 問い合わせ：カサイ経営 TEL 045―573―0368 FAX 045―571―6590 問い合わせ ディー・エイチ・エル・ジャパン　株式会社 カスタマーサービス 電話番号　〇一二〇（三九）二五八〇 氏は、かつて本誌が「実勢運賃」 という特集を組んだときにも情報 を提供してもらった、いわばトラ ック運賃のプロである。
二年前に は『業種別のトラック運賃がわか る本』（日本流通新聞社）という 本も上梓している。
こうしたトラック運賃に関する ノウハウを体系化し、荷主が適正 運賃を算出したり、運送業者が標 準的な運送原価を計算できるよう にしたのが、「標準運送原価（運 賃）計算ソフト」だ。
現在では、 ＣＤを付けるようになって三年目 となる二〇〇四年度版を発売して いる。
この製品の概要は上の囲み の通り。
付属の操作マニュアルで は、運賃を構成する原価要素や、 運賃の算定プロセスについても解 説している。
製品の詳細はカサイ経営のサイ ト（http://www.kkasai.co.jp ） で閲覧でき、ここから購入手続き を進めることも可能。
インターネ ット接続の環境がない場合は、企 業名、部署名、役職、担当者名、 住所、電話番号、ファクス番号を 明記のうえ、上記にファックスで 注文すれば製品を入手できる。
マスコットキーを手にする岡 本妙子施設長（後列右から2番 目）とDHLジャパンのプライ ス社長（同右から3番目）