*下記はPDFよりテキストを抽出したデータです。閲覧はPDFをご覧下さい。
JUNE 2004 40
日本市場の課題
日本でも3PLが浸透してきた。 そのことは「物
流」から「ロジスティクス」への移行が進んでいるこ
とを意味する。 多くの企業がロジスティクス効率化の
価値を認め、行政も3PLを育成する方針を打ち出
した。 こうした動きを察知し、米国の投資会社は早速、
日系3PL企業の買収を模索しているという。
今後、日本の市場では3PLがシェアを急拡大さ
せるという見方がある。 実際、日本でも3PLの専門
企業がビジネスを本格化している。 それに歩調を合わ
せるかたちで、国内外のITソフト会社が営業活動を
活発化している。 ただし、現状では日本の3PLビジ
ネスが一つのマーケットを形成するまでには至ってい
ない。 かつて日本では企業ごとに情報システムの構築
が進められてきた。 標準化や共同化といった発想に乏
しい、こうした日本企業特有の文化と思考が3PL
の浸透を遅らせる要因になっている。
日本では荷主企業主導で、しかも各社バラバラにロ
ジスティクスを管理する体制が主流だった。 荷主企業
の、ロジスティクスサービス提供者に対する評価は相
対的に低かった。 欧米に比べ3PLが育ちにくい環境
だったといえる。
仮に今後もこのような状況が続けば、日本にとって
大きなマイナスだ。 日本のロジスティクス・ビジネス
が、港湾や空港の例に見られるように、近隣アジア諸
国との国際競争から脱落する可能性も否定できない。
日本が国際社会の中で経済的優位性を保つためには、
インフラの拡充と制度の改革のみならず、ロジスティ
クスの運営にかかわる荷主企業を含めた当事者たちの
意識改革が不可欠である。
3PL先進国の欧米ではどのような過程を経て3
PLが浸透してきたのか。 さらに現在の3PLビジネ
スのトレンドとは何か。 以下に欧米の3PL市場の動
向を概観していくことにしよう。
1・米国の3PLビジネス
◆
3PL市場
米国で3PLビジネスが急速に拡大し、新たな市
場を形成するに至ったのは何故か。 何よりも「規制撤
廃」によって新しいサービスの創造が容易になったこ
とが大きかった。
ノースイースタン大学のRobert Lieb
教授の3PLサ
ーベイ(注1)によると、米国の荷主企業が「最も多
く利用する3PLサービス」は?運賃の支払い、?貨
物の混載、?直接輸送サービス、?通関、?倉庫運
営――という結果だった。 ?〜?はいずれも典型的な
3PLサービスとは言えない。 我々が期待していた回
答は「アッセンブリー・据え付け」、「ソフトウエアの
選択」、「コンサルティングサービス」といったものだ
ったが、そうしたサービスに対する評価は低かった。
我々は、米国ではノンアセットベースのコンサルテ
ィングなどを主体とするノウハウ提供型の3PLサー
ビスが浸透していると理解していた。 しかし実際には
米国の3PLは従来型のベーシックで物理的なサービ
スが中心であることがわかった。
米国の3PLコンサルタント、アームストロング&
アソシエイツ社は3PLに関して興味深い調査を行っ
ている。 それによると、米国の3PL市場は二〇〇二
年度に六五〇億ドルだったが、それが二〇〇三年度に
は七六九億ドルにまで拡大しているという。
業務別の収入実績と収入予測は図1のとおり。 ?
「国際輸送の運営」とは米国発着の国際貨物に対する
付加価値サービスの提供で、フレイトフォワーディン
欧米3PL企業ランキング
米国では規制緩和がきっかけで3PLが浸透した。 欧州
ではEU統合が契機となった。 合併や買収を繰り返し巨大
化した欧米の3PL業者は新たなマーケットとして日本、中
国を中心としたアジアに着目している。 日系企業を巻き
込んだ3PLのグローバル競争が間もなく本格化する。
平田義章 国際ロジスティクス・アドバイザー
ロジスティクスの手引き
特 集
41 JUNE 2004
グに関連するサービス。 一方、?「国内輸送の運営」
(ノンアセットベース)とはキャリアの選定、料金折
衝など国内輸送にかかわる付加価値サービスを指す。
?「付加価値倉庫・配送」とは、付加価値サービス
の提供を伴う倉庫、配送センターの運営。 ?「国内
輸送の運営」(アセットベース)とは、専属契約運送
(
Dedicated Contract Carriage
)と呼ばれる荷主企業
による自家輸送の代行。 そして?「ITソフトウエ
ア」も3PLの収入に含まれている。
二〇〇三年度の収入実績では、各業務のうち、?
「国際輸送の運営」が二三五億ドル、伸長率四一・
六%と急激にシェアを拡大した。 続いて?「国内輸送
の運営」が二一四億ドル、伸長率九・七%。 ?「付
加価値倉庫・配送」が一九八億ドル、伸長率一七・
二%と続く。
基本的にこれらのサービスはユーザーとの契約に基
づいて行うことが前提で、「コントラクト・ロジステ
ィクス」と呼ばれる。 3PLサービスとは荷主企業と
の契約の下、荷主企業のロジスティクス効率化と、そ
れに伴うコスト削減を実現するものであるが、現実に
は単なる輸送、倉庫オペレーション、フレイトフォワ
ーディングなどのサービスとの境界は判然としていな
い。 ちなみに同調査の業務分類はあくまでも市場のト
レンドを推定したもので、正式な統計ではないことを
明記しておく。
◆
米国のトップ3PLプロバイダー
次ページの図2は米国の3PLプロバイダーの売上
高ランキングを示したものである。 ランクインした企
業のうち、Exel
と
DHL Danzas
と
Tibbett&Britten
と
TNT Logistics North America
は欧州からの進出組
だ。 Exel
と
Tibbett&Britten
は英国出身のロジスティ
クス企業。 DHL Danzas
はドイツポストグループ、
TNT Logistics North America
はオランダ郵便TP
Gの米国法人である。 TPGは米国大手3PLプロ
バイダーのCTIを買収し、米国市場への進出基盤
をつくった。
Ryder
と
Penske
は、米国の総合3PLプロバイダ
ー。 UPS Supply Chain Solutions
は、UPSのロジ
スティクスおよびフレイトフォワーディング部門を統
括している。 Schneider Dedicated
は専属契約輸送の
専門業者で、Caterpillar Logistics
は荷主系3PL。
APL Logistics
は、シンガポールの船会社NOLに買
収された米国の船会社APLの子会社で、米国の大
手倉庫系3PLプロバイダーであるGATX Logistics
を買収した。 Expeditors
とEGLはともに国際フレイ
トフォワーダーだ。
米国の3PL企業は八〇年代後半から九〇年代初
めにかけて親会社から分社化、その後3PLの専業
会社として成長を遂げてきた。 米国では大手トラック
会社、鉄道会社自体がロジスティクスビジネスを兼業している例はない。 分社化と専門化が米国の経営哲
学であるといえる。
UPSとFedEx
もロジスティクス部門を本体のパッ
ケージとエクスプレス部門から分離経営している。 小
口貨物の定時サービスをコアビジネスとする巨大イン
テグレーター二社は、米国市場をベースにフォワーデ
ィングを含めたロジスティクスサービスをグローバル
に展開している。
米国の3PL企業は、荷主企業の競争が激化しビ
ジネスのグローバル化が進行する中で、規制改革を契
機として一つの新しい市場を誕生させた。 さらに市場
では、サービスのプロバイダーとユーザーのサービス
改善に向けた志向が一致し、これまで厳格な規制の下
で不可能であった様々な試みが実現されていった。
図1 アメリカの3PL市場
出所:3PL/Logistics Market, Armstrong & Associates, Inc.より作成。
(単位:10億ドル、グロス収入)
2003年 構成比(%) 2002年 構成比(%) 伸張率(%)
国際輸送の運営(アメリカ起点) 23.5 30.6 16.6 25.5 41.6
国内輸送の運営(ノンアセット・ベース) 21.4 27.8 19.5 30.0 9.7
付加価値倉庫・配送 19.8 25.7 16.9 26.0 17.2
国内輸送の運営(アセット・ベース) 9.2 12.0 9.0 13.9 2.2
ITソフトウェア 3.0 3.9 3.0 4.6 0.0
合計 76.9 100.0 65.0 100.0 18.3
JUNE 2004 42
現在、米国の市場では鉄道、トラック、航空、船
舶などのコモン輸送をベースに、特定荷主のサプライ
チェーンのプロセスを改善するための新たなサービス
が展開されている。 3PLはすでに一般化されており、
さらに高度なロジスティクスの総合運営のためのサー
ビスの開発が求められている。
2・欧州のロジスティクス市場
◆
輸送とロジスティクス
欧州では、「輸送」と「ロジスティクス」が使い分
けられている。 「ロジスティクス」の定義は米国の場
合と基本的に大差はない。 鉄道、航空、海運、郵便、
トラックのうち、純粋なキャリア部門が輸送であり、
倉庫・配送、フレイトフォワーディングなどがロジス
ティクス分野と見なされているものの、境界は必ずし
も判然としていない。 一般的には「輸送」は不特定多
数のシッパー(shipper
)に対するコモンサービスを
指す。 これに対して「ロジスティクス」は特定荷主に
対するコントラクトサービスとして区別している。
欧州の市場でロジスティクス・ビジネスが大きく発
展した理由の一つに、EU統合による市場の拡大があ
る。 それまでの国単位での取引がEU域内に拡張した
ことに伴い、新たなロジスティクスサービスの展開が
可能になった。
もともと英国の市場で実行されていた倉庫・配送ビ
ジネスがEU域内に拡大。 それまで欧州の域内輸送を
担当していたフレイトフォワーダーによるネットワー
クの拡充が加速した。 さらにドイツポストやオランダ
郵便らによる「規模の経済」の追求のための戦略的な
企業買収が実行された。
欧州では輸送企業にもロジスティクスの概念が浸透
している。 他社と差別化できるロジスティクスサービ
スの開発は生き残りの条件だ。 ちなみに欧州のロジス
ティクスコストは約一四〇〇〜一六〇〇億ドルで、そ
のうち約二五%(三五〇億〜四〇〇億ドル)が3P
Lに支払われていると推定される(注2)。
図3は米国ジョージア工科大学のLangley
教授らに
よる3PL調査から抜粋したものだ。 欧州および米国、
そしてアジア・太平洋地域の3PLビジネスの動向が
まとめられている。 それによると、3PLサービスの
利用度合いは欧州と米国とでは同レベルであるが、ア
ジアはやや低い。 アウトソーシングに関する支出は、
今後の見通しを含め欧州が高いことがわかった。
アウトソーシングするロジスティクスサービスの中
身をみると、倉庫、輸送、フレイトフォワーディング
などの基本サービスの分野では、欧州が他地域よりも
アウトソースする割合が高い。 ところが、各地域とも
在庫管理、ITなどの基本サービス以外のサービスに
関してはアウトソースする割合が低く、さらに4PL
や金融サービスのアウトソースは活発ではないという。
◆
欧州のトップ3PLプロバイダー
欧州では米国のように3PLとして独立した市場が
確立されているとはいえない。 図4は欧州の3PLプ
ロバイダーの売り上げランキングを示したものだが、
米国のそれとは多少、意味合いが異なっている。 欧州
では広い意味でのロジスティクスに、欧州での域内輸
送、コントラクトロジスティクス、フレイトフォワー
ディングなどが含まれているためだ。
DPWN(ドイツポスト)の収入にはメール、エク
ス
プ
レ
ス
収
入
は
含
ま
れ
て
い
な
い
。 S
c
h
e
n
k
e
r
、
Kuehne&Nagel
は伝統的な国際フレイトフォワーダー。
Exel
は英国の総合ロジスティクス企業(フォワーディ
ング業務を含む)、Geodis
と
Gefco
は域内輸送を主体
とするフランスのロジスティクス企業だ。
図3 3PLの主要動向(2003)
(単位:%)
欧州 米国 アジア
3PLサービスの使用度 79 78 58
アウトソーシングの支出比率 65(81*) 49(56*) 50(60*)
アウトソースするサービス ― ― ―
倉庫業務 91 73 46
販売輸送 95 71 87
通関 57 66 n/a
調達輸送 71 62 62
フレイト・フォワーディング 67 57 41
在庫管理 14 19 24
IT 24 16 13
4PLサービス 10 7 n/a
貿易金融 5 2 5
注:*2006 ― 2008の予測。
出所:C. John Langley Jr./Gary R. Allen/Mark J. Colombo, Third-Party
Logistics Study Results and Findings of the 2003 Eighth Annual
Study. pp 8-9.より作成。
図2 アメリカのトップ3PLプロバイダー
コア・ビジネス ネット収入 人員
Exel plc ― Americas ロジスティクス 1,499 19,000
Ryder ロジスティクス 1,492 16,674
UPS Supply Chain Solutions ロジスティクス 1,402 1,000
DHL Danzas Air & Ocean フォワーダー 1,386 13,416
Schneider Dedicated Operations ロジスティクス 1,134 9,350
Penske Logistics ロジスティクス 1,054 10,352
Caterpillar Logistics Services ロジスティクス 1,000 7,200
Tibbett&Britten Group America ロジスティクス 908 12,500
APL Logistics ロジスティクス 723 4,500
Expeditors International フォワーダー 682 8,001
EGL フォワーダー 672 3,200
TNT Logistics North America ロジスティクス 635 5,900
出 所:Who's Who in Logistics?, Armstrong's Guide to Global Supply
Chain Management, 11 Edition, Volume1., 2003,pp. 17-18よ
り作成。
(単位:百万ドル、2002)
43 JUNE 2004
TNT Logistics
はTPGのロジスティクス部門、D
S
V
は
デ
ン
マ
ー
ク
の
フ
レ
イ
ト
フ
ォ
ワ
ー
ダ
ー
。 Wincanton/P&O
は英国のロジスティクス企業で、
P&O Trans European
の買収により欧州域内のシェ
アを拡大してきた。 Dachser
はドイツのフレイトフォ
ワーダーである。
これらのうちDPWNとTNTは企業買収によって
ロジスティクス市場への参入を果たしたが、そのほか
の企業はいずれも伝統的なフレイトフォワーダーと、
英国で倉庫・配送ビジネスからロジスティクスへのサ
ービスの領域を拡げた企業である。 欧州のロジスティ
クスプロバイダーは、親会社から3PL部門が分社化
され、3PLの専業会社として独自のサービスを展開
する米国のロジスティクスプロバイダーとは異なる。
伝統的なフレイトフォワーダーがロジスティクス業務
を開発し、専業部門を設立してロジスティクスサービ
スを強化しているというのが特徴だ。
3・3PLビジネスの展望
本レポートでは八〇年代末に米国で出現した3P
Lビジネスについて、米国と欧州の市場に焦点をあて
て最近の動向を概観した。 国際ビジネスがグローバル
に進展する中で、市場ではロジスティクスのプロセス
効率化によるサプライチェーン改革が求められている。
最大の関心事はコストの削減だが、ここ数年米国では
セキュリティ面での対策にも注目が集まっている。
3PLサービスは倉庫、輸送、フレイトフォワーデ
ィングなどの基本機能を主体とするアセットベースの
サービスに重点が置かれている。 こうした基本機能を
効果的に運用するためにLLP(Lead Logistics
Provider
)が、さらにはコンサルティング機能を持っ
た4PLが活躍の場を拡げつつある。
米国の3PL市場は、ロジスティクスの各分野に特
化、もしくは専門化した3PLプロバイダーによって
構成されている。 米国の規制改革による大きな変化は
UPSやFedEx
などのインテグレーターや3PL専業
者が誕生したことだった。 近年ではDPWNのグロー
バル戦略の影響を受けて、FedEx
やUPSもフォワー
ダーの買収を含めたM&A作戦を展開。 小口貨物、エ
クスプレスをコアビジネスとしながらサービスの総合
化を図っている。 今後はとくにUPSのロジスティク
ス部門であるUPS Supply Chain Solutions
がシェア
を拡大していくことが予想される。
欧州におけるロジスティクス・ビジネスは、従来か
ら行われている欧州域内のフレイトフォワーディング
業務に、英国の倉庫・配送ビジネスが加わるかたちで
進化してきた。 さらにEU統合を機にDPWNなどが
郵便事業で拡大市場へ参入したことで、市場が大き
く変化した。 今後は対象が中・東欧市場にまで拡大
するため、欧州のロジスティクスビジネスが新たな展開を見せるのではないかと期待されている。
これに対して、日本を含めたアジアの3PLサービ
スは米国や欧州に比べ浸透が遅れている。 何故か。 例
えば日本ではサービス業に対する荷主企業の価値観が
米国や欧州とは大きく異なるからだ。 ただし、ようや
く最近は日本でもロジスティクスサービスが評価され
ている。 日本だけではなく、中国など他のアジア諸国
でもロジスティクスサービスが展開されつつある。
今後、米国や欧州の大手3PLプロバイダーがアジ
ア市場への参入を加速させるのは確実だ。 市場では競
争が激化し、それによって現地プロバイダーのサービ
スレベル向上が期待できる。 米国、欧州のマーケット
に続き、中国を含めたアジアのマーケットが3PLの
主戦場となりそうだ。
ロジスティクスの手引き
特 集
図4 ヨーロッパのトップロジスティクス・グループ
企業
(単位:百万ユーロ)
注:収入は2003年3月現在の実績。
出所:European Logistics Leaders 2003, Transport Intelligence Ltd., June
2003, p.15.
DPWN 3,427 1,623 1,863 6,913
Schenker 3,201 350 1,429 4,980
Exel 2,280 1,016 3,296
Geodis 1,920 830 388 3,138
Kuehne & Nagel 338 320 2424 3,081
Gefco 2,361 70 203 2,634
TNT Logistics 2,423 2,423
DSV 1,735 77 346 2,158
Wincanton/P&O 2,096 2,096
Dachser 1,500 310 1,810
域内輸送 コントラクト 合計収入
ロジスティクス
フレイト
フォワーディング
1)Dr. Robert Lieb, Northeastern University/Brooks
A. Bentz, Accenture, THE USE OF THIRD PARTY
LOGISTICS SERVICES BY LARGE AMERICAN
MANUFACTURERS, THE 2003 SURVEY., October
1, 2003.
2)The European 3PL Market, eyefortransport, September
2003, p.3.
3)C. John Langley Jr., Ph.D, Georgia Institute of
Technology, Gary R. Allen, Cap Gemini Ernst &
Young U.S. LLC, Mark J. Colombo, FedEx Corporate
Services, Third-Party Logistics Study Results
and Findings of the 2003 Eighth Annual Study.
注
ひらた・よしあき大阪外国語大学卒。 日本
通運国際輸送事業部長、米国日本通運株式会
社副社長などを経て独立。 在米16年。 現在、
神奈川大学経済学部講師、関西大学大学院
(商学研究科)講師、日本ロジスティクスシ
ステム協会国際物流管理士専門委員会委員。
著書に「21世紀の国際物流」(文真堂・共著)
などがある。 その他国際輸送とロジスティク
ス関連論文、研究報告書多数。
PROFILE
|