ロジビズ :月刊ロジスティックビジネス
ロジスティクス・ビジネスはロジスティクス業界の専門雑誌です。
2002年8号
SOLE
CPLの試験問題に挑戦

*下記はPDFよりテキストを抽出したデータです。閲覧はPDFをご覧下さい。

AUGUST 2002 82 Q1 契約者ないしベンダーが技術、納期、コストのリスク を100パーセント負う契約方式は次のどれか。
a.Fixed 
丕鬘蕋磽 b.Firm 
藤蕋ed 
丕鬘蕋磽 c.CPIF d.CPFF Q2 システムのライフサイクルコストに占めるロジスティク ス支援コストの比率はいくつか? a.30% b.75% c.僅少 d.システムの環境によって40〜60%ないしそれ以上 先月号で紹介したCPL模擬試験の問題は「調達と生産支 援」からの設問でした。
いかがでしたか。
Q1の正解は[b]です。
[a]のFixed Price(FP)は固 定価格契約と訳され、受注額があらかじめ決まっている型の 契約を言います。
[b]のFirm Fixed Price(FFP)は確定価 格契約で、特定された期間内に納品し、受領された時に特定 されている価格が支払われる契約。
開発要素のない(リスク のない)物品の調達に適用される契約方式です。
[c]のCPIFはCost Plus Incentive Fee Contract(費用お よび出来高払い契約)の略で、プロジェクト発注額が承認で きる経費とプロジェクトの遂行実績によって決められる報酬と を加えた額になる契約です。
リスクの大きい技術開発を伴う プロジェクトに適用されます。
[d]のCRFFはCost Plus Fixed Fee Contract(費用および 定額利益報酬契約)の略で、プロジェクトの発注額が承認で きる経費とある決まった額の利益報酬とを加えた額になる契 約で、FFPの適用ではメーカーが受けて立てない技術リスク、 開発リスクの大きいプロジェクトに適用されます。
Q2の正解は[d]。
この数値はモダンロジスティクスの起 源になったもので、ベトナム戦争の時代(1960年代)に国防 予算縮減に苦慮していた米国国防総省(DoD)が兵器システ ムのライフサイクルコストの研究を行い、システムの取得コス トよりもロジスティクス支援コスト(運用/支援コスト)のほ うが大きいことを見出し、兵器システム調達の際にライフサイ クルコストの計算を義務付けたというものです。
ロジスティク ス支援を充分考慮に入れたため、初期のコスト(取得)は高 くつくが、運用支援コストがかからずトータルでは安いものが あることに気づいたわけです。
SOLE東京支部では毎月「フォーラム」を開催し、ロジス ティクス技術やマネジメントに関する活発な意見交換や議論 を行い、会員相互の啓発に努めています。
前回6月の例会では5月に引き続きロジスティクス現場見学 会を行いました。
6月12日の午後、我々はJR品川駅前の(仮 称)三菱商事・三菱自動車品川新オフィスビル新築工事(竹 中・東急・鉄建・名工共同企業体施工)の現場に集合。
まず最 初に竹中工務店の担当の方から現在取り組んでおられる「建 設ロジスティクス」について解説していただきました。
建設ロジスティクスの概念は、情報ネットワークを介して効 率的な労務の手配・投入し、効率的な資機材の発注・物流を 実施、建築生産を支援するというものです。
これによって、資 材メーカー、建材商社、建材問屋から工事現場への資機材の 流れ、さらに工事現場で発生する建設副産物の最終処分場、 リサイクル処理場への流れを統合しています。
これらは仮設、 建設、各資機材の共同配送、ロジスティクスセンター、受発 注システムなどで構成されています。
解説を聞いた後、建設現場の「揚重管理システム」を見学 しました。
これは工事現場の受け入れ場所に搬入された資機 材を、エレベータで階上のフロアに運ぶ作業の管理で、限られ た台数のエレベータで多種多様な資機材や副産物を、タイム リーかつ効率的に搬入、搬出するシステムです。
揚重予約→ 調整→計画→作業→稼働記録→分析という一連の流れです。
この稼働記録によって、次の工事現場に何基のエレベータを 設置したらよいか、などの検討データが蓄積されるそうです。
普段、外部からしかのぞけない建設現場の実態を目の当たり にできて参加者一同、大変勉強になりました。
このフォーラムはSOLE東京支部会員を対象としたもの ですが、特定月のフォーラムのみの参加も可能です。
ご希望の 方は事務局までお問合せください。
8月は夏休みということで、月例フォーラムはありませんが、 SOLE東京支部では毎年米国で開催されている国際ロジス ティクスシンポジウムへの参加ツアーを計画しております。
今 年のシンポジウムはアリゾナ州のフェニックスで開催されます ので、我々は8 月1 2 日に日本を出発し、1 3 〜 1 5 日の “SOLE2002”に出席し、16日にツーソンのAMARC (Aerospace Maintenance And Regeneration Center::俗に 「飛行機の墓場」と呼ばれている)を見学して帰国する予定で す。
これらの結果は9月の例会で報告されます。
SOLE東京支部についてのお問合せ、ご意見などは sole_consult@jmac.co.jpまで。
第17回 
達丕未了邯殻簑蠅膨戦 今回も「調達と生産支援」からの出題です。
Q1 次のマテハンシステムの中で、エネルギー消費の最 も少ないものはどれか? a.マニュアルシステム b.機械システム c.コンピュータ制御システム d.重力利用システム Q2 
僉瓣紕横達陦帖殖達茵,砲弔い董購入コストが 1/2、保管コストが2倍、需要が400%になった時、経 済発注量はどうなりますか? a.2倍 b.3倍 c.変わらない d.4倍 ※今回の設問の答えと解説は、本誌2002年9月号の当コーナーでお読 みいただけます The International Society of Logistics 前回のおさらい SOLE東京支部フォーラム報告

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