ロジビズ :月刊ロジスティックビジネス
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2016年9月号

    2016年09月号
     
      Cover Story
   
特集 3PL白書 2016

16

 

【解説】グローバル化の真価問われる
3PL市場規模の推移

2015年度3PL売上高ランキング

 3PL市場の拡大が加速している。主要プレーヤーの事業規模は前年度比2桁の伸びを示した。国内はメーカーの物流リストラやeコマースの拡大が新たな需要を生み出している。海外事業は収穫期が始まっている。国内外で進めてきたM&Aの成果が各社の業績にはっきりと表れてきた。

 

19

 

収益性 コスト増と競争激化で低迷

増収率/営業利益率/収益性の傾向


20

 

M&A 物流子会社の買収に意欲

M&A計画/買収対象


20

 

海外展開 シンガポールに前線基地

海外進出状況・計画


21

 

ビジネスモデル 輸送・庫内作業の自社化進む

アセット保有比率と今後の見通し


22

 

市場の声


24  
Top Interview

日立物流

──3PL+デリバリーでIoT時代を開く

中谷康夫 社長
 佐川急便との提携でデリバリー事業に領域を拡大する。調達から生産、中間流通、ラストワンマイルに至るサプライチェーン全体をカバーし、そこから上がってくる膨大なデータを、日立グループのIoTプラットフォームで解析し、次世代のソリューションを構築する。


26  

郵船ロジスティクス

──オープンイノベーションを成長の切り札に

水島健二 社長

 フォワーディングと3PLを組み合わせた総合物流サービスで差別化を図っている。その鍵を握るのが「オープンイノベーション」だ。先端技術も取り込んでグローバル規模で顧客の悩みに応えられるきめ細かなソリューションを提供、成長の切り札にしようと日々取り組みが続く。

 

28  

三菱化学物流

──共同物流で化学品輸送の変革目指す

石川甚秀 社長

 包装資材メーカーの吸収合併が約200億円の増収をもたらすとともに、包装資材供給機能を融合させた物流サービスによって新規顧客の獲得や事業領域の拡大に成功した。保有するインフラを生かして住化ロジスティクスと共同物流をスタートさせるなど、化学品輸送のイノベーションにも意欲を見せる。

 

30  
Report

物流現場における人とロボット

“Of Robots and Men─in logistics”

独ローランド・ベルガー

 物流ロボットの普及によって今後10年で物流現場の仕事の4割が消えて失くなる。物流市場では従来の常識を超えたサービスが次々に登場し、業界の産業構造が大きく変化していく。5月に独ローランド・ベルガーが発表したロジスティクスの未来予測を紹介する。


36  

国内有力3PL企業プロファイル

主要50社の最新事業概要と業務領域

日立物流/センコー/郵船ロジスティクス/日本通運/日本アクセス/キユーソー流通システム/SGホールディングス/ヤマトホールディングス/近鉄エクスプレス/山九/ニチレイロジグループ本社/SBSホールディングス/三井物産/三菱商事ロジスティクス/ハマキョウレックス/トランコム/丸和運輸機関/セイノーホールディングス/鈴与/住商グローバル・ロジスティクス/丸紅ロジスティクス/日通NECロジスティクス/トナミ運輸/住友倉庫/安田倉庫/名糖運輸/丸全昭和運輸/NTTロジスコ/伊藤忠ロジスティクス/日本ロジテム/商船三井ロジスティクス/日本トランスシティ/第一貨物/丸協運輸/キムラユニティー/ダイワコーポレーション/新開トランスポートシステムズ/プラス ロジスティクス/富士ロジテック/三菱化学物流/アサヒロジ/オー・オー・シー・エル・ロジスティクス(ジャパン)/遠州トラック/ハウス物流サービス/キリングループロジスティクス/名港海運/東海運/JFE物流/安川ロジステック/ニッコンホールディングスグループ

 

        Key Person
  6  

「オムニチャネル化の先を見据えろ」

米JDAソフトウェア リー・ギル グループ副社長
 店舗小売業にとってインターネット販売比率の上昇はそのままでは収益性の低下を意味する。オムニチャネル戦略は“パーソナル化”によって初めてその真価を発揮する。多様な店舗フォーマットとメディアを並行して運用しながら、一人一人の顧客に合わせて全体が組織的に動くことで、その顧客の生涯価値を最大化できる。

 

        Case Studies
 
66
 

日本特殊陶業〈物流拠点〉

BCP意識して物流センターを内陸に移転

業務の抜本的見直しで「犬山方式」確立


  70
 
富士ロジテック〈現場改善〉

作業動線把握に屋内測位システム

改善活動の効果をデータで裏付け


  74
 
米ウォルマート」〈海外論文〉

発展途上国の零細農家・製造業者を

グローバルサプライチェーンに取り込む

 

  78  

サプライチェーン解剖《第8回》

上野善信 金沢工業大虎ノ門大学院MBAプログラム 教授

ベニハナ・オブ・トウキョウSCMをサービス業に適用する

 SCMはサービス業にも適用できる。ただし、サービスは形のある製品とは異なり、製造と消費が同時に発生するという特性を持っている。それをどうオペレーションすべきか。日本人実業家が米国に進出して大成功を収めた鉄板焼きチェーンの「ベニハナ・オブ・トウキョウ」を題材に分析してみよう。

 

        Columns
 
84
 

物流企業の値段
《第115回》

山崎慎一 岡三証券 シニアセクターアナリスト

近鉄エクスプレス

中計達成はアジア地域の収益拡大が鍵
市場はAPLLとのシナジーにも注目

 

  86
 
海外トレンド報告【News】

《欧米&アジア編》米セブン‐イレブンがドローン宅配実験に成功
《中国編》商務省が20年までにEC市場144兆円と予測


  90
 
NEWS ROOM

アサヒとキリンが鉄道コンテナで共同輸送
/日中韓物流担当大臣会合を開催


  96  
湯浅和夫の物流コンサル道場

《第172回》〜温故知新編 第53回〜

半世紀の悪弊にメスを入れる

 

  100  
奥村宏の判断学《第172回》

文明の危機(1)本を読まない人


  102  
佐高信のメディア批評

ロッキード事件の葬られた“本線”

「児玉ルート」と疑惑の中曽根康弘

 

  104  
物流指標を読む《第93回》

『荷動き指数』で読む景気の転換点

日通総合研究所 佐藤信洋


  106  
事例で学ぶ現場改善《第161回》

機械部品メーカーM社の改革“第2章”

日本ロジファクトリー 青木正一 代表

  110  

The International Society of Logistics

国際ロジスティクス学会[SOLE]日本支部報告
大規模設備の運用マネジメント

 

        Information
 

 

 

CLIP BOARD

 
65
 

アサヒロジが安全関連の行動指針制定

/2015年度の宅配便個数は2年ぶりプラス
 
83
 

JLLとラサールが世界不動産市場「透明度」調査

/「国際物流総合展2016」事務局が概要発表
 
94
 

大和ハウスが国内最大級の物流施設開発本格化

/ラサールが不動産投資展望で中間リポート
 
95
 

みずほ銀行が英EU離脱の産業影響でリポート

/ヤマトとDeNAが次世代物流サービス開発へ
 
103
 

GLP帖佐氏が物流施設の事業戦略で会見

 
109
 

東京海上日動が商法改正と危険物輸送でセミナー

/三井不ロジスティクスパーク投資法人が東証上場

 

 

 

 

DATA BANK

 
114
 

国土交通月例経済(国土交通省)

〜賃貸物流施設マーケット動向(2016年第2四半期)〜

首都圏の新規需要11万坪と四半期で過去最高に

シービーアールイー

 

 

118

 

主要記事索引

  122   編集後記
 
123
  広告索引

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