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2017年08月号 |
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Cover Story |
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特集 3PL白書 2017 |
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【解説】M&A成長戦略に判定が下される
3PL市場規模の推移
2016年度3PL売上高ランキング
日本の3PL市場は引き続き拡大している。2016年度の市場規模は前期比4・5%増の2兆5926億円に達した。前期との比較が可能な41社の売上高合計額は5・5%増、今期も5・5%増が見込まれている。ただし、大型買収や事業統合は一服、これまで業界再編をリードしてきた企業が近年の成長投資の結果判定を迫られている。
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収益性 再編一服で成長企業の勢い鈍化
増収率/営業利益率/収益性傾向
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M&A 国内倉庫、フォワーダーに触手
M&A計画/M&A対象の割合/M&A対象の収益状況と現状評価
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市場の声・M&A編
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海外展開 インド市場への進出意欲高まる
海外進出状況・計画
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ビジネスモデル 庫内作業の内製化がさらに進展
アセット保有比率と今後の見通し
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市場の声・マーケット編
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Top Interview
センコー
──3温度帯で流通・小売市場を深耕する
嘉永良樹 取締役常務執行役員 3PL事業担当
市場拡大が続く流通・小売市場を深耕するため、3温度帯物流のネットワークとセンター機能を強化。店舗サイドの人手不足に対応し、バックヤード業務までサポート範囲を広げることを検討中だ。M&Aは対象企業の経営を尊重し、成長につなげるスタンスを貫く。
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近鉄エクスプレス
──APLLの米系荷主に顧客基盤の拡大図る
鳥居伸年 社長
グローバル物流市場でトップ10入りを果たすため「航空貨物70万トン、海上貨物70万TEU」の達成を目指す。2015年に約1500億円で買収したAPLロジスティクス(APLL)とのシナジー創出が実現の鍵を握る。同社の米系荷主にアプローチを進めて、KWEの顧客基盤に組み入れる。
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丸全昭和運輸
──豊富なアセット力で価格攻勢はね返す
浅井俊之 社長
自社保有の豊富な車両・倉庫・人材、M&Aで取り込んだメーカー系物流子会社の営業ネットワークを活用して新規案件を相次いで獲得。かねて目標であった連結売上高1千億円超を達成した。高い品質力と信頼性で競合他社の価格攻勢に対抗。ヘビーアセット型3PLプレーヤーの強みを発揮している。
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C&Fロジホールディングス
──労働環境整備を先行して足場を固める
林原国雄 社長
チルド輸送の名糖運輸と冷凍倉庫のヒューテックノオリンを2015年10月に経営統合し、売上高約1千億円の低温物流企業として出発した。実質的な初年度となった17年3月期は計画以上の業績を達成した。しかし、中期目標は据え置き、持続可能な経営に向けて労働環境の整備を先行させる。
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Report
米フレイトブローカー市場報告
〜何が物流業に革新をもたらすのか〜
Hacobu 佐々木太郎 社長
“フレイトブローカー”と呼ばれる米国の伝統的なトラック利用運送業界にベンチャー企業が続々と参入して急成長を遂げている。市場に何が起きているのか。これからどこに向かうのか。日本で物流ベンチャーHacobuを創業した起業家が現地を訪問し、注目企業の経営者たちと意見交換した。そこから見えてきたことを報告する。
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国内有力3PL企業プロファイル
主要48社の最新事業概要と業務領域
日立物流/センコーグループホールディングス/郵船ロジスティクス/日本通運/近鉄エクスプレス/日本アクセス/キユーソー流通システム/SGホールディングス/ヤマトホールディングス/山九/ニチレイロジグループ本社/三井物産/SBSホールディングス/ハマキョウレックス/トランコム/丸和運輸機関/三菱商事ロジスティクス/セイノーホールディングス/鈴与/アサヒロジ/伊藤忠ロジスティクス/丸全昭和運輸/住商グローバル・ロジスティクス/トナミ運輸/丸紅ロジスティクス/安田倉庫/日通NECロジスティクス/NTTロジスコ/名糖運輸/日本ロジテム/商船三井ロジスティクス/富士ロジテックホールディングス/日本トランスシティ/ダイワコーポレーション/丸協運輸/第一貨物/キムラユニティー/新開トランスポートシステムズ/プラス ロジスティクス/三菱ケミカル物流/遠州トラック/ハウス物流サービス/キリングループロジスティクス/名港海運/東海運/安川ロジステック/住友倉庫/OOCLロジスティクス
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Key Person |
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「元請けの役割が問い直されている」
日本3PL協会 和佐見 勝 会長(丸和運輸機関社長)
大須賀正孝ハマキョウレックス会長の後を受け、日本3PL協会の2代目会長に就任した。3PL市場の拡大は今後も続くと予想する。ただし、協力運送会社や業務請負会社に現場を依存し、中間マージンを抜くだけの商売はもう成り立たない。元請けとしての3PLの役割が問われていると指摘する。
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Case Studies |
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キユーピー〈需給調整〉
需要予測ソフトを停止して専門人材を育成
「コミュニケーション型SCM」で改革推進
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スバルロジスティクス〈現場改善〉
コンテナ充填率の向上で大幅コスト削減
軽量容器の開発とクレートレス化が効果
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サプライチェーン解剖《第18回》
上野善信 金沢工業大虎ノ門大学院MBAプログラム 教授
中国 華南城
──EC先進国のO2Oプラットフォーム
華南城はテンセントから出資を受ける物流不動産開発会社だが、通販会社に対して物流センターだけでなく、EC機能とフルフィルメントサービス、そしてリアル店舗までをワンストップで提供している。施設に入居すれば即座にオムニチャネル小売業をスタートできる。いわば“O2Oプラットフォーム”だ。
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Columns |
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物流企業の値段《特別編》
2017年3月期
物流企業決算ランキング
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海外トレンド報告【News】
《欧米&アジア編》アマゾンが実店舗展開の米高級スーパーを買収
《中国編》円通速逓が「世界宅配便連盟」を設立
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NEWS ROOM
飲料メーカー系物流4社が飲酒運転根絶へ共同宣言
猛暑予想で飲料輸送に“大波動”の可能性
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湯浅和夫の物流コンサル道場
《第183回》〜温故知新編 第64回〜
新「総合物流施策大綱」を読む
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奥村宏の判断学《第183回》
アメリカはどこへ行く?
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佐高信のメディア批評
都民ファースト圧勝の影で進むファシズム
なぜか注目されない小池百合子の憲法観
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物流指標を読む《第104回》
夏場より景気は回復基調が鮮明に
日通総合研究所 佐藤信洋
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事例で学ぶ現場改善《第171回》
輸入卸Y社のキャパオーバー収拾
日本ロジファクトリー 青木正一 代表
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The International Society of Logistics
国際ロジスティクス学会[SOLE]日本支部報告
アセットマネジメントと保全の最新動向
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Information |
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CLIP BOARD
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●日本アクセスが「チルド幹線便」を全国拡大へ
/ヨコレイが物流センターで事前予約受け付けシステム導入へ
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●JLLが物流施設の取り組み強化
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●オークファングループが余剰在庫の再流通支援事業を食品に拡大
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●安全運行サポーター協議会が第2回セミナー
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●政府の検討会が大規模倉庫火災対策で提言
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●米マンハッタンが過去最大規模の製品改定を発表
/物流連の第18回物流環境大賞表彰式
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●CBREが冷蔵倉庫の賃貸市場でリポート
/国交省が内航海運活性化策を発表
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DATA BANK
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●国土交通月例経済(国土交通省)
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主要記事索引
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編集後記 |
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