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2021年2月号 |
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Cover Story |
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特集 物流企業番付《令和3年版》
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【解説】EC物流企業の台頭がいっそう鮮明に
国内物流業売上高上位2千社を対象に各社の“強さ”を評価した。総合評価ランキングの上位には前回に続きアマゾンジャパンの配送パートナーを務める「デリバリープロバイダ」が数多く並んだ。EC物流企業の台頭はコロナ禍でいっそう鮮明になっている。ECとどう向き合うのか、今や全ての物流企業が問われている。
●総合ランキング トップ50社
●当期利益(単独) 上位100社
■注目企業─トップが語る強さの秘訣
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【第5位】
近鉄ロジスティクス・システムズ 黒田幸治 社長
「半導体周りの国内物流で圧倒的シェア握る」
国内航空貨物のスピードと高品質なトラック輸送サービスを組み合わせて、特積みや宅配便では満足できない荷主を取り込んでいる。半導体製造装置の国内物流では圧倒的なシェアを握る。2019年度に外資系PCメーカーの国内物流を一括受託、事業規模を大きく伸ばした。
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【第7位】
日陸 戸木眞吾 社長
「化学品物流に必要な機能を取りそろえる」
化学品物流に特化し、製品の保管や輸送だけでなく資材や容器の供給からメンテナンスまで含めたフルラインの機能を提供している。需要の拡大と危険物規制のコンプライアンス強化を追い風にして着実に業績を伸ばしている。2020年4月、専任チームによるDXプロジェクトをスタート。デジタル化を進めている。
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【第8位】
ロジネットジャパン西日本 村上雅之 社長
「買収後の統合を乗り越え生まれ変わった」
札幌通運を傘下とするロジネットジャパンの事業会社として九州を除く西日本全域をカバーしている。前身は食品物流の青山本店。2012年の買収後、一時は旧経営陣の解任・離脱などで混乱したが、グループ戦略に基づき、事業内容、組織体制とも大幅に見直した。改革が軌道に乗り、業績が向上している。
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【第12位】
丸全昭和運輸 浅井俊之 社長
「アセット型3PL事業を着実に伸ばしていく」
7期連続の増収増益を達成した。成長エンジンはアセット型3PLだ。化学品や建材、電気機器、日用品などを軸に取り扱いを拡大。農薬などといった新たな領域にも進出している。海外も自前拠点によるアセット型で展開していく。
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【第13位】
遠州トラック 澤田邦彦 社長
「EC幹線輸送を支える中継輸送体制を整備」
EC物流が成長を牽引している。大手EC事業者の首都圏と関西圏の拠点間輸送を受託。増大する物量に対応するため中継輸送を活用した輸送体制を構築している。2018年にはECラストワンマイルも開始。静岡県と近県の一部を対象とする宅配ネットワークを整備している。
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【Date】
●総合ランキング50音別索引
●売上高(単独) 上位500社
●グループ売上高 上位50社
●総合ランキング 上位500社
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50 |
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【海外論文】
物流市場におけるポジショニング戦略
“Service provider boundaries in competitive markets : The case of the logistics industry”
独ROIマネジメントコンサルティング Christian König博士ほか
物流企業はどうすれば過当競争から抜け出すことができるのか、取引コスト理論およびリソース・ベースト・ビュー(RBV)のフレームワークを用いて分析した。併せてドイツの先進的ロジスティクスプロバイダー30社にインタビューを実施した。その多くはかつてサービスのコモディティ化に直面し、既存のビジネスの境界線を踏み越えた企業であった。
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Key Person |
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「成長市場を見極め経営資源を集中する」
丸和運輸機関 和佐見 勝 社長
本号の“番付”で総合評価2位となった。これまで生協に「個配」、マツモトキヨシに一括物流、食品スーパーに産直を提案して事業領域を広げてきた。現在はEC物流に経営資源を投下している。次のターゲットはBCP物流だ。それが単なる社会貢献にとどまらないことを、いずれ世間も理解することになるだろう。
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Case Studies |
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フジテック〈物流拠点〉
物流と人材育成を複合した都市型施設稼働
搬送ロボットや自動倉庫の運用に独自の工夫
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Columns |
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物流企業の値段《特別編》
2020年9月期中間
物流企業決算ランキング
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ビジキャリ ロジスティクス管理2級 対策講座《第23回》
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実録 ラストワンマイル《第23回》
ダークストア時代のラストワンマイル
青山ロジスティクス総合研究所 代表 刈屋大輔
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海外トレンド報告
《欧米&アジア編》米ウォルマートが完全無人でのEC商品配達に着手
《中国編》クイックトロンが103億円の融資を獲得、来年上場の見通し
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湯浅和夫の物流コンサル道場
《第225回》〜温故知新編 第106回〜
次期「総合物流施策大綱」への期待
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物流指標を読む《第144回》
21年度の貨物量は力強さを欠く展開に
日通総合研究所 佐藤信洋
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事例で学ぶ現場改善《第204回》
物流会社M社の地盤強化プロジェクト
日本ロジファクトリー 青木正一 代表
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佐高信のメディア批評
竹中平蔵を改革者と持ち上げる佐藤優が
菅首相肝いり「官邸のアイヒマン」も高評価
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国際ロジスティクス学会[SOLE]日本支部報告
データサイエンスにおける
産業界とORの協働
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Information |
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CLIP BOARD
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●日本郵便と楽天が物流領域で提携合意
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●楽天が自動配送ロボットの公道走行実験を公開
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●米C&Wがアジア太平洋の低温倉庫市場でリポート
●東京建物と東京ガスが物流施設の環境負荷軽減で協業
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DATA BANK
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●国土交通月例経済(国土交通省)
●デカルト・データマイン 海上コンテナ輸送量実績調査
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主要記事索引
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108 |
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編集後記 |
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109 |
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広告索引 |
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109 |
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ロジビズ・オンライン ピックアップ(2020年12月〜21年1月配信分より) |