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2021年6月号 |
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Cover Story |
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特集 EC物流白書
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【解説】
新たな市場セグメントの競争軸と勢力図
国内のEC物流市場は既に1兆5千億円規模に達しているとみられる。今後も拡大は必至だ。その覇権を巡って、プラットフォーマーと大手宅配会社をはじめさまざまなプレーヤーが入り乱れ、合従連衡を繰り広げている。物流業界に新たに誕生した市場セグメントの競争軸と現在の勢力図を報告する。
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【第1部】
日本郵便
楽天との物流事業統合で成長を加速させる
Interview 日本郵便 金子道夫 常務執行役員
楽天と共同出資でJP楽天ロジスティクスを設立した。楽天スーパーロジスティクスの既存8拠点を新会社に移管、日本郵便のネットワークと統合して共同施設を展開していく。楽天から日本郵便に出荷する荷物を現状の約8千万個から22年度末には2億個、25年度末には3億〜5億個まで増やす。
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【第2部】
ヤマト運輸
EC向け配送商品「EAZY」で宅配便をDX
EC向け配送商品「EAZY」は単なる置き配ではない。スマートフォン時代のフルスペックの配送サービスだ。ユーザーとのデジタルなコミュニケーションが、多様で柔軟な受け取り方を可能にした。それをセールスドライバーによる対面サービスの「宅急便」と並ぶ、デリバリー事業の新たな柱に育てる。
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【第3部】
SBロジスティクス
米BG社との提携で完全自動化倉庫に王手
Interview 安高真之 COO
高性能のピースピッキングロボットを開発する米バークシャーグレイ社と提携、荷扱いにうるさい日本の品質基準を満たす設備を開発した。緩衝材を投入する工程の自動化にもめどを付けた。完全自動化に向け残されたピースが埋まっていく。物流業の装置産業化が近付いている。
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【第4部】
米アマゾンの流通網と物流デジタル化の歩み
《解説編》6種類の物流施設で構成する3階層の構造
《資料編》北米拠点ネットワーク(分布・規模・拠点数)
米アマゾンの物流ネットワークは三つの階層と、六つのタイプの物流施設(調達クロスドッキングセンター、e−フルフィルメントセンター、ハブ・仕分けセンター、配送ステーション、ピックアップ場所・地域貨物拠点、即配ハブ)から構成される。その構造と機能分担、オペレーションを詳細に分析する。
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【第5部】
アマゾンの世界的労働組合潰しに反旗
東京管理職ユニオンAmazon支部長が、解雇を不当だとしてアマゾンジャパンを提訴した。従来から同社では社員の一定数を退職させるプログラムが運用されており、とりわけ2019年以降、その対象となった従業員から組合への相談が相次いでいるという。原告側が4月28日に開催した記者会見の取材メモを掲載する。
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【調査】
有力EC物流企業45社プロファイル
2021年3月〜4月、EC関連物流サービスを提供している国内の主要企業に本誌編集部から事業概要に関するアンケート用紙を配布し、45社から回答を得た。EC物流サービスの特徴、トピックス、EC物流倉庫サービスの料金体系例などの自由回答項目については基本的に回答内容を踏襲しているが、一部趣旨を変えない範囲で編集している。
《掲載企業》50音順 アッカ・インターナショナル/アップル流通/アドレス通商/いつも/伊藤忠ロジスティクス/イー・ロジット/エス・アイ・ロジ/SBSリコーロジスティクス/SBSロジコム/SBロジスティクス/エスプールロジスティクス/NTTロジスコ/オージーフーズ/オーティーエス/オープンロジ/関通/Qxpress Corp./ケイヒン/コアブレイン/鴻池運輸/佐川グローバルロジスティクス/gf.E/スクロール360/鈴与/住商グローバル・ロジスティクス/センコーグループホールディングス/ダイワコーポレーション/大和物流/ディーエムエス/東京ロジファクトリー/トナミ運輸/日本アクセス/日本通運/日本郵便/ハマキョウレックス/ヒガシトゥエンティワン/日立物流/プラス ロジスティクス/丸紅ロジスティクス/丸和運輸機関/三井倉庫ロジスティクス/三井物産グローバルロジスティクス/三菱商事ロジスティクス/ヤマト運輸/楽天グループ
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Key Person |
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「ビッグデータを巡る競争が始まっている」
順豊エクスプレス 姚 萌 ゼネラルマネージャー
中国民間物流最大手、SFホールディング(順豊)の2020年の決算は売上高が前年比37%増の1539億元(約2兆5千億円)、純利益が同26%増の73億元で大幅な増収増益だった。EC需要の拡大に加え、自前主義で構築したネットワークによりコロナ禍でもオペレーションを継続できたことから荷主が殺到した。
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Case Studies |
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ラオックス〈物流戦略〉
ECのプロを社長に登用してロジ本部新設
シャディの物流子会社を機能会社に改組
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Columns |
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物流企業の値段《第162回》
金井健司 東海東京調査センター アナリスト
センコーグループホールディングス
コストコントロール強化でコロナ禍を乗り切る
成長の鍵はM&Aの加速とグループ経営の深化
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ビジキャリ ロジスティクス管理2級 対策講座《第27回》
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事例に学ぶ物流会社のM&A《第2回》
債務超過額2億円を半分に圧縮
シナジー効果で老舗運送会社を再生
──社歴50年超の重量物輸送:B運輸
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シーオスのDXカッティングエッジ《第3回》
物流プラットフォームの基礎知識
シーオス 西村 順 上席執行役員・ビジネスクリエーション部長
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海外トレンド報告
《欧米&アジア編》DSVパナルピナがアジリティの物流部門を約4500億円で買収
《中国編》京東集団がポーランドとドイツの自動倉庫を稼働
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湯浅和夫の物流コンサル道場
《第229回》〜温故知新編 第110回〜
物流共同化の取り組みを振り返る
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物流指標を読む《第148回》
荷動き回復でドライバー不足問題が再燃
日通総合研究所 佐藤信洋
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事例で学ぶ現場改善《第207回》
食品メーカーA社の買収後物流統合
日本ロジファクトリー 青木正一 代表
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佐高信のメディア批評
言論でなく裁判で批判封じた読売新聞
「訴訟テロリスト」に佐藤優も仲間入り
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国際ロジスティクス学会[SOLE]日本支部報告
総説:ビジネスエンジニアリング
3.ビジネスデザイン
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Information |
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CLIP BOARD
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●東京建物が「環境配慮型物流施設」を基本方針に設定
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●竜製作所が米製自動搬送ロボットのショールーム公開
●オープンロジがデータ分析で提携倉庫会社を支援
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●JPRが顧客への物流効率化提案拡充で営業体制刷新
●不動産協会が2021年度も物流施設関連で政策要望へ
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●アライプロバンスが千葉・浦安の物流施設で独自の庭園整備しグッドデザイン賞目指す
●三井不動産が神奈川・海老名で初の「CO2実質ゼロ」倉庫を開発へ
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DATA BANK
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●国土交通月例経済(国土交通省)
●デカルト・データマイン 海上コンテナ輸送量実績調査
●賃貸物流施設マーケット動向(2021年第1四半期)
首都圏は需要一服するも近畿圏は引き続き過熱の見通し
シービーアールイー
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主要記事索引
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編集後記 |
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広告索引 |
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ロジビズ・オンライン ピックアップ(2021年4〜5月配信分より) |