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2019年1月号 |
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Cover Story |
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特集 物流デジタル化
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【第1部】提言
インターネット業界から見た物流市場
ディー・エヌ・エー 中島 宏 執行役員
オートモーティブ事業本部 事業本部長編
携帯電話がインターネットと接続されて大きな変革が起きた。付加価値の源泉がハードからソフト、そしてサービスへと移っていき、通信業界のみならず周辺産業の構造変化をもたらした。次はモビリティーの領域で同じことが起きる。自動車がコネクトされることで物流産業の構造が変化する。
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アスクルのオープンプラットフォーム戦略
アスクル 岩田 彰一郎 社長兼CEO
データを独占した企業が市場を総取りする封建的な社会に持続的発展は期待できない。「Open Platform by ASKUL」を通じてデータの民主化を進め、売り手よし、買い手よし、世間よしの「三方よし」を目指す。人手不足や宅配危機などの社会的な物流課題もシェアリングで解決を図る。
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アナログ物流ではなぜダメなのか
ダイワロジテック 秋葉淳一 社長
テクノロジーの重要性には誰もが気付いている。しかし、導入は進んでいない。リスクを取らずに済んだ時代が長く続いたせいだ。既に局面は変わった。革新は非連続だ。現在の延長線上に未来はない。テクノロジーを利用するため、まずは物流をデジタル化する必要がある。
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【第2部】座談会
Session.1 物流ロボットの投資戦略と活用法
世界の先進企業は物流ロボットになぜ投資するのか。背景にはどのような戦略があるのか。何を期待し、どれだけのリスクがあるのか。独走するアマゾンをキャッチアップすることはできるのか。世界最先端のロボティクスを日本に持ち込むトップランナーたちが証言する。
ローランド・ベルガー 小野塚 征志 プリンシパル(進行役)
ソフトバンクロボティクス 松浦 学 顧問兼ロジスティクス本部長
アッカ・インターナショナル 加藤大和 社長
GROUND 宮田啓友 社長 CEO
MUJIN 滝野一征 CEO兼共同創業者
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Session.2 変革への課題と解決アプローチ
メーカーや流通業の物流マネジャーは、ロジスティクスのデジタル化に何を期待しているのか。変革を進めていこうとしたときにどのような困難に直面するのか。課題の解決にはどのようなアプローチが有効なのか。各業界の最前線で活躍する現役の実務家たちが自らの経験とアイデアを交換する。
Hacobu 佐々木 太郎 社長
江崎グリコ 渡邊 武 SCM本部ロジスティクス部長
三菱食品 千田 建 ロジスティクス本部長
NEC 武藤裕美 交通・物流ソリューション事業部バリュークリエイション部長
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Session.3 ブロックチェーン×ロジスティクス
ブロックチェーン技術をロジスティクスに応用する動きが始まった。そもそもブロックチェーンとは何か。それによって何が可能となり、物流業界にどのような変革をもたらすのか。最先端テクノロジーの知見を持つエンジニアたちがその未来像を語った。
Hacobu 濱崎 惟 取締役CFO(進行役)
野村総合研究所 鳥谷部 昭寛 クラウドサービス本部 上級テクニカルエンジニア
日本アイ・ビー・エム 平山 毅 部長/コンサルティング・アーキテクト
Hacobu 山崎伸秀 テクニカルエバンジェリスト
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【第3部】海外動向
米シリコンバレー「ロボビジネス2018」報告
米イノベーション・マトリックス 大永英明 CEO
米シリコンバレーで毎年開催される「ロボビジネス(RoboBusiness)」は、非製造ロボットを主な対象とした世界最大のイベントだ。最先端のロボットや最新の研究成果が発表され、産官学のロボット業界関係者たちが一堂に会して活発に情報を交換する。2018年9月に開催された大会の様子を現地から報告する。
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3PLの本格的なロボット導入が始まった
【Interview】
GreyOrange社 ナリン・アドヴァニ アジア太平洋CEO
米大手3PLのXPOロジスティクスは2018年10月GreyOrange社の物流ロボットを5千台導入すると発表した。従来型のマテハン機器と違って荷主や場所を選ばない自律搬送ロボットは3PL事業との親和性が高い。3PLが自動化設備で武装する時代がやってきた。
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《海外論文》デジタル化への「SAVVYガイド」
“A SAVVY GUIDE TO THE DIGITAL SUPPLY CHAIN”
米テネシー大 テッド・スタンク博士ほか
SCM担当者はサプライチェーンのデジタル化にどう向き合っていくべきか。米テネシー大学のShay D.Scott教授らが「SAVVYフレームワーク」に整理した。「SAVVY」とは「Sources of Data」「Analytical Capabilities」「Variety of Applications Across the Supply Chain」「Value Provided to the Organization」「Your Changing Role」の頭文字を取った造語であり、事情に精通しているという意味の英単語でもある。
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Key Person |
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「“3W”を回し需要と供給をシェイプしろ」
米o9ソリューションズ サンジブ・シドゥ 共同創業者・会長
米i2テクノロジーズの創業者で需要予測に革命を起こしたカリスマが再び市場に戻ってきた。これまで属人的な経験と勘に頼るほかなかった能力を共有し、人工知能(AI)に支援させるSCMの新たなプラットフォームを構築した。グーグルやウォルマートなどの先進企業が次々と採用している。
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Case Studies |
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日本マクドナルド〈安定供給〉
データ分析に基づいて店舗納品体制を刷新
物量を平準化して地方では「休配送日」も
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三幸製菓〈物流拠点〉
工場敷地内に25億円投じて自動化拠点
“選ばれる荷主”目指して業務負荷軽減
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Columns |
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中国物流の新展開《第3回》
法政大大学院 経営学研究科(李ゼミ) 王亦菲
ニューリテール「盒馬鮮生」に見る物流革新
中国アリババ集団が提唱する新業態「ニューリテール」。それを現在、最も先鋭的に展開しているのが「盒馬鮮生(ファーマーシェンシャン)」だ。実店舗に物流センター機能を持たせた「OtoO型」店舗と、「BtoBtoC型」とも呼ぶべき独自の輸送システムによって低コスト・高品質な物流サービスを実現している。
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物流企業の値段《第138回》
甲斐友美子 いちよし経済研究所 副主任研究員
キユーソー流通システム
事業の選択と集中で利益率改善が進む
継続的な成長投資で事業機会の拡大を狙う
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海外トレンド報告
《欧米&アジア編》GoogleとXPOロジスティクスがラストワンマイル領域で協力
《中国編》日中両政府がAEO制度の相互承認で合意
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NEWS ROOM
メルカリとヤマトが宅配便ロッカーから発送受付け
日立物流と日立物流ソフトウェアが映像検品装置の特許取得
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湯浅和夫の物流コンサル道場
《第200回》〜温故知新編 第81回〜
トラック業界変革の年を迎えた
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佐高信のメディア批評
亀井静香と志位和夫が『月刊日本』で対談
「是が非でも」の野党共闘は実現するか
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物流指標を読む《第119回》
トラック運賃はこれからも上がり続ける
日通総合研究所 佐藤信洋
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事例で学ぶ現場改善《第185回》
パーツ販売Z社の輸送費削減余地検証
日本ロジファクトリー 青木正一 代表
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The International Society of Logistics
ロジスティクス・システムズ・エンジニアリング
《第3回》LSEを支える管理技術
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Information |
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CLIP BOARD
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●メープルツリーインベストメンツジャパンが神戸で大型物流施設を開発
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●野村不動産が新たな物流施設の形態「カテゴリーマルチ型」推進
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●ジョンソン・エンド・ジョンソンがロボット倉庫「AutoStore」をグループ初導入
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●物流連のモーダルシフト取り組み優良事業者表彰
●バイナルがABBYYと提携し貿易書類のOCR入力システム発売
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●キリングループロジスティクスが「輸送協力会役員会」開催
●パナソニックがクラウドベースで配送の見える化を実現
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●ニチレイグループ主要4社トップが年末記者会見
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●横浜冷凍が茨城・つくばで新センター建設
●ダイワロジテックなどが倉庫稼働データ公開しプログラミングコンテスト
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●UDトラックスが自動運転のデモ走行公開
●郵船ロジスティクスが新たな輸送技術を開発
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DATA BANK
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●国土交通月例経済(国土交通省)
〜物流施設の賃貸マーケットに関する調査〜
関西圏の空室率9.6%で1年9カ月ぶりに10%を下回る
一五不動産情報サービス
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主要記事索引
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編集後記 |
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