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2019年2月号 |
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Cover Story |
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特集 物流企業番付《平成31年版》
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【解説】国際貨物の荷動き拡大でフォワーダー復権
物流業売上高上位2千社を対象に各社の競争力を評価した。フォワーダーの復権が目立っている。輸送キャリア、3PL・倉庫とも好況を謳歌しているが、国際貨物の荷動き拡大によるフォワーダーの成長がそれを上回った。日本国内の輸出入関連事業者の業績も伸びている。
●総合ランキング トップ50社
●当期利益(単独) 上位100社
■注目企業─トップが語る強さの秘訣
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【第4位】
日航関西エアカーゴ・システム 池田泰久 社長
「関西空港の利便性をさらに高める」
関西空港の貨物取扱量増加とシェアの拡大で2018年3月期に過去最高業績を達成した。今期は台風21号による空港閉鎖で大きな被害を受けたが、早期復旧に成功して影響を最小限に留めた。18年6月に空港外に初めて物流センターを建設、今年3月には空港内にECセンターを新設する。
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【第5位】
東札幌日通輸送 大町 勉 社長
「業績、待遇とも北海道No.1を目指す」
日本通運の関連会社として出発したが、経営の自立を果たし、独自のアプローチで営業力の強化を進めている。2018年3月期の連結売上高は164億円、今期は185億円を見込む。11年のM&Aを機に利用運送事業を本格化、それまで22〜23億円で横ばいだった年商を急拡大させている。
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【第12位】
エーアイテイー 矢倉英一 社長
「さらなる成長に向けて大きな決断をした」
一貫輸送の提案営業攻勢によって海上輸送コンテナの取り扱いと通関がともに増加している。次の一手として日立物流との資本業務提携を決断。提携に伴い傘下となる海貨フォワーダーの日新運輸とのシナジーを最大限生かすことで業容の拡大を狙う。
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【第14位】
大友運送 松村豊人 社長
「ビジネスモデルの転換が成長を呼んだ」
オーナー系の実運送会社が試行錯誤の末に、建機・自動車部品の共同物流に光明を見出した。そこに全てのリソースを集中し、先行投資も厭わず組み立てメーカーの工場隣接地にJIT納品用の共同物流拠点を展開していった。以来、生産の海外シフトを逆に追い風にして成長を続けている。
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【第19位】
澁澤倉庫 大隅 毅 社長
「賃貸倉庫を利用して『フロー』で稼ぐ」
国内は飲料や日用雑貨などを中心とした消費財物流が好調だ。自前倉庫にこだわらず、賃貸物流不動産施設をフル活用。倉庫スペースの機動的な拡充によって荷主ニーズに対応し、取り扱いを拡大している。海外は中国を中心に現地国内物流事業の展開を本格化。売上規模を急速に伸ばしている。
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【第20位】
住商グローバル・ロジスティクス 沖廣克也 社長
「新しい切り口でセンター事業を進化させる」
好調な業績の主軸となっているのはロジスティクスセンター事業と液体輸送用物流容器『マキシコン』レンタルサービスだ。センター事業はBtoC特化型の通販物流センターが既存顧客の事業拡張と新規荷主の獲得によって拡大。マキシコンレンタルはインバウンド需要を背景に化粧品関連での利用が急増している。
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【Date】
●総合ランキング50音別索引
●売上高(単独) 上位500社
●グループ売上高 上位50社
●総合ランキング 上位500社
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《海外論文》貨物輸送の未来
──新技術と新思考はモノの動きをどう変えるか
“The future of freight─How new technology and new thinking can transform how goods are moved”
Ted Choe、Jon Woolfolk、Mauricio Garza、Scott Rosenberger
テクノロジーはサプライチェーンに可視性をもたらし、シェアリングは所有権の在り方を変えていく。その結果、モノの動きに関する四つの将来シナリオが見えてくる。ラストマイルの姿は大きく変わる。小売業は、そして物流業は、来るべき変化にどのように対応すべきだろうか。
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Key Person |
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「IoT基盤にシステムを刷新する」
コマツ物流 高橋 康 社長
本誌の「物流企業番付(平成31年版)」で総合ランキングトップに立った。親会社の好調な国内販売の恩恵を受けた。しかし、売り上げや利益の拡大よりグループへの貢献を重視している。外販には目をくれず、5%前後の営業利益率を維持しながら物流エンジニアリングの高度化にリソースを注ぎ込む。
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Case Studies |
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オカムラ物流〈現場改善〉
ピストン輸送車の定時運行に合わせ荷揃え
積み込み車両の待機時間を削減し収益改善
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フーディソン〈スタートアップ〉
水産物のサプライチェーンをITで再構築
自前のラストワンマイルでBtoCにも進出
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Columns |
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物流企業の値段《特別編》
2018年9月期中間
物流企業決算ランキング
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海外トレンド報告
《欧米&アジア編》アマゾンがRFDでの取り扱い面積を拡大
《中国編》円通速逓が世界航空物流ハブ建設に協力
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NEWS ROOM
ウォルマートが「楽天市場」から日本のEC初参入
バイナルとSAPが創業40周年を前に協業を拡大
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湯浅和夫の物流コンサル道場
《第201回》〜温故知新編 第82回〜
ドライバー不足が物流を正常化する
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佐高信のメディア批評
森友スクープの元記者が告発する
アベ友メディア「NAYS」の忖度
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物流指標を読む《第120回》
国内の貨物輸送量は2年ぶりのプラスへ
日通総合研究所 佐藤信洋
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事例で学ぶ現場改善《第186回》
物流会社F社のセンター運営事業参入
日本ロジファクトリー 青木正一 代表
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The International Society of Logistics
ロジスティクス・システムズ・エンジニアリング
《第4回》システムの構築プロセス
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Information |
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CLIP BOARD
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●ニチレイロジグループ本社が「エンジニアリング事業」拡充
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●郵船ロジスティクスが働き方改革を加速
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●CREが国内外で事業基盤拡大に着手
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●きくや美粧堂がロボット導入など物流センターの省力化に邁進
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●みずほ銀行産業調査部が物流業界の展望予測
●JILSが2018年度物流コスト調査の速報版発表
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●日本通運が医薬品物流強化で倉庫4カ所新設へ
●CBREが2019〜20年の物流施設市場展望を発表
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DATA BANK
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●国土交通月例経済(国土交通省)
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主要記事索引
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編集後記 |
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広告索引 |