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2020年9月号 |
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Cover Story |
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特集 3PL白書 2020
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【解説】
環境変化と市場の混乱で明暗分かれる
10年近く続いた3PL市場の成長にブレーキがかかった。伸び率が鈍化、減収企業は3割以上に達している。事業ドメインの違いが各社の明暗を分けている。自動車やハイテク、アパレルなどのグローバル案件が低迷する一方、国内はECの成長が続き、流通センター向けは値上げが浸透、収益が安定している。
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3PL市場規模の推移
2019年度3PL売上高ランキング
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収益性 成長鈍化も営業利益率3%以上が7割超
増収率/営業利益率/収益性傾向
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M&A トラック運送と物流子会社の買収計画増加
M&A計画/M&A対象の割合
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自動化・省人化 先進テクノロジーの導入意欲さらに高まる
物流センターの自動化・省人化投資の実態
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海外展開 ベトナムに次いで中国本土にあらためて注目
海外進出状況・計画
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ビジネスモデル 傭車から自社輸送へのシフトさらに拡大
アセット保有比率と今後の見通し
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【Topic】
新型コロナの影響・対策・エピソード
当面の影響と対策/中長期的な影響と対策/エピソード・意見
新型コロナウイルスが国内3PL各社に与えた「当面の影響と対策」「中長期的な影響と対策」「エピソード・意見」について、各社から寄せられた生の声を紹介する。現場で何が起きているのか、想定外の事態にどう対応しているのか、市場の最前線からの報告だ。
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【Interview】
日立物流 中谷康夫 社長
──非接触型オペレーションへの投資を加速
コロナ禍を受け、自動化投資のスピードを上げる。今年度中をめどに各地の既存施設にパレタイザー・デパレタイザー、ピースピッキングロボット、AGV、無人フォークなどの先端設備を導入していく。ポスト3PLのビジネスコンセプトとして掲げる「LOGISTEED」に向けて業態革新を加速する。
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C&Fロジホールディングス 林原国雄 社長
──「チルド+冷凍」の独自業態を作り上げる
チルド輸送の名糖運輸と冷凍倉庫のヒューテックノオリンの経営統合により、1千億円規模の定温物流会社として2015年に再出発した。自社配送比率は60%以上。物流拠点も自社スタッフで運営している。自前主義は成長に時間がかかる。それでもチルドと冷凍を組み合わせた独自モデルの構築に向けて、わが道を進む。
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大塚倉庫 濱長一彦 社長
──物流のデジタル化を次のステージへ進める
「ID運輸・ID倉庫」をキーワードに進めてきた物流のデジタル化が、ウィズコロナのオペレーションに威力を発揮している。今後、非接触は常態化する。作業指示書に続いて、紙の伝票も電子化される。その変革を先導して「コネクティッド物流」をいち早く実現する。
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【Column】
3PLのアフターコロナを考える
事例で学ぶ現場改善 特別編
日本ロジファクトリー 青木正一 代表
コロナは荷主に物流体制の見直しを迫る。3PLとのパートナーシップも再検討される。3PLの本質は課題の克服であり、「一括受託」と「提案力」がそのキーワードだ。その意味をあらためて問い直し、次のステージを見定める必要がある。先進的な3PLは既に、従来の3PLの定義から踏み出した独自の進化を遂げている。
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【海外論文】
グローバル3PL市場調査2020
“The 2020 24th Annual Third-Party Logistics Study:The State of LogisticsOutsourcing:Results and Findings of the 24th Annual Study”
米ペンシルベニア州立大 ジョン・ラングレー教授ほか
米ペンシルベニア州立大が中心となって1996年から毎年発表されている3PL市場レポートの最新版を抄録した。今回、3PLビジネスが直面する課題として挙げられたのは「eコマース」「不安定な経済情勢」「ドライバー不足」「破壊的技術」「協力関係」の五つであった。
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【Data】
国内有力3PL企業プロファイル
主要48社の最新事業概要と業務領域
日立物流/センコーグループホールディングス/日本通運/日本アクセス/郵船ロジスティクス/近鉄エクスプレス/ヤマトホールディングス/キユーソー流通システム/SGホールディングス/SBSホールディングス/C&Fロジホールディングス/山九/ニチレイロジグループ本社/ハマキョウレックス/日通・NPロジスティクス/丸和運輸機関/トランコム/三井物産グローバルロジスティクス/セイノーホールディングス/大和物流/鈴与/三菱商事ロジスティクス/アサヒロジ/丸全昭和運輸/伊藤忠ロジスティクス/トナミ運輸/丸紅ロジスティクス/日通NECロジスティクス/NTTロジスコ/住商グローバル・ロジスティクス/アサヒロジスティクス/日本ロジテム/富士ロジテックホールディングス/ダイワコーポレーション/日本トランスシティ/プラス ロジスティクス/商船三井ロジスティクス/第一貨物/丸協運輸/新開トランスポートシステムズ/キムラユニティー/三菱ケミカル物流/キリングループロジスティクス/遠州トラック/名港海運/東海運/住友倉庫/OOCLロジスティクス(ジャパン)
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Key Person |
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「フィジカルインターネットを主導する」
ヤマトグループ総合研究所 木川 眞 理事長
インターネットの設計思想を物流に適用する「フィジカルインターネット」の研究が日本でも始まった。ヤマトグループ総合研究所は昨年9月、米ジョージア工科大フィジカルインターネットセンターと、日本における革新的な物流システムの構築に関する覚書を締結、産官学連携の専門研究会を組織して本格的に活動を開始した。
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Case Studies |
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日本精工〈物流拠点〉
流山の新拠点に関東の産業機械向けを集約
外部委託の方針を見直し運営を一部自社化
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Columns |
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物流企業の値段《第154回》
甲斐友美子 いちよし経済研究所 副主任研究員
ハマキョウレックス
3PLは顧客選定戦略の見直しが必要
貨物運送事業と3PLのシナジーに注目
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ビジキャリ ロジスティクス管理2級 対策講座《第18回》
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実録 ラストワンマイル《第18回》
外国人ドライバーの門戸は開くか
青山ロジスティクス総合研究所 代表 刈屋大輔
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海外トレンド報告
《欧米&アジア編》DHLサプライチェーンがAMRロボットを1千台に拡大
《中国編》JDロジスティクスが無人ソリューションの研究開発を加速
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湯浅和夫の物流コンサル道場
《第220回》〜温故知新編 第101回〜
この10年の物流をいま振り返る
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物流指標を読む《第139回》
荷動き指数が示す景気のさらなる悪化
日通総合研究所 佐藤信洋
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国際ロジスティクス学会[SOLE]日本支部報告
信頼性重視保全(RCM)と保全革新
第2回 RCMの概要
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佐高信のメディア批評
安倍政権閣僚は半分が世襲議員
「国民政党」改め「階級政党」に
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Information |
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CLIP BOARD
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●次期総合物流施策大綱の官民検討会が初会合
●MUJINが東京・辰巳のロボットセンター公開
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●千葉・浦安市に10年ぶり大型マルチテナント型物流施設着工
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●大和ハウス工業が2020〜24年度にマルチテナント型物流施設68棟の完成見込む
●国内初、コンビニ大手3社が店舗への商品共同配送実験
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DATA BANK
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●国土交通月例経済(国土交通省)
●デカルト・データマイン 海上コンテナ輸送量実績調査
●賃貸物流施設マーケット動向(2020年第2四半期)
首都圏は引き続き需給逼迫の傾向にあり
シービーアールイー
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主要記事索引
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編集後記 |
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広告索引 |
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